駒王学園の狂気 U☆RA☆ME 尚〜未だに相手は居ないものとする...   作:ある日そこに居たであろうクマさん

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ウラビエルside

前回の茶番の続き!

読者のみんな、元気にしてるかな?我が名はウラビエル!元大天使候補で元神の子を見張る者の幹部。そして最天のロンの弟子だ!

そんな私は今...

「クソォォォッッ!!何で一般人の癖にそこまで強いんだよ!おかしいだろ!?」

「フハハハハハッ!哀れクマねぇ、ムラビエル!」

「誰がムラビエルだッ!?私はウラビエルだ!私の至る所にムラがあるみたいに言うなッ!」

「そもそも裏室戸流ってガチでなんなんだよ!?そもそもその強さなら人間どころか神殺せんだろお前ッ!」

クマ退治をしていた...否、しようとして返り討ちに遭っていた!

だが...

「ええい!そんな事はどうでも良いクマ!大人しくぶっ飛ばされろクマ!」

この作者、人間の癖に明らかにおかしい!そのくらい強いのだ!
だが、その途中...私はある事を思い出した。そう言えば、人間界には...

『親が親なら子も子』

と言う言葉があると。

だからこそ思い出した...

『ヒィハハハハハハッッッ!!!!!』

『〜〜〜』

『制裁ッ!』















こいつ、あの人達の親だったッ!?*貴女の親でもあります。

そりゃあ、滅茶苦茶さか強さは似てないとおかしい!*貴女も大概です

この常識破りのクソ熊がァァァァッッッ!!!*いや、だからアンタもだって!


「喰らうが良いクマッ!裏室戸流奥義ッ!」

「ッ!?」

奥義だと?一体どんな技をッ!








黒羅滅精(くまらめっせい)ッッッ!!!!!


「何じゃそりゃあッッッーーーー!?!?」

そしてこの後、私は何処か遠くの海岸で目を覚まして普通に駒王学園に戻ったとさ...

ヤロウッ!いつか、復讐してやる!

「どうでも良いけど本編に行くクマ♪」

「どうでも良いって言うなァァァァ!!」

「それと、読者の皆さん。今回からこの作品ではウラビエル視点や川狩視点。他のキャラ達それぞれの視点での話が多くなりますクマ。偶に第三者視点での話もあるクマけど、基本的にはウラビエル視点が多いと思うのでそれでよければ今後とも見ていってくれクマ♪」

それでは改めて、本編にどうぞ♪






第六恋 安心するんじゃ、ポルナレフ!ガム買って来た「出来るわけねえだろオォォォッッッ!!!」

 

 

川狩side

 

 

ども、皆こんにちは。こっちの時間からしたらこんばんは。俺っちは川狩尽平。元江戸時代の術師で現在はこの世界の駒王学園の教師をやってます。そんな俺っちは今...

 

「ふぅ〜いやあ、やっぱりこの店が一番落ち着くな〜」

 

「普段から落ち着いてくれたらどれほど良かったか...」

 

「川狩ィィィッッ!!折角の私の第一声に口挟むんじゃねえよッ!」

 

「黙れよ金色二重犬被女(ゴールデンチワワレトリババア)

 

「ごーる?チワ...ババアッ!?」

 

世界で一番暑苦しい女(U・RA・ME)と居酒屋で一緒にいるんすよね〜

 

ハァ〜本当にやめてほしい。何で休日にこんな人と一緒に居なきゃいけないんだろう。久々に寿司でも食べに行こうと思ったのに...

 

「川狩ィィィ、話聞けよォォ!めーちゃんが寂しそうにしてんだろォッ!?」

 

「いや、いつもの事だろ?」

 

「てめえを潰すッ!」

 

たくっ、だから嫌なんだよ。この人の相手は...ただ、早く話を終わらせたいのもまた事実。

 

故に...

 

「それじゃあ、話聞きますから座ってください。他の部屋にも聞こえますし...」

 

「なんだよ、ちゃんと聞いてくれるんじゃん♪川狩は本当は良い子「アンタ...もしかしてもう飲みました?」...飲んでないよ」

 

「ちょっと飲みましたね...だからいつもより暑苦しいと言うか、厚かましいのか」

 

「どう言う意味だよてめえッ!?」

 

まったく...何で夜までこんなに喧しいんだか.....この人、本当に1「年齢を口に出すな」そこだけ正気に戻るのやめません?

 

「で?オカ研と生徒会の話はどうだったんだ?アンタ、また何かやらかしたんですか?」

 

「んな訳ねえだろッ!...明日くらいかな、リアスちゃん達のところに教会から使いが来るらしい」

 

「はあ?教会...それって、まさか。またアンタを勧誘しに来るのか?」

 

「いや、それが数日前にアザゼルが来てさ...その時にあいつが昔同僚だったコカビエルのオッサンが教会から聖剣を盗んだって」

 

「コカビエルゥ?アンタの元同僚で神の子を見張る者の幹部の?」

 

コカビエルねぇ...噂には聞いてるけど、確か無類の戦闘好きで戦争好きとかいう奴、昔の俺っちなら気があってたかもねぃ

 

「それでアザゼル曰く、コカビエルの狙いは三大勢力による戦争の再発で、その為に聖剣を奪取しリアスちゃんとソーナちゃんを狙い。更にそのついでに私との再戦も望んでいる可能性もあるとか...」

 

「結局アンタも原因の一端じゃないですか」

 

「違うッ!全部あのオッサンが悪いんだ!めーちゃんは今回悪くねえぞッ!」

 

いや、アンタも相当絡んでますよね。というか、だから今日はやけ酒気味なのね...だが、教会に悪魔それに堕天使のコカビエル。ここまで色々揃うと面倒この上ないのでは?俺っちの仕事の邪魔さえしなけりゃ何でも良いが...

 

「でさ、本題なんだけど!」

 

「ん?なん「川狩もお姉ちゃんのお仕事手伝え!」アンタ、今日は本格的に酔い.....アンタ、今何つった?手伝え?誰が、何を?」

 

「ハァ〜...まったく!仕方ない弟だッ!ならばもう一度言おう!川狩、お前も仕事をやらない「すいませ〜んお会計!」ちょっと待ってェェェッッ!!!!」

 

さ〜て小銭小銭...

 

「おい川狩ィィィッッ!お前は自らの姉を見捨てると言うのかッ!?見損なったぞ!」

 

「うるせえよ。人が何日も徹夜で仕事やってんのに、こんなとこに連れて来てまで何宣うのかと思ったら...アンタって奴は」

 

「いっ良いだろッ!どうせ暇「生憎、アンタより忙しいので」んだとテメェッ!私だってお前が一番頼りになるって思ってだな」

 

「.....知らねえよ。悪いが俺っちは学園に何か無い限りは動きはしねえよ。もし誰が手伝ってほしいなら他を当たってくれ」

 

「ッッ川狩の馬鹿アァァァァッッッ!!!!」

 

誰が馬鹿だッ!人がまだ仕事があるってのに好き放題抜かしやがって...

 

まあ、尤も...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんな奴でも、てめえらよりは常識あると思うがなァ?」

 

「まっ待ってくれッ!違うんだ、我々はただっ」

 

「そうだ!ウラビエル様はあの時錯乱して「黙れッ!」ひぃぃぃッッッ!!」

 

あんな人でも俺っちを頼りにしてくれてんだよ...そして俺っちはこう見えても結構あの人の事好きなんだよ...少なくとも、人の隙をついて攫おうとする奴らよりはよっぽどな...

 

「兄貴の事といい、あの人の事といい...よくもまあ俺っちの家族をコケに出来るもんだよ...」

 

「なっ何をッ!」

 

合計三十人ちょっとか...片付けが面倒だから、一気に始末してやろうか...

 

「じゃあな、クズ共...」

 

『ッ!?』

 

お前らは未来永劫消えて無くなれ...

 

合わせるのは...持水合掌。

 

 

「領域展開.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真平流動(またいりゅうどう)

 

 

後日、ウラビエルから連絡があって昨日あの場にやって来ていた教会の連中が消えた事が天界や教会上層部に伝わり、奴等は堕天使ウラビエルの怒りを買い、そのまま消されたと推測がなされたらしい。

 

なんでも、奴等はウラビエルの信仰者の中でも過激派な連中だったらしく、強制的にでもあの人を連れ戻そうとしてたとか...

 

というか、やっぱりあの人知ってやがったな。まだ数本しか開けてないのになんで酔ってんのかと思ったら...

 

「まったく...」

 

もし、時間が空いてたら手伝うか...

 

 


 

 

後日〜

 

駒王学園。

 

ウラビエルside

 

「ねえ、私行かなきゃダメ?」

 

「仕方ないでしょう。この間も言った通り、貴女が居れば話も早く済む。それに彼方側からも無理矢理な事はしないので、貴女と話をさせてほしいと...」

 

「マジかよ...めんどくさいな〜」

 

私は現在、生徒会でソーナちゃん達の手伝いをしながら例の教会の使いがオカ研に来るまでの時間潰しをしていた。

 

しかし...

 

「ところで白金先生。先生の師匠の『異界の天使』ってどんな人だったんですか?俺は三大勢力の戦争中に乱入してきた二天龍を撃ち倒した事以外は全く知らないんですけど...」

 

?異界の天使を...知らない?師匠を、知らない?

 

「匙ッ!いけません!その話題はッ」

 

「えっ?何が「何ィィィィッッッ!?」なっ!?」

 

「ほら見なさい。始まった」

 

しっ師匠の事をしっ知らない...だと?おのれ、ゲンゴロウッ!私の師匠の事を知らないなんて!そんなの私の美貌を理解出来ないあのクマと一緒だぞッ!

 

「ゲンゴロウッ!ほんっとお前はゲンゴロウだな!何で師匠の事を知らねえんだよ!?」

 

「いや、そんな事言われても...」

 

「黙れ!良いか?師匠はな...」

 

「きゅっ急にどうしちまったんだよ...」

 

良いか、ゲンゴロウ!師匠は男ではあるが、この私が唯一惚れかけた存在なんだ!最初はちょっと引いてたけど、私の女と恋への想いを語ったら師匠はそれを真剣に聞いてくれて、それで私を弟子に取り数十年以上も修行をつけてくれて、更に自分の技も幾つか伝授してくれてだな。それに料理も教えてくれて、オリジナルのロンって人も居るんだけどその人も紹介してくれて、その人からも色んな魔術を教わったり...

 

「なっなんだってんだ?」

 

「匙、もうこうなったら止まりませんよ」

 

「?会長、どう言う事ですか」

 

「彼女、白金先生は自身の師である『異界の天使』を相当慕っていらっしゃるんです。だから、かの人物の話題になると今の様な暴走状態とも言える状態になるんですよ」

 

「まっマジっすか!...ん?いや、待てよ...この人、確か男にはそこまで好意とか抱かないんじゃ無かったんじゃ...」

 

「そうですね。少なくとも本人曰く、男と付き合うなどはあり得ないらしいです...そう、『例外』を除いては...」

 

「まさか、ですよね?」

 

「本人はあちらにその気があるならこっちもアリだと言ってるらしいですよ」

 

くっまだまだ語り足りねえッ!ゲンゴロウ、てめえには今までの誰よりも師匠の素晴らしさを聞いてもらうからなッ!後、呑気に話してねえで聞けよッ!師匠だぞ!『異界の天使』だぞ!だから...

 

「聞けよオォォォォッッッ!!!!」

 

「なんでこの人こんなに面倒くさいの!?」

 

「...白金先生。どうやら、教会から派遣された者達がこちらにいらっしゃったみたいですよ」

 

...げっ先にオカ研じゃなくて、こっちに来たのかよッ!まだ師匠の事も十分に語れてないのにッ!?

 

「白金先生...まさか、オカルト研究部の部室では無くこちらに手伝いに来たのは...」

 

「私達の仕事を手伝うという口実で教会関係者から逃げようとしていたとか?」

 

「いっいやだなぁ!そんな訳無いじゃんッ!もう、ソーナちゃんと椿姫はそんな、あはっアハハハハハハッ!!」

 

『絶対そうだな、この人』

 

「みんなで疑う必要なく無い!?」

 

くぅ〜なんだよ、みんなしてめーちゃんを疑いやがって!私は、私はただみんなに愛してほしいだけなのにッ!

 

「クソ『コンコンッ!』...うわー最悪のタイミングで来たみたい」

 

クソッ私に仲間、は...ちょっと待て...何かッ!

 

「どうやら来られた様ですね。教会の方ですか!どうぞ、お入り「椿姫ッ!避けろッ!」しっ白金先生!?」

 

ドオォォォンッッッッ!!!!!

 

危なッ!後もうちょっと遅れてたら椿姫が潰されるとこだったわ!そもそも、今の時間帯に他の生徒は居ないけどもう少し遠慮ってものは無いのかッ!?第一今のは確実に目立つ目立たないの範疇を超えてんだろ!しかも...

 

「ヅアァァァッッッ!!」

 

「させねえよッ!」

 

誰かは知んないけど、マジで滅茶苦茶だな!しかも、こいつ...強いなッ!少なくとも龍王クラスを瞬殺できる強さはある!

 

「っ貴様!強いな...何者だ、名を名乗れッ!」

 

「お前こそ誰だよ?少なくとも人にものを尋ねる奴の態度じゃねえだろ」

 

「喧しいッ!とにかくウラビエルとやらを出せッ!私はそいつに聞きたい事があるのだッ!」

 

「は?ウラビエル...」

 

『またアンタですかッ!?』

 

え、マジで?そもそもやっぱりこのフード、教会の奴じゃんか!じゃあコイツが使者の一人か!?というか、この気配...何だろうな?()()()()()()()()

 

いや、それよりッ!

 

「だから疑うなよ!?めーちゃんは今回無実ッ!私は何もしてないのッ!」

 

「いや、絶対アンタが原因だろ...」

 

「ゲンゴロウッテメェッ!後で覚えてろよォォォ」

 

ゲンゴロウッ今はそれどころじゃねえだろ!早くか弱い私を助けろよッこんなゴリラといつまでも戦闘なんて出来ねえよ!

 

「アンタ、自分もゴリラって事忘れてんだろ?」

 

「ゲンゴロウ!何でお前は日を追うごとに川狩に似たような言葉遣いになってんの!?あいつに教育でもされてんのかッ!」

 

「そうっすよ。あの人、日本史を教えるついでと言わんばかりに日本に住み着く酒と女に溺れた堕天使の代表の扱い方っていう自分が書いた教科書的なのを授業を受けた生徒全員に配ってますから」

 

「なん...だと?」

 

なるほど、通りで.....川狩ィィィィッッッ!!あいつか?あの馬鹿の仕業か!?

 

*貴女も大概です。

 

アイツ、そんな本をわざわざ書いて生徒に渡してんの?まさかとは思うけど、いつも長くて一ヶ月くらい徹夜で作業してんのはこの為だった?

 

*普通に好物の為です。

 

あのヤロウッ全てはこの時の為の準備だったのか!?めーちゃんを陥れて生徒達の人気を奪う為の作戦だったのかッ!

 

*彼はアンドロイドではありません。貴女はノロケロイドです。

 

「貴様がウラビエルとやらか!」

 

「お前は黙れよッ!後、拳を納めろ!学園が滅茶苦茶になんだろッ!」

 

「黙れ、私は貴様に奴の事を...()()()()の事を聞かなければならんのだッ!」

 

「は?メレエル...」

 

色々考えてるとこに更に目の前のコイツも爆弾を落としやがった!メレエルだと?それは確か師匠の昔使ってたって偽名...だが、目の前のコイツは明らかに人間だ。一体コイツは...

 

「やはり、知っているようだな」

 

「お前、ガチで何者だ?何で師匠が昔使ってた名を知ってやがるッ!」

 

「...そうか、聞かされていないか。ならば名乗ろう!我が名はイディア!現人間にして元モンスターワールドの天界に君臨する天聖の一人()()()()()()() ()()()()()()()()()()!」

 

「...は?」

 

「何ですって?」

 

「こいつ、何言って?」

 

天聖だと...しかもコイツ()()()()って...

 

そう言えば昔...

 

過去〜

 

『『今まで戦った中で手強かった相手?』』

 

『だって師匠とロンさんとかって滅茶苦茶強いじゃないですか。だったらそんな二人からして強いと思う相手っているのかなって』

 

それは師匠と修行をしていたある日の午後。オリジナルのロンさんと出会ってまだそう日が経ってない頃のこと。

 

私はこの人達の強さを知ったが故に、異世界という存在を知ったが故に尋ねたのだ。彼等が知る他の強者を...

 

『ああ〜私は案外、少し前に天甘と出会った時に戦った拳魔邪神殿が手強かったかな』

 

『あの人は確かに邪悪ではあったが、それでもあの一瞬で私の能力を察して意識を奪うという最善手を取る経験と知識に()()()()()()()を即座に用意する技量と力を持ち合わせていた』

 

まず語ったのは師匠こと最天のロン。彼が語ったのは彼等が良く知る天甘という人物の事。(因みに立場上、私の姉でもある)

 

『俺はそこまで居ない...とも言い切れないな。実際に俺の祖父ことローズ・クロイツとそれと並ぶと称される()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

『あと、最厄や天甘も中々に強いし、それとシャルルの奴とリ.....いや、あの人の話はやめておこう。まだお前らに話すべき事じゃない。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

そして続くように語ったのはオリジナルのロンことロン・クロイツ。(こちらは私からしたら長男と呼べる人物)*尚、この世界限定での認識である。

 

『天甘に関しては後千年程生きれば俺を越えれるんじゃあないか?』

 

『『いや、逆に何で千年無いと越えられないんですか?アンタ...』』

 

いや、ロンさん。ローズとかオウマとか知らない名前ばっか出てますけど、アンタなんでそんなに強いの?なんであの天甘姉さんが後千年生きないと越えられないの?やっぱりこの人の頭はおかしい。

 

『後、ウラビエル。お前の考えなんて全部お見通しだからな』

 

『すんませんでしたッ!』

 

やべぇッ!見通されてた!まずいっ謝るかッ!

 

そしてそんな中、師匠が何かを思い出す様にある人物の名前を挙げた。

 

それこそ...

 

『...あっそれと言い忘れていた。今まで戦った中だと、()()()()()()()()()()。彼もまた精神が歪んではいたが、その強さは本物であった』

 

『あ?もしかして、あの基盤の天聖か?確かにアイツはあの世界でもトップクラスの実力者だろうな。奴ほどの逸材なら弟子にしても良かったんだがな』

 

『オリジナル、やはり知っていましたか...イェソドとは色々あって争いましてね。ただ、彼も根底から悪と呼べる人物では無かった』

 

『ああ。俺もアレはどちらかというと元は善悪に寄らない感じだと思うぞ。実際ビナーとやらに振られた事さえ無ければ.....まあ、動機としてはアレだが潜在能力としてはあの力は奴個人のもの。磨き上げればあの世界の全てをたたき伏せる事も出来たろうに...』

(ただ、奴の暴走も()()()()に囚われた結果だったのかも知れんがな)

 

イェソド。それが師匠やロンさんが口にした名前。おそらく相当な実力者だったのだろう。この人達がここまで言う存在なんてそうは居ない。

 

だが、今の私の心にあったのは驚愕の二文字だけだった。

 

『はあ!?ロンさんの弟子ィッ!アンタみたいな超ド級の変態超神の弟子になれるなんて何処の世界のバケモンなんですか!?』

 

嘘だッ!こんな滅茶苦茶で理不尽で、暴力と傲慢の化身の様で世に溢れる邪悪達が可愛く見えるほどの歪みを含んだ悪徳な笑みを浮かべながら人間と他生物。挙げ句の果てには無機物や世界そのものすらも自身より下として見下してる様な人間性とそんな思想すら気にならない程の圧倒的な力を持ち合わせたキングオブバケモンのこの人に、そんな...この人の弟子になれるなんて...一体どんな奴なら可能なんだ!?そんな奴が居るなら是非会ってみたい!」

 

そしてこの時、私ことウラビエルは何も知らなかった。自身が思っているより、師匠の手料理が美味かったことを...自身が思っているよりロンさんが猫好きで優しかった事を...二人が同じバンドを愛し、同じ様に甘味を愛し、他世界の料理学校の卒業生でその上で世界でもトップクラスのスイーツ店を経営していた事を...

 

そして...

 

『ウっウラビエルっ...』

 

『ウラビエル...テメェッ』

 

『えっ.....』

 

()()()()()().().().()()()()()()()()()()()()

 

 

ハッ(''°/\°")...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『師匠ォォォォォッッッーーーー!!!!』

 

『早く修行の続きでもしようぜ。今度は俺が見てやろう。ふふっふふふっヒヒっヒィッハッハッハッハッハッハッハ!!!!』

 

『だずげでぇぇぇぇッッッーーーーー!!!!』

 

『君って奴は、本当に...』

 

 

時は戻り現代〜

 

 

確か、こんな話があったな。

 

*なんと情けない 〜(・_・)〜

 

「じゃあ、お前がイェソドって奴か!?」

 

「どのイェソドかは知らんがおそらくそれで合っている!そして、もう一つ」

 

「は?それより拳「私はメレエルの恋人だ!」...」

 

それを聞いた途端、私の口から本日何回目のは?が出たのだろうか?

こいつ、今なんと言った?師匠の...恋人?

 

「お前、今何て?」

 

「だから、お前の師であろう人物ッメレエルことロンの恋人だと言っている!否、恋人になる予定の存在だかな!そして私は貴様にロンの居場所を聞きに来たのだッ!早く答えろッ!」

 

はっハハッやっぱり言ってる。コイツが...師匠の恋人?コイツが?このフード野郎が?ハハッハハハハハハハハハッッッ!!!!!

 

「...んな」

 

「おい、一体何「ふざけるな」ッ!?」

 

フフフフフッフハハハハハッッ!!!!師匠はてめえのじゃねえんだよ。師匠は誰のものでもねえ...

 

師匠はなぁ...

 

「あの人は私の物だあァァァァッッッ!!!!」

 

「ッ!ふざけるなよ貴様ァァァァッッッ!!!」

 

「何でこうなるんですかァァァァッッッ!!?」

 

ソーナちゃん、すまん!ちょっと私はこの馬鹿をぶちのめす!だから、生徒会室が壊れても許してね☆

 

 

ガガガガガガッッッ!!!!!

 

 

「このクソ野郎ゥゥゥ!いきなり人の学園に殴り込みに来て、挙句に師匠の事を自分の恋人扱いするとは...ぶっ潰してやる!」

 

「貴様こそ図に乗るなァ!奴は私が撃ち倒し、そのまま我が夫兼我が妻とするのだ!貴様はただ私に奴の居場所を教えれば良いのだッ!」

 

「うるせえよ!知る訳ねえだろッ!逆にこっちが聞きたいわ!」

 

「何、まさか弟子も奴の居場所を知らんのか...貴様、本当に奴の弟子か!?まさか偽物...」

 

「んな訳ねえだろ!お前みたいな変質者と違って私は師匠公認の一番弟子なんだよ!つまり師匠にとってそれだけ信用or信頼されてる人物って事だ!」

 

このやろう!言わせておけば調子に乗りやがって!師匠に続きこの私まで侮辱するとはッなんて下劣な野郎だッ!

 

...ん?ちょっと待て、()()()()()()()?確か、師匠がイェソドの事を喋る時に彼って...

 

でも、コイツの声。絶対に女...それにイェソドが男で師匠も男で...仮にコイツが師匠の『あの姿』を知ってたとしてもそれなら我が妻だけで終わる筈。どっちの師匠と会っていたとしても我が夫とはならない!

 

じゃあもしかして、コイツ...

 

「ッお前!もしかして女!?」

 

「?何を言っている、見れば分かるだろう?」

 

「頭からフード被ってる上にこんなに獣臭と血の匂い全開の奴を初っ端から女性だって認識出来るわけねえだろ!?というか、いい加減に拳を退けろよ!」

 

やっぱりコイツ女か。腹は立つけど、やっぱりダメだな。第一まだ拳を向けてはいるものの最初から殺気と呼べるものは無い。つまり、コイツは師匠の話を聞きに来ただけと言う事の様だ。だからこそ、ここで必要以上に戦う必要は無い。

 

それに...今更ながら...

 

「お前、教会からの使者なんだろ?なら先ずはコカビエル達の話をしない?私としてもここでずっと戦うのは嫌なんだよね」

 

「貴様「私としても困るのですが、お二人とも」...すまなかった。だが、その話が終わったら別の場所で奴の話を聞かせてもらう」

 

ソーナちゃん。今までで見た事ないぐらいには怒ってるし、背後に般若の顔が出てるし...それにさっきまで強気だったイディアって言ったっけ?コイツも少し気まずそうにしてるし...コイツ、空気は読めるタイプなのか?

 

「それで、お前の仲間は何処に居るんだよ?確か三人で来てるんじゃねえの?」

 

「そいつらは別行動だ。奴等はグレモリーなる者達の方へと向かった。何でも先に自身達が崇めるウラビエルとやらが面倒を見ている者達を見定めたいとか...」

 

「あの教会とやらには時偶に貴様や一部天使に関して面倒な者達が居てな。奴等もその類だ」

 

「マジかよ、絶対面倒ごとになってるパターンじゃん」

 

不味いな。コイツの話が本当だとするとそいつらと兵藤達が高確率でぶつかる。しかも下手したら旧校舎で即激突!なんて事『もすもすひねもすゥ〜☆お電話だよー♡もすもすひねもすゥ〜☆お電話だよー♡』...

 

「なんだ、このなんとも不快で心底人を見下す様な悪意しか感じない、普段ろくに仕事もしない癖に肝心な時だけ全ての仕事をこなしてくるから怒るに怒れない様な人のはらわたを萎えくり返させる様な声はッ!?」

 

「初めましてだけど、具体的すぎませんかねアンタッ!?」

 

「あっごめん。これ、私のスマホの着信音」

 

「「お前かよッ!」」

 

うん。まず色々言いたいけどゲンゴロウ。お前、幾ら何でも仲良くなるの早くない?コミュ力が高いのかな?それともツッコミ故の適応能力とか?

 

てか、この音声が鳴ったって事は...まさかね.....

 

そう思い電話に出た私の耳に聞こえたのは...

 

「あっもしもし『イッエーーイ!やあ、麗女。元気にしてるかい!』やっぱり、アンタかよ...」

 

ああ、やっぱりこの人だった。しかも、今日はオフだな。テンションがやけに高い。

 

『そう!私こそ、全世界の凡人どもと君の為に宇宙の果てからやってきた伝説のグレートティーチャー!』

 

『略してぇぇぇッ!!G・T・Rゥゥゥッッこと!()()()()()()()()()()だァァァァッッッ!!!はい、そこで倒れてる君達ッ!拍手喝采よろしくッ!』

 

『という訳でめーちゃん!出番的に何処ぞのクマが予定したより早いけど今からそっちに「すいませーん!今ロンさんに連絡入れたんで」えっ?ちょっと麗女君ッ!待ちたまえッ!愛しの先ッ』

『ゴラアァァァァァァッッッッ!!何やってんだッ最知てめえぇぇぇッッッ!!!』

『ギャアアアッッッ!オリジナ』プツッ

 

 

ツーツーツーツーツーツー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...なっ何だったのだ今のは...一瞬映像越しにメレエルそっくりの存在が二人見えた様な...」

 

「それに、先程教会の方と兵藤君達が地面に倒れていた様な気が...」

 

たくっロンさんに連絡繋がってよかった!あの人、メタイ話になるけどまだ自分の本名すら本編に出してないのに堂々と名乗り上げて出てきやがった!どう言う神経してんだ、あのお馬鹿は!?

 

はあ〜まあ、兎にも角にも一旦は旧校舎に向かうしかないか...

 

「よく分からんが、一応あちらに向かってみるか。話はそれからでも良いだろう」

 

「ああ、そうだな。それはイディの言う通りだ」

 

「貴様、ドサクサに紛れて私の名を略したな?」

 

「さて、何のことやら...それより早く行かなくて良いのかよ?」

 

「...フンッ!とにかく行くぞ。時間が惜しいッ」

 

このムカつく奴と一緒にな...

 

「「このオォォォォッッッ!!」」

 

「お二人とも、向かうなら早くお願いします」

 

「「...はい」」

 

すいませんッ!すぐに向かわせていただきます!やべえ、やべえよ!ソーナちゃん、もう激おこだよ!完全に魔力使おうとしてたもんッ!よく見たらアイツもちょっと冷や汗かいてるし...さっきの生徒会室滅茶苦茶にしたのが悪いんだろうなぁ〜.....

 

ガチで後で修理しとこ、また怒られるし...

 

そうして、私とイディアと呼ばれた元イェソドは旧校舎へと向かっていった。

 

尚、奴も普通に空を飛べる模様。何故かというと空を飛ぶのではなく空を跳んでいたから...要は空気を蹴って跳んでいたのである。

 

コイツ、ガチで人間か?絶対天聖とやらのままだろ...

 

そしてこれも後に聞いた話だが、奴は天聖とやらだった頃より更に強くなっているとか...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 新先生(ニュータイプ)という感じはァァ人と天と神と脳という字が合わさってぇぇぇッッ!!!

「出来る訳ねぇだろォォォォォォッッッ!!!!」

出来てるよーん♪

 






「ネタバレの達人♪みんなで遊べるドン☆」

「誰がネタバレしろと言ったクマ?」

「え...作者?」

「言ってねえクマアァァァァッッッ!!!!」

次回、クマさん死すッ!

デュエルスタンバイ!

「そもそも今年は27578回は命のストック失ってるから、なんともねえクマ」

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