E組を卒業した殺し屋のトリガーオン   作:草柳燈真

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原作一年前です。
言葉遣いおかしかったらすみません。


1話

影浦雅人side

 

この日影浦隊発足のためにボーダーのある一室に数人が集まった。殴り合いした仲である同級生の北添尋、意気投合して誘ったオペレーターの仁礼光、そして光が勧誘してきた入ったばかりだがスナイパーとして高い技術を持つ絵馬ユズル。隊長の俺を含めてこの4人だ。今は創ったばかりのこの隊について話し合っている。

 

「なーなー隊員もう一人入れることができるがどうすんだ?誰か誘うのか?」

「うーんそこら辺は悩むね〜。ここにいる皆はカゲに怯えないからいいけど相性があるからね。」

「俺はそこら辺気にしないから別にいいけどギスギスするのは嫌かな...。」

「でもよ〜。全員頭が良いっつ〜わけじゃないんでぞ!作戦考えたりはどうするよ!」

「でもほら。カゲのサイドエフェクトがあるし。」「不良だしな!」「目つき悪いもんね。」

 

こいつら全員好き勝手言いやがって...。だがあと一人隊員か...。

 

「カゲは誰か誘いたい奴はいんのかよ?」

「一人候補がいなくもないが...。」

「マジか!」「カゲさん話せる人いるんだ...。」「カゲに友達が増えて尋さん嬉しい...。」

「話せる奴ぐらいはいるはクソが!テメーら後で覚えとけよ...。」

 

あー、今あいつはあそこに居たっけか。まーいんだろ。

 

「それでそいつはどんな奴なんだカゲ!」

「説明するより直接会った方が早いだろ。行くぞ。」

「どこに行くの?」

 

 

「お好み焼き影浦だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいまsって、なんだ雅人か。どうしたんだ?今日は遅くなるはずだろ?」

 

お好み焼き影浦の扉を開くとエプロンを身に着け店員姿に身を包んだ青年が店の中を忙しく動き回っていた。

 

「あ〜、お前に用があったんだよ。シフトはいつまでだ?」

「…何か大事なことがあるみたいだな。少し待ってろ。早めに切り上げてもいいか頼んでくる。」

 

目を細めて俺の後ろの奴らを見てから奥に向かっていった。あいつはババアに気に入られてるからすぐに来るだろ。それより今は...。

 

「おいカゲ!今のはだれだ!?」

「見た感じ年齢は同じくらいだったけど...?」

 

光とゾエが俺に向かって話しかけてきてるが、ユヅルは目を見開いて驚いた表情で「カラスさん、此処で働いてたんだ...。」って呟いたのに今度は俺が驚いた。

 

「ユヅルは鴉(クロウ)のこと知ってんのか!?」

「うん。入隊した日が同じでスナイパー同士だから結構アドバイスもらってて仲は良い方だけど、此処で働いていろのは知らなかった。」

「あいつは中学の時から別の市に引っ越してたらしいが、一年前から帰ってきてアルバイトで此処で働いてんだよ。」

「でも学校では見たことないよね。」

「あいつは荒船と同じ六頴館だ。クラスも同じらしいしな。ボーダーには入ったばっかしだ。」

「ん?そういえば名前はどっちなんだ?カラスか?クロウか?」

「クロウだ。カラスの方はあだ名だな。鴉(からす)でクロウなんてキラキラネームだろ。分かる奴が少ないから年下の奴とかにはカラスっつてんだろうよ。」

 

そんなことを話してると変な感情が複数刺さってきてそっちを見ると光はニマニマと見てきて、ゾエとユヅルは微笑ましいものを見るような目で見てきてた。

 

「なんだよ。」

「いや〜。カゲはあまり他人のこと話そうとしないからこんなに話すなんて珍しーと思ってな〜。」

「カゲがこんなに楽しそうに話すなんてね〜。」「何か理由があるの?」

「...チッ。あいつはうっとおしい感情を刺してこねぇんだよ。なんか文句あんのか。」

「「いや〜?別に〜。」「良かったじゃん。」

 

チッ。面倒くせえ。んなこと話してると鴉が店の奥から戻ってきた。

 

「待たせたな。それでどんな要件だ?ユヅルと雅人がいるからボーダー関連だとは思うが。その前にそっちの2人は会うのは初めてだな。墨田鴉(すみだくろう)だよろしく。」

「仁礼光だ!光でいいぞ!よろしくな!」

「北添尋だよ。ゾエって呼んでね。同い年だし仲良くしようね。」

「ああ。よろしく頼む。それで話ってなんだ?」

「単刀直入に言う。お前に俺達がこれから創る隊に入って欲しい。頼む!」

 

俺が頭まで下げて頼み込んできたことに驚いた顔でこっちに聞いてきた。

 

「...なぜ俺なんだ?他にもスナイパーは色々いるだろう。」

「俺達は別に頭が良いわけじゃねぇ。鴉、お前賢いんだろ。荒船から聞いた。それに...。」

「それに?」

「お前、スナイパー以外のポジションもできんだろ。」「「「えっ!?」

 

ゾエ達は驚いているがそれとは真逆に鴉は口角を上げて「フッ」って笑いやっがた。やっぱりな。

 

「参考に聞いとこうか。どの辺りで気付いた?隠していたつもりなんだが。」

「んなもん勘だ。勘。初めて会った時からできるんだろと思ってた。」

 

そう言うとぽかんと口を開けた後に大爆笑しやがった。別に悪いかよ。

 

「ははははははははははっ!まさか勘だったなんて!」

「チッ。悪かったな勘で。」

「ははははっ!笑ったのは悪かったからそう拗ねるな。」

「拗ねてねえよ!テメエらも変な感情刺してくんじゃねぇ!!」

 

こいつらうっとおしい感情刺してきやがって。

 

「別に勘が悪いことじゃねぇよ。当てられたのは驚いたが、直感ってのは馬鹿に出来ねえもんだからな。それより隊に入るかどうかだったよな。」

 

すると真面目な表情になって空気がピリついたような感じになって、それに気付いた奴らも真面目な表情になった。少しして表情を柔らかくして少し微笑んだのと同時に空気も穏やかになった。

 

「当然断る理由もないな。これからよろしくな。ゾエに光、ユヅル。そして、雅人。」

 

そう言うのと同時にわっ!と声が上がって全員笑ってた。

 

「これからよろしくね。ゾエさんそこまで作戦考えたりするの得意じゃないから頼もしいよ。」

「ああ。よろしく。作戦を考えるのは得意だったからな。善処しよう。」

「よろしくな〜。な〜な〜頭良いんだろ!勉強教えてくれよ。テストの時本当に大変でさ〜。」

「いいぞ。その代わりに平均点は超えるようにしろよ?第二の刃は磨いておいて損はないからな。」

「カラスさん射撃の腕も良いけど捕捉&掩蔽訓練の成績良いよね。これからも教えてもらっていい?」

「もちろんだ。マッピングのコツと気配と殺意の消し方を教えてやる。」

 

鴉はすぐに隊員と馴染んで楽しそう会話している。すると急にこっちを向いて手を差し出してきた。

 

「雅人、いや影浦隊長。改めてこれからもよろしくな。」

「別にこれまで通り雅人でいい。よろしく。他の隊の奴らに一泡吹かせてやるぞ。」

「ああ、もちろんだ。」

 

手を握ってお互いにやっと笑い合った後に吹き出して笑いあった。

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