本編とは別の世界線です。
ホシノを庇ったら腕がなくなっただけの話
「ふぅ、今回もなんとかなりましたね」
「ふたりともお疲れ〜!!」
今日もいつも通り襲撃しにきたヘルメット団を返り討ちにしていた。本当にこいつらよく懲りないよな……そんなことを思っていると、瓦礫の下からきらりと何かが光っているのが見えた。
(ん?なんだあれ……)
目を凝らして光っている方を見てみると……銃を構えたヘルメット団の残党らしきものがいた。しかもこの構えてる向き的に……
「ホシノ危ない!!」ドッ!
右手でホシノを突き飛ばすと同時に、左手で持っていたハンドガンで残党を撃った。だがそれでは少しだけ遅かったらしく……
「ッッッッ!!!!」
「「イツキ/くん!!」」
俺の右腕は……吹き飛んでしまった。
(いたいいたいたいいたいいたい!!)
久しく体験していなかったとてつもない痛みが彼に襲いかかる
「あ、あぁ……」
「ホシノちゃん!早く包帯出して、早く止血しないとまずいよ!!」
「ぇ、私が……」
混乱しているホシノに、ユメ先輩はいつも大きい声をさらに張り上げ言った。
「ホシノちゃん!このままじゃ本当にイツキくんが死んじゃうの!!」
その言葉に彼女は反応し、俯けていた顔をあげ急いでバッグの中を漁り出した
「……それは……それだけはいやです!」
「よし、消毒はしたから早く包帯巻いて!」
「はい!!」
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「……あのー、ホシノさん?少し離れてくれると————はい、なんでもないです…」
あのちょっとした事件から数日が経った。正直あの時は本気で死ぬかと思ったけど、ふたりが応急処置をしてくれたおかげでなんとか助かれた。本当にふたりには感謝しないとな。いや、それはそれとして………
「はい、あーん」
「別に1人でも食べれるって……」
「……そんなに私が食べさせるのは嫌ですか?」
やめてくれ!そんな泣きそうな目でこっち見ないで罪悪感がやばい!!
腕がなくなったのはホシノのせいじゃないって言い続けてるのに「私が責任取ります」って言ってずっとこんな感じのことしてくる。俺としては嬉しくもあるけど恥ずいからやめてくれるとありがたい。でもホシノに悲しんでる顔させたくないし……
「わかったよ、あー」
口を開けるとホシノが顔をパァと明るくさせて口の中に料理を入れてくる。ちなみにこの料理はホシノが作ってくれた、自分で作ろうとしてもまだ左手使うのに慣れてないからむずいんだよな
「どうですか?」
「すごい美味しいよ、ありがとうホシノ」
左腕でホシノの頭を撫でつつ、そんな言葉をかける
「うへ、それならよかったです」
あぁ、笑顔が可愛いなぁ。やっぱりホシノは笑ってる顔が一番だよ
「ふふっ、ふたりとも熱々だねぇ」
と、こちらの様子を微笑ましく眺めているユメ先輩
「うへ〜、これからもずっといっしょにいますからね」
オリジナル設定 キヴォトス人の耐性を無視できる弾丸
名前の通り、キヴォトス人が持っている銃に対する耐性を無視できる弾丸です。なぜヘルメット団がこんなものを持っているのかと言うと裏にいる組織が関係してるのですが、それはまぁ…わかりますよね?
次の章はどれにしますか?(どれにしろ数話挟んでからのスタートです)
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パヴァーヌ編
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エデン条約編
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アビドスリゾート編