アークザラッド世界に転生した酔っぱらいの日記   作:ミカりん

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前回から思ったのでアーク3の関連書籍をいくつか買い漁ったらガルドさん3の時点で35歳だったんすねぇ……
1の時点で31歳、今の時間だと11歳でテオくんレベルの少年になったんで少し編集して描写いくつか書き直すかもです。

11歳でもCVは大塚明夫氏のイメージです(真顔)
シブいねぇ……(遠い目)


No.3.プロディアス沖の小島調査

1年目 7月23日 東アルディア イズモのアパート

 

 とりあえずエルクの部屋は今は俺の部屋だしこう書いておくか。

 とりあえず近辺のバトルエリアを調査したが後のアルディア橋を越えなくてはならないらしかった。

 ウィルの岩場を調査したがエルクの知らないルートがありそうな感じがしたのでもしかしたら西アルディアに通じるルートがあるかもしれんな。

 ただ、ゲーム中で西アルディアはサルバ砂漠と帰らずの森しかないんだよな。

 腹を据えて調査をしたいもんだね、酒を飲みながら。

 

 

 1年目 8月1日 東アルディア イズモのアパート

 

 ガルドさんに飲み過ぎだと言われた。

 アイツもまだまだアマいな。

 休みの日くらい酒でも飲まなきゃやってられん。

 ちなみに日記に書かないだけでこれが結構日常なんだよな。

 異世界でも酒だけはやめられん、美味いもんを食い美味い酒に酔う。

 こんな楽しい生活は現実じゃ味わえんよ。

 

 

 

 1年目 8月6日 東アルディア インディゴス宿屋

 

 今日は最ッ高だねェ!

 インディゴスにプロディアスの酒場の酒を届ける依頼を請け負った。

 へへへへっ、酒を前にすると笑顔が止まらないね。

 しかも報酬代わりに酒までご馳走してくれた。

 ついでに金を払ってインディゴウィスキーを飲ませてもらった。

 まだ11歳の少年ハンターなガルドさんだけ飲めないのでミルクになったが、俺は21、ヤマモトは20なので容赦なく飲ませてもらったよ。

 あまりに美味いんでボトルキープさせてもらった。

 スメリアに帰ったら親分たちに飲ませてやらなきゃな。

 

 ちなみにシャンテさんはまだこの頃だと赤ん坊くらいだよな。

 多分アルディアにいるだろうしこのままじゃ20年後にはアルフレッドも死んでしまうしちょっと歴史を捻じ曲げてやろうかな。

 

 

 

 1年目 8月11日 東アルディア イズモのアパート

 

 しばらくインディゴスにいたが、今日はプロディアスまで戻って来た。

 久し振りの我が家なので、今後のやるべきことでもまとめようと思う。

 

 

 まず、今はアークザラッド1から20年前だ。

 ヨシュア皇太子がミルマーナのトヨーケの森で恵みの精霊から最後の試練を、多分今頃は受け終わって使命を果たさんとしてる頃か。

 そんで、トッシュ親分がモンジの親分に拾われたのが今だとはっきりしている。

 

 主要キャラは大体未成年なので親分以外に生まれてるのはシャンテさんくらいか。

 記憶が正しければ23歳=現在3歳のロリなはずだ。

 今行動してもいいがアルフレッドが生まれないのも問題な気がするので少し様子見か。

 

 現在地は東アルディアのプロディアス。

 アルディアにはこの時期ならまだどこかにピュルカ村があるはずだな。

 エルクくんには悪いがミリルやジーンと出会わせるつもりはない、ピュルカ村で暮らしていただこう。

 そもそも火の精霊がスメリアに行くこともなくなるし、悪影響があるとすれば1000年後のイピスティアくらいだろう。

 

 あとはガルアーノの野望だな。

 最低でも西アルディアの白い家は潰したい。

 ミリルやジーンはキメラ化前に救いたい。

 キメラ研究所ホルン支部は悩むな、リーザの件まで未然に防ぐとバンディットの存在がなくなってしまう。

 残りはやらんでも良かろう。グルガなんか全部ハッピーエンドだしなぁ。

 

 3にかかる問題としてはアレクくんの保護くらいか。

 正史じゃロマリア空中城墜落時にガルドさんが助けたらしいがそもそもロマリア空中城を浮上させるつもりがない。

 されどロマリアに彼を放置させたくもないので保護予定だ。

 アレクくんの問題以外は基本的に大災害さえ阻止出来れば悲劇をほぼ回避できる。

 大災害さえなければアカデミーも発足しないし、仮にアカデミーという組織が出来たとしても単なる慈善事業しかやるべきことがそもそもない。

 シャロンさんと教授は多分アカデミーがなくても結ばれるだろ。

 ガルドさんは多分このままならハンターのままだろうしセヴィルは3で21なら2時点で18歳。しかもバックボーンが描写無さすぎて2の時点じゃどこにおんねんな。

 それじゃ流石に助けようがない。

 

 

 結論、ロマリアさえブッ壊せば解決しね?

 

 

 さてさて、これから色々と回るとするかねぇ。

 飛行船、どっかで調達しねぇとなぁ。

 ヒエンは待てねぇしシルバーノアは王様とのコネがないし、どうしたもんかねぇ。

 とりあえず、今日は酒を飲んで寝よう。

 後は明日の自分に任せるとして、な。

 

 

 

 1年目 8月15日 東アルディア 南の小島ベースキャンプ

 

 今日は少し大掛かりな依頼を受けた。

 プロディアスの街を更に開発していくため、街から見える小島を探索してモンスターなどがいないか確かめてほしいらしい。

 場所はプロディアスの南にある小島で、街から普通に見える無人島の探索が依頼の内容だ。

 また、依頼には調査隊の護衛も含まれており、ベースキャンプを設営して本格的に開発をするらしい。

 依頼を請けたら他の仕事は放棄してもらうくらいには長期的な依頼らしい、そんな話を聞くのは良いがこの世界まだアークザラッド1より過去だよな?

 ガルドさんの存在もあり、大災害以降の気分である。

 依頼人とは街の南で合流した、本格的に調査隊の面構えだよ本当に。

 しばらくは酒が飲めなさそうである。

 

 そうして島までは船で近付いた。

 んで、改めて地図などで確認したが……あれここ、原作で女神像が建てられた小島じゃね?

 

 そうか、あんだけ開発が進んでるならこの時期はまだ未開の地でも問題ないのか。

 というわけで依頼を受けてプロディアスの街の南にある依頼人から説明を受けた。

 橋は当たり前だがまだない、なので船で向かうそうだ。

 飛行船がない以上仕方ないか。

 

 女神像の島……モデル的にこの日記じゃリバティ島と勝手に名付けるか。

 島を船で一周したが断崖絶壁で直接乗り付けるのは難しいと結論がついた。

 原作ゲームじゃ橋がかかってるくらいだからな。

 だが、比較的低い場所があったのでそこからロープを使って俺達が先行し、縄梯子などを設置して改めて乗員やキャンプ道具などを引き上げた。

 幸い見晴らしがいい、ベースキャンプを建てるのにちょうどいい開けた場所だったのでこのままここにベースキャンプを設営した。

 設営は俺達も手伝い、昼前には設営が完了した。

 食料や飲み水なども大量に引き上げたんだが、これそんな大陸から離れた無人島じゃないよな?

 妙に準備などが多すぎるんだが。

 

 

「先輩!ガルドくん!気をつけてくださいね〜!」

「わかってる、そっちは任せたぞヤマモト。」

「何かあったらすぐ連絡する、気をつけるんだな。」

 

 

 ヤマモトはベースキャンプの護衛、俺とガルドさんで探索だ。

 しかしガルドさん、貫禄ありまくりである。

 まだ11歳だよな?この人。

 そんなこんなで、島の中にある森へ出かけた。

 

 後に女神像が建設される島だがまだこの時代は開発が進んでおらず、森が広がっている。

 原作では普通に都会だったんだが、随分20年間で開発が進むもんだ。

 実際地図上でも面積はあまり広がっておらず、原作より少し広くは感じるがすぐに反対側へ着くくらいには狭かった。

 森と表現したが林に近い程度である。

 

 

「動くな、何かいるぞ。」

「……招かれざる客、というか住人か……」

 

 

 目の前からガサガサ、と音がした。

 俺とガルドさんは剣を構え息を潜める。

 槍だと戦いにくいと今回ガルドさんはほそみの剣を装備している。

 ちょうど3のOPでアレクくんに渡した剣に似たデザインのである。

 そうして注意深く見ていると、目の前から巨大な影が出てきた。

 巨大なシルエットに筋骨隆々な身体、それでいて人外を思わせる角と足跡。

 

「なるほど、レッサーデーモンか。」

「しかも一般的な色合いじゃないな……しかもサイズがでかい、こりゃ手配書で見たアイツじゃないか?」

 

 出てきたレッサーデーモンは肌色ではなく水色のボディ……ゲームでいえば『マッドバトラー』だった。

 それも巨大サイズで右目に傷があった。

 

「手配モンスター、『アイビー』だな。」

「気をつけろよイズモ、ありゃあ他より手強いぞ。」

 

 そうしてアイビーが咆哮をあげた。

 すると奥から複数のモンスターが出てきた。

 

「囲まれたか……数は?」

「フリージーが3匹、レッサーデーモンが2匹、妖樹2匹だな……やるしかねぇ、な。」

 

 青い色合いをしたスライム、アイビーより小さく肌が肌色のレッサーデーモン、目玉がついた大きな球根の見た目をした妖樹。

 ゲームでいえば雑魚だがリアルで見るとレッサーデーモン以外は何となく不快になるな、特に妖樹は。

 

「やられる前にやるぞ、イクサイトメント!」

「ありがたい、行くぞ!」

 

 俺がバフ魔法のイクサイトメントで攻撃力をあげ、ガルドさんが妖樹の群れに飛び込んでは一太刀浴びせて妖樹の1匹を瞬時に斬り伏せる。

 妖樹は真っ二つになり、残った球根部分が潰れてそのまま消失した。

 しかし何故俺だけストライクパワーじゃなくてイクサイトメントなんだ、これ3の魔法だぞ。

 

 

「キシャァァァァ!!!」

「よっ、と!んなもん当たるかよ!」

 

 

 レッサーデーモンの金棒が振り回されるが何とか回避、反撃の一撃を食らわせた。

 強くは打ち込めなかったがレベル差があるのかそれなりに効いてはいそうで傷口から血を噴き出している。

 フリージーはまだ距離があり攻撃にはお互い至らない。

 

「ぬぅん!!」

「ンガー!」

 

 ガルドさんは妖樹のツタを回避しながら反撃でまた撃破、妖樹弱すぎないか?

 ガルドさんだけで妖樹たちは消え失せた。

 

「次はこちらだ、真空斬!」

 

 俺は態勢を整えて居合抜きの構えに入り、フリージーAの方へカタナを振るう。

 すると真空波がフリージーに襲いかかり、核が斬れたフリージーのスライムボディは水となり消失する。

 これがトッシュ式真空斬である、こちらはトッシュさんの真空斬だ。

 

「何度も見てるがやるな……ならば俺も真似するまでよ!」

 

 ふとガルドさんを見ると、モンジ親分から続く由緒正しい真空斬を再現すべく、風で作った真空波を剣に纏わせていた。

 いや、まさかな……

 

「かぜの、やいばァ!!!」

「それ同じSO○Yさんの別のゲームの技ァァァ!!」

 

 剣に纏わせた真空波は、風の刃と化してレッサーデーモンたちを吹き飛ばした。

 それアークじゃなくてポポロじゃねーか!

 威力も2のピ○トロ王子並なのか、レッサーデーモンは一気に全滅をした。

 

「グルルルゥ……」

 

 一方アイビーは俺達が分散しているからかまだ近づいてこない。

 しかし、取り巻きが呆気なく壊滅したので腰の金棒を取り出して向かってきた。

 巨漢がのしのしと歩いて近寄ってくる、中々の迫力だ。

 

「後はヤツだけだな!」

 

 ガルドさんは気をつけながらもアイビーとの距離を詰める。

 俺もカタナを構えて同じく距離を詰める。

 そしてアイビーが金棒を振り上げた、まだ距離はあるから魔法だ。

 

「ウガァァァァ!!!」

 

 すると辺りが急に寒くなり、俺達に氷柱が突き刺さる。

 間違いない、これはマッドバトラーの得意技である水属性の魔法、『ブリザード』だ!

 

「ちぃ、意外と痛ぇなこりゃあ」

「だが、まだやれるぞ!」

 

 若いねぇ、ガルドさんはまだまだだとばかりに突撃して一太刀浴びせる。

 俺はその隙に更に距離を詰めてもう1つだけモンジ親分から受け継いだ技を繰り出す。

 真空斬と違い、近付く必要があるがこの走っていく力をそのまま攻撃に利用する大技。

 走りながら斬りつけ、狙った場所の動きを封じる一撃を食らわせるその技をアイビーの脚に打ち込んだ。

 

「虎影斬、Ver.1!!」

「ウゲェェェ!!」

 

 虎影斬、これは作品により効果が変わる技だ。

 アーク1では敏捷度、2では防御力が下がる技。

 俺が使ったのは1の敏捷度が下がる方、これでアイビーの脚を狙うことで機動力を封じた。

 アイビーは片膝をついて苦しそうにして動きを止めた。

 

「ガルドさん!」

「任せろ、ぬおぉぉぉ!!」

 

 ガルドさんは飛び上がってアイビーの頭上に剣を突き刺した。

 アイビーは断末魔の叫びをあげればそのまま仰向けに倒れた。

 死体は消えて、所持品だけが残る。

 

「やったなガルドさん!」

「あぁ、イズモも助かった。ありがとうな。」

 

 2人でサムズアップのハンドサインをし健闘を称え合う。

 そしてアイビーのドロップ品を確認する。

 

「おぉ、これは貴重な『みなぎる果実』じゃないか!」

「中々の収穫だな、モンスターはいなくなったし一旦ベースキャンプに戻ろうじゃないか。」

 

 確かに疲れた。

 少し休みたいな。

 

「だな、今日は帰って休もう。」

 

 そうしてベースキャンプに帰還した俺たちは作業報告を済ませて早々とテントで休んだ。

 今日は寝る前の日記も長くなってしまったな、明日は短くて済めばいいんだが。

 そして日記を書いて、俺は寝た。

 明日も頑張らなきゃ、な。




 原作との差異とか補足とか。

・アーク2より、エルクのアパートの描写が変わった。
今後イズモのアパートで固定します、全国のエルクファンの皆様には今から謝罪申し上げます(色々立場が変わるため)

・アーク2より、ウィルの岩場から西アルディアに行けそう。
行けそう、なだけ。
精霊の黄昏のネタですが『ウィルバ湖畔』なる湖があるので大災害以降は山が崩れて獣道くらいになったと解釈しました。
現在では中央山脈の踏破が必要なのでオリジナルダンジョンくらいにはなりそう。

・ガルドさんから飲み過ぎだと嗜められた。
そらまだガルドさん11歳だもん、仕方ない。

・アーク2より、インディゴウィスキーを飲ませてもらった。
アーク2と逆でプロディアスからインディゴスに酒の配達。
なので戦闘自体が起こらなかった。
ちなみにガルドさんは流石にミルク。

・インディゴスの酒場でボトルキープをした。
多分そのシステムはあると思う。

・改めてやるべきことをまとめた。
大体ロマリアが悪い(真顔)
3とかアレクくん助けたらあとは大災害起こさなければアカデミーは生まれないしそれによってテオくんママもリシャルトさんも死なない。
大災害でシェリル父も死なないし、大体丸く収まる。

・女神像の式典会場がまだ未開の地だった。
完全オリジナル、長くなったので分割した。
実際にはアーク2でゴーゲンのサンストで女神像破壊するシーンを観る限りあまり広くはなさそうだったが今回少し広げて未開の地の探索という描写にした。

・式典会場に手配モンスターが!
ノリはパレンシア城跡のディロスくらいのノリ。
アルディアにいそうなモンスターを考えるのが大変だった。

・ガルドさんが真空斬を真似して新技を開発した。
元ネタはポポロクロイス物語のピエトロ王子の必殺技。
ピノン世代のアニメでは王様になったピエトロ(CV.大塚明夫)も使っていたので中の人ネタです
ちなみに王子の頃の中の人と2における年齢はエルクと同じ(地味に年齢も一致)

・イズモの習得技がアーク2じゃない。
当作品が色々アーク3のノリなのでそのまま3仕様にしてみた。
多分転生特典(こら)

・虎影斬について
アークザラッド1では敏捷度が下がる虎影斬。
2だと効果が変わって防御力が低下するようになった。
それを『打ちどころによって効果が変わる』という解釈にしました。
ちなみにVer.1なのはアークザラッド1仕様だから。
2仕様ならVer.2。


現在のPTの特殊能力まとめ

イズモ Lv:25
真空斬Lv2
虎影斬(Ver.1)Lv1
虎影斬(Ver.2)Lv1
イクサイトメントLv1
※転生特典で技数の縛りがない、3の特殊能力使用可能

ヤマモト Lv:22
ポイズンウィンドLv1
キュアLv1
リフレッシュLv1
※転生特典で防具装備可能

ガルド Lv:32 
ワイルドシャウトLv2
モーリスグレイブLv2
トリロジーブロウLv1
かぜのやいばLv1
装備可能武器:剣、槍、ナックル
※3出身キャラのため3の特殊能力使用可能
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