深い眠りの淵で、唯華の意識は過去の断片を彷徨っていた。
病院の白い天井はいつのまにか消え、
見慣れたはずの薄暗い自室の天井が重苦しく彼女の上に覆いかぶさる。
夢の中の唯華は、小学校高学年くらいだろうか。
小さく、不安げな瞳がゆっくりと開かれ、唯華は現実から遠くて近い世界に入った。
夢の始まりは、彼女の兄である迅悠一が家を出ていく朝。
彼らの母が建物の倒壊に巻き込まれて死亡した後、叔母たちに引き取られてすぐのことだった。
本当は
死因を気にしている余裕はなく、ただただ悲しかった。
母親の死によってぐちゃぐちゃにかき乱された唯華の頭では何が起こっているのかよく分からず、ただただ困惑して泣いてばかりの彼女がいた。
突然知らない大人が家に訪問してきたと思ったら、兄を連れていくと言うのだから無理もない。
普段は飄々としている兄の表情はどこか寂しげで、
「ちょっとだけ遠くに行ってくる。⋯そんな顔しないで。たまには帰ってくるからさ。」
と、少しだけ掠れた声で言い残し、迅は大きなリュックサックを背負って玄関を出て行った。
彼の大きなはずの小さな背中が今にも消えてしまいそうで、
唯華は小さな手を伸ばそうとしたけれど、嗚咽が漏れ出るばかりで、肝心の声は出なかった。
扉が閉じると同時に場面が変わる。
明るかった玄関はあっという間に消えてしまい、
以前よりも一層淀んだ空気が漂う、薄暗いリビングが現れた。
叔父が叔母との喧嘩の絶えない日々に見切りをつけ、重い足取りで家を出て行った日。
あの日は罵声がずっと飛び交っていて眠れなかった...あの時と同じ張り詰めた空気が蘇る。
叔父はここから少し離れた家に住んでいるらしいが、唯華は1度も会いに行かなかった。
理由は単純、彼女の外出は制限されていたからである。
夢の中の唯華は、先程より少しだけ成長しているだろうか。
それでもまだ小さな体は、不安げに震えている。
叔父のいなくなった家は広くなったはずなのに、普段よりもひやりと冷たく感じられた。
「
叔父が出て行ったあの日から、叔母のユズカの態度は明らかに変わった。
以前から厳しかった言葉遣いはさらに鋭さを増し、些細なことで激昂するようになった。
夢の中の唯華は、朝、目覚まし時計が鳴るよりも早く起き出して、
叔母の機嫌を損ねないように、死人のように息を潜めて生活するようになった。
叔母は唯華に長時間の勉強と、住まわせてやってる家賃代わりに大部分の家事を強制させた。
そして冷凍ご飯を電子レンジで温めている時、不意に叔母の怒りは爆発した。
「休んでいいって私言ったっけ!?秒数数えながら他のことやるんだよ!」
握られた菜箸が、唯華の細い腕を強く叩く。
「鈍くさい!さっさと動け!」
「ごめんなさい!ごめんなさい...」
夢の中の唯華は、痛みに顔を歪めながらも、何も言い返さない。
彼女は叔母の苦しみを理解している。
叔父が出て行って、一人で生活することの不安や寂しさ。
それらが、叔母の心を締め付けているのかもしれないと、幼いながらに考えていた。
叔母を憎むという強い感情は湧き上がってこない。
だけれど、このまま何もしなければ叔母は苦しいまま変わらないだろう。
どうにかしなければと思いつもどうすることもできない。
そんな重苦しい空気が、唯華の小さな心に鉛のように溜まっていくのを感じていた。
「ねぇお母さん⋯私のこと好き⋯?」
「えぇ、大好きよ」
掃除を少しでも怠ると激しい叱責と共に、雑巾が顔に投げつけられる。
床に落ちたそれを拾い上げようとした唯華の髪を、叔母は掴んで引き上げた。
「ねぇ
「なんで私の嫌がることばかりするの!?あなたのために色々して、愛情をあげているのに!
私には全然返ってこない!私が損してるだけで、愛をあげてばっかりじゃない!」
食事の量はさらに減り、唯華の好きだったプリンは完全に姿を消した。
物欲しそうな顔をする度に「贅沢をする資格なんて、あんたにはない!」
と冷たくトゲトゲしい声で言い放たれ、なけなしのご飯でさえも取り上げられる。
空腹の唯華は小さく丸まって、ただ朝が来るのを待つしかなかった。
学校の友達が言っていた。愛のカタチは様々だと。だから
泣いている唯華の横で、成長した今の唯華は何も言わず立ちすくむ。
自分の記憶を第3者視点で見ているこの
そしてまた景色が変わったと思ったら、唯華はあの頃に戻ったのを感じた。
別に本当に戻った訳では無い。
少々意味合いは異なるが、自分の過去の追体験とでも表せば的確だろう。
記憶と同調して、精神はそのままに1人称視点へとなったのだ。
目の前の景色は動き続ける。
そして、再び彼女の追憶が始まった。
「唯華、テストを見せなさい。」
乾燥していてところどころひび割れた手がこちらへ伸びる。
はじまった。もう怒られるのは目に見えている。
『ママ!私クラスで2位だったの!ママが教えてくれたおかげよ!』
唯華の声は虚空に響いた。しかしこれは幻想なのだろう。過去を変えることはできなかった。
漢字テストで98点をとっても、100点でなければ怒られるのだから。
その後は間違えた漢字を100回書かされて終わり。これがいつもの流れだ。
「姿勢が悪い!背骨が曲がるでしょ!」
「ゲホッ!ごっめんなざい...」
思いっきり背中を蹴られ、息が止まった気がするほどの衝撃が私を襲う。
ゴンッと、テーブルに頭を打ち付けたせいで大きな音が鳴る。痛い。
消しゴムを持ち上げた拍子にうっかり落としてしまい、
「消しカスが畳の隙間に入るでしょ!」とまた蹴られる。
涙がこぼれて紙を濡らし、「何にも反省してないんでしょ!?」と頭を殴られる。
殴られる時はちゃんと叔母さんの動きを見て、手を差し込んだり体をずらしてやり過ごした。
だってそうしないと、痛くて痛くて仕方なかったから。
その度に私はごめんなさいと謝って、涙を流して怒られる。
「私は別に間違ったこと言ってないよね!?あんたが悪いんだからね!?」
「はいそうです!ごめんなざい私が悪いです」
私はただ見ているだけ。昔の私に手を差し伸べることは出来なかった。
結局50も書き終わらないうちに玄関に連れていかれ、冷たい石畳の上に立ってろと命令される。
時々叔母さんは私の元にやってきて、何回も何回も怒鳴りに来た。
ゲホゲホ咳をしながら、何度も何度も...喉を痛めながら私に教えてくれる。
私のことを何度も叩いて、良心を痛めながら私を成長させてくれる。
『ねぇ⋯ママも私のこと好きだよね⋯?』
だから私は、叔母さんを恨まなかった。恨めなかった?もうどっちでもいいや。
叔母さんの憔悴した横顔、時折見せる、何かを耐えているような表情が、胸を締め付ける。
叔母さんも、きっと辛いんだ。一人でこの家を守ろうと、必死なんだ。
『私はママのこと大好きだよ⋯だから私を置いていかないで⋯』
私はそう思うことで、自分のやり場のない気持ちを優しく抱きとめていた。
場面が変わり、唯華は再び傍観者に戻る。
彼女は学校で明るく振る舞っていた。
友達の笑いを誘い、ルールをきちんと守って人の話に真剣に耳を傾けた。
背中や腕、足にできた大きな痣は、長袖の服やタイツで隠していた。
決して誰にも、家のことを悟られたくなかったのだ。
もし知られたら、遠くで頑張っている兄が、どんなに心配するだろうか。
ちゃんと説明すればわかってくれるだろうが、気取らせないことが第一だと唯華は考えていた。
しかしある日のこと、彼女は担任の先生に呼び出された。
先生は心配そうな眼差しで、唯華の顔や腕をじっと見つめている。
「唯華ちゃん、最近少し元気がないように見えます。何か...嫌なことでもありましたか?」
唯華は、心臓がドキドキと高鳴るのを感じた。
必死に隠してきたつもりだったが、先生は、何かを勘づいているのかもしれない。
「うーん...心当たりは、ゲームを夜遅くまでやっていることくらいしかないんですが...」
口元に手を当て、真剣な顔をして、唯華は答える。
もちろん真っ赤なうそだ。ゲームなんて一度もやったことがない。
「絶対それじゃないですか!まぁ先生も経験ありますけれど...じゃなくて!」
強引に話の腰を折ると、先生は少しだけ声を潜めて言った。
「私じゃ頼りないかもしれませんが、困ったことがあったらいつでも相談してください。
学校には、スクールカウンセラーの先生もいます。児童相談所という、
子供たちのことで悩んでいる人の相談に乗ってくれる場所もあるんですよ。」
(叔母さんの言っていた施設だ!)
夢の中の唯華は、児童相談所という言葉に、強い警戒心を抱いた。
叔母いわく「悪魔の施設」
親子の希望を無視して子供を取り上げ、
刑務所のような場所で子供を過ごさせる施設だと、唯華はそう教えられた。
そんなところに連絡が行ってしまったら、今の生活はどうなってしまうのだろうか。
そして何よりも、兄が帰ってきても迎えてあげられないかもしれない。
「唯華ちゃん?やっぱり体調が悪いのでは...」
答えは決まった。
「ありがとうございます先生。でも、本当に大丈夫なんです。心配しないでください」
唯華は必死に笑顔を作り、先生の申し出を断った。
「あなたが『助けて』とさえ言ってくれれば…私は今すぐにでも動けます。」
「……」
「腕の怪我...叔母さんにつけられたのでしょう?それは許されることではありません!
愛があろうとなかろうと、暴力は決してふるってはいけないんです!子供ならなおさらです!」
正確に言うと叔母は腹を蹴ろうとして、
私がそれを腕で受け止めたのだが...訂正する気は起きなかった。
「⋯先生は、私のことを心配してくれているんですよね?」
唯華は眼を細めて何かを探るように問いかける。
「あたりまえじゃないですか!唯華ちゃんは大切な生徒ですよ!?」
「⋯私のお母さんのことは知っていますよね。」
「えぇ...建物の倒壊に巻き込まれてしまったと聞きました。
そんな辛い時に唯華ちゃんを傷つけるなんて...私はあなたの叔母さんを決して...」
先生はまだ何か言いたそうだったが、唯華の毅然とした態度を見て押し黙る。
「確かに叔母さんといると嫌なことが多いです。しかしそれは私のことを考えてくれた
結果の行動であり「それは違います!どんな理由だろうと...」
「人のお話は最後まで聞きましょう、先生がいつも教えてくれることですね。」
ゾッとするほど冷たい笑顔を浮かべながら、唯華は暗に黙れと告げる。
「私のお母さんがいなくなって、叔母さんは私を引き取ってくれました。
それだけで私は嬉しかったんです。やっと今の生活に慣れてきたんです。
だから叔母さんを...いや、私のお母さんを奪わないでください。」
間延びした音が校内に響き、完全下校時刻を告げるチャイムが流れ始める。
別れの挨拶を済ませた唯華はとっくに学校を出ており、先生は疲れたのか教室でつっぷしていた。
「私は⋯無力ですね⋯」
小さなつぶやきがため息とともに吐き出される。
だがしかし、その日から少しして叔母たちは旅行に出かけ、
大規模侵攻によって図らずとも唯華が解放されることを、先生はまだ知らない。
夢の中の唯華は学校からの帰り道、ふと夕焼け空を見上げた。
オレンジ色に染まる空はどこか寂しげで、彼女の心の色を映し出しているようだった。
赤に近い明るい色だと言うのに、暗い夜の到来を感じさせる...なんとも不思議な気分だ。
ありふれているはずの、カラスが飛ぶ姿になぜか惹きつけられる。
そうして無警戒に上を向きながら歩いていたせいか、
何かにつまずいたような感覚とともに体が傾く。
「わっ!」
目をつぶって備えるも、衝撃は一向に訪れない。
その代わりに奇妙な浮遊感と気持ち悪さが全身を這いずり回っていた。
病院のベッドで眠る唯華の表情は時折、耐え難いような苦痛に歪み、
過去の記憶は彼女の眠りを深く掻き乱して、小さな体を硬直させた。
しかしそれでも、唯華は叔母への強い憎しみを宿さずに、
ただただどうしようもない現実を受け止め、ひっそりと耐えていた。
そんな夢の終わり。目を覚ました唯華は誰もいない部屋の隅で、小さく膝を抱えて座っている。
窓の外は暗く、ザアザアとひっきりなしに雨の音が聞こえる。
「ごめんなさい…勝手に外に出てごめんなさい⋯」と、何の前触れもなく小さな声が漏れた。
それは叔母への謝罪なのか、自分の不甲斐なさへの嘆きなのか、唯華自身にも分からなかった。
「お兄⋯ママ⋯」
「唯華ちゃん?あぁよかった、目が覚めたようですね。お腹はまだ痛みますか?」
白い服を着た、知らない誰かの柔らかい声が頭上から降ってくる。
「お腹が...空きました...」
久しぶり見た世界はいささか明るすぎたのか、唯華の目はまだ開き切っていない。
「あらあら、ちょっと待っていてくださいね。」
人好きのする笑顔を浮かべながら、看護師はパタパタと足音を立てて部屋を出ていく。
「私...生きてる...」
つぶやきは空に浮かんでそのままどこかへ消える。
カーテンの隙間から差し込む、柔らかな午後の光が病室を満たしていた。
消毒液の匂いが微かに漂う中、唯華はぱちくりとまばたきを繰り返す。
ここが病院であると知覚するまで数十秒を要したが、
点滴を外されたり、一般病棟へと移されたりしているうちに彼女の意識はやっと復活した。
1週間以上ぶりの食事を腹に収め、兄の来訪を待つこと約5分。
ドタドタと慌ただしい足音が聞こえたと思ったら、ノックもなしに勢いよくドアが開かれる。
「唯華!よかった...ほんとよかった...」
迅は唯華を思いっきり抱きしめ、存在を確かめるように、彼女の額にかかった髪をそっと払った。
彼にいつもの飄々とした笑顔はなく、そこには深い疲労と心の底からの安堵が滲んでいた。
唯華が眠っていた間、どれほど心配していたか。その表情だけで伝わってくる。
「心配かけてごめんね。あとそろそろ離れてね。」
唯華を抱きしめる腕の力が徐々に緩み、人肌の温もりも名残惜しそうに消えていった。
「聞いたよ。1週間も寝てたんだってね、私。」
「お医者さんに気力次第って言われるほど危なかったんだから、当分はゆっくりしときなよ?」
まだ救助活動が行われていること。全壊した学校は廃校となったこと。
報道ヘリがたくさん飛んでいたこと...
話題は尽きなかったが、唯華の1番気になっていることは語られなかった。
「ねぇお兄、叔母さんたち...どうしてるかわかる?」
「⋯は?」
「家なくなっちゃったし、旅行から帰ってきてきっと困っていると思うの。
だから…「知らない。」
そっけない返事が唯華の言葉を遮る。
「そうだよね...早く会えるといいんだけど。」
「⋯⋯」
ふと、病室の壁に貼られたポスターが目に入った。
そこには見慣れない制服を着た人々が武器を手に戦う様子が写っており、
「ボーダーに入ろう!」という文字が大きく書かれている。
「お兄の組織もデカくなったんだね。ほらあれ。」
唯華の指先を辿った先にある例のポスター。それを見た迅の表情が僅かに強張った。
「うん⋯」
彼は早々とポスターから目を逸らし、それから唯華の顔をじっと見つめる。
「ねえ、私...ボーダーに入りたい」
唯華は、無意識のうちに口に出していた。
自分を救ってくれた兄が、その組織にいる。そして、この街を守るために戦っている。
ならば、自分もその一員になりたい。そうすればいつか、兄の力になれるかもしれない。
しかしその言葉を聞いた瞬間、迅の顔から笑顔が消えた。
彼の瞳には、唯華が今まで見たことのない、深い影が宿っていた。
「それはダメ」
いつになく低い声で、迅はきっぱりと言い放つ。
その声には一切の迷いがなく、彼には似つかわしくない冷酷な雰囲気を纏っていた。
「どうして...」
「だってその怪我、まだ治ってないじゃん」
「さすがに治ってから入るって」
「ボーダーに入るには才能がいる。いくら試験で点をとっても、足切りで落とされるよ。」
「そんなの受けてみないとわからないでしょ!?」
迅は唯華の腕をそっと掴んだ。その手にはいつもの彼からは想像できないほどに強く、
唯華を制止しようとする意思が込められていた。
「残念だけど、受かる未来は視えないよ。」
うそだ。未来はもう...確定してしまっている。それでも迅悠一はあがいてみせた。
「お兄の視える未来にないなら、私が見せてあげる。」
「⋯っ危険すぎるんだ。おれは、お前に危ない目に遭ってほしくない。だから...」
「あれ?私は入れないんじゃなかったの?」
「⋯⋯」
彼の言葉には、過去の何かに囚われているような響きがあった。
唯華には、それが何なのか分からない。
ただ、兄が必死で自分を止めようとしていることだけは理解できた。
彼の瞳の奥には、唯華にも視えない「未来」が映し出されているのだろうか。
「自分の身は自分で守らないと。今回の件で身に染みたよ。」
「おれが...おれが守るから!」
だからお願い、涙を浮かべて懇願する迅に、唯華は困り顔で微笑んだ。
守れてないじゃん。そんな残酷なこと、口が裂けたって彼女は言わない。
「ごめんね。私酷いこと言いたくないの。だから許して。」
もうすぐ
あと2週間もすれば実用化され、正隊員たちの死亡率はほぼ0になるだろう。
唯華の死ぬ未来は視えていない。だが今の迅は未来視をあてにしていなかった。
今まで読み逃したことはあっても、
現実的に起こりうるすべての未来を確認してなお外すことはなかったというのに。
よりによって1番大切な妹の生死がかかった局面で外れたのだから、衝撃は大きかった。
しかし結果だけ見れば、外れたのは幸運だったと言える。
余程の奇跡が起こらない限り最高でも四肢欠損レベルで酷い未来しか無かったのに、
実際になってみるとただの刺し傷...と言えるほど軽くは無いが、だいぶマシになっている。
(おれは…何を信じれば…)
「無理はしないから!お願い!」
かわいらしい手を、剣を握るには柔すぎる手をパチんと合わせ、
唯華はまるで神仏に祈るかのように頼み込んだ。
「私のこと、ちょっとは信じてよ!お兄!」
「…⋯わかった。唯華を信じるよ。ただ、条件はつけさせてもらうから。」
「やった~!!お兄大好き!」
唯華は飛び上がって…喜ぶほど回復していないため腕を振り上げてよろこんだ。
ボーダーに入れるとまだ決まった訳では無いが、唯華は無性にうれしくてしかたがなかった。
きっと大丈夫だ。
唯華たちの未来は、看護師にうるさいと叱られる未来と同様に、既に動き出しているのだから。
虐待パート長っ!と思われた方、作者もそう思いました。
削った結果がこれなので多めに見ていただけると嬉しいです。
ひとまずシリアスパートは一段落ついて、
これからはボーダー中心のコミカルも入れて書いていきたいと思います。
ポジション、戦法、使用トリガーなど練りに練った設定ですのでどうか期待していてくださいね。
感想、評価、お気に入り、そして何より読んでくれてありがとうございます!それでは。
2025/06/06、「ねぇ⋯ママも私のこと好き⋯?」などのセリフ追加
2025/07/24、誤字報告を機に改行修正
叔母さんたちを再登場させるか(唯華の給料目当て)
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登場させて恥をかかせよう
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登場させてボロクソ言ってやろう
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不快なので登場させないで
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迅悠一が裏で殺す