○○を救う魔法。   作:黒歴史メーカー

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初めまして、黒歴史メーカーです。
今年リリカルなのはを初めて見て、そこからアニメ全話と映画と漫画版一期とマテ娘…
とにかくはまったので初めて小説書いてみました。
拙い文章で読みにくいかもしれませんが、良ければ楽しんでいってください。


零章 今につながる昨日
悪夢


ちいさな赤子が泣いている

背の高い男女が赤子を抱いてなにかから逃げている。

「〇〇〇!」

どれだけ逃げても最後はなにかに襲われ男女は倒れ、なにかを叫んでいる。

「あ……け……にげ…」

 

残された赤子はないている

いつもと同じ夢

 

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またこの夢か、、、、

自分でも驚くほど低い声を出し体を起こす。

 

「ユート、またうなされてたのか?」

 

心配そうな顔をしながら大男が顔を覗き込んでい来る

 

「伯父さん、いつものことですから、気にしないでください。」

この人はガーメル・クロスフィア。古代遺跡の発掘兼研究をしている。自分の母親の兄らしい。

「そうはいってもな…お前さん毎度のことながらひどい顔じゃぞ?ほれ…これで顔を拭きなさい」

わたされたタオルを手に取り顔を拭う

水で濡れたタオルはひんやりとして寝ぼけた頭をすっきりとさせる

 

「ありがとうございます。すぐに朝ごはんつくりますから」

 

「いつもすまんの…そういえば、ハラオウンの所の坊主から手紙が来ておったぞ」

 

「クロノから?」

 

伯父から手紙を受け取り早速読んでみる。

クロノさん、本名クロノ・ハラオウンは三歳年上の仲良くしてくれる兄弟のような存在だ。

 

「手紙にはなんと?」

 

「とくに変わった内容はありませんよ…最近の調子とか、魔導師としてなにしているかとかですよ」

 

「あの坊主が魔導師ねえ…わしには突っかかってくる小童だった覚えしかないが…」

 

クロノさんは、世話焼きな人だ。正直、世話を焼かれる側の人間としては過保護すぎてなんだかいたたまれない…

とはいえ、両親・友人もいない自分によく遊んでいてくれた恩人だ。

 

ここ数年は魔導師としての修行をすると聞いてからしばらく会ってない。

手紙を読んでいると、一つ気になる文があった。

 

ーーここから先はガーメル調査長には、秘密にすること

(伯父に知られたくないこととはなんだろう…?)

 

正直、クロノさんが隠し事など想像できない。

自分が伯父にしている隠し事ならクロノさんがしっている限りでも両手では数えきれないほどあるが…

 

「どうしたんじゃ?難しい顔をして」

 

「いえ、なんでもないですよ。それより、ごはんすぐ作りますから待っててくださいね」

 

まあ、手紙のことよりも先に自分の仕事を終わらせよう。

とりあえず朝食とお弁当を作ろう…

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「…ふむ」

 

甥がなにか隠し事をしている

仕事仲間からはとある管理外世界のことわざであるがめついという言葉をとってガメ爺といわれている儂はそこそこ人のウソを見抜くことが得意であると自負している。

 

家族をなくし、一切笑わなくった妹の子を引き取ってからはやくも5年

この子は誰にも心配かけまいと様々な努力をしてきた。

 

未だ絵本やアニメをみて遊ぶ年齢にも関わらず仕事で家を空けることが多い儂に心配をかけまいと料理・洗濯などの家事を学び、いまではこの家のことは誰よりも知っている。

 

わしがいない間こっそり魔法の練習をしていることも知っている。

ハウラオンの坊主は、儂のことを仕事にかまけて弟分を放置している爺にしかみえないだろう。

 

(だが、儂が家にいるほうがこの子は休まらないだろう…)

この子は親の無償の愛を知らない。

 

故にこの子は自分が何もしなければ家を追い出されると考えている。

聡い子供だが、常識が偏っているところがある…いつか血の繋がりがある儂が家族とはどういうものなのかおしえてやれればよいと思っているが…

 

「伯父さん、ご飯ができましたよ。あとこれ、お弁当です。」

 

香ばしい匂いがキッチンから流れてくる。

振り返ると、テーブルには色とりどりの料理ときれいに包まれた弁当がおかれている。

 

「相変わらず手際よいの…では、召し上がるとしよう」

 

「はい、めしあがれ。」

 

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「うむ、また腕をあげたな。」

 

「そう言っていただけると作った甲斐があります。」

 

会話しながら食器を下げる。物心ついたころからやっている作業は大人にも負けないスピードでできると自負している。

いつもと同じ作業。いつもと同じような会話。

 

伯父には言わないが自分はこの変わらない日常がすきだ。

親を亡くした、笑わない子供を親戚は薄気味がってたらいまわしにした。

そんな自分を引き取ると言ってくれたのが、長期の調査から帰ってきた伯父だった。

それから伯父は両親のことや、遺跡のことなど色々なことを教えてくれた。今思えば、子供に教えるには少々早すぎる知識が多かった気がするが…

 

ともかく、衣食住すべてを無償でくれた伯父には感謝しかない。

いつか、、必ず恩返しがしたい。

そう考えているとインターホンが鳴った。

 

ーー僕が出ます。

 

そう伯父に伝え、玄関に向かう。

 

「はい、どちらさまでしょうか?」

「久しぶり、だな」

 

玄関前に立っている人影に声をかけると聞きなれた声が返ってきた。

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