リアルが忙しいので毎日投稿できなくなると思います
すいません
まぁとりあえず、それではどうぞ!
チン
エレベーターが止まり、扉が開く
ざわざわ
「ちょっと待って!代行!見つけた、待ってたわよ!連邦生徒会長を呼んできて!」
「うん?隣の大人の方は?」
「首席行政官、お待ちしておりました」
「連邦生徒会長に会いにきました、風紀委員長が、今の状況について納得のいく回答を要求されています」
少し強い口調で、3人はそれぞれの意見を言う
ダッダッダ
誰かがこちらに向かって歩いてくる
「あっ!あなたが先生ですか?」
歩いてきた彼がそう言ったので、私もそれに答える
"始めまして、君が思っている通り私は先生だよ"
彼は周りの様子を見て、声を小さくして言った
「やっぱりそうでしたか、じゃあちょっと話の邪魔になりそうなんであっちで少し話しませんか?」
隣でリンがたくさんの生徒の何人もの生徒の話*1を聞いているのがわかる
"うん、わかったよ"
彼と一緒に少し離れる
ふと彼の首に目がいくと綺麗な肌には似合わない、ボロボロなチョーカーがつけられていた
それを見て、私はなぜ彼がこんなものをつけているのか気になったので質問してみることにした
"その首のチョーカーはどうしたんだい?"
彼は少し肩を震わせたが、すぐにこちらを向いて答えた
「これですか?これはですね……俺の大切な人がくれたプレゼントなんです、まぁ色々あってボロボロにしちゃったんですけどね」
彼は首のチョーカーに優しくふれる
その様子はまるで、思い出に浸っているかのようだった
"そっか、大切なものなんだね"
私が言ったその言葉に彼は目を丸くした後、笑顔で答えた
「はい!」
彼は太陽のように暖かい笑顔で答えた後、思い出したかのように……
「あ、自己紹介し忘れてた」
たしかに、まだ彼の名前とか色々聞いていないな……
まぁでも、さっきの話を聞くかぎりとっても優しい子なんだろうな
そう、思った
「おっほん、俺の名前は今春イツキ!アビドス高等学校3年生です
これからよろしくお願いします、先生」
"うん、これからよろしく!"
これからこの子とは仲良くなれる気がする
そんなことを思っていると……
「先生!話している間にどこかにいかないでください
あなたも!勝手に先生を連れて行かないでください!」
怒ったリンが、私を呼びにきた
「ほら先生、早くきてください!」
「がんばれー先生」
リンに引っ張られみんなの元へ連れていかれる
私を見てくるみんなの目は少し…ほんの少しだけ冷たいような気がした
「ほら先生!皆さんに挨拶してください!」
そう言ってリンによって前に出される
"いてて、ごめんね、登場がこんな感じで"
"というわけで、こんにちは!私は先生、これからよろしくね"
私がそう言うと前にいるつみれ色の髪の子がすこしとまどったようにしゃべりだす
「こ、こんにちは?……いや、そうじゃなくて!」
「そのうるさい方は気にしなくていいです、いいですか?集中して聞いてくださいね?」
静かに怒るリンは、彼女に冷たくそう言って話を戻そうとした
「誰がうるさいですって!?私は早瀬ユウカ!覚えておいてください、先生!」
彼女……ユウカが自己紹介をしたので私もそれに答える
"よろしくね、ユウカ"
リンは、私たちが話し合えると少しあきれたような顔をして話し出す
「話を戻しますね……元々先生は連邦生徒会長が立ち上げた、ある部活の担当顧問としてこちらに来ることになりました」
「連邦捜査部シャーレ」
「単なる部活ではなく、一種の超法規的機関
連邦組織のため、キヴォトスに存在するすべての学園の生徒たちを、制限なく加入させることすらも可能で、」
「各学園の自治区で、制限無しに戦闘活動を行うことも可能です」
ざわざわ
この空間がまた騒がしくなる
それは当然だろう、どんな学園の生徒でも加入させることができ、しかも学園の自治区内なら制限なしの戦闘が可能?
……馬鹿げているにも程がある
しかしそれは、喋っている本人もわかっているようで……
「私にも、なぜこれだけの権限を持つ機関を、連邦生徒会長が作ったのかはわかりませんが……」
連邦生徒会長がなぜこのような機関を作ったのか……
それは首席行政官である彼女にもわからないようだ
「シャーレの部室はここから約30km離れた外郭地区にあります
今はほとんど何もない建物ですが、連邦生徒会の命令で、そこの地下にとある物を持ち込んでいます」
「先生を、そこにお連れしなければなりません」
リンはスマホを取り出し、とある人物に連絡をかける
「モモカ、シャーレの部室に直行するヘリが必要なんだけど……」
『シャーレの部室?……あぁ、外郭地区の?そこ、今大騒ぎだけど?』
リンがモモカといった人物は他人事のように言う
「大騒ぎ……?」
『矯正局を脱出した退学中の生徒が騒ぎを起こしたの、そこは今戦場になってるよ』
「……うん?」
リンの周りから黒いオーラのようなものが出てくる
……これキレてない?
『連邦生徒会に恨みを抱いた地域の不良を筆頭に、巡航戦車なんかも使っちゃって、周りを焼け野原にしてるみたいだよ?』
『それで、どうやら連邦生徒会所有のシャーレの建物を占拠しようとしてるらしいよ?まるでそこに何か大事なものでもあるような動きをしてね』
「……」
ササッ
リンの近くにいた4人はリンから出るオーラを察知したのか少し後ずさる
「先生、あれ絶対キレてますよね?」
"……うん"
彼女に聞こえないように、イツキと話す
『まぁでも、もうとっくにめちゃくちゃな場所なんだから、別に大したことな……あっ、先輩、お昼ご飯のデリバリーが来たから、また連絡するね!」
ブツッ
電話は一方的に切られた
正直私も同じことをされたら怒るだろうが、関係ない
今はただ、リンが怖い
でもそんなことで先生が生徒と話さないのはだめだと思うので、声をかける
"だ、大丈夫?"
……私の声は、少し震えていた
「だいじょうぶ、大丈夫です、……少々問題が発生しましたが、大したことではありません」
そろり、そろり
イツキが動けない彼女たちのうしろを通り、逃げようとするが……
がしっ!
「!?」
「1人だけ逃げるなんて、だめですよ?」
状況を理解したユウカは、イツキの肩を掴み逃走を阻止する
「あ、あはは」
イツキも諦めたのか、乾いた笑いをあげる
そんな様子を見て、残った3人も理解する
……これからやらなければならないであろう、面倒事の予感を…
先ほどから5人を見つめていたリンは喋り始める
「ちょうどここに各学園を代表する、立派で暇そうな方々がいるので、私は心強いです」
こ、怖い……
黒い笑顔で淡々と言うリンが恐ろしく感じた
「キヴォトスの正常化のために、暇を持て余したみなさんの力が今、切実に必要です、行きましょう」
「い、行くってどこに行くのよ!?」
そんな言葉に、彼女は答える
「私が先ほど話していた通り、シャーレですよ」
人間なんでミスもあります
そういったところは優しく教えてくれると助かります
ここまで読んでくれてありがとうございました
次の章はどれにしますか?(どれにしろ数話挟んでからのスタートです)
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パヴァーヌ編
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エデン条約編
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アビドスリゾート編