今日も俺は歌いますーユニークスキル【魔術】の性能はイカれてるー   作:さくさくほろほろ

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カクヨムの基準満たして書籍化させるぞぉぉ!
ということで頑張りマッスル
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箕面ダンジョンアタック【その4】

…痛い

オーバーリミットを発動させたことによってステータスが解放され*1、さらに限界を超えたことで強化された*2が…その代償として常に前進が割かれているような痛みが走る。

呼吸をする…のどが痛む

心臓が動く…内臓が痛む

前へ進む…筋繊維が悲鳴を上げ、身体から闘志のように赤い煙…細かく飛散している自身の血液が上がる

『ユニークスキルにハズレはない』

その言葉に噓はないだろう

どのスキルも非常に強力で…便利だ

だが…それ故に代償も非常に大きい

このスキル…オーバーリミットは代償が一番大きいので…ユニークスキルのハズレ枠といえるだろう。

だが…代償があるということは見返りもまた…大きい

今の俺のステータスは全開状態の三倍はあるだろう

そのステータスを利用し…全力でケルベロス…否、メドエポを殴り飛ばした

その勢いにメドエポは思いっきり吹っ飛び、壁にめり込んだ

恐らく視認できてなかったのだろう。奴は防御すらしていなかったのだから

『…は?』

『おい…今の見えたか…?』

『スーパースローでも捉えられてなかったぞ』

『機械が人類に負けた日』

『こいつと一緒にするなww』

「…グルルゥ」

…タフだな、今の一撃で死なないか

仕方ないな

「ほら来いよ、たかが人の子一匹だぜ?ビビってんのか?」

「…ガアァ!」

『草』

『メッチャ煽るやんけ』

『犬っころビビってる?ヘイヘイヘイ!』

『お前それあれの前でも言えるか?』

『ごめんなさい』

『速すぎワロタ』

「…!」

「…!」

コメントに反応を全くしない瑠夏

それは当たり前である

なぜなら、今現在瑠夏はメドエポと超速の攻防をしているのだから

蹴りを放てばカウンターが飛んでくる

それを避わしてそのカウンターをする

それがまたかわされて攻撃が飛んでくる

それはもはやカメラという機会に頼っている人間には見えない打撃となって音と衝撃のみが響き渡り、揺れていた

『なぁにこれぇ』

『魔術師でフィジカルも強いとかこいつマジで何者だよぉ…』

『大阪住みのワイ、揺れててワロタ』

『ファッ!?ここ深層だよね!?』

『そこから地上にも影響が出るって…最早人間やめてるだろこいつ』

『いえてる』

「…もう終わりか?ならばこちらから行くぞ…!」

直後、瑠夏の姿が消え、再び姿を現せた後にはメドエポの後ろに立っていた

即座に振り向き、攻撃しようとするメドエポだったがその瞬間に()()()()()()に打たれまくり、あっけなくひき肉になった

『ファーwww』

『何があってこうなった』

『あっけなさすぎだろ!』

「…オーバーリミット…解除」

オーバーリミットを解除したことにより、瑠夏のステータスは再び封印状態のものに変更されたが、それ以前に瑠夏自身への負担が大きく…倒れてしまった。

瑠夏にとって幸運だったのはここがボス部屋*3であったことだろう

瑠夏は倒れ、意識を失った状態だ。

当然、瑠夏を狙う存在(外国の人間やダンジョンの魔物)からしたら千載一遇のチャンスだっただろうが、ここは深層だ。

誰も来れるわけがなかった

_____________________________________

「アッハハハ!すごいや、まさかあのメドエポを一瞬で倒すなんて思わなかったよ」

嬉しい嬉しい嬉しい…!

「いいねいいね…次こっちに来る時を楽しみにしといてあげるよ」

私の想像以上の原石だが…少々予想外だな

まあいいだろう、だって…

「…おっと、課題を達成できた子にはご褒美が必要だね」

スキルの種…このスキルにしよう

彼にはご褒美になるだろうね

このスキル…『神聖なる加護』はね

*1
前話で()になってた数値

*2
わかりやすく言うなら界王拳

*3
ボス部屋にはボス以外の存在は入ることができない




解説
神聖なる加護
神聖な加護が宿り、『あらゆる異常状態にかからなくなる』
レア度はもはやユニークを超えている

メドエポ
最初はもう少し善戦させるつもりだったが面倒くさくなった作者によってお手軽ハンバーグに替えられた可哀想なワンコ
善戦できてる世界戦だったら瑠夏に致命傷を与えてた

作者
最近寝不足になってきている

彼女の狙いは?(本編進行にかかわります)

  • 瑠夏と会うこと
  • 瑠夏と戦うこと
  • 瑠夏を消すこと
  • すべてを終わらせること
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