ちょっと雑になりましたけど3話、始まります。
その後、リンにとある部屋に案内された。
「ここがシャーレのメインロビー…創一先生が主に活動する部屋となります」
そこにはパソコンやソファが備え付けられたまさしくオフィスといったような部屋が用意されていた。窓際族っぽく見えるけど…
「業務内容の前に説明をしますね、先生が使用するこの部屋は、シャーレの部室…シャーレは権限こそありますが、目標のない組織なので…特に何かやらなきゃいけない、という強制力は存在しません」
それ雑用を押し付ける口実になりませんかね?*1
「キヴォトスのどんな学園の自治区にも自由に出入りでき、所属に関係なく先生が希望する生徒たちを部員として加入させることも可能です」
「面白いですよね。捜査部なんて呼ばれておりますが、その部分に関しては連邦生徒会長も触れておりませんでした。つまりなんでも先生がやりたいことをやっても良いってことですね。」
そこ重要じゃない?大丈夫か?子供が政治してる弊害なのかな?
「連邦生徒会も現在…行方不明となった生徒会長を探すためにあちこち人員を向けており、捜索で手一杯…。先生のお手伝いができず、申し訳ありません。ですので、連邦生徒会への苦情が押し寄せてくると思います。もしかしたら、時間が余っているシャーレなら、この面倒な苦情の数々を解決できるかもしれませんね」
さっきの感は当たってた。確信犯だ。
「その辺りに関する書類は、先生の机の上にたくさん置いておきました。気が向いたらお読みください」
「わかった、なぁ後日連邦生徒会の幹部に挨拶したいんだけどアポとれるか?」
「挨拶…ですか?」
「そう、連邦生徒会長のワンマンチームだった連邦生徒会、その会長が作ったとはいえ組織の人間がどれだけ認知しているかが分からないしリンが勝手に作ったといわれてもおかしくない、だからこそその先生である俺が出向いて俺という存在を理解してもらう必要がある、それにこれから連携が必須になってるだろうしな、顔覚えてもらわないと」
「なるほど…そういうことですね、わかりました私から話は通しておきます」
「ありがとう、でもその前にすぐやるべきことがあるんだよなぁ。あんたと俺には」
「…何かありましたか?」
「忘れてない?ワカモの事」
「あ…」
忘れてたんかい
「あっあなた様!」
地下室に戻るとぐるぐる巻きにされたワカモがいた。
「先生・・いったい何があったんですか?」ヒソヒソ
「なんか、一目惚れしたみたいで…こんなゴブリン顔の何がいいんだか?」ヒソヒソ
「先生、もっと自身の容姿に自信を持ったほうがいいですよ」
ほんとかね?見た目なんてただのガワ、中身はおぞましいナニカよ、人間ってもんは
「あぁ!なんと素晴らしい!このような方のお傍にいられるなんて!」
だめだトリップしてやがる。エルフは嫌だエルフは嫌だ…陽介さんのようなノンデリムーブはしないように頑張らないと…っておや?
「・・・・・・」
リンちゃん?眼鏡光ってますよ?あっ悪い顔しだした、さっきのユウカ達の時みたいに
「妙案を思い付きました」
「いやな予感するけど一応聞いておく…なんだ?」
「先生はワカモを一瞬で無力化することのできる方ですし、また矯正局に入れても脱獄されますし、先程の件でまだ完全に機能していないでしょうしおそらく彼女はあなたの言うことなら聞く気がします…ですので奉仕活動の一環としてシャーレに所属させるということにしましょう」
絶対に面倒ごと押し付けられた気がするんだが気のせいではないのか?
「あなた様と一緒にいられるのですね!」
「あなたの行動次第ですが一応そうなりますね」
「おいおい、シャーレの特権いきなり乱用はまずいんじゃないの?」
てな感じでワカモが最初の部員になったとか…
「よう、見張りご苦労さん」
「先生!お疲れ様です!サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会が取り戻したことを確認しました!」
「まぁ、いろいろ中であったけど大したことなかったよ」
「これが大人の余裕というものでしょうか?」
「どうだかね」
「先生の名前はSNSで話題になりますね!」
「SNSか…動画投稿でもしようかな?」
陽介さんみたいに、ここだったら異世界先生チャンネルかな?
その後、連絡先を交換してもらったりして解散となった。さて、ワカモと話すとしますか…
「おまたせ」
「貴方様ッ!」
「さて、これから君は奉仕活動の一環という形で
「そ、そんな…スリーサイズは、早すぎます!」
「ちゃうわっ!趣味とかだよ、聞いた話だけど破壊と略奪だっけ?」
「え、ええ」
どこか怯えた表情でこちらを見るワカモ、想い人(一応)にそんな趣味知られりゃきちいよな、精神的に
「安心しろ、そんな趣味くらいで引かねぇし、そもそもお前を引き受けてる時点でって話だ。何が君をそうさせるかは聞かねぇがここをお前にとっての居場所にしてやるよ、受け入れられるって嬉しいもんな」
破壊と略奪が趣味くらいで俺は引かんよ、グランバハマルの住人なんかよりずっとマシだ。拷問と迫害が趣味なら考えたけどその程度なら破壊衝動を俺にぶつければいい、奪うなら、俺から奪えばいい、それで十分だ。もとより、あそこで死ぬはずのようだったもんだ、たまたま陽介さんに拾って貰えただけの人間、それで済むなら…安いもんだよ。
「ほらっ来いよ、一緒に生き方、考えようぜ」
「は、はい!」
これから始まるのは異世界から帰る物語では無い、異世界に行ってイカれちまった俺がみんなの先生になる物語である。
雑なタイトル回収でしたね、今作のワカモの落とし前はこうさせていただきました。連邦生徒会のゴタゴタを数話やって異世界おじさん恒例の過去再生会です。お楽しみに
過去話最初にするのは
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チュートリアル組
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リン、モモカ、アユム
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両方同時