理不尽な世界で生きる意志を貫く   作:毘沙死狂騒曲

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福音との対決、不測の事態

前回のあらすじ

臨海学校のビーチバレーでミズチをサンドバッグに…

 

 

臨海学校2日目。

俺やマドカのような専用機持ちはISの各種装備試験運用とデータの収集を行う。

正直ジャスティスの試験やデータ収集をしたかったが、まだ輪廻以外には見せたくないのであきらめた。

輪廻はもうバレてるからいいけど…

周りを見てみたけど結構みんな自由にやってる。

 

悠はバスターガンの試し打ちを、ウルタールはファンネルの操作を、オーガスはソードメイスをぶん回して、降人はグラストロランチャーの射撃を、スウェンは350㎜ガンランチャーと94㎜高エネルギービーム砲の射撃を、ミズチはロングビームサーベル「ハワード」をぶん回して、阿久根はゲルググメナースの強化ビームライフルの射撃を、輪廻はなんかブルーフレームでアーマーシュナイダーをストライクみたいに持ってた…尊はウルタールみたいにエスカッシャンの操作をしていた。

 

 

アラン「…なんで俺のイージス…自爆装置外れないんだろ…?」

 

 

マドカ「またダメだったのか?」

 

 

アラン「あぁ。何をやっても取れないんだ…」

 

 

なんかの伏線になったりしないよね?ね?

そんなこんなで過ごしてると上から人参が降ってきた。

 

 

アラン「…(´・ω`・)エッ?」

 

 

マドカ「なんだ…あれは…」

 

 

尊「あれって…」

 

 

輪廻「…」

 

 

そして人参が砂浜に着陸すると中から不思議の国のアリスのようなエプロンに機械のウサ耳を付けた女性が出てきた。

 

 

マドカ「あいつは…‼」

 

 

尊「あの人って…‼」

 

 

どうやらその女はISの生みの親である篠ノ之束らしい。

わーすごーい。

んでその束は妹の篠ノ之箒に専用機を渡したりマドカや尊と話してた。

わ、なんかこっち来た。

 

 

束「君がエムちゃんの彼氏くん?私は天才束さんだよーよろしくね!」

 

 

アラン「ども…アラン・ザスレイです。」

 

 

束「じゃあアーくんだね~。」

 

 

束は俺の両手をつかんでブンブンと大きく握手するとまたどこかに行った。

本当にこの世界は自由人が多いな…

 

 

真耶「お…織斑先生!大変です!」

 

 

突然慌てた様子の山田先生が駆け込んできた。

何があったのか…

2人はなんかゴニョゴニと話してる。

 

 

千冬「全員、注目!諸事情により、今日のテスト稼働は中止になった。各班はISを片付けて旅館に戻ること。連絡あるまで各自室内待機とする。以上だ!」

 

 

あれま…なんかヤバいことにでもなったのだろうか…

そしてなぜか専用機持ちは呼び出された。

 

 

千冬「では、現状を説明する。2時間前、ハワイ沖で試験稼働中だったアメリカ・イスラエル共同開発の軍用IS『銀の福音』が暴走、監視空域より離脱したと連絡があった。」

 

 

アラン「…‼」

 

 

マドカ「…」

 

 

全員が全員、厳しい顔をして座り込む。

状況の深刻さがわかるのだろう。

 

 

千冬「その後、衛星による追跡と進路予測の結果、福音はこの花月荘上空を通過、本州内陸部を目指していることが分かった。学園上層部からの通達により、我々がこの事態の対処に当たることとなった。」

 

 

実力があるとはいえ学生にやらせるとか…

頭沸いてんのか…

そして話は進み、結論は一夏と箒がメイン、他の専用機持ちは待機してサポートすることになった。

俺とマドカが位置について作戦が始まり、一夏と箒が銀の福音と接触した時だった。

 

 

セニング「また会ったね。幼馴染。」

 

 

アラン「はぁ⁉セニング⁉」

 

 

マドカ「なぜお前が…」

 

 

セニング「申し訳ないけど任務でね…」

 

 

エールストライクを展開したセニングがそこにいたのだ。

セニングはそう言うと高エネルギービームライフルで俺とマドカを撃ってきた。

俺とマドカは紙一重で回避する。

 

 

アラン「うお⁉」

 

 

マドカ「チッ!」

 

 

俺は四肢のビームサーベルを展開してセニングと接近戦になだれ込む。

セニングはビームサーベルを取り出して応戦する。

 

 

マドカ「アラン…セニング…」

 

 

アラン「マドカ!お前はそこで待機してろ!万が一のために先生たちに報告しといてくれ!」

 

 

マドカ「…‼あぁ、分かった!」

 

 

セニング「ハァ!」

 

 

アラン「ガッ!」

 

 

セニングの斬撃が俺の胸部を捉える。

そして次の瞬間、思いもよらないことが起こる。

 

 

アラン「あぁ…なんだコレ⁉」

 

 

突然、イージスがピーピーと音を鳴らす。

それと同時に俺の操縦が効かなくなり、勝手に変形していく。

 

 

セニング「アラン⁉」

 

 

アラン「なんか操縦効かないんだけど⁉」

 

 

マドカ「なっ⁉」

 

 

そして変形したイージスはそのまま戸惑っているセニングをがっちりホールドする。

 

 

アラン「おいおい…まさか…それだけは勘弁だぞ…」

 

 

セニング「アラン…?」

 

 

俺の目の前で、勝手にテンキーで2887と打ち込まれていく。

俺は最期を悟り、マドカに話しかける。

 

 

アラン「マドカ…」

 

 

マドカ「アラン…?」

 

 

アラン「悪い…愛してる!」

 

 

ドガァァァァァァァァン‼

 

 

次の瞬間、俺のイージスはセニングを巻き込んで自爆した。

 

 

マドカ「あ…ぁ…アラン‼」

 

 

 

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