僕と戦争と十二人の守護者   作:私の黒い天使様

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バカテスト

第1問
文月学園で進級時にクラスを決める為に行われる試験は何と言うでしょう。

吉井明久の答え
「振り分け試験」

教師のコメント
正解です。吉井君は去年の学園生活に問題が有りましたが成績は非常に優秀なのでAクラス入りは間違いないでしょう。

島田美波の答え
「振り抜き試験」

教師のコメント
何を振り抜く気か気になる所ですが、日本語が苦手なだけで漢字を間違えたと信じたいです。

須川亮、横溝浩二の答え
「振り逃げ試験」

教師のコメント
貴方達はFクラス確定ですね。


プロローグ

僕は吉井明久。文月学園通う高校生なんだ。

そして今、進級時に行われる振り分け試験へ向けて幼馴染みの霧島鶫姉さんと妹の翔子ちゃんの家で勉強の真っ最中。

 

「明久、大化の改新は何時起きた?」

 

今、僕に問題を出しているのは鶫姉さんの彼氏で僕と翔子ちゃんの幼馴染みの坂本雄二だ。

 

「645年でしょ」

 

「正解だ、流石に簡単だったか」

 

「……あれっ?…私が雄二から教えて貰ってた年号と違う…」

 

「ああ悪い、翔子。あの時は俺が間違えて教えてた、だから覚え直しとけ」

 

「……わかった…」

 

雄二とやり取りをしているのは霧島翔子ちゃん。鶫姉さんの妹だ。

 

「神童も間違う事もあったのですね…少し安心しましたよ」

 

「鶫、止してくれ…俺だって人間だ、間違う事だってあるさ…」

 

「冗談ですよ…私も貴方の言う様に完璧では有りませんからね…特に雄二の前では…///」

 

「そうだな…鶫の裏の顔を知っているのは俺達だけだしな////」

 

そう言いながら雄二から頭を撫でらてるのが翔子ちゃんのお姉さんで雄二の彼女、鶫姉さんだ。

 

「…迷惑」

 

「康太、私達もイチャイチャしてみる?」

 

「…イチャイチャ(ブァッ」

 

「ごめん康太、大丈夫!?」

 

あらら、ムッツリーニったら鼻血吹いちゃった…

今、鼻血を吹いて介抱受けているのは土屋康太。学園内では寡黙なる性識者、ムッツリーニの愛称で慕われている。

理由は悪い意味では無く単に人より想像力が豊かな為に度々この様に鼻の血の華を咲かせるからなのだ。

そして、その介抱をしているのはムッツリーニの彼女の青木佳子さん1年の2学期頃から一緒に居てよくFFF団に追われているのを見ていたんだけど、1年の3学期の終わりに付き合っていたと聞いた時は正直、驚いたよ。

彼女の悪い所はムッツリーニがああなる事を分かっていながらたまにからかう事なんだよね。

 

「おいおい、お主らイチャイチャするのは構わぬが今日集まっている意味を忘れてはおらぬか?」

 

今、翁言葉で注意しているのは木下秀吉で見た目では女の子に見えるけど歴とした男の子で双子のお姉さんの優子ちゃんがいる。

 

「「「ごめん(悪い)スッ」」」

 

秀吉の注意に鶫姉さんと雄二と佳子ちゃんは謝っていたけどムッツリーニは輸血中で話せる状態では無いので手を挙げていた。

そう言えばこんな時一番に注意して来る優子ちゃんが注意に来ないけど、どうしたのかな…?

 

「……ハァハァ…」

 

あれっ…優子ちゃん、何か辛そうだな…

 

「辛そうだけど、優子ちゃん?」

 

「…うん‥大丈夫よ‥明…バタッ」

 

うわっ…優子ちゃんが倒れちゃた…どうしょう…オロオロ

 

「どうしたの?」

 

「鶫姉さん、優子ちゃんが倒れちゃって‥オロオロ」

 

「優子!?」

 

鶫姉さんは優子ちゃんに駆け寄り優子ちゃんのおでこに手を当てる。

 

「凄い熱…翔子!」

 

「……何、姉さん?」

 

「優子が倒れたの、客室を急いで用意して!あとは氷と着替えにタオルを!!」

 

「……分かった!!」

 

「鶫姉さん、優子ちゃんは僕が運ぶよ!」

 

「お願いね、私はお医者様に連絡と雄二達に事情を説明してくるわ!」

 

僕は優子ちゃんをお姫様抱っこで翔子ちゃんに着いて行って取り敢えず客室のベッドへ寝かせた。

それからは勉強処では無くなり勉強会はお開きとなった。

雄二とムッツリーニと佳子ちゃんはそのまま帰宅したが僕と秀吉は優子ちゃんが心配だったので鶫さんに頼んで泊めて貰う事になり振り分け試験にはそのまま学園へ登校する事にした。

秀吉の話では優子ちゃんは普段から無理をしていたらしく風邪を引いてしまったみたいで暫くは安静が必要だそうだ…

でも明日は振り分け試験…優子ちゃん無事に受ける事は出来るかな…………




他にも連載中の身ですが新たに第三作目の投稿を始めました。
他の作品と同様、こちらもよろしくお願いします。
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