公園最凶の生物...おじさんはそんな大したもんじゃ無いから別に良いよ〜   作:ある日そこに居たであろうクマさん

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「ふっふっふ〜どこぞの破壊神の台詞を借りてお兄さんが言おう」

「語らねばなるまい.....お前達にも教えよう。天威清の転生。いや、転移してきた理由を」

「それは「〜〜〜」あれ.....ちょっちょっと待って。なっ何でここにいるの?過去編か何かに突入して今、忙しいんじゃ「〜〜〜」えっ今はむしろ暇?でっでもさここは別の作品だし、その『ジャキッ』...あっオワタ☆」



ズバババババッッッ!!!!!


ミッギャアァァァァッッッーーー!?!?



「〜〜〜.....」





















「貴方達、いつの日か私がこの話に関わると思っているんでしょう.....」














「たくっどいつもこいつも.....勘の鋭い読者ばかり.....」






「という訳で天ちゃんのお話終わったからおじさんの物語スタート〜」

「〜〜〜」特別意訳:スタートです。




第三拳 おじさんと変態とさよならゴリラ

 

 

今より十年前〜

 

別世界の中国にて...

 

「あ〜暇だね〜」

 

そこはとても広く澄み渡る湖の側にポツンと建てられた小さな宮殿の様な建物の中...

 

そこに彼は居た。

 

「ああ!もう!アイス食べたい〜!!何でアイス我慢してこんなとこに居なきゃいけないんだよ!!あの岩団子頭め!!」

 

その中で駄々を捏ねている巨漢が一人。

まあ、彼の場合は巨漢と言うより身長が高すぎるだけかも知れないが...

 

そしてこの男こそ現代の中国拳法の奇跡とも称される男。

 

『天威清海王』その人である。

 

彼は武術などの腕は中国随一だがあまりにも自由奔放すぎる為、特例と弟子入り志願者の相手をする時以外は特殊な素材で作られたこの建物の中で閉じ込められているのである。

 

「キイィィィィッッッ!!!あの老耄!悪魔!外道!ひとでなし!髪も心も無い甘味否定主義者!!!あんな老害がいるから近頃の中国拳法を使う奴には変な殺し屋や変な孫!変な毒手しか脳の無い奴に変なデブ!こんなのしか居なくなるんだ!!それに加えて一番面倒な脱力ジジイもまだ生きてるし!どいつもこいつも碌なもんじゃ無い!」

 

彼は他人が聞けば、どの口が言っている。というような事を宣いながらその後も文句や愚痴を宙に向かって叫び続けた。

 

が...

 

カツッ カツッ

 

「げっま〜たあの岩石おじいちゃんが来たのか〜」

(とりあえず静かにしとこっと)

 

コンコンッ

 

「は〜い。開いてるよ〜誰〜?」

 

キィィィィッッッ

 

そして彼の声に反応して入ってきたのは...

 

「シツレイ...シマス...」

 

「ん?見張りの子じゃない。どうし.....」

 

見張りの様子を見て明らかな異変に気づいた彼はそのまま感覚を研ぎ澄ませそのまま自身の背後にある気配を察知した。

 

そしてそのまま...

 

「ヅアッッッ!!!」

 

ブワッという風を切る音と共に彼の回し蹴りが自身の背後に向かって放たれたッッッ!!!

 

だが...

 

「チッチッチ〜。誰かは知らないけどこの程度の蹴りでお兄さん(ロンさん)を仕留めようなんて甘すぎだよ〜」

 

「?そっちこそ誰...ねえ...いや、兄ちゃん?になるのかな?」

 

そこに居たのは...

 

黒いエプロンドレスに身を包み頭の上に鋼鉄のウサ耳をつけた変人(やべー奴)だった。

 

だが...

 

「ふっふっふ♪よくぞ聞いてくれました!」

 

男は彼の質問が余程嬉しかったのかとんでもない勢いで自身の名を名乗りを始めたッッッ!!!

 

「じゃあ改めて...もすもすひねもす〜束さんの愛しの弟♡どこまでいっても天才の中の天災、全知全能のみんなの不可能ブレイカー、君達にとっての絶対のアイドル〜篠ノ之ロンとはわた「もしもし〜警備員さ「わー!わー!ちょっちょっとストップストーップ!!」

 

「えっ何?今警備員さん呼ぼ「呼ばなくて良い!」え〜」

 

天威清海王。誠に良い判断であった。しかし男はその声を聞いた途端その電話を奪い即刻回線ごと電話を切ったのであった。

 

「あ〜あせっかくの一台きりの電話が...」

 

「いや、お兄さんが捕まるじゃん!?」

 

「でも、それって自分が悪いんじゃ無いの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まあ...それはともかく!」

 

「ええ〜」

 

この変態(変人)...図星である。だが、そんな事はどうでも良いと言わんばかりに彼はある話し始めた。

 

「お兄さんさ〜今、とある格闘家を探してるんだよね〜」

 

「とある格闘家?誰なの?」

 

「それが名前と海王って事だけは分かっててさぁ、何でも天に威、それで清って書いてアイス海王って言うらしいんだけど「あ〜それおじさんの事だよ〜」そうなんだよね〜そのおじさんを...はい?今なんて?」

 

そして変人がある人物を探していると話していると横からの唐突なアンサーが帰ってきた。そして男は目をパチパチとさせ瞬きを繰り返しながら彼の方を向きそのまま問いかけた。

 

「つまりその天威清海王っていうのは...」

 

「だからそれはおじさんの事だよ〜」

 

「君の事」

 

「そう」

 

「YOU」

 

「YES」

 

「...マジ?」

 

「本気と書いてマジ...」

 

一度、その場を沈黙が包みこんだ...

 

だが、その沈黙はすぐに破られた。

 

「マジでえぇぇぇッッッえっ嘘!?」

 

「本当だよーおじさんが天威清海王だよ♪」

 

「マジか〜」

 

「うんうん。それで...兄ちゃんはおじさんに何の用があって来たの?」

 

彼がそう聞くと男は...

 

「あ〜そうだね。その事なんだけどさー。君、ここから出たく無い?」

 

「えっ出られるの!?ここから!!」

 

そして男がここから出してやるという言葉を出した途端彼は目の前に肉を置かれた獣の如くッすぐにその言葉に食いついたッッッ!!!

 

「ふふん。お兄さんのお願いを聞いてくれたらすぐにでもここから出してあげよう♪」

 

「お願い?それってどんなお願い?」

 

「それはね〜...」

 

そうして男はその目的を語り、天威清はそれを聞いて男のお願いを快く承諾したのだった。

 

そして当の男の目的はというと...

 

 

 

 

 

「は〜い採れたよ〜お疲れ様♪」

 

「えっもう終わったの?そもそもそれだけで良いの?おじさんならまだいけるけど...」

 

「ああ〜良いよ良いよ、もう十分採れたしね〜」

 

そう言って彼はその手に持った小さな瓶を見つめながら嬉しそうに微笑んだ。

 

「いや〜これが欲しかったんだよね〜♪中国拳法の奇跡とまで称される...君の血液が...」

 

そう。この変態28号の目的は彼の...天威清海王の血液だったのだ。

 

「別におじさんは良いけど...それよりここから出して欲しいんだけど」

 

「ああっそうだったね。じゃあ君にはまず二つの選択肢を与えてあげる」

 

「二つの選択肢?なにそれ...」

 

そして彼が男に早くここから出たいと言うと男はここを出る前に天威清には二つの選択肢を選んでもらうと言ったのだ。

 

その選択肢とは...

 

「まず一つ目は...普通にここから出て何処か別の場所で暮らす事」

 

それを聞いて後の暮らしを想像し彼は目を輝かせるが...

 

「おおっ「ただ」もう!なにさ、盛り上がって来てるのに!」

 

変態はとある事実を彼に叩きつけた!

 

「すぐに捕まるよ。「えっ」だってそうじゃん少なくともこの国は君という戦力を逃さない。そもそも捕まえられなくても国内から出さなければ良いんだし、だからこそどれだけ逃げても永遠と追手に狙われるだろうね〜」

 

「じゃっじゃあ、アイスも...「まあ、ゆっくり食べてる時間は無いんじゃないかな〜って」そっそんな〜」

 

その話を聞いて自身の自由への道は閉ざされたと思いへなへなと力無く彼はその場に崩れ出すが...

 

「大丈夫。話は最後まで聞きなって」

 

「ふぇっ何が「もう一つの方法を教えてあげる」えっ!まだ何かあるの?他に自由になれる方法が!?」

 

「ふっふっふ〜お兄さんに任せなさい♪」

「という訳で...」

 

そこまで言うと男はそのまま何も無い空中に両手を上げてその手を一気に振り下ろし空中から何かを飛来させたッッッ

 

ドンッッッ

 

「テッテレー♪Edward of New Gate〜」

 

土煙が晴れると同時にそこには巨大で白い何かが横から生え、そして表面は白く、尚且つ大きさが三メートルはあるであろう扉が出現した。

 

だが、天威清が気になったのはそこでは無く。

 

「...何でそんな無駄に発音が良いの?」

 

「ほら...そこは気にしちゃいけないお約束があるから...ね」

 

男にそう言われて彼はう〜んと唸りながらもまあ良いか、と思いながらその状況を呑み込んだ。

 

「で、これって何なの?」

 

「異世界に...異なる世界に行ける扉だよ」

 

「いっ異世界!?...ねえ、それってほん「じゃあ、この扉はもういらないね〜」ああっ待って待ってッまだ使わない訳じゃないから」

 

彼の質問に男はこれは異世界へと渡れる扉だと説明したのだ。たが流石の天威清も疑惑の声を上げたが、男が扉を仕舞うと言うと天威清は慌てて扉を片付けようとする彼を制止した。

 

(う〜んかと言ってこれで本当に異世界に行っても何か良い事があるのかな〜)

 

だが、彼はその扉で異世界に行けたとしてもそれでどうなるものかと頭を悩ませた。

 

そして彼が頭を悩ませていると男が...

 

「簡単な事だよーこれで異世界に行って扉をこっちで仕舞えば誰も追ってはこられない」

 

「あっ!そっかその手があった!」

 

そして男の言葉で彼がようやく扉の使い方を理解したのも束の間。

 

「でも...ちょっと問題もあるけどね〜」

 

「えっ問題...」

 

その問題とは...

 

「この扉はね...一回閉じちゃうと開けれない。つまりは二度とこの世界には戻れなくなっちゃうんだよ。だからこそ、『ギュイィィィン』慎重に使わなければいけないんだ。『バタッ!!』でね、そうするといつどのタイミングでどの場所で使うかってちょっと聞いてるの!ちょっ...あれ、あの身長ばり高男は何処へ?...」

 

そしてようやく男は気づいた!

 

「まっまさかっ.....」

 

男はギギギギギという音と共に彼が居たであろう場所を見るとそこには張り紙が一枚貼ってあり、それを読むと...

 

 

『じゃあ有り難くこの扉使わせてもらうね〜それじゃあ後はよろしく頼むよウサ耳つけてる変態?変質者?の兄ちゃん。』

 

『ps.本当にありがとう!!!大好き♡』

 

それを見た彼はプルプルと震えながら、その紙を思いっきり破り捨て心の限りこう叫んだ。

 

 

「ふざけんなアァァァッッッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

一方その頃〜歌舞伎町のとある店では...

 

「つまり...ですよ。アンタ.....知らない奴が差し出して尚且つまだ説明途中の怪しげなカラクリの扉に自由になりたいからと...勝手に飛び込んで、挙げ句の果てに金が無いからそこに居た攘夷浪士を襲ったら警察庁長官にその腕を気に入られて仕事を貰うようになったと...そう言う事ですか?」

 

「そうだよ〜あ〜む。う〜ん絶妙♪...それと金時君とかぐちゃんとお妙さんはまだ入る?」

 

「なるほどな〜そんな事があったのか〜。あと、金時じゃなくて銀時な。ちなみにオレはまだまだいけるぜ。とりあえずいちごパフェ5個とさっきお前が食べてた南国バナナパフェ2個貰おうかな」

 

「全くアル。いくら自由になりたいからって夜兎ですらそこまではしないネ。あっあとアタシもまだいけるからとりあえずもう20個くらいパフェ追加するヨロシ」

 

「ん〜私はもうさっきの一個でいいわ。ありがとうアイスさん。」

 

「気にしなくてもいいよ〜それとすいません〜店員さん〜パフェあと50個ください〜」

 

「わっ分かりました!」

 

「あと、支払いは全部おじさんにつけといてね〜」

 

「はっはい!かしこまりました!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃねえだろオォォォォーーー!!?何それ!?異世界!?アンタそんな意味不明な存在に血まであげて本当に異世界に来ちゃったんですか!?そもそもアンタ海王って完全に○牙じゃねえかッッッえっアンタ海王なの、本当に!?」

 

「新八〜ツッコミの筈が途中から憧れの存在を目にしたファンのそれになってんぞ〜大体こいつが幾ら強くてもかい「え〜本当だよ〜だったら写真見せてあげよっか」え...マジで?」

 

「えっ本当に貴方、海王なの?」

 

「はむはむ...おぉ〜美味いアル〜この期間限定のパフェも美味いネ」

 

 

あまりにカオスを極める話の中...

 

新八の鋭いツッコミは勢いを落とす事は一切無く、それどころか切れ味を増しながらどんどん炸裂していっていた。

 

先程まで居た中華店。そこから少し離れた喫茶店にて彼等四人と天威清は大量のパフェを食べながら話をしていた。

 

そして天威清の過去や正体を知って新八は驚愕のあまりツッコミを捨て掛け、銀時とお妙に至っては異世界云々よりも、海王という事の方に驚いていた。尚、神楽は普通にパフェを食べ続けていた。

 

よく噛んで味わって食べなさい。

 

そしてそんな中銀時達三人はある事について疑問を抱いていた。

 

それは...

 

 

(((あれ...そういえば...あのストーカーは?)))

 

そう、最初にお妙の悩みとして出て来て、先程の店でも登場したストーカー。後に分かる事だが、真選組局長 近藤 勲。彼の姿がどこにも無かった。その上隠れているのかとも思ったがそうでは無かった。

 

実は先程の店で銀時達も知らぬ事だが彼は天威清が放った小豆神拳という技を喰らっており、銀時達はその技がただの打撃だと思っており本当は秘孔などは突けてはいないだろうと思っていた。

 

 

だが、実際のところは...

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

先程の中華店にて...

 

「全く...こちらは忙しいというのに。彼も随分エリートの扱いが雑ですね。今度少しお話した方が良いかもしれません」

 

そこに立つのは友人からのとある通報を受けてやって来た。

 

見廻組局長 佐々木 異三郎。

 

そして彼が受けた通報の内容とは...

 

「そもそも、小豆を求めて人を襲う全裸のゴリラが出現しているとは...そんなものが存在する訳が「きょっ局長ッ!!」ん?どうしま.....誰か、胃薬と頭痛によく効く痛み止めを持って来てください。まさかの事態に私はエリートから原人に大降格しそうです」

 

隊士の声を聞き異三郎がそこを見ると...

 

そこには、あまりに酷い光景が目に入った。

 

それは...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アズキヲヨコセエヨオォォォォ!!!」

 

 

意味不明な秘孔を突かれ暴走している...

 

小豆を求めて人を襲う全裸のゴリラ(近藤勲)が居た。

 

 

 

 

ちなみにこの後異三郎は一週間はとんでもない頭痛と胃痛に悩まされ、ろくに仕事が出来なかったという。

 

そして近藤は意識を取り戻し、元に戻ったものの...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸のとある実験施設にて...

 

 

「イヤアァァァッッッ!?!?お妙さあぁぁぁぁん!!トシィィィィィッッッ!!ソウゴォォォォッッッ!!!タスケテエェェェェッッッ!!!」

 

 

ギャアァァァァッッッ!?!?

 

 

ゴリラは土に帰っていったそうな。

 

 

 

 

 

 

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