ハッピーエンドを目指す男の子の話   作:初心者先生

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流石にネタすぎたので前のやつ修正しました



知りたい欲がでかい黒服さん

風紀委員襲来の翌日、俺は黒服の元へと足を運んでいた

 

「クックック、こうやって直接お会いするのは久しぶりですね。イツキさん?」

 

 

ここに来る前はみんなで会議をしていて、ヒナから言われたあの情報から捨てれられた砂漠に行くことが決まったんだけど、俺は行かないことにした。理由は黒服から俺のヘイローを元に戻す方法を聞きだすためだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……でも正直、みんなに行けないって言ったとき嘘ついた罪悪感と一緒に行ってあげれないっていう申し訳なさで辛かった。あとホシノにも本当のこと言ってないからバレたら間違いなくやばい*1

まぁヘイロー戻ったら結局アレだから時間の問題だけど……

 

「うん、久しぶり。たしかに最近電話ばっかだったし、直接会うのは数ヶ月ぶりかも。……まあいいや、早速本題に入らせてもらう」

 

「おやおや、私としてはゆっくりとお話ししても良かったのですが……イツキさんがそう言うなら仕方ないですね。立ち話も何ですし、そこのお席へどうぞ」

 

 

そう言って黒服は俺を目の前にある椅子に座るよう促した

 

「よいしょっと。……それで、単刀直入に言うけど俺の要件は一つ。黒服、俺のヘイローを治す方法を教えろ」

 

流石にこいつだったら戻す方法知ってるだろ。というか知っててもらわないとめっちゃ困る。そう思っていたら黒服がさっき俺が言ったことについて質問をしてきた

 

 

「……それはもちろん、取引……ですよね?」

 

「あぁ。もちろん俺からも報酬を出すよ」

 

「その報酬とは?」

 

「……一つ、一つだけお前の質問に答える」

 

「クックック、なるほど……わかりました、それでいいですよ。それと……少し待っていてください」

 

「?」

 

 

黒服がデスクの引き出しを開き、中にあるそれを取り出して俺の前へと置いた。それは、黒色のすこしメカメカしいリストバンドのようなもの見た目をしている

 

 

「これはいわゆる嘘発見器と呼ばれるものです。手首につけておいてください」

 

「……なるほど、俺が質問を答える時に嘘つくかもしれないからこれをつけろってこと?」

 

「……そのとおりですよ。イツキさん、大人はあなたが思っているより慎重であり、臆病なんです」

 

そのすぐ後に『そんなことより、契約書にサインをお願いします』そう言われたのでしっかり契約書にサインを施した。契約内容の中に()()()1()()()()()()()()()()()()()()()()()とあったがこれはちょっとよくわかんね

 

「で、結局お前は何が聞きたいんだ?」

 

「そうですね、色々聞きたいことはありますが………ここは一つ、あなたと出会ってから一番気になっていたことでも聞くとしますかね」

 

こほんと咳払いをして、黒服は俺にこう言った

 

「イツキさん、あなたはこの世界の人間ではない……いえ、()()()()()()の方が正しいですかね?」

 

 

……やっぱりわかってたのか。黒服は気になることに関しては徹底的に調べる、そんなやつだ。だからこそ調べてない方が怪しいと思ってたけど……まぁ、案の定そうだったみたい。でも、まだ詳しいことわかってなさそうだし大丈夫なはず。……一応質問に答える前になんでそう思ったのか聞いてみといた方がいい気がする。よし、聞いとくか

 

「……黒服、そう思ったきっかけとかってなんかあるの?」

 

「きっかけ……ですか。そうですね、いくつかありますが……一番はやはり、イツキさんがアビドスの生徒になった以前の記録が全くなかったからですかね。

たとえ何の功績を残していない生徒でも、一般人でも多少の記録は残っているはずなんです。

ですがあなたに関するものは……何も残っていなかった。そう、まるで()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「……黒服!?お前まさか!!!」

 

『クックック』と、俺の反応を嘲笑うかのように笑う黒服。彼の表情は、心底楽しそうだった

 

「先ほどの質問はあなたの反応を見るためのブラフですよ。……それでは契約書に書いてある通り、質問を変更させてもらいます。変更後の質問内容はあなたは別世界の先生なのかです。

もちろん、これに答えなかった場合は契約違反になってしまいますからね」

 

「……」

 

こいつ最初から全部わかって……いや、今はそれよりもどうするべきか考えないとやばい。まじでやばい!!

こいつのことだから俺が先生やってたってことを知られたらそれを交渉材料にしてきそうな予感しかしない。そうなったら今までやってきたのが全部無駄になるかも……

いやでも、別に俺が先生やってたわけじゃなくてゲームをやってたってだけだから……よし、ワンチャンに賭けよう。この嘘発見器がどこまでを嘘と捉えるのかまっったくわかんないけどやってみるしかない!というかこれしか選択肢がない……

 

「黒服、俺は—————

 

 

 

****************

 

 

 

「つ、疲れた……」

 

黒服との取引を何とか済ませ、今は学校へと戻っている。ちなみに、さっきした賭けについては成功したので黒服に有利な情報を渡さずに済んだ

 

「とりあえずヘイロー戻ったし、次はどうしよっかな〜」

 

俺は独り言を呟きながら、砂漠を歩き進んでいった

 

 

*1
もしホシノに言ったらついてきそうだし、『全部私が何とかするから』とか言われそうだったから伝えてない




ちょっと本編に書いてある情報だけじゃ黒服がイツキを『先生』だと思った根拠として弱いと思ったので補足書いときます。ちょっと納得できなかった人は見ておいてください


補足

まず第一に黒服は2年前にイツキと出会ったあのときからずっと彼のことについて調べていました。
それで本編でも言ったようにイツキの昔の記録が何一つ見つからなかったこと、そして彼の未来を知っているかのような言動や行動から黒服は2年前の時点でイツキは『別の世界線の住人』なのではないか、という結論に至りました。
だけどそこから時が経ち、先生がやってきたことによって黒服は考えを改め直すことになります。
先生がシャーレに来ることを知っていた黒服は、前もってシャーレに盗聴器を仕掛けており(今はもう回収されてる)イツキと先生の会話を聞いてイツキが先生しかパスワードを知らないはずのオーパーツ『シッテムの箱』をまるで使ったことがあるかのようにパスワードを入力していたので黒服は最終的にイツキが『別世界の先生』という結論に至ることとなりました

これで終わりです。文章長くなっちゃってすみません……

次の章はどれにしますか?(どれにしろ数話挟んでからのスタートです)

  • パヴァーヌ編
  • エデン条約編
  • アビドスリゾート編
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