覗き窓   作:わど〜

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初投稿です。

どうも。わど〜と申します。よろしくね。

特にストーリー性もない1話完結の小説にする予定です。
こういうのも書きたかったし、というか結構前に思いついたアイデアがず〜〜っと燻ってたからそれを今回消化したかった。

妄想をかなり多く含みます。ある程度筋は通っているとは思いますがお気をつけください。


工房の窓

都市の南部、V社の裏路地。そこに私たちは居を構えてる。

居を構えてる…って言っても、結構いろんなところに飛んでいったりするんだけど。

材料を手に入れるため、作品を届けるため、あとはたまにある外勤のため……

工房って言っても、皆が思うほど工房だけに入り浸ってはいない。

まぁ……そりゃあ工房で作品をいじくったり、新しいアイデアを形にしたりする方が好きな人が工房に所属するものだけど。

 

あと、外勤に関しては、私たちはあんまりしないからそこも訂正しないとね…

外勤の目的は主に3つ。

1つはお金。これは単純だね。あとは作品のテストを兼ねたりもする。最後に、作品の出来を人に見せる機会でもある。仕事の出来が良ければある程度いい評判が広まってお客さんが増えたりもする。

 

私たちには、それが必要無い。

なんせ私たちはあのリウ協会南部支部、専属の工房だから!

リウ協会専属だ〜っていうだけでかなりの宣伝になるし、そもそもリウ協会以外から確実に一定数の依頼を貰えて、それだけでかなりの報酬を貰えるから宣伝の必要性も他の工房より薄いんだ。

 

それでも、リウ協会以外からの依頼も来る。

それに工房に直接武器を選びに来るお客さんはリウ以外の方が多いんだよ!

まぁ、リウに入れば武器が支給されるからってのもあるけど。

それでも自分で選びたいこだわりの強い人は居るよ、そういう人が昇りつめたりするんだよね。

 

武器っていうのはフィクサーが都市で生き残るために最も重要な物の1つだ。

もちろん武器を使わず身体強化と技術だけで戦う人もいるけど、それでもやっぱり武器を握ったほうが安心できる人の方が多い。

自分が握る物であり、人によるけど一生使い続けることも少なくない武器は、自分の手に合ったものでなくちゃね。

 

それでも勘違いしないでほしいのは、支給された武器が悪いとは微塵も思ってないってこと。なんせ私たちが腕によりをかけた最高の武器だからね。性能が良く使いやすいからこそ量産されて支給されるってもんだよ。

それに、大人数が統一された武器を使うのはまた意味がある。武器が心を繋ぎ、統率感を生み、統率感は自信と安心感を与える。 戦場においてそれは大きな効果を発揮することもままある。

 

話がそれちゃったなぁ、リウの話だったっけ?

南部リウ協会が使う武器は剣と籠手が主流。もちろんどっちも炎 を纏ったウチの自慢の製品!

それ以外にも、部長クラスの人が青竜偃月刀を使うことも多い。というより、部長クラス以外はあまり持つことがないんだ。装飾が多く、派手で威厳のある青竜偃月刀は部長クラスの権威を表すのにもってこいだからね。

逆に言えば、部下が青竜偃月刀を持つと部長の権威が下がると捉えられかねないからか部長以外にはほとんど使われない。

派手な分値段も張るけど、それも部長クラスしか持てない理由の1つでもあるね。

 

さて、リウはこんなもんだけど、もちろん私たちもリウのための武器しか作っていないわけじゃないよ!

むしろ最近はみんな好き勝手やって試作品の片付けが大変で…ああ、ごめんぶつくさ言っちゃったね。

そう、私たちは試作品を作ってアイデアや技術を試したりするんだ。もちろん、大抵の工房は似たようなことをやってると思うから、知ってるだろうけどね。

最近良くできたのだと……ああ、これ!このレイピアかな。

 

センクの武器を参考にしたんだけど、細くて小さめだから炎を出す機構をどこに埋め込もうか迷ってね〜、結局空間拡張技術まで使って無理矢理詰め込んだんだけどさすがに値段がとんでもないことになりそうなからボツになって…でも性能はいいんだよ!レイピアの得意な突きに内部から炎を流れ出させる機構が合わさって突きを繰り出すごとに相手の内臓を傷つけるってコンセプトでね、相手の体内に炎を注入するって試みは初めてだったんだけど思ってたよりかなりしっかり注入されたから予想より内臓に対する被害が大きくて…工房の代表としてここまで嬉しいことって中々無いよ!ただ、やっぱり値段が問題で…それさえクリアできれば本当に工房に並べたいくらいの出来なんだけど、やっぱり空間拡張技術は値が張るよ、どうにかできないか……

 

…ああ、熱中しすぎた。今から仕事があるんだよっ……と。

さっきのレイピアも、どうやって性能を把握したかって言うと、やっぱり外勤なんだよね。

さんざんリウ専属って語っておいてなんだけど、やっぱり製品の性能の把握と改善のためには実践で試すのが1番だよ。

だから、どんな状況だったとしても定期的に外勤には行くようにしてる。

 

「さ、仕事行くよ〜皆。」

 

所属の子たちに声をかけて、武器を最終チェックして、それじゃあ、行こっか!




今回の妄想ポイント
・協会に専属の工房がある
→協会の武器統一されてるけど全部同じ工房なのかなって思いついてからずっとこれが書きたかった!
・外勤の目的
→もっと他にもあるかもしれないしもっと単純かもしれない。
・支給された武器がどうこうの下り
→完全に妄想。多分プロムンくんはそんなもん知るかって感じだと思う。
・青竜偃月刀の下り
→上に同じ。

妄想多すぎる……でもこれが楽しいんだ。
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