SLやまぐち号・殺意の小京都   作:新庄雄太郎

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そして、下関へ向かった。


第10章 下関

そして、北九州を観光した南と喜子と中郷達は下関へ向かった。

 

「せっかくだから、下関名物のフグでも食っていくか。」

 

「ええ。」

 

フグ料理店

 

「おう、待ってたぞ。」

 

「やぁ。」

 

「そうか、甚ちゃん達は下関の高校卒業して東京へ来たんだよね。」

 

「そうなんだよ。」

 

南と喜子達は甚吾と友人と一緒にてっちりと酒を堪能した。

 

「そうか、南さんは帰るんですね。」

 

と、梨子は言った。

 

「ああ、小倉から明日の新幹線に乗って東京へ帰るので。」

 

「そうなんですか。」

 

「やっぱり、下関と言えば関門海峡とフグだよ。」

 

「どうでした、小倉は。」

 

「ええ、もちろん門司港レトロは最高でしたよ。」

 

「でも、途中で殺人事件に遭遇しちゃって。」

 

「それは大変でしたね。」

 

「それで、どんな事件なんだ。」

 

甚吾は南に言った。

 

「黄金週間の前日に、警視庁管内で警察官襲撃事件が起きてな、犯人は20代から30で以前後の男に襲われて警官が所持していたSW・38口径リボルバーを奪って逃走したんだ。そして、小倉で凶器として使用されたんだよ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「邪魔するぜ!」

 

「ん」

 

「あ」

 

「お」

 

と、1人の男がやってきた。

 

「おいっ、池谷お前会社手放せっ。」

 

「何っ、どう言う事だよ。」

 

「その方がな、メーカーを売りたいって言っててね。」

 

「冗談じゃねぇよ、池谷興産は父ちゃんが作った会社じゃ、そう簡単には手放せないよ。」

 

「それは、どうかな、まぁ、よく話し合うんだな。」

 

そう言って男は、フグ料理店を立ち去って行った。

 

「フン」

 

「何、この人。」

 

「すごく嫌味な感じな男だったずら。」

 

と、花丸は言った。

 

そして、次の日。

 

事件が起きたのは、10時頃であった。

 

「おいっ、パトカーが止まってるぞ。」

 

と、中郷は言った。

 

「本当だ。」

 

「ちょっと様子見てくる。」

 

事件現場

 

「被害者の免許証です、東京在住の瀬島 隆二さん27歳。」

 

「瀬島だって。」

 

「どなたかいね。」

 

「東京の鉄道公安隊の南です。」

 

と、手帳を見せる。

 

「そうですか、私は山口県警の楠田ってちゅうもんです。」

 

「下関中央署の安西です。」

 

と、挨拶をした。

 

「ご存じなんかいな。」

 

「ええ。」

 

「それで、凶器は。」

 

「凶器は、恐らく拳銃でしょう。」

 

「拳銃って事は、やはり強奪された警察拳銃ですかね。」

 

「何、拳銃だと。」

 

「ええ、実は昨日北九州で殺人がおきまして、それと関係しているんではないかと。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

下関で起きた殺人に使われた拳銃は、小倉で起きた殺人と同一拳銃と判明した。

 

「ついに、犯行に使われたのか。」

 

「これで、2件目ですね。」

 

「やはり、やまぐち号で起きた殺人と小倉と下関と関係しているんですかね。」

 

「ああ、それも関連して捜査しています。」

 

と、楠田刑事は言った。

 

 

 

 

 

 




そして、第2の事件は下関で起きた。

凶器は拳銃で、奪われた警察拳銃なのか?
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