公園最凶の生物...おじさんはそんな大したもんじゃ無いから別に良いよ〜   作:ある日そこに居たであろうクマさん

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次回は文字がこの倍以上。下手したら3倍にはなるので長いと感じる人がいたらご容赦を、気に入った人が居たらお気に入り登録、もしくは次の作品の投稿時の閲覧などをよろしくお願い致します。

尚、次の駒王学園の狂気 U♡RA♡MEの投稿時には今後の作品全体のお知らせを含んでおりますので、もしよろしければそちらもご覧下さい。(こちらも近日、最新話を一話投稿予定です)

それでは本編どうぞ〜



第六拳 劇場版銀魂!!13番目の恋人(ターゲット)!!危険区(レッドゾーン)前編

 

 

『N』ネルウ13side

 

「...やはり、ジェットコースター...」

 

標的を狙い二人の後を追った私こと『N』またの名をネルウ13。世に伝説の殺し屋として()()()()()()()()私だけれど、本当はあまりこの稼業は好ましいものではない。私はただ...

 

(()()()()()()()が食べたいだけなのに...)

 

そもそも元を辿れば一体何が原因で殺し屋を始めたのか...それにもし答えがあるというのなら、それは『飢え』としか言えないだろう...

 

思えば『あの時』、私の全てが変わったのだろうな...

 

「...申し訳無いけど...()()()()()

 

そしてまた、私はそんな事を思いながら引き金を引く。

 

ここから再び、私の...

 

 

パァンッッ!!!!!

 

 

「...目標の狙撃、完「ふふっ」!?」

 

 

 

 

 

 

「ミィ〜ツゥ〜ケェ〜タアァァ!!!!!」

 

 

ドオォォォンッッッッ!!!!!

 

 

「ッ!」

 

 

運命の転機が訪れると知らずに...

 

 

 

 

時は遡り〜

 

よろず屋とネルウ。彼等と彼女が『ソレ』を目撃する前に一体何が起こったのか...その事実を説明しなければなるまい。

 

先程の会話の後に、二人はこの遊園地の中のアトラクションの一つであるニャイトコースターに乗り込んでいた。

 

尚、並んでいる途中で将ちゃんが腹を下しかけた事は内密である。

 

そして二人は三十分ほどの待ち時間を経過させ、いよいよニャイトコースターに乗り込むのだった。

 

「将ちゃん、そこにレバー下ろしてね。それが下りてないとこの乗り物から落とされるからね」

 

「うむ、分かった。だが、どうにも締め付けられる感覚が少し慣れぬな。こう、何というか...()()()()()()()()()()()()()()()なるものと似たようなものを感じるな」

 

「そっか〜...ごめん、将ちゃん。その話後でゆっくり聞かせてね」

 

「?別に構わぬが...天威清、どうかしたのか?」

 

「いや、別に何も...」

 

天威清海王。普段ならのんびりとした性格や口調、そして態度や行動などをとる彼だが、今回ばかりは流石に不味いと思った。

 

それは先程の茂茂の発言が原因であり...

 

(松ちゃん。幾ら何でも将ちゃんをそういう所に連れてくのはダメだよ〜後で松ちゃんはお仕置きかな〜)

 

松平が全ての原因だった。

 

「それと将ちゃん、後の事なんだけどさ...」

 

「ああ、どうした?」

 

そして二人がニャイトコースターに乗りこみ凡そ一分ほど経過。

 

ゴトゴトゴトゴト...

 

「あっ動き出した見たいだね...」

 

「ッああ...これが、ジェットコースターか!」

 

全体が数十匹の猫を合わせたようなジェットコースターのニャイトコースターが発進。その速度はまだその場を出たばかり故にそこまで早くは無いが...

 

ニャアァァァッッッ!!!!!

 

「...ここで狙ってきたか...」

 

「ッ!凄い風圧だな!思わず髷が取れそうだッ!」

 

そこからの展開は早いものだった。ニャイトコースターは一瞬でその速度を倍以上に早め、そのままレールの決まった軌道線の上を走っていく。その速度は走り出してすぐの時点で120キロ以上の猛烈な速度を叩き出しており、これから更にその動きを速めようとしていた。

 

そして...

 

「申し訳無いけど...()()()()()

 

パァンッッ!!!

 

その場から5()k()m()()()()()()()()。そこから放たれた一発の弾丸。それはたちまち音を置き去り、風を貫き、世界という箱庭から抜け出さんと言わんばかりに将軍の...茂茂の頭部めがけて飛んで行く。

 

ラグナカルⅡネルウ13の愛銃であり、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()である。その最大射程距離は()()()()()()()()()()()5kmとそれでも尚、他の銃とは比べ物にならない性能を誇る。そして、そこから発射された凶弾は今日も『不幸な誰か』を貫く...

 

()()()()

 

「将ちゃん...ごめんね。()()()()()()()()()

 

「?おい、天威清!何をッ」

 

将軍が自身の隣まで来ていたその弾丸に気がつく前、隣の天威清はいつのまにか席から立ち上がり、迫り来る凶弾に対し腰を屈め、左腕を腰に、右腕を前にし、そのまま...

 

カアァァァァッッッッ!!!!!

 

「ッ!?」

 

衝撃ッ!

 

彼の一声によってコースターに乗っていた乗客達の思考や走っている真下の違うエリアの人間も、アトラクション近くの全ての人間の思考や動きが止まった。

 

そして、その衝撃は...

 

「.....あぁ〜なるほどね」

 

半径2、3、5、10、50、100、500、段々と数を大きく、範囲を広くしながら、その衝撃は徐々に広がっていく。

 

まるで...()()()()()()()()()...

 

その1〜2秒後...彼が見つけたのは...

 

「ふふっ」

 

スコープの先からこちらを見つめる...

 

 

 

 

 

 

「ミィ〜ツゥ〜ケェ〜タアァァァ!!!!!」

 

 

ドオォォォンッッッッ!!!!!

 

自身より小さな.....

 

「ッ!」

 

「すこ〜し強くいくよ」

 

獲物(トリ)だった。

 


 

ゴトゴトゴトゴト...

 

先程の突然の衝撃から3分程...

 

取り残された茂茂と他の乗客達。

 

茂茂を除く彼等は皆が未知の体験をし、驚いてはいたものの、誰もがその事を思い出話の様に語りながらその場を去っていった。そして、それはひとえに天威清の最初の一撃が攻撃では無く、衝撃波による弾の無効化とそこから発生する音の反響などを利用した索敵であったからであり、それ故に彼等は何のダメージも無く...更には乗っていたニャイトコースターにもダメージが最小限となっていたのだ。

 

だが、これに彼等や近くに居た職員などが気づくことはない。

 

何故なら彼等は皆、衝撃によりその前後の5秒間ほどの記憶が飛んでいるからである。だからこそ、知っているのは...

 

「天威清...すまんっ」

 

徳川茂茂。『将軍』であり、彼の友である彼。

 

そして...

 

「将軍様ァァァ!!!!」

 

「ばっか!新八ィィ!声がでけえんだよッ!」

 

「銀ちゃん!銀ちゃんも大概声がデカいネ!男なら度胸とチン○と財布の中身だけデカくするヨロシ!」

 

「貴殿達は...」

 

彼の前に突如として現れた謎の3人組。天威清に後の事を依頼されたよろず屋一行だった。

 

「大声を出しちゃってすいません!僕達はよろず屋の者でして、この度天威清さんから少しの間だけ護衛の交代依頼を受けましてッ!」

 

そして将軍の前に...茂茂の前に飛び出した新八が自身達の依頼とその身分の証明をする為に彼の前に天威清からの署名と判が押された今回の依頼に関する書類を差し出す。

 

のだが...

 

「.....そうか、貴殿達が()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「えっ?将軍様...何で?」

 

「どう言う事アル?確かアイスは将軍は依頼の事をや殺し屋の事を知らないって...」

 

「...あいつ、まさか...」

 

実は数刻前...将軍こと茂茂はニャイトコースターに搭乗してすぐに天威清からある事を聞かされていた。

 

それは...

 

『なんだと!余を暗殺する為に殺し屋がッ!?』

 

『しぃ〜将ちゃん落ち着いて、その為におじさんが松ちゃんから護衛を頼まれたんだから』

 

『ッ!すまん、天威清!余の為に無茶を!』

 

『良いんだよ...それでね、詳しい事はもう時間が無いから話せないけど、多分殺し屋は既にこの遊園地かその近くの何処かに居る。だからもう既に将ちゃんを狙っててもおかしくは無いんだよね』

 

『!それは、真なのか?もし真なら余の所為で多くの民を危険に晒して『将ちゃん』ッ天威清!』

 

『そんな事を考えなくても良いから、聞いて。もし、これから殺し屋が将ちゃんを狙ってくるならおじさんがそれを迎え撃つ。幸い、松ちゃんの話の中で殺し屋とその名前。後スナイパーだって事は覚えてるから、場所さえ掴めば、そいつをおじさんが出来るだけ突き放す。その間に将ちゃんは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と一緒に安全な所まで逃げて欲しいんだよね』

 

『天威清...分かった。だが、後で必ず余の元へ戻ってくる。これを約束してくれ。これは将軍としてでは無い...一人の真の友(マブダチ)として...一人の男として、余からお前への命令(依頼)だ。どうだ、出来るか』

 

『マブダチって...また、松ちゃんだね?まあ、でも...一応答えておくよ...』

 

「っじゃあ、あの時に既にッ!」

 

「ああ、天威清は殺し屋は既に何処かから余を狙っていて、尚且つすぐにでも襲撃などが始まる可能性すらあると睨んでいた。だが、どうやら予想以上に早く殺し屋は動いた様だ」

 

ニャイトコースターに乗ったあの時、既に天威清には分かっていたのだ。殺し屋 『N』ことネルウ13。彼女が既に何処かから将軍を狙っている事が...そして高確率で2()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()...

 

そして...

 

「じゃあ、僕と神楽ちゃんで将軍様の護衛をッ!銀さんは「あいつの援護をしろってか?悪い(わりぃ)が俺は断るぜ」銀さんッ!?アンタ、こんな時に何を」

 

「良いのだ、少年」

 

「将軍様、なんで...」

 

将軍の護衛を自身と神楽。その間に銀時に天威清の援護に向かってもらおうとした新八。だが、銀時はそれを断り、将軍までもがその返事に対して肯定の意を示したのだ。

 

だがそれは、決して天威清を見捨てるなどという判断からきたものでは無い。

 

それは...

 

「良いか、新八。てめえが思ってるより...」

 

「良いか、少年。貴殿が思っているより...」

 

「ッはい!」

 

『一応、答えておくね』

 

人として、友として...

 

 

 

 

 

 

「「天威清は強い(あいつは強え)ッッ!!!」」

 

 

信頼できる...

 

 

御意 我が友にして 我が主人(イエス マイマスター マイロード)

 

 

『ダチ公』だからこその判断だと!

 

 

友よ、また無事に戻ったら...

 

茶でも飲もう。

 

 


 

 

そして時は戻り。

 

とある森の中では...

 

「すこ〜し強くいくよ」

 

「ッ!」

 

ネルウ13。宇宙一の伝説の殺し屋とも謳われる彼女目掛けて飛んできた『彼』の拳は自身と相対した時点で既に狩人から獲物へと転じていた彼女の背後を取り、そのままその体を抱き抱え空へと舞い。

 

そして...

 

「っしまッ!?」

 

抱き抱えた体を自身の体ごと急速回転を加えながら放り投げ、そこに上から回転している自身の体。その勢いのままに身動きの取れない相手の無防備な腹に空中から両足での蹴りを加える。

 

この技、名を...

 

冬滝山慈朧黒円(フローズンシロクマ)ァァァッッッーーーー!!!」

 

「がッ!?」

 

冬滝山慈朧黒円。天威清の技の一つであり、対人戦であれば基本無類の強さを持つ技である。そしてそれは天威清の体格と腕力。それに加えてその()()()()()()()()()()()あってこその技でもあった。

 

そして、それを喰らった側はというと...

 

「.....」

 

「あれぇ?なんか...死んでる?」

 

ネルウ13と呼ばれた彼女は大地へと激突し、その場からぴくりとも動かない。その上、その場には土煙が上がっており彼女の姿は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

だからこそ...

 

「悪いけど、一時撤退させて貰うわ」

 

「あれ、なんでそこッ!?」

 

その場に響いた声に天威清が振り向けば...

 

 

 

 

 

 

 

 

「おみやげグレネードって知ってる?」

 

「おじさん...出来ればアイスが良いかな〜」

 

 

 

 

ドガアァァァァッッッ!!!!!

 

 

 

そこに残ったのは二人の男女の声ととてつもない威力の大規模爆発だけだった。

 

 

 

次回、13番目の恋人!!危険区後編!

 

そして、話は終戦区へと...

 

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