理不尽な世界で生きる意志を貫く   作:毘沙死狂騒曲

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自分からすべてを奪った者

前回のあらすじ

クラス対抗トーナメントに乱入してきたのはダガーLとストライクだった。

 

 

山田「本日はこのクラスに転校生がやってっきます。しかも2人です!」

 

 

「「「「「えぇぇ~~~~⁉」」」」」

 

 

山田先生の言葉にクラス中が驚いた。

なんだってこうも学期の節目でもないのに転校生がやってくるんだ…

 

 

山田「それでは入ってきてください。」

 

 

すると教室の扉が開き2人の生徒が入ってきた。

そのうちの1人を見た瞬間、俺の中に眠っていた殺意が一気にあふれ出した。

そう。俺の家族を殺した銀髪チビがいたのだ…

 

 

アラン「あいつは…」

 

 

マドカ「アラン、落ち着け。変な気は起こすな。」

 

 

アラン「分かっている…」

 

 

マドカが俺を制した。

しかしなぜこうもこの学園には憎たらしいドイツに関わった連中が勢ぞろいしてるんだ。

別にミズチやウルタールが嫌いというわけではない。

そこまで見境がないわけじゃない。俺の標的は今までもこれからもあの銀髪チビだけなのだから…

そんなことを思っていると銀髪チビは一夏のほうに歩きなんと一夏の顔をひっぱたいたのだ。

あいつ…また罪のない人を…どうやら反省の色は無しということでいいようだな…

 

 

アラン「あいつが何か問題行動を起こしたら…俺がヤる。」

 

 

マドカ「…わかった。」

 

 

アラン「悪いな、マドカ。俺の個人的な復讐に付き合わせて…」

 

 

マドカ「問題ない。お前と一生を添い遂げると決めたからな。」

 

 

アラン「しゅき。」

 

 

マドカ「私もだ。」

 

 

よくよく考えたら俺って…めっちゃ女たらしじゃない⁉

まぁそれだけ愛したいと思える女性が多いということで…

 

 

その後、織斑先生の授業で一夏がラッキースケベをし、セシリアと鈴は山田先生にぼこぼこにされた。例の銀髪チビはウルタールとイチャイチャ…いやあれは銀髪チビが一方的に好意をぶつけているだけか。

そして大々的にタッグトーナメントの告知がされた。

俺がそのポスターを見ていると意外な人物が誘ってっ来た。

 

 

ジェーン「アラン君。もしよければ私とタッグを組んでいただけないでしょうか?」

 

 

アラン「え?俺と…?俺は別に構わないが…」

 

 

あとからマドカに何されるか…

 

 

ジェーン「ありがとうございます。」

 

 

ジェーンはにっこりと笑って去っていった。

 

 

アラン「…接点あったかな?」

 

この後マドカにしごかれたのは言うまでもない。

しかもマドカはこのことをスコールとオータムにもチクりやがった…

次回、アラン死す。デュエルスタンバイ!

 

 

と冗談はここまでにして、なぜか俺は学園の警備員ことアドオルフさんと話をしていた。

 

 

アドルフ「アラン君…君のことはウルタールから聞いたよ。」

 

 

アラン「もしかしてアドルフさんも軍の犬ですか?」

 

 

アドルフ「言い方に怒りを感じるが…まぁ当然か。私はラウラのお目付け役として警備員という名目でここに来た。だからラウラ達シュヴァルツェ・ハーゼが君のご家族の命を奪ってしまったことを謝罪させてほしい。」

 

 

アラン「…で?命令されただけだから許してほしいとでも?」

 

 

アドルフ「そのようなことをいうつもりはない。といえば嘘になるが…」

 

 

アラン「分かってたさ…。命令されたことを実行しただけ。本人たちも知らなかった。罪の意識はある。」

 

 

アドルフ「…⁉」

 

 

アラン「ふざけるな。それがアンタらが許されるべき理由で…俺が潔くあきらめる理由になるとでもいうのか。」

 

 

アドルフ「…」

 

 

俺の言葉にアドルフさんは黙ったままだった。

 

 

アラン「…殺しはしません。ただ、ぶっ潰す。」

 

 

俺はそれだけ言い残して去っていった。

 

 

 

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