暫くして、小倉署の志垣と中丸が到着していた。
「やはり、凶器は拳銃か。」
「ええ。」
「死因は銃殺と思われます。」
「なるほど、それで被害者の身元は分かったのか。」
と、南は志垣と中丸に言った。
「はい、恐らく凶器は拳銃と考えられます。」
「なるほど。」
「それで、身元は?。」
「はい、被害者はおそらく東京の人のようですね。」
「ほう。」
「名前は、坪井典隆と判明しました。」
「ほう。」
「うーむ。」
「あなたは、何か知っているんですか。」
と、中丸は南に言った。
「ええ、実は都内で警察官が襲撃されて拳銃が強奪されたんです。」
「ああ、それも考えられますね。」
そこへ、福岡県警捜査一課の稲本警部がやってきた。
「使用した拳銃は、38口径ですね。」
「ほう、警察や公安隊にもありふれた銃ですね。」
「ええ。」
犯行に使われた拳銃は、警察官襲撃の時に奪ったものと判明した。
「ついに使われたか、警察拳銃。」
「ええ。」
「犯人は恐らく、SL「やまぐち」の事件と関係しているんじゃないかな。」
「その可能性が高いな。」
早速、北九州で起きた殺人は特捜班にも伝えられた。
「はい、公安特捜班、何、北九州で銃撃。」
「ええ、被害者はですね東京在住の坪井典隆という男性なんです。」
「なるほど、一連の警官襲撃と関係しているのか。」
「ええ、我々はその線で調べています。」
「そうか、北九州って事は福岡県警か。」
と、高杉は南に言った。
「ええ。」
「わかった、福岡県警と峡リクして捜査してくれ。」
と、高杉は電話を切った。
「おいっ、福岡県警から捜査協力の要請だ。」
「わたりました、早速小海さんと一緒に捜査してみます。」
早速、高山と小海は聞き込みをした。
「えっ、次の日に下関で友人に会いに行くと言って小倉を観光してたんですか。」
「ええ、まさか北九州で殺されるなんて。」
「なるほど、下関へ行って友人に会いに、次の日に北九州で門司港を観光後に射殺されたと。」
「はい、下関へ行くときは寝台特急「あさかぜ」に乗って下関へ行ったんですから。」
「なるほど。」
早速、高山と小海は高杉に報告した。
「ほう、なるほどね。」
「それで、犯人が使用した拳銃はわかったんですか?班長」
「ああ、犯人が使用した拳銃は1週間前に警官から強奪された拳銃と判明した。」
と、高杉は言った。
「やはり、犯行に使われたのか。」
「ええ。」
「やはり、急行「きたぐに」と長門峡の事件と関係しているんじゃないでしょうか?。」
「それも、考えられるな。」
犯人は、同一人物なのか?