こんだけのガスであんな動き出来るわけないだろ!   作:山崎春のご飯まつり

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案外このペースの方が実生活にあってるのかもしれない。

ではどうぞ


23、

 

 

2つの莫大な質量を持つ巨体が地響きのような足踏みを鳴らして遠ざかっていく。エレンなりの配慮があるのかもしれないが、今はどうでもいいことだ。

 

様々な歩調で近づいて来る巨人らの足音が聞こえてくる。

 

周囲を見渡す

ペトラさんは樹の真下でうずくまっている

 

オルオさんは両足をだらんとしながら、どうにか木にしがみついている。

 

エルドさんは未だ目立たないところで止血をしているのだろう。

 

グンタさんは、枝にぶら下がって気絶している様子だ。

 

 

状況は最悪

全員が戦闘不能状態でかつ瀕死で、立体機動をする上での体重操作、アンカー操作をするのに必要な四肢の欠損が致命的だ。つまりここからの全員離脱は不可能と考えるべきだ。

 

ガスを確認するが、案の定切れていた。

 

とりあえず現状一番怪我が酷いペトラさんの方に向かおう。

 

 

「ペトラさん!大丈夫ですか」

 

一応声をかけてみるが、掛けなくてもわかるぐらいには憔悴しているのが見て取れる。

 

潰された手は隊服ごと真っ赤に染め上がり、変な方向に曲がっていたりと歪な形状をしていた。

 

先程の女型の影響で所々に太い棒が散らばっているため、それらを拾ってペトラさんの所に戻っていく。

 

「ペトラさん、少し我慢してくださいね」

 

肩から下までの身を包む隊服を、自身の護身用ナイフで切込みを入れて破く。そこには赤黒く内出血して所々血が噴き出ているように見える。

 

「もう…いいよ、セラス…どうせこの腕は、使い物にならないから…。あなた以外……巨人と戦える人は居ないし…。私のガスを使って、せめて貴方だけでも…逃げて」

「……馬鹿なこと言わないでください。次言ったら、少し荒くしますよ?」

 

 

そんなのわかっている。自分でも、この状況の打破なんて難しいことこの上ないのは百も承知だ。

 

そう思いながら、集めてきた棒を使ってゆっくりとペトラさんの腕を動かして肘以外を固定させる。

 

「痛っ!…つぅ…」

「少しの辛抱です、これでも咥えててください」

 

ポッケから取り出したのはまだ使ってない、新品のハンカチ。訓練兵時代に買った、アニとお揃いの柄のものだ。

それを丸めてペトラさんの口に押し込む。

 

「んむっ!?」

 

想定出来なかったのか、変な声を上げてモゾモゾと何かを言っているようだが、無視して作業を再開する。

 

まず集めてきた棒を肘から下と上とで分け、自身のマントを脱いで糸のように切る。棒で腕を固定させてそれを糸状に切ったマントで結んでさらに固定する。

 

最後にペトラさんのマントを脱がし、重症の腕を覆うようにして肩に結び目を入れて肩で支えるようにする。

 

応急措置が終わり、少し涙目のペトラさんの口に押し込んだハンカチを抜き出すと、息を切らしながら話し出す

 

「っ、はぁ…はぁ…応急措置、ありがとう…だけど、これ以上…私達に構わないで…逃げて」

 

そう言って、無事な方の腕でぎこちなく自身のガスを取り出そうとする。

 

「私達は一度でも、貴方を疑ったのに…そんな私達の為に…命を懸けないで…私以外もきっと、そう思ってる」

 

こちらを見上げてから、少し俯く

 

「だから、烏滸がましいけど、貴方には生きて私達の意志を…人類の勝利を願う意志を…継いで欲しい。エレンと一緒に」

 

その話し方は、子供を言い聞かせるように優しく感じ、慈しみすら覚える。

 

「……早くここから逃げて…兵長を呼んでエレンの増援に行って」

 

ガスの取り外しが終わったようで、2本のガスボンベをこちらに転がしてくる。

 

転がし終えた手の余韻に、微かな震えが残っていた。その手を両手で握ると、心做しかペトラさんの表情が柔らかになる。

 

彼女の立体機動装置をよく見ると、所々破損してる形跡がある。恐らくグンタさんやオルオさんのはさらに酷いだろう。

 

譲り受けたガスを装填しながら、周囲の地形を理解する。

 

・周りの木を見るが、最悪な事に枝の位置がものすごく高い上、低いところはほとんどの巨人の手が容易に届くものばかり。

・高い分にはいいが、走ってくる巨人達の移動速度を加味したら、できてギリギリ1往復前後と言った所だろうか。

・さらに、ペトラさんやエルドさんは重症だ。特にペトラさんについては血流不全を避けたいから丁重な運び方を強制せざるをえないだろうし、運ぶ時間が極端に遅くなってしまう。

・オルオさんはまだいい、だがここから離れたエルドさんを運ぼうにも、立体機動による速度はいいだろうがあちらへの移動に時間がかかってしまう。

・エルドさんを助けると、ペトラさんを見捨てることになるし、逆もまた然り。オルオさんは微妙なライン。グンタさんは高確率で生存するだろう。

 

以上の点から巨人が来るタイムリミットを考えると、必ず誰かが死ぬ。

 

巨人の足音が大きくなってくる。

足踏みの音の間隔から走ってきてることは明瞭だろうし、時間の関係上全員を枝に移す、いわゆる安置に運ぶことは不可能だ。

 

この瞬間に動かなければならない

もう選べる時間は…終わった

 

 

 

 

 

 

 

誰かを助けて、誰かを殺すか

全員助ける可能性に賭けるか

 

答えはとうに決まっている

 

今俺が選ぶのは、きっと俺にしかできない

 

俺が代わりに死ねば、誰かが生き残れる可能性が上がる。

俺が盾になれば、誰かが前に進める可能性が上がる。

 

 

"自分にしか出来ない"なんて甘い言葉に、酔ってもいいって思えたから。

 

 

…この世界に来た時、生きてる気がしなかった

結末の知らない、ディストピア的価値観が蔓延る──希望を知らない──世界。

 

だからこそ、ミーナとイアンさん達を救えて、確信した。

 

これでいい───

いや、これがいいんだ、と。

 

たとえそれが、命を差し出すことになったとしても……俺は喜んで受け入れよう。

 

この絶望に満ちた世界で、俺の犠牲で大切な人が笑顔になれる可能性が1%でもあるのならば

 

 

 

…俺は、そんな甘い希望に酔ったまま、

何度目かわからない“最後”を、喜んで選ぶよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side ペトラ

 

赤紫色に変形変色した腕の痛みを耐えながら、自身が渡したガスを彼が装填するのを見届ける。

 

目の前にいる男の子の真っ黒な瞳を見て

彼の目には、頼りない先輩として映ってしまっただろうか、と心配する。

 

依然として多くの大きな足音が近づいてくるのがわかる、わかってしまう。

 

その不安を仰ぐような足音が

心に襲いかかる、彼が逃げた後の我々に降り注ぐ結末を…

 

思い出すのは初陣から、これまで見てきた…仲間が食われていく光景。

 

──悲痛な叫びを上げ、生きながら食べられていく後輩達

 

──複数の巨人に引っ張られ、体がバラバラされて間もない、まだ意識が残ったまま唸り声をあげて食べられた同期ら

 

──突然現れた奴に丸呑みされ、巨人の腹の中で生死が不明となった先輩方

 

 

 

そして、その仲間の結末に、自分を照らし合わせてしまう。

 

(やだ……まだ死にたくない…帰りを待ってる、お父さんに会いたいっ…)

 

考えた途端、胴体の震えが止まらなくなる。

 

私はどうなるんだろう。生きたまま食われるのか、それとも死んだ後に食われるのか

 

後者なら、まだいいけど

それでも、1人で死ぬのは、寂しい。

 

 

欲を言うと、行って欲しくない

都合がいいようだけど…駆け寄ってくれて、不意に出た手の微かな震えを、さっきみたいに、安心するまでずっと握ってて欲しかった。

 

だけど生きて欲しい…私たちの分まで

 

 

そして、経験則で巨人が既に目と鼻の先にいるといやでも分かる。

 

「セラス、早く行って。でないと…貴方まで間に合わなくなるっ…!」

「………」

 

突き放すような物言いに、決意のこもった眼差しと共に背中を見せて足音が遠ざかっていくのを聞こえる。

 

(最後まで先輩らしいこと、してあげられなかったな……ごめんね、セラス…)

 

そして、静かに目を閉じる

迎えに来る結末に、目元が熱くなるのを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

少し経ったのだろうか。依然として大きくなりつつある足音の中に、軽快な足音が近づいてくるのに気づく

 

目を開けると、目の前には身動ぎしたエルドを抱えたセラスが立っていた。

 

「っ、何でエルドを連れてきたの!早く逃げなさい!本当に間に合わなくなるわよ!?」

 

抱えられたエルドも同調するように悔しげな表情で声を張り上げる。

 

「そうだセラス!死に損ないのオレたちにできることは、精々お前の所に行く巨人を数体引き寄せることぐらいだっ…!」

 

エルドは続けて、歯を噛み締めながら懇願する

 

「オレたちがまだ、自身に有用的価値を見いだせている間に、最期にっ…せめて人の役に立って死にたいっ!オレ達のせいでお前まで死ぬことになるなんて…真っ平御免だ!だから…頼むっ…」

 

その言葉に同意するように頷く

嘘偽りのない本心で。その言葉の裏に─相手の罪悪感を触発させないように─といった心がけなどなく、全てが心から伝えたいことだ。

 

だけど…彼にもその必死さは理解してるだろうし、今更こんな土壇場で無駄なことをする可能性は低い

 

(本当に…何を考えているのよ…セラスっ)

 

 

けれど、

彼は口を開き、我々の気持ちを正面から破壊するかのように言い放つ

 

「───最期なんて…来させませんよ。少なくとも貴方達には、絶対に」

 

決意の籠った目つきで断言して、エルドを私の近くに降ろす

 

 

セラスの後ろに3体の巨人が、こちらに走ってくる。

 

 

「っ!後ろだセラス!馬鹿なこと言ってないで早く逃げろ!!」

 

「────俺の…命に替えても」

 

 

その瞬間

フシュー、とガスが噴射する音と共に目の前を白い気体で充満し、

 

ザシュザシュ、ドサッ

 

聞こえてくる絶え間なく肉を断つ音と、その後に地面と激しく衝突した振動が伝わってくる

 

やがて霧がかった周囲が晴れ、視界に映る光景が鮮明になっていき

 

「…えっ…」「なっ…!」

 

エルド含め、拍子抜けな声を出てしまう。

遠くからこちらを見てるオルオでさえ、目を見開いて唖然とした表情をしていた。

 

だって…そこにいるのは

倒れ伏す3体の巨人と、その上にそびえ立つセラスの姿だったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あ、あの一瞬で3体もっ…?こ、これじゃまるで───」

 

リヴァイ兵長のようだ。

脳裏によぎるは身近にいる、人類最強と謳われる人物

 

 

 

────しかし…その驚異的な戦果とは裏腹に、佇まいは似ても似つかず、片手を抑える仕草と、体の節々から服に滲み出る鮮血に危うさを感じる。

 

 

 

『確か、リミッター?が外れてるから下手すると体がボロボロになるとか』

 

 

 

考えうる中で彼は最悪な決断をしたのだと察して、声を震わしてしまう

 

「な…何をっ……しようとしてるの…?」

 

 

───巨人の方へ歩き出す

 

 

「私達はいいから……早く逃げてよっ…!」

 

 

───止まらなかった

 

 

「例え生き残ったとしても…もうっ!私達は戦えないの!」

 

 

───止まらなかった

 

 

「だからっ!だから…お願いっ……兵士として、ここで、終わらせて…セラス!」

 

 

───それでも彼は止まらずに、迫ってくる巨人の方に足を進めた

 

 

物理的に止めようと立ち上がるも…

 

「痛っ、くぅっ…!」

 

激痛が走り、力が抜けて膝をついてしまった。

 

痛みがする方に視線を向ける

そこには潰された赤紫に変色した手があり、自身の無力さを物語っていた

 

(…何やってるんだろ……私…)

 

目の前の彼に視線を移す。

 

(本来あそこに立つべきは…私達であって、彼じゃない。私達が、まだ新兵の彼を守るべきなのに…)

 

背を向けているボロボロの彼は…今も尚、私達を守るために巨人に歩み寄っている

 

(先輩として、守らなきゃならないのに、守るべき相手が、私達を守ってる。命をかけている)

 

(反対に私は…何も出来ずにただ…潰れた手の痛みに悶絶してるだけ……)

 

その事実が怖かった

 

──あ、そっか……

 

だけど…辛いけど…自覚した

 

 

彼に、この選択をして欲しくなかったのは

 

まだ彼の先輩でありたかったから

 

足でまといになりたくなかったから、だったんだ

 

 

 

 

 

でも…あの子がこの選択をした以上……

 

 

───私は、もう"先輩"じゃない。

 

あの子にとって私は、ただの"重荷"なんだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side リヴァイ

 

ほぼ同時に聞き覚えのある女型の叫びと、野太い巨人の咆哮が聞こえた時から、頭の片隅に引っかかっていた予感

 

(エルヴィンの言う、ガスと刃の補給と、あのクソガキがオレに頼んでまでガスの補給を急いだ理由)

 

隠された2人の意図の全貌が彼の中で姿を表してきていた。

 

そしてそれが今、現実になって確信した

 

声の方向に進むに連れて、耳に残るくぐもった音。いつも野郎どもを殺した後によく聞く

 

──そう、蒸気の音だ

 

漂う熱気と、血の匂いが濃くなっていく。

 

蒸気も濃くなっていき、最初に見た巨人の残骸で速度を緩め、観察する

 

まだ蒸発が始まって間もないことがわかる

 

(まさか………アイツが…)

1人、自分をなんとも思わない部下の存在を思い浮かべる。

 

そして最悪を想定しながら進んでいくと、蒸気の柱は多くなっていく。どれもまだ原型が残っており、ほぼ同時期の討伐がされたとわかる。

 

(…数が多すぎる)

 

通常の壁外遠征でも、ここまでの規模の討伐はまず不可能だ。

 

上を見ると、この先から今までにないほどに濃い蒸気が湧き上がってるのが見て取れる

 

(…あそこか)

 

恐らくまだ誰かが戦っている。

そう思い、緩めた速さを取り戻すように、加速して現場に急ぐ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木々の中に充満する熱気と血の匂い

その場に倒れた巨人の数は、ざっと十数体

そして───その中心に、血だらけで木にもたれかかっている男が1人

 

周囲の状況はすぐに把握出来た

 

ペトラ、オルオ、グンタ、エルド、

ここにいないエレン以外全員、誰も死んでいない。

だが、誰一人、無傷じゃない。

 

そしてそれは、そこにいる男の犠牲の上に成り立っている事実だった。

 

 

「へ、兵長っ…」

 

応急処置を右手にされたペトラが、こちらを見てすぐ、虚ろな目をした人物の方に視線を戻す。

 

「………おい、クソガキ…」

 

目の前の男に生存確認も兼ねて声をかける。

 

そいつは虚ろな目で、ゆっくりと顔を上げてきた。その表情は驚く程に落ち着いていて、顔から下の様子との落差が、かえって不気味だった

 

「……あ、兵長…思ったより…ゴホッゴホッ!…早かった…ですね…」

 

話しながら、鼻と口の両方から血を流す男

 

(この状況で…そんなになっちまったお前はまだ…オレに早いと言えるのか…?)

 

 

今まで間に合わなかった仲間が脳裏によぎる。

 

そして今、目の前にいる奴がいなかったらまた、自分は取りこぼす所だった事を自覚する。

 

口を開いて状態を確認しようとするも、それを遮るように話し出す

 

「心配なら……いらないです…骨は幸い折れてませんし…筋肉の断裂と、打撲だけです」

 

「けど…動けたとしても、エレンに追いつくことは難しい。今頃…リヴァイ班が女型に付けた傷も塞がり、エレンは劣勢を強いられてるはず。もしそうだとしたら、負けます。…確実に」

 

 

顔に浮かぶのは焦燥でも、痛みでもなく、確信だった。

 

「だから兵長……俺のことは後回しでいい。エレンを優先してください……俺は替えがきくけど、エレンが死んだら………全部終わる」

 

近づいてきて、両肩に手を置かれる

 

 

「はぁ…はぁ…全員の処置が終わり次第…俺達も本部への合流を試みます。だからっ…はぁ…ここで時間を…使わないで…ください…」

 

言い終わったのか、座り込んで息を整える

 

 

自分よりも他人の命を当然のように優先するその行動はまるで、自分の価値なんて最初から無いとでも言いたげだった。

 

 

───気に入らねぇ。

 

「……あいにく、部下の命を軽く見る趣味はない。てめぇの命もな…」

 

とはいえ、極端だが言ったものは現状における最善であり理筋も通っている、いわば合理的事実だ。

 

だからこそ、自分を蔑ろにしてまで合理性を求めるその姿勢が気に食わない。

 

「……死ぬんじゃねぇぞ」

 

 

複雑な心情の中で絞り出すように、今言える言葉を吐き捨てて、木にアンカーを刺す。

 

目指すは、エレン──そしてその先にいる、女型の巨人。

 

 

 

(……アイツはエレンと似てるようで逆だ。痛みによる教育じゃ余裕で振り切っちまう。あのクソガキに必要なのは……"言葉"による説教だ)

 

セラスの持つ行動理念、この根本を理解する場を作るため、一刻も早くエレンの元に向かい奪還を目指すリヴァイなのであった。

 

 

 

 




尚、今回も何もかも終わった後に着いたので、どう足掻いても間に合わなかった紅茶卿。

さながら試合が終了した後に参戦する豪炎寺のように。
「いつもお前は遅いんだよ」


自問自答q&a

q.なぜセラスはエルドをペトラの所に連れてきたのか
a.そっちの方が守りやすいのと、巨人は人が多い所に集まるという習性をミスリードとしたかったから

q.セラスよくガス持ったね
a.アニメを見る限りペトラ達のガスの消費は、女型死守時の巨人討伐に加担したリヴァイより少ないと判断したから。だけど割とギリギリ




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