今日も俺は歌いますーユニークスキル【魔術】の性能はイカれてるー   作:さくさくほろほろ

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箕面ダンジョンへ

「落ち着いたか?満」

「…はい

「聞こえなかったな…ならもう少し」

「はい!落ち着きました!」

様子がおかしい?何をした?

単純に押さえつけて密着状態で頭なでながら褒めまくっただけだが?*1

今までも何回かこうなったことがあったときにこうしたらすぐ落ち着くのを知ってたからな。

「…瑠夏」

「ん?どした?」

「瑠夏は怨んでないの?…ダンジョンを…政府を」

「…怨んでないと言ったら噓になるさ。

ダンジョンがなかったら俺はあいつらと今も一緒に入れたかもしれない

魔術スキルに目覚めなかったら政府に狙われなくて済んだのかもしれない」

「あ、それは絶対ないから、ユニーク持ってる時点で」

「…」

あの…急にシリアス壊すのやめて…

「…ともかく、今は何も思ってないんだよ、ダンジョンにも、政府にも。

『怨み』じゃなくて『無関心』なんだ」

「…それ、考え方によっては怨みよりやばいね」

否定はしない

怨みの裏には怒りがある。

怒りの裏には関心がある。

だが無関心の裏には何もない。

虚無だ。

「…そう、それで瑠夏、箕面ダンジョンにはいつ潜るつもり?」

「…今から潜ろうと「瑠夏?」ハイナンデゴザイマショウ」

おっと?いま般若が見えたぞ気のせいか?

「今から?マダケガも満足に治ってないのに?」

「だ、だって怪我はどうせ魔術使えば治る「魔力すっからかんなのに?」…そうだった」

そういえばオーバーリミットの代償で『効果が終わると魔力が空になる』んだったな…

「瑠夏…魔力が戻るまで外出禁止ね」

「横暴!横暴だよ満!」

ん?文句あるかな?

「ありません」

「よろしい」

こ…怖い…

メドエポの威嚇よりも断然怖い…

「今なんか失礼なこと考えた?」

「なぜばれ…あ」

瑠夏…三日間は部屋から出さないからね?

「…はい」

断言しよう

ゴブリンキングやエンペラーオーク…ワイバーンクイーンやメドエポよりも…満のほうが一億倍怖い

 

あれから三日が過ぎた

その間にいろいろあった…一緒にふろに入ることになりかけたり*2一緒に寝たり*3

一応俺も男だ

それなのにあの無警戒さ…まったくこの話にタグが増えることになってしまいそうだ

…誰に言い訳してるんだろう

まあ三日が過ぎ、満からも許可をもらい*4俺は箕面ダンジョンに来ていた

まあ今の俺からしたら深層までは薙ぎ払いの要領で進めたが

そして深層に到達し、おれは配信をつける

「深層からこんにちわ、瑠夏だ」

『こんにちわぁぁぁぁぁ⁉』

『配信開始から深層ぉぉ⁉』

『お前ら落ち着けww』

『そそそそうだぞおおおおまえららら』

『全然落ち着けてなくて草』

「なんかごめん…とりあえず回復したから箕面ダンジョンに潜っている」

『箕面ダンジョン好きすぎるだろwww』

『ほかのダンジョンに潜らないのか?』

「今のところはない」

ぶっちゃけ箕面ダンジョン(ここ)より慣れたダンジョンはないからな

「とりあえず今日こそこのダンジョンを攻略したい。ということでコメントはあまり見ないからな」

『大丈夫だ、もんだいない』

『見るだけでも楽しいからヨシ!』

一応解説は挟んでやるか

_____________________________________

「えー、ゴブリンキングです、深層で一番の雑魚です」

「ゴギャァァァァァ!?」

「えー、幼竜(リトルドラゴン)です、雑魚です」

「ガァァァァァ!?」

「バジリスクです、少し厄介です」

「シャァァァァ!?」

「鬼です、結構強いです…ネームドですね、厄介です」

「グオォォォォ!?」

『なあ…』

『いうな、感じるんだ』

『いや無理があるわ』

『一匹でも高位級の探索者が動かないと駄目な魔物が…』

『なんなら最高級の探索者でも相打ちになりかねない鬼が…』

*1
耳元で囁くように

*2
メイドさんが必死に止めてくれた

*3
抱き枕にされた

*4
しぶしぶといった感じだったが




解説
幼竜(リトルドラゴン)
竜より弱い
それ以上に言うことはない

ゴブリンキング
雑魚

バジリスク
流石に目が合うと面倒くさい


普通に強い
二番までの魔術も耐える
…あれ?普通にこいつ硬いぞ?

目次に画像つけました

あとここに褒め殺しくらった満のイラスト出しときます

【挿絵表示】

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