僕と戦争と十二人の守護者   作:私の黒い天使様

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バカテスト

第2問
江戸時代には身分制度が敷かれ武士のみが( )を差すのを許されていた。

霧島鶫の答え
「刀」

教師のコメント
正解です、特に問題は有りませんね。

青木佳子の答え
「傘」

教師のコメント
誰でも差せましたよ。

島田美波の答え
「(アキに)トドメ」

教師のコメント
貴女は吉井君と何が有ったのですか?
それにそんな解答をするのは貴女だけだと思います。

須川亮、横溝浩二の答え
「(吉井に)トドメ」

教師のコメント
貴方達もですか…貴方三人は振り分け試験以前に道徳の特別補習を西村先生から受けて下さい。



試験召喚戦争編
第1問 僕と優子ちゃんと振り分け試験


 

文月学園振り分け試験

 

振り分け試験は一般的な私立校より難しいとされてるけど、これなら翔子ちゃんと秀吉は大丈夫だね♪

心配だけど大丈夫かな…?

 

「…ハァハァ」

 

…ん?

 

「……ハァハァハァハァ」バタンッ!

 

…!?

優子ちゃん…やっぱり、無理してたんだ…

……って、こうしちゃ居られない…優子ちゃんを保健室に連れて行かないと…

 

木下()途中退席は無得点扱いになるが構わないな?」

 

「…はい……」

 

僕はこの時、目を疑った…優子ちゃんが倒れたのに保健室にも連れて行こうともしないで何事も無かったかの様に試験官を続けようとしていた。

僕は思わず優子ちゃんに駆け寄り、声を掛けた。

 

「優子ちゃん、大丈夫?」

 

「…だ、大丈夫よ……」

 

「いま、保健室に連れて行くからもう少しだけ我慢してね」

 

「…だ、ダメよ……明久君まで無得点に……」

 

「吉井、早く席に着け、然もないとお前も無得点だぞ」

 

「構いません、さ、優子ちゃん」

 

「分かった…吉井と木下()は無得点と…チッ、私の所からクズ二人のお陰で無得点者を出すとはな……」

 

……エッ?

 

コイツ…イマ…ナンテッタ……?

 

ボクはともかく…優子ちゃんをクズ呼ばわりヲシナカッタカ……?

 

ボクは試験官に立ち

 

「センセイ…イマ…ナンテイイマシタカ……?」

 

「あん、まだ居たのかクズ、さっさとそこのクズを連れて行け目障りだ…」

 

ブチッ!

 

ドゴーンッ!!

 

ボクは、オモワズ…ムシケラヲ、ケリトバシテイタ……

クズ教師ハ教室の壁に打ち付けられた。

 

「き、貴様…教師に対して何て事を……」

 

「ボクは生徒をクズ呼ばわりスル、ゴミムシを教師トハ、オモワナイ…!!」

 

ボクはそつ言ってゴミの頭をケリ壁に押し付けた。

ゴミはそのまま気を失っていた。

さあ、そんな事をしている場合じゃない!

優子ちゃんを保健室に連れて行こう。

 

「……何かあったの…?」

 

あれだけ騒いでいたのにも関わらず、優子ちゃんは何が起きていたのか分かっていないみたいだ…

 

「何でもないよ、ごめんね…今、連れて行くから…」

 

「儂も着いて行くぞい」

 

僕が優子ちゃんを抱き抱え様とした時に秀吉が声を掛けてきた。

 

「大丈夫だよ、僕が連れて行くから…君は必死に努力して来たんだ、此処で無駄にしたらダメだよ」

 

「……しかしぢゃな…」

 

秀吉が優子ちゃんが心配なのは分かるけど、秀吉は僕達と同じクラスになるべく必死に努力を重て来ていた…僕がどうやって秀吉を説得するか考えていると優子ちゃんが口をひらいた。

 

「……秀吉、アンタはこのまま受けなさい…アタシもその努力を知ってるからこそ、無駄にして欲しくない…アンタの努力は無駄にしてはダメよ……」

 

「………分かったのぢゃ、明久…姉上を頼むのぢゃ…」

 

「分かったよ♪」

 

秀吉は優子ちゃんの説得に折れて優子ちゃんを僕に預けてくれた。

 

「さあ…行こうか優子ちゃん」

 

「…ごめんね、明久君」

 

「良いよ、気にしないで…」

 

僕はそう言って優子ちゃんを抱き抱えて保健室に向かった………

 

 

 

 

~ 雄二 side ~

 

明久の奴やるな……

正直、明久がやってなかったら俺が蹴り飛ばしていた所はだけどな…

必死に努力をして来たのは秀吉だけじゃ無く優子も何だけどな……

優子の奴…自分よりも弟の事を考えていたし…

ならば…俺の計画とは少し違う物になるがあいつらの為に俺が踏み台になるとするか………

 

~ 雄二 side out ~

 

 

 

~ 康太 side ~

 

明久……俺は去年、あいつに助けられた……

俺の元の性格が災いして孤立していた所にあいつは光を照らしてくれた…

そのお陰で俺自身、人と接する事が苦手だったが…

その光をくれたお陰である程度は人と話せる様になった。

その中で自分で写真のモデルを頼める様になっていった中で最愛のパートナー佳子とも出会う事が出来たのはあいつのお陰だ……

それならば…俺が出来る事は……このゴミ教師の悪態を白日の下に晒すだけだ………

 

~ 康太 side out ~

 

 

 

 

 

 

 

 

~ 優子 side ~

 

私は気が付くと保健室に寝かされていた。

振り分け試験中に倒れてからはよく記憶に無い……

私は身体を起こすとそこには私の想い人が可愛い寝息を立てていた。

私がこの子が好きになってしまったのは何時の時だったのか…

正直、覚えていない……

この子の天性の魅力なのだろうか…この子の回りには常に笑顔に包まれていた…

誰か困っていれば率先して助けに入っていて何時も感謝されていた……

その為に常にこの子の回りには人で有り触れていた……

しかし…それを快く思わない人達もいる…

そんな人達から彼を守る為に一緒のクラスになれる様に頑張って来ていたのにこれでは本末転倒だ………

 

「…うっ…うぅ~ん……あれっ?」

 

そんな自分に自己嫌悪しているとどうやら彼が目を覚ましたみたいね。

 

「目が覚めた…明久君」

 

「あっ、優子ちゃん…具合はどお?」

この子は…自分の事より私の心配をしてる……

 

「うん、もう大丈夫よ」

 

「そう、良かった♪」

 

「でもごめんね、私が巻き込まなければAクラスは確実だったのに……」

 

私は気掛かりだった。

 

「別に良いよ…確かに秀吉達と揃って一緒のクラスになるたら良かったけど、優子ちゃんだけでも同じクラスになれるって分かってるなら今から楽しみにだから」

 

そんな考えは杞憂だった…彼の常に前向きな答えに私は内心安心した…

そして…Aクラス入りを目指して頑張って来ていたのに彼と同じクラスならそんな事も気になら無くなり、寧ろ彼と同じクラスになれたと言う事に喜んでいた……

 

「もう試験も終わっている時間だし、一緒に帰ろうよ」

 

「そうね…」

 

私はそう言って、これから彼と一緒に過ごす学園生活を楽しみにしながら一緒に下校する事にした。

 

 

 

~ 優子 side out ~




現在連載中の『私と明久との恋模様』にてUAが30,000件を突破致しました。
この場を借りて御礼を申し上げます。
こちらをご存知無い方は是非、読んでみて下さい。

ご閲覧ありがとうございました。
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