今日も俺は歌いますーユニークスキル【魔術】の性能はイカれてるー 作:さくさくほろほろ
☆5評価をくださった桶の桃ジュースさんありがとうございます!
アンケート結果見たけど…みんな蹂躙が好きなんだねぇ
「さて、何か言い訳したいことはあるかな瑠夏」
「ないでございます満さん」
「よろしい…ふんっ!」
ゴチンッ!
「いっ…だぁ⁉」
頭が…
「なんで探索者の頭にたんこぶ作るほど強力な拳骨落とせるの…」
「そんなの私が知るわけないでしょ、怒りじゃないの?」
「怒りでそんなの出来たら人間やめてるんだよ!」
怒りで何とか出来たら今この世の中に探索者はいないだろう
「…それはともかく」
あ、あかん満が
「私前に約束したよね?ステータス画面は一種の個人情報なんだから絶対にほかの人には見せないようにって」
「いやでも…あの時はカメラ回ってるの忘れてたし…俺もなんのスキルあるか忘れかけてたから…」
「言い訳しないの!結果としてあんたは世界でも片手で数えるほどしかいない
…どうやら俺のような存在はかなり珍しいらしい
「ちなみに俺以外の複数のユニークスキル持ちは誰?」
「全員アメリカのお抱えの人たちね」
「わおすご」
さすが米国、金に物を言わせてるぜ
「…で、今回は深層でイレギュラーが起きちゃったけど…まだあのダンジョンに潜るつもり?」
「…ああ、あのダンジョンを攻略する…それを成し遂げてようやく前を向いて生きていけると思うんだよ…いてっ」
なぜかデコピンされた
「…馬鹿、頑固なのはいいけど少しは自分の状況を考えなさい」
「俺の状況?」
「あんた今、周りからどれだけ注目されてるかわかってるの?とりあえず雑談配信でもして視聴者たちのガス抜きでもしないと暴徒になるわよ」
「…暴徒?なぜ?」
「
「は?」
満が見せてくれたスマホの画面には、たしかにあの時の自分を映し出している写真が投稿されていた。
その投稿のコメント欄には俺を批判するコメントもあったが…それ以上に今の政権を批判するコメントであふれていた…なんで?
「大方、あんたのアンチが投稿したんでしょうけど…結果として今の政府を批判する火薬になっちゃったみたいなのよねぇ。
『彼が日本を捨てたらどうするつもりだ!』っていうふうに」
「…自業自得じゃね?」
「まあそういうことね」
全く…ん、電話だ
「もしもし」
『あ、瑠夏さんですか?今お時間いいでしょうか』
電話の相手は事務所のマネージャー、大樹さんからだった
「大丈夫です」
「では簡潔にいいます
雑談配信をしてください」
「わかりました」
「…既に満さんから聞いてましたか?」
「はい、どうやら大変なことになってるみたいですね」
「ええ…正直事務所の電話もなりっぱなしで…」
「わかりました、明日にでも配信をしたいと思います」
さて…変なコメントが来なければいいんだけど
大樹
瑠夏のマネージャーをしている、男性
責任感が強く、リンのマネージャーも務めているため多忙
多分今回しか出てこない