今日も俺は歌いますーユニークスキル【魔術】の性能はイカれてるー 作:さくさくほろほろ
そして新たにお気に入り登録してくださったハクアさん、うきゅうさんありがとうございます!
アンケートの攻撃に一票も入ってなくてみんな瑠夏を信じてるんやなぁ…って感動しました。
今回は眠ってる瑠夏視点
ちょっと閲覧注意かも?
「う…あ…?」
俺は混乱していた
理由はとても単純
…つまり
「走馬灯…夢の類か」
となればすべきことは一つ
さっさとこの空間から出る…それだけだ
それだけだ…それだけだ
忘れるな、これは現実ではない
…でも
「…少しくらい、ここで休んでもいいよな…?」
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まず言っておくが、決して瑠夏の精神が弱すぎるというわけではない
むしろ魔術スキルを極められている以上、強いといえるだろう。
だがいくら人外じみた強さを持っていても、彼は
それも悲しい過去を持った
…ここで一つ昔話をしよう
あるところに平凡な一人の男がいた。
彼は運動神経や地頭にこそ恵まれなかったものの、
兄弟は四人、両親の仲も良好だった。
彼の不運はただ一つ…『10年前のダンジョン化に家族が巻き込まれた』こと
その日、彼はちょっとした用事で家を出ていた。
そして用事が終わり、家に帰ると…ダンジョンと化した我が家と近くにあった『人だったナニカ』に群がって貪る魔物たち。
よく見るとそれは…5歳になったばかりの末の妹だった
「あ…ああ…!」
彼は絶望した
どうしてみんなが外に出てるときじゃなかったのだと
彼は激怒した
どうして自分だけのうのうと生きているのかと
彼は…笑った
それはもう
そして彼は…自身の負の感情に身をゆだねた
彼の友人が駆けつけてきたときには、すべて終わった後だった
魔物だった肉塊が
家族だったモノにてをかざす彼が
そして…何かを話してる瑠夏がいた*1
「親父…みんなを守ってくれてありがとうな…母さん…レン…リオン…ツムギ…君らだけでも逃げてほしかった…ごめんな、俺だけが生き残ってしまって…」
その後、彼の家族は当時から無能だった国の政府によって『事故死』と判断され、彼は一時ダンジョンの被害者ということでマスゴミに追いかけられたり、国から殺人犯の汚名をかぶせられて友人が激怒したりしたが…そこは今はどうでもいいだろう。
だがそれによって彼が国や権力を持った人間の言うことを全く聞かなくなった…というのはある
そして自身の家族が死んだ原因となったダンジョンは5人の命を取り込んだせいなのかは定かではないが強大なダンジョンとなった
人々はそのダンジョンを…『箕面ダンジョン』と呼んでいる。
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「…ごめんみんな、そろそろ行かないと」
おれがそう言うと目の前にいる
それを見て胸が痛んだが、俺は
「みんなにもう一度会えてよかった…またね」
といい、この空間から出た。
…出る直前に、「あまり早くにこっちに来ないでね」と聞こえた…気がした
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目覚めた俺が最初に目にしたのは
「グルルゥ…」
「…は?」
目の前に心配してる…であろうワイバーンの顔面と
『あ、起きた』
『メッチャすやすや寝てたな』
『そんなことよりもさっさとそのダンジョンから逃げることを推奨するぞ』
というコメントだった
ってちょっと待て
最後のはどういう意味なんだ…?
解説
親父
中堅会社の役員
運動も欠かしてなかったので中年デブではなくぶっちゃけいってイケメン
最後は家族をかばって魔物三体(ゴブリン二体、オーガ1体)を道連れにしたやべー人
享年45歳
母さん
いわゆる肝っ玉母さんという人だった
最後は子供をかばってオーガのこん棒によって頭を一撃で割られた
享年40歳
レン
次男
中学一年生
足が速く、その足で末の妹を助けようとした
最後は全身を刺されて死亡
享年12歳
ツムギ
次女
末の妹 5歳
何もわからずすでに動かない両親のもとに行こうとしてフォレストウルフに食われて死亡
リオン
長女
何もわからないまま蹂躙され、死亡
享年16歳
フォレストウルフ
初心者が苦戦する魔物
瑠夏の逆鱗に触れた
オーガ
親父と相打ちになった
本来は中級者でも苦戦する
親父…何者?
その他の魔物
消し飛ばした
満
駆けつけた時に瑠夏の自戒の声を聴いて保護することを決意
この三時間ほど後に魔術スキルを聴いて絶対に他人にステータスを見せないように
殺人犯扱いした国の政府と動物愛護団体、マスゴミを心底嫌っている。
動物愛護団体
探索者や事務所にとっては厄介な連中
政府は自分の利益に影響が出てないから何もしなーいと公表した
国民はブチ切れた
瑠夏
多分満がいなかったら心が壊れてた
この時の瑠夏の精神状況は例えるなら東方の闇落ち前の霊夢レベル
つまり容赦なかった。
今は満に危険が訪れたらブちぎれるくらいには満のことが大事
純愛?いいえ友愛です
大事な人の区分
満>>>超えられない壁>>>NITの人たち>>>>超えられない壁>>>>掃き溜め>>ゴミ>>マスゴミ=動物愛護団体=国の政府
作者
執筆作業中に雨が降ってきた
次第に本降りになった
瑠夏の過去の話はもともと上げるつもりだったが三か月前に下書きを作ったときは豪雨になって途中でやめた
次作ることがあったらそれこそ雨が止まらなくなると思う