今考えると、ビナー倒す意味なかったんじゃ?と思ってしまう……本編どうぞ
大将をシェルターまで送ったあと、俺はヒナに電話を掛けていた
プr『もしもし』
相変わらず出るの早い……。ホシノも電話に出るのめっちゃ早いしなんか流行ってんの?
……まあいいや、とにかく早くきてもらわないと
「もしもし、突然なんだけど今から俺の言う場所に来れる?」
『えぇ、大丈夫だけど……もしかしてその場所ってアビドス?』
あれ、なんでわかっ………あ、そういえばヒナって原作でなんか知ってるみたい感じだったよな。てことは風紀委員会がアビドスに来てることを最初から知ってたのか。理由はよくわかんないけどそれなら話は早いかも
「そう。詳しい場所は俺から送るけど、そっちの風紀委員のやつらとうちの後輩たちが交戦しちゃってるから止めて欲しいんだ」
『……はぁ、みんなにアビドスで揉め事はするなって言っておいたのに……わかった、もう近くにいるからすぐに向かうわ』
よし!これで大丈夫なはず。あとは一応俺も柴関ラーメンに戻ればいっか
「まじでありがとう!お礼はあとで絶対する!」
『ふふっ、別にあなただったらお礼はいらないけど……そうね、もしできればまた
あーたしかに、最近色々忙しかったからあんまり会ってないもんなー。……まあそれでヒナがいいならいいや。俺も久しぶりに遊びたいし
「おっけ、そうしよう。それじゃあ
『ありがとう。それと、少しあなたに伝えたいことがあるからあとで少しだけ話させて』
「わかった!それじゃあまたあとで」
『えぇ、またあとで』
ブチっ
……とりま今回はこれでいいはず。最悪建物が壊されてたとしてもきっとアル達がお金置いてってくれるし。そう考えると、問題はこれからのこと……。次にあるのはカイザーとのいざこざだけど、そもそもあいつの目的のビナーは俺が倒したからあるのかわかんないんだよな………
よし一旦パス!
それの後にあるのがホシノの失踪……。これに関しては………絶対に起こると思ってる。その理由が俺。
『はい、その通りですよ。そうですね……貴方か小鳥遊ホシノさんが我々の実験に協力してくださるのなら——』*1
あの電話の時黒服はこう言った。あいつが俺のヘイローを壊したあの弾丸のことについて何かを知っているのは確定している、てことは治す方法についても少なからず知っている可能性は高い。そこで、もしあいつがそれを交渉材料にしてきたらホシノは断らない………と思う。というかどっちにしろカイザーから色々やられるから結局だ
……よし、今考えられるのはこんぐらいか。あとは柴関ラーメンに戻ることに集中しよう。どうせ途中でアヤネとかから連絡が来ると思うし
****************
数分歩き、柴崎ラーメンに戻ってきた……が、どうやらすでに戦いは終わっているらしい。風紀委員の奴らが倒れた仲間を起こしながら帰る準備をしている
「イツキ先輩!」
少し奥の方からそんな声が聞こえた。そちらの方に目をやると、いつのまにかみんなが俺の近くにいる……あ、奥の方にヒナもいた
「あーごめん。ちょっと遅れた」
「もうっ!すごい心配したんだから」
「ん、でも元気そうでよかった」
ふー、と誰かが安心したのか深く息をついた。さっき連絡はしていたけどこうやって俺の姿を見てほっとしたらしい
……それから少しだけ話をして、俺はヒナの元へと向かった
「ヒナ、急にお願いしたのにきてくれてほんとにありがとう」
そう言いながら、俺はヒナの頭を撫でる。もうなんかこれがテンプレになってるような気もするけど、まあ気のせい
「どういたしまして、……それでさっき言ったことについて何だけど………」
「うん」
こほん、と咳払いをしてヒナは俺に言った
「イツキはカイザーコーポレーションって知ってるよね?」
「うん、まあなんとなくだけど」
「……わかった。これはまだあまり知られていない情報なんだけど……あの、アビドスに捨てられた砂漠ってあるでしょ?あそこでカイザーコーポレーションが何かを企んでる。その何かまではわからないけど……」
……なるほど。結局カイザーがあそこで色々やってることは変わってないのか。……いや、そもそもアビドスに刺客を送り続けてる時点でわかってたまであるな。
あれ、でもまてよ?カイザーが結局企んでることはわかったけど何がしたいんだ?あいつの目的のビナーは俺が倒したし……は、どういうこと?それとも俺が単に原作を覚えてないだけ?アビドスにはビナー以外に俺の知らない何かがあるってこと?じゃあ一体何が—「大丈夫?」
「へ?」
「何だかすごい思い詰めてそうな顔してたから……」
どうやらヒナが心配して声をかけてくれたらしい
「……ごめん、全然大丈夫!ちょっと最近色々あったから………」
「そう……でも本当に思い詰めすぎるのは良くないから、もっと周りの人に助けてもらってもいいんじゃない?ほら、イツキが私にそうしてくれたみたいに」
……真っ直ぐに俺の瞳を見てヒナはそう諭した。んー、そうしようとするときはあるけど、最近みんなに助けられっぱなしだしなあ。俺わんちゃんホシノがいなかったら死んでたかもしれないし。なんか申し訳なさが……
「別に無理にとは言わない。でも本当にダメな時くらいはそうした方がいいよ。何かあったら私も手伝うから——「ヒナ委員長!そろそろ……」
「……ごめんなさい、もう少し話したかったけど、時間みたい。それじゃあ……またね」
「大丈夫、気にしなくていいよ。それじゃあまた」
……すぅーーーー、深く考えすぎなのかな?さっきも考えてたけど俺あんま頭良くないからわっかんない。まあいいや、とりまみんなのところに戻るかー
スタスタと歩き、みんなの元へと戻った。だけど何だか様子がおかしい。少しみんなの顔が引きっつてるような……
「え、みんなどうしたの?」
"……はぁ、説明"
へ?
"イツキ、何でヒナとあんな仲良さそうだったのか説明して"
「あとどんな関係なのかも詳しく。内容次第では殴る」
「なんで!?」
たしかにみんなにヒナとの関係知らせてなかったけどそんな殴るまでのことか!?シロコが物騒すぎてやべぇ……
「ほら、さっさっと話してください☆」ゴゴゴゴゴゴ……
わァ……ァ…………こっちはこっちで笑顔なのに圧が、圧がすごい
「は、話すからその顔やめて……ジリジリ近づいてこないで……」
"うんうん、わかればよろしい"
というわけで俺はみんなにヒナとの出会いを説明した……………
"うん、なんとなくだけどわかったよ。でもそういうことは先に言った方が良かったよ、絶対"
俺とヒナの出会いについて一通り説明したあと、みんなは少し難しそうな表情を浮かべたが一応納得はしてくれた。……話すだけなのにみんなの目が怖くてびびった。それのせいでなんかさっきまで悩んでたのが全部吹っ飛んでった気がする
「それで?あの風紀委員長との関係はわかったけど、さっきは何話してたの?」
「あー、それはまあ……後で説明するよ。ところでなんだけどホシノは?」
『ホシノ先輩なら、少し遠くにいるらしいです。……はぁ、ホシノ先輩もイツキ先輩も大事な時に居ないんですから……』
「あはは、それはごめん。まあでも俺がいなくても大丈夫そうだったしそれは許して」*2
アヤネから軽蔑の目を向けられているような気がするが、それは一旦スルー
「……ねぇ、とりあえず一旦解散にしない?私汗かいちゃったからシャワー浴びたい……」
"たしかに、結構いろんなことが起きたからそれがいいかもね"
『……わかりました、ではひとまず今日のところはこれで解散にして、また明日学校で情報を整理しましょう』
見なくてもいい補足
イツキはブルアカをエデン条約編までしか終わらせてないです。だけど、アビドス編は彼にとってめっちゃ好きな物語だったのでそこだけ何周もしてるからめっちゃ細かくわかるって感じ。エデン条約とパヴァーヌはまだざっと見ただけなんで、重要なところはわかるけど細かいところまではわかってないです。あと原作に関する記憶をできるだけ忘れないようにノートにメモってある。それはイツキの部屋のどっかに置いてあります
次の章はどれにしますか?(どれにしろ数話挟んでからのスタートです)
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パヴァーヌ編
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エデン条約編
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アビドスリゾート編