僕と戦争と十二人の守護者   作:私の黒い天使様

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バカテスト

第3問
試験召喚戦争中に0点(戦死)した者は終戦まで○○の義務を負う。

霧島翔子の答え
「補習」

教師のコメント
正解です、特には問題は有りませんね。

新野すみれの答え
「鬼の補習」

教師のコメント
鬼と言うのが気になるが…正解だ。

須川亮の答え
「鉄人の補充」

教師のコメント
そんなに貴様が私の補充を望むなら今すぐに補充(補習)をしてやろう。



第2問 僕と彼女達と新学期の朝

桜舞い散る季節に僕達の新たなる学園生活が始まる………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のだが……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遅刻だぁぁぁぁぁぁぁぁ~~!!」

 

僕は目覚まし時計を破壊していたらしく新学期、早々に遅刻の危機に瀕していが……どうやら…僕だけでは無かったみたいだ……

 

「「「「遅刻ぅぅぅぅ~~!!」」」」

 

僕と同様に遅刻しそうな鶫姉さん、翔子ちゃん、秀吉、優子ちゃんが僕の前を走っていた……

普段の彼女達からは想像の出来ないくらいの焦りっぷりだね……

 

「おはよう、鶫姉さん、翔子ちゃん、秀吉、優子ちゃん!」

 

「「「「おはよう、明久…ハァハァ」」」」

 

「みんなどうしたの?ギリギリ何て珍しいね…ハァハァ」

 

「「「「目覚まし時計が壊れていた…」」」」

 

おいおい…どんな偶然?

ここにいるみんなが目覚まし時計が壊れていたってどんな偶然なの!?

兎も角…急がないと……

 

「「「「「急げぇぇぇぇ~!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ハァハァ」

 

「な、何とか…」

 

「間に合ったのぢゃ…」

 

「……でも…ギリギリ…」

 

「早く…振り分け試験の結果を受け取りましょう…」

 

みんな息も絶え絶えだね……

 

「珍しいな…お前達がギリギリに登校するなんて…明日は雨が降るかも知れんなぁ」

 

少しドスの効いた声で校門の前には筋骨粒々、髪型は角刈りの大柄な男性が立っていた。

その男性は『西村宗一』トライアスロンを趣味とし、アマチュアレスリングの心得もある肉体派教師で、通称「鉄人」と呼ばれていて、召喚戦争以外でも点数が「0点」になると「戦死者は補修!!」と叫びながら何処からともなく現れて『鬼の補修』を敢行する事から全生徒から恐れられている、文月学園補習担当の教師なんだ。

 

「「「「「おはようございます、西村先生」」」」」

 

僕達は西村先生に挨拶をした。

 

「おはよう、吉井、霧島姉妹、木下姉弟」

 

「すみません…何故かみんな目覚まし時計が壊れていたらしく…この様な時間になってしまいました……」

 

鶫姉さんがいち早く西村先生に事情を説明した。

 

「ギリギリだが…まだ時間はある、これがお前達の振り分け試験の結果通知だ」

 

「「「「「ありがとうございます」」」」」

 

僕達は西村先生から振り分け試験の結果が書かれた封筒を受け取り、結果に目を通した。

 

 

 

霧島鶫  3学年首席 Aクラス代表

 

霧島翔子 2学年首席 Aクラス代表

 

木下秀吉 2学年   Aクラス

 

木下優子 2学年   Fクラス

 

吉井明久 2学年   Fクラス

 

 

 

「霧島姉妹は流石だな、姉妹二人揃って首席とは…恐れ入ったよ」

 

「「ありがとうございます」」

 

西村先生の労いに鶫姉さんと翔子ちゃんはお礼を言った。

 

「それに引き換え…木下姉は残念だったな……普通に受けていれば姉弟揃ってAクラス入りは確実だったのに……」

 

「気にしないで下さい、学業に専念する剰りに体長管理を怠った、アタシのミスですので西村先生が気に病む必要は有りませんから……」

 

西村先生の言葉に優子ちゃんは余り、気にしないで欲しいと言った。

 

「それに引き換え吉井!お前は木下姉を保健室へ連れて行った事は立派だが…何故、立ち合いの教師まで蹴り飛ばす必要があったんだ!!」

 

「すみません、あの屑教師が優子ちゃんを屑呼ばわりして…気が付いたら蹴り飛ばしてました…アハハ……」

 

「全く…お前は少しは感情を抑える事を覚えないと……まあ、お前の場合は人の為にやっているから強くは言えないがな…」

 

西村先生のお説教に僕は苦笑いをするしか無かったが西村先生も僕の性格を良く理解していてくれて余り強くは言っていなかった。

そして僕が蹴り飛ばしていた教師は試験中の目撃者や僕の友人達の活躍で僕は不問とされて優子ちゃんを屑呼ばわりした教師は教員免許は剥奪されたそうだ……

 

優子ちゃん達はこの事を知っていたからこの場では何も言われなかったが…

振り分け試験後に雄二から知らされた鶫姉さんや翔子ちゃん、熱で倒れていて事情を覚えていなかった優子ちゃんからこっぴどく怒られていたのは言うまでも無い…

 

 

「兎も角だ、霧島姉は最後の学園生活を霧島妹と木下弟は更に学業に磨きを掛けて楽しむ時は楽しむ様に、木下姉と吉井は努力を怠らなければ来年はAクラスだ、各自学園生活を楽しんでこい!!」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

キ~ンコ~ン♪カ~ンコ~ン♪

 

予鈴だ…

 

「それでは西村先生、私達はこれで失礼致しますわ…」

 

僕達は鶫姉さんに続いて西村先生に挨拶をして自分達のクラスへ向かう事にした……




更新が遅れている割に短くてすみません。
現在連載中の他の作品も更新が滞って誠に申し訳ないです。
近日中には更新を再開したいとは思ってはいます。

実に簡単で有りますがご閲覧戴きありがとうございました。

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