コングの挑戦   作:マウスブン

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フランス戦

ネオ・エゴイストリーグ第2戦。初戦を落としたイングランド『マンシャイン・シティ』にとって、負けられない一戦の相手は、優勝候補の一角、フランス『P・X・G』だ。スタジアムは熱気に包まれ、両チームの選手たちがピッチでウォーミングアップを開始していた。

 

注目が集まっていたのは、フランスのスターティングメンバーだった。初戦では、チーム内の不和を考慮してか、糸師 凛を中心としたチームと、士道 龍聖を中心としたチームを15分ごとに交代させるという異例の戦術をとっていたマスター、ジュリアン・ロキ。しかし、この第2戦、彼は大きな賭けに出た。凛と士道、二人の超エゴイストを、同時にピッチに送り込んできたのだ。他のメンバーも、烏、斬鉄、時光、七星、そして司令塔のシャルル・シュヴァリエといった実力者揃い。個々の才能は間違いなく世界トップクラスだが、チームとして機能するのか? まさに「ギャンブルチーム」と呼ぶにふさわしい布陣だった。

 

ピッチ上には、早くも不穏な空気が漂っていた。凛と士道は互いに視線すら合わせようとせず、それぞれが己の世界に没入している。烏やシャルルは、どこかやれやれといった表情で二人を遠巻きに見ている。この危険な化学反応を、ロキはどうコントロールするつもりなのか。

 

イングランド側のコングは、ウォーミングアップをしながら、フランスの選手たちに鋭い視線を送っていた。彼の興味は、やはり個々の「強さ」に向けられている。1戦目が終わり自身につけられた1500万円の価値の数倍以上の選手がいる。その選手に目が留まった。鋭い目つき、神経質そうな雰囲気を持つ、糸師 凛。

 

(あれが、リン…サエの弟…)

 

コングは以前、クリスや玲王から、あるいは試合映像などで、スペインの至宝・糸師 冴に、ブルーロックにいる弟がいることを聞いていた。顔立ちはどことなく似ている気もするが、雰囲気は全く違う。強いのか? あのサエの弟なら、きっと強いはずだ。

 

野生の好奇心と、強い者への興味。コングは、特に深い考えもなく、ウォーミングアップの輪から離れ、フランス陣内へと歩き出した。

 

「おい、コング!どこへ行くんだ!?」

 

アギが声をかけるが、コングの耳には届いていないようだった。彼はまっすぐに凛の元へと向かう。

 

凛は一人、黙々とボールを蹴っていた。その集中を妨げるように、コングは彼の目の前に立った。そして、まだ拙い日本語で、悪意なく、ただストレートに声をかけた。

 

「オマエ、リン、だろ? サエの弟。俺、コング。よろしくな」

 

そう言って、コングは大きな手を差し出した。強い相手への敬意、あるいは単純な挨拶のつもりだった。

 

しかし、その言葉を聞いた瞬間、凛の纏う空気が一変した。ボールを蹴るのをやめ、顔を上げた彼の瞳には、凍てつくような冷たさと、燃え盛るような怒りが同居していた。彼は差し出されたコングの手を無視し、地を這うような低い、殺意のこもった声で言った。

 

「…馴れ馴れしく話しかけんじゃねぇよ、猿が」

 

その声は、スタジアムの喧騒の中でも、異様なほどはっきりとコングの耳に届いた。

 

「二度と、俺をアイツ(冴)の付属品で呼ぶんじゃねぇ…」

 

凛はコングを睨みつけ、言葉を続ける。

 

「殺すぞ」

 

その場の空気が凍りつく。ただの挨拶に対して、あまりにも過剰な敵意。

 

「んひゃひゃひゃ! こっわー! さすがリンリン、試合前から殺る気マンマンじゃん! 最高だぜ!」

 

近くにいた士道が、その様子を見て奇声を上げながら面白がる。

 

「あーあ、また始まったわ…ほんま、めんどくさいやっちゃな…」

 

烏は呆れたように呟き、シャルルは黙って首を振った。

 

イングランド側のアギや玲王も、異変に気づき、「コング!戻ってこい!」「試合前だぞ!」と叫んでいる。

 

予想外の激しい拒絶と敵意に、コングは一瞬、目を丸くした。しかし、彼が感じたのは恐怖や怒りではなかった。目の前の男から放たれる、剥き出しの闘争心、プライド、そして底知れぬエゴ。それは、コングの本能を強く刺激した。

 

(こいつ…! 目、すげぇ…! 面白い…!)

 

コングは差し出した手をゆっくりと引っ込めると、獰猛な笑みを浮かべた。言葉は通じ合わなくても、互いの「強さ」への渇望は理解できた。

 

審判や他の選手たちが間に入り、睨み合う二人を引き離す。しかし、試合開始のホイッスルが鳴る前から、コングと凛の間には、激しい火花が散っていた。波乱の予感に満ちた第2戦が、まもなく始まろうとしていた。

 

 

 

主審の鋭いホイッスルがスタジアムに鳴り響き、ネオ・エゴイストリーグ第2戦、フランス『P・X・G』対イングランド『マンシャイン・シティ』の火蓋が切って落とされた。キックオフのボールは、フランスチームの中盤、シャルルを経由して、すぐに糸師 凛の足元へと渡った。

 

次の瞬間、スタジアムの誰もが予想しない動きを凛は見せた。彼は周囲のチームメイトとのパス交換を選択せず、まるで試合前のコングとのいざこざの続きをするかのように、単独でドリブルを開始したのだ。その目標はただ一人、イングランドのボランチに入ったコング。一直線に、猛然と突き進んでいく。

 

「おいおい、マジかよ…」

「キックオフ直後から喧嘩売ってんのか?」

フランスベンチや、ピッチ上の烏、士道らが呆れたり面白がったりする視線を送るが、凛は意に介さない。

 

コングも、凛が自分に向かって一直線に突っ込んでくるのを見て、一瞬驚いた表情を見せた。しかし、すぐにその表情は獰猛な笑みへと変わる。望むところだ、とばかりに腰を低く落とし、両手を広げ、凛の挑戦を正面から受け止める体勢を取った。(来たか…面白い!)

 

スピードに乗った凛は、コングとの距離が詰まると、さらに低い姿勢になった。そして、コングの強みであるはずのフィジカルに対し、あえてフィジカルで勝負を挑むかのように、体重を乗せた強烈なショルダータックルをコングの脇腹めがけて敢行した!

 

「どけや、猿がッ!!」

 

ドンッ!!

 

鈍い衝撃音がピッチに響く。観客席から息をのむ音が聞こえた。まともに受ければ、並の選手なら数メートルは吹き飛ばされかねない、鋭く重いタックル。コングの巨体が、確かにわずかにぐらついた。

 

しかし、彼は倒れなかった。驚異的な体幹の強さとバランス感覚で、その衝撃を受け止め、その場に踏みとどまったのだ。

 

「なっ…!?」凛の目が見開かれる。

 

体勢を立て直したコングは、すぐさまボールを奪おうと足を伸ばす。だが、凛も世界レベルのプレイヤーだ。フィジカルで押し負けても、ボールコントロール技術では負けない。コングの足が届かない位置へ巧みにボールを隠し、体を張って必死にキープする。奪おうとするコングと、奪われまいとする凛。二人の意地と意地が、ピッチ中央で激しくぶつかり合う。

 

その激しい競り合いを一瞬で見極めた男がいた。御影玲王だ。彼は二人がボールに集中し、周囲への注意が散漫になっている隙を見逃さなかった。音もなく二人の脇からスッと現れると、凛がわずかにボールコントロールを乱した瞬間を捉え、鋭く足を伸ばした。

 

玲王の足先が、綺麗にボールだけを捉える。ボールは凛の足元から離れ、玲王が確保した。

 

「ナイスカバー、玲王!」イングランドの選手から声が飛ぶ。

 

イングランドボールとなり、玲王はすぐさま顔を上げ、次の攻撃へと繋げるパスコースを探す。攻守が一瞬で入れ替わった。ボールを奪われた凛は、悔しそうに舌打ちし、コングと、そしてボールを奪った玲王を鋭く睨みつける。一方のコングは、不敵な笑みを浮かべ、次のプレーへと意識を切り替えていた。

 

 

 

 

玲王が凛からボールを奪い取り、攻守は一瞬で入れ替わった。イングランドの反撃開始だ。この試合、初めからMF、それも守備的な役割を担うボランチとして起用されていたコングだが、攻撃のチャンスと見るや、すぐさま巨体を揺らして前線へのサポートに走り出す。守備だけでなく、攻撃にも積極的に関与し、チームの勝利に貢献したいという強い意志の表れだった。

 

ボールを持った玲王は、的確な判断で前線の凪誠士郎へパスを送る。マークについていたフランスDFも反応するが、凪のトラップはそれを上回った。まるでボールが生きているかのように、吸い付くような滑らかなトラップでDFの逆を取り、あっさりと置き去りにする。さらに、独特の緩急をつけたドリブルで二人目のDFも抜き去ろうとする。映像を見る観客から、凪の華麗なプレーに感嘆の声が漏れる。

 

しかし、その凪の動きを冷静に、そして狡猾に観察している目がフランスにはあった。烏 旅人だ。彼は凪のドリブルのリズム、ボールが足から離れる僅かな瞬間を、分析するように見極めていた。そして、凪が二人目を抜きさろうと、次のタッチに移るほんの一瞬の隙を、烏は見逃さなかった。

 

まるで影が伸びるように、急いで守備に戻った烏はスッと凪の懐へ忍び寄り、その足元からボールを掻っ攫うように奪い取ったのだ。それは力強いタックルではなく、相手の隙を突く、烏らしいクレバーでいやらしいボール奪取だった。

 

「チッ!」

 

ゴール前でフリーになり、凪からの決定的なパスを待っていたアギは、一連のプレイでチャンスが潰えたのを見て、思わず鋭く舌打ちした。絶好の得点機になりえた場面だっただけに、その悔しさは大きい。凪は烏の姿を眺めている。

 

一方、前線へ向かって力強くスプリントしていたコングは、ボールが烏に奪われたことを確認すると、ピタリと足を止めた。そして、特に感情を表に出すことなく、無言で踵を返し、黙々と自分の持ち場であるボランチのポジションへと戻っていく。悔しさがないわけではないだろう。だが、今の彼には、ボールを奪われた瞬間に守備へと切り替えるという、規律正しいな動きが体に染み付いていた。それは、マンシャイン・シティでのクリス・プリンスの指導の賜物か、あるいは彼自身の試合経験からの学びか。

 

ボールを奪った烏が顔を上げ、フランスの新たな攻撃が始まろうとしている。キックオフからわずか数分。試合は序盤から息つく暇もなく、激しく攻守が入れ替わる、スリリングな展開となっていた。

 

ボールを奪った烏から、フランスの新たな攻撃が始まろうとしていた。イングランドの選手たちは素早く守備体系を整える。コングも黙々とボランチの位置へと戻っていく。その動きは、試合前にクリス・プリンスから授けられた戦術プランに基づいたものだった。

 

(思い出せ…クリスの言葉を…)

 

コングは走りながら、試合前のミーティングの光景を脳裏に蘇らせていた。

 

***

 

試合前日、マンシャイン・シティの近代的なミーティングルーム。クリス・プリンスが大型モニターの前に立ち、集まった選手たちに語りかけていた。その表情は自信に満ち溢れている。

 

「さて、Diamonds。明日の相手、フランス『P・X・G』についてだ」

モニターにはフランスチームのデータと、特に凛と士道のプレー映像が映し出される。

「個々の能力(アビリティ)は疑いようがない。特にFW糸師 凛、士道 龍聖…あの二人の同時起用はなかったが、各々が爆発すれば手が付けられないほどの破壊力を秘めている。まさに才能(タレント)の原石の集まりだ」

 

クリスはそこで一度言葉を切り、選手たちの顔を見渡す。

「だが、忘れるな。ダイヤモンドは磨かなければ、ただの石ころと同じだ。彼らはまだ『チーム』として未熟。連携も、戦術理解も、我々マンシャイン・シティに比べれば遥かに劣る。我々が突くべきはその一点だ」

 

彼はモニターを操作し、イングランドのフォーメーション図を表示させる。

「そこで、我々の戦略(ストラテジー)だ。まずディフェンス。フランスの個の力を最大限に警戒し、基本はリトリートを選択する。焦れてハイプレスをかける必要はない。自陣でコンパクトなブロックを形成し、人数をかけて組織的に守るんだ。そして、彼らが攻めあぐね、前がかりになった瞬間…狩りの時を待つ」

 

クリスの目が鋭く光る。

「ボールを奪ったら、そこからが我々のショータイムだ!最新のデータを基に最適化した、最速のロングカウンターを仕掛ける!名付けて『スピード&ラッシュ Ver.2.0』さ!」

 

モニターにアギ、凪、千切、そしてコングの顔写真が映し出される。

「カウンターの主役は、最前線のアギ、凪、千切。君たちのスピードと決定力が、この戦術の核となる。そして…」

クリスはコングに真っ直ぐな視線を送った。

「コング! 君の役割は極めて重要だ。ボランチとして中盤の守備を固めるのは当然として、ボールを奪った瞬間に、君はその無尽蔵のスタミナと推進力で、必ず前線まで駆け上がれ! 君という『規格外』が加わることで、我々のカウンターは予測不能な、まさに敵を粉砕する(クラッシュ)威力を持つことになる!」

 

コングは力強く頷いた。自分のフィジカルが戦術の鍵になる。その事実に、彼の闘争心は掻き立てられた。

 

クリスは続ける。

「カウンター攻撃の鉄則は二つ! 一つ、可能な限りシュートで終わること! 中途半端な形でボールを失い、逆カウンターを食らうのが最悪のパターンだ。常にゴールを意識し、エゴイスティックに狙っていけ!」

「二つ! 万が一、ボールを失ったら…そのボールに最も近い位置にいるアタッカー、つまり前線の君たちが、即座に、猛烈なプレスをかけるんだ!相手に考える隙を与えず、ボールを奪い返す!最低でもカウンターを遅らせるんだ!現代サッカーにおいて、このネガティブトランジションの速さこそが勝敗を分ける!」

 

クリスは両手を広げ、自信に満ちた声で締めくくった。

「いいかい、Diamonds? これがフランスの個を打ち破り、我々が勝利を掴むための、最も合理的(ロジカル)で、最も美しい(ビューティフル)な戦術プランだ。僕の完璧なプランと、君たちの最高のエゴを融合させ、ピッチで証明しようじゃないか!」

 

選手たちの目に、闘志の炎が宿る。やるべきことは明確だった。

 

***

 

(守備は人数をかけて…。奪ったら、カウンター…俺も前へ…)

 

コングはクリスの言葉を反芻しながら、ボランチの位置でフランスの攻撃に備える。試合はまだ序盤。これから何度も、この戦術を実行する機会が訪れるはずだ。コングは、チームの勝利のために、そして自分自身の成長のために、与えられた役割を全力で果たすことを、改めて心に誓うのだった。

 

 

 

 

試合開始から5分が経過。ピッチ上では、試合前にクリスが指示した通りの光景が繰り広げられていた。イングランドの選手たちは自陣深くにリトリートし、コンパクトな守備ブロックを形成。フランスにボールを持たせるものの、決して前線への決定的なパスコースは与えない。まるで熟練の狩人が、焦らずに獲物が罠にかかるのを待つかのような、統率された守備だった。

 

フランスは、ボールポゼッションでは上回るものの、イングランドの堅牢な守備網を前になかなか効果的な攻め手を見いだせない。シャルルが中盤でボールを散らし、凛や士道が個の力で打開しようと試みるが、イングランドは常に数的有利を作り出し、自由なプレーを許さなかった。フランス側には、徐々に苛立ちの色が見え始めていた。

 

攻めあぐねた状況を打開しようとしたのか、右サイドでボールを持った快足の斬鉄が、やや強引な形でペナルティエリア内へとクロスボールを放り込んだ。スピードはあるが、やや単調な軌道のボール。

 

ペナルティエリア中央、落下点には糸師 凛が走り込んでいた。しかし、その前には巨大な壁、コングが立ちはだかる。空中戦。凛も必死に競り合うが、身長とパワーで圧倒的に勝るコングが、力強いヘディングでボールを前方に弾き返した。

 

(よし、クリア!)イングランドの選手たちの誰もがそう思った瞬間だった。

 

クリアボールはペナルティエリアの外へ向かうかに見えたが、不運にも、落下地点にいたイングランドDFの足に当たってしまう。コースが変わったボールは、勢いを失いながらも、再びペナルティエリア内、それもゴールに近い危険な位置へと転がってしまったのだ。まさかのアクシデント。

 

その予期せぬボールに、誰よりも早く反応した男がいた。常にゴール前で獲物を狙う獣のようにポジションを取っていた、士道だ。彼は素早くボールを確保する。しかし、その体勢はゴールに完全に背を向けていた。すぐさま近くにいたイングランドDFが、ボールを奪おうと鋭いプレスをかける。

 

良かった防げる、考えたその瞬間。

 

士道は、まるでボールと戯れるかのように、リフティングを開始した。ポン、とプレスに来たDFを嘲笑うかのように、ボールを肩口の高さまでコントロールして浮かせる。

 

そして、次の刹那、信じられない光景が広がった。

 

ゴールに背を向けたまま、士道の体がしなやかに宙を舞う。空中で体を反転させながら、浮かせたボールを右足で捉えた!アクロバティックなオーバーヘッドキック!

 

放たれたボールは、美しい弧を描き、必死に手を伸ばすイングランドGKの指先をかすめ、ゴール右上隅の完璧なコースへと突き刺さった!

 

ゴォォォォォォォォル!!!!

 

スタジアムが、一瞬の静寂の後、爆発的な歓声とどよめきに包まれた。なんだ今のゴールは!? ゴールに背を向けた状態から、あんなアクロバティックなシュートを決められるのか!?

 

「んひゃひゃひゃ!これが俺様だぜ!!」

 

士道は奇声を上げながら、トレードマークのポーズを決めて喜びを爆発させる。その姿は、まさに予測不能な「悪魔」そのものだった。

 

一方、イングランドの選手たちは、あまりのスーパーゴールに、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。クリスの指示通り、良い守備を展開していたはずだった。しかし一瞬の不運と、それをゴールに変えてしまう士道の規格外の才能によって、試合は早くも動いてしまった。

 

スコアボードの数字が「イングランド 0 - 1 フランス」に変わる。堅守からのカウンターを狙っていたイングランドにとって、あまりにも痛い先制点だった。試合は、早くも波乱の様相を呈し始めていた。

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