タイトルと内容をほんの少しだけ変更しました
「よ、ようやく終わった…………」
薄暗いシャーレの中で、俺はため息をつくようにそう言葉をこぼした
"……イツキ、本当にありがとう。私1人だけだったら多分過労んでたよ。まぁ手伝ってもらっても死にかけてるけどね……"
「あはは、何とか致命傷で済んでよかった……」
今から約5日前、先生に『仕事を手伝ってくれない?』という連絡を受けて俺はここに来た。だけど最初はこうなると思ってなかったんだ……まさか5日連続徹夜して仕事することになるなんて
「あーもうねむい……せんせい、今日は仮眠室で寝させて……」
"いいよ"
……よしっ許可もらったことだしサッサっと行こう
テクテクと部屋を出て仮眠室に向かった俺だけど、歩いている途中でふと思った。普通に考えてこの仕事量を俺がいなかったら先生1人でやってたってやばい……と。
というわけで俺の徹夜5日目の頭でなぜなのかを少し考え……ようとしたけどやっぱりダメだった。
エナドリ!! ねむい
よし、寝よう
やばいもうなんかまじであたままわんなく……あ、ベッド。
「すやぁ……」
ベッドっていいよね。そう思ったのを最後に俺は意識を落とした
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『次は、アビドス中央駅〜アヒドス中央駅〜』
おっ、ようやくついた
俺は起きたあと、先生に挨拶だけ済ませてアビドスに帰ってきていた。流石にそろそろみんなが恋しくなってきたし……というか普通に対策委員会の教室が一番落ち着くからだ!
そんなわけで、早く家に帰りt——あ、シロコだ。多分日課のサイクリング中だな。
……案の定、こちらを見つけた瞬間に飛んできて、俺に抱きついてきた
「いつも遅すぎ、ばか」
「ごめ……」
ごめんと言いかけたその瞬間、イツキに電流走る。『ここでもしシロコを突き放したらどうなるのか』と。一応言っておくが今の彼はテンションがバグっているため、いつもの彼だったらしない……はずだ
「シロコ、ちょっと離れて」
「………え?」
「だから、離れて」
いつもの優しい雰囲気とは違い、冷たくそう言い放つ彼を見てシロコは目を丸くした
「1から説明しないとわかんない?鬱陶しいから抱きつくのやめてって言ってるんだよ」
「ぁ……え………」
こんなイツキを見たことがない。いつも優しくて、たまにドジで……かっこいい。そんな先輩だったはずなのに
「……じゃ、俺疲れてるから先に戻るよ」
「まっ、まって……」
シロコは早々と歩いていく彼の背中を、眺めることしかできなかった
……これぜっっったいにやりすぎたよな!?やばい次シロコに会ったら絶対嘘だったって言わないと。よし、こういうの絶対もうやっちゃダメだ……いや、もうそれよりもはやくかえりたい。シャーレで寝たはずなのに疲れが……*1
深夜テンションで書きました。番外編は不定期投稿です
次の章はどれにしますか?(どれにしろ数話挟んでからのスタートです)
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パヴァーヌ編
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エデン条約編
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アビドスリゾート編