キヴォトスの一角に響く轟音、光と音が次々に鳴り衝撃波が瓦礫を吹き飛ばす
その中心にいるのはある少女と少年
長い白髪、深い紫色の瞳を揺らしながら自分に相対する相手に紫色の弾丸を愛銃 イシュ・ポシェテから飛ばし続けるその少女は空崎ヒナ
風紀委員の長である三年生。
そして彼女の真正面にいるのは少女のような少年のような中性的な顔と黒髪を持ち空崎ヒナと同じ紫の瞳を持つ
海神(わだつみ)ユウ
同じく風紀委員に所属する二年生である。
、、、しかしやっぱ強いなヒナさんは ずっと防御に徹さざるを得ない
でもその間にも体力が削られて限界が来る
「⋯そろそろ仕掛けるか」
刹那、ユウが踏み込み一気にヒナの懐に潜り込む、、前に彼女の銃弾が当たる。
普通だったら倒れるところだがここはキヴォトス、ヘイローを持つ生徒たちが過ごす学園都市。
当然彼もヘイローを持ち銃弾には耐性がある。
、、、とはいえ流石にきついな 何回目だ? けどここで止まるわけにもいかねぇ!
そのまま押し切りなんとかアサルトライフルを構え発砲する。マガジン内から弾が消えると同時に距離を取りリロードする
しかし彼女がその隙を見逃すわけがない
「これで終わり」
「まずいっっっっっっ!!!」
いつの間にか近づいてきた彼女に至近距離から弾をもらうと同時に意識が遠のく
(、、、、、くそ)
悔しさを心のなかで感じながら彼は気絶する。
次に目覚めると目の前に紫色の目が彼を待っていた。
「、、、起きた?」
どういう状況なのだろう
たしかさっきまで訓練に付き合ってもらって戦ってそれから、、、負けたのか
しかしいつもなら風紀委員の手当を受けるはずなのだがどうして彼女が、と次第に覚醒していった彼の思考すぐに頭の下にある柔らかさを感じ取る。
、、これは枕?
いや、違うこれは、、、、、、
「なんで俺は膝枕されているのでしょうか、委員長?」
そう問いかけると彼女は
「私がしたかったからだけれど、、その、嫌、だったかしら」
、、そんな目で見られて嫌ですなんて言えるわけがない、というよりもとより嫌ではない。
「そんなわけないじゃないですか」
そう伝えると彼女の顔は嬉しそうに緩み
「そう」
と返される
「、、、」
「、、、」
しばらく無言になってしまったので気まずくなりユウの方から話しかける
「その、ここはどこでしょうか?」
「あぁ、風紀委員の部屋だけれど」
「、、、移動してきた記憶がないのですが」
「私が運んできたわ」
とヒナは言ってのける。
「ちなみにどうやって」
「それはもちろんおひm「十分わかりました、ありがとうございます」」
どうやら自分は上司にお姫様抱っこされて運ばれてきたらしい、、恥ずい
「ってか、俺重くなかったですか?叩き起こしてくれたら自分で歩いてきたんですけど」
「、、、貴方って意外に軽かったのね。ちょっと驚いたわ」
「さいですか」
どうやら自分はヒナさんからしたらヒョロヒョロらしい、鍛えてるつもりなんだけどなぁ
、、、しかしヒナさんやっぱ美人だなぁ。まぁそんな人に膝枕してもらってるんですけどね
「その、そんなにじっと見つめられると困る」
「あー、その、なんかすいません。 委員長の顔が可愛かったので、つい」
「、、、、、、、、、かわいい?」
少し間をおいたあとにヒナさんの顔がみるみる赤くなっていく
「? えぇ、委員長の顔は可愛らしいと思いますよ?」
「えっと、、その、ぁぅ、ぇ」
「委員長?なにか俺変なこと言いましたか?」
「いや、その、あんまりかわいいとか、言われたことがなくて」
「でもアコさんが毎日のように言ってますよね? てっきり言われ慣れてるのかと思って」
「アコのは違うから」
「あっ、ハイ」
どうやらアコさんだけ違うらしい、まぁそうか
「、そのユウは私のこと「委員長!!」」
噂をすればアコ行政官様の登場である
「委員長!!!指示されていた作業終了いたしました!!
次はどうし、、、、、、、は?」
そうだった、いま膝枕されてるんだった
「委員長、、?なぜ彼のことを膝枕されているのでしょうか?」
次回、修羅場の予感