ホロライブラバーズ 『冥追の魔法使い』   作:錦坂

11 / 11
出し惜しみ無し


第11話 エバ・コード

見返りも正義も、雑念に近い勘定は目の前の血だまりに消えていった。

俺の手はただ動いていて、出来る限りを尽くそうともがいている。

 

血に染まり、蹲る彼女を見た瞬間──頭で考えている全てがどうでもよくなっていた。

 

崩れ落ちたその身体をこの手が勝手に支えていて、

ケイに敗れたあの日のように、教室の窓を染める薄暗い夕焼けに嫌気がさす。

 

腹に穴が空いたような痛みと、屈辱。あの放課後が感覚的に蘇ってくる。

 

俺はその場に屈み、奥底から浮き上がってくる感情を押し殺すように息を吸い上げた。

声も無く、かすかにこちらを見上げるクロヱ。

彼女を抱き寄せる手が、触れ合った制服が、地面がどんどん血で染まっていく。

 

「もう、大丈夫だからな」

 

震える声が自分のものだと気づくのに、そう時間はかからなかった。

いつしか芽生えた『記憶を取り戻す』という執念。これだけを燃料にして魔法や魔術の勉強をしてきた毎日に、今日ほど感謝したことはないかもしれない。

 

「この傷……なんでMICU連れていかれないんだ、運営も正気じゃねえ」

「多分…800mlは流れてるんじゃない…?MICUへの転送は…運営と生徒、両方の承認がいるから……さかまたが…断り続けただけ…」

 

800mlの失血…体重によっては失血多量で死ぬレベルじゃないのか?

クロヱの話が本当で学園がまともなら、沙花叉はとっくにMICUへ送られているはずだ。

…自分から助かる道を棄てようとしていたのか?

 

「………」

「死に急いでる…そう…思った…?」

「いや………どうだろう」

 

血が滴る音がやけに耳に残る。

制服の裾を染め、足元の地面が黒ずんでいく。

どれほど致命的な一撃を叩き込まれたのか…眼前に広がる血の量に嫌でも理解させられる。

 

「強いな、お前」

 

ついさっきまで、あんなにけろっとしていたのに。

クロヱは既にぐったりとしていた。

 

どうして俺は気づけなかったのだろう。

俺は何を見ていたんだ。

悔しさと罪悪感、行き場のない怒りが胸の内で渦を巻く。俺はギリギリと奥歯を噛んだ。

 

──やりすぎだ。

 

「…粗削りだけど治療をさせてほしい。そのまま少し横になってくれ、楽な姿勢で良いから」

「治──いや……見過ごさない…の…?」

「さあ、どうしてだろう。」

「──余裕なんだね…フロイト」

「余裕なわけあるか、1位獲るつもりで来てるけど綱渡りだ」

 

治療には集中が欠かせない、どれだけ深呼吸を繰り返しても、吐く息は震えていた。

それでも今は、立ち止まっている場合じゃない。

俺は深く息をつき、クロヱを横たわらせると、両手を彼女の傷口へかざした。

 

「…”癒糸(ユース)”」

 

掌に灯る魔素の灯りが、クロヱの顔を淡い緑で照らしていく。

血管を探り当てて、慎重に圧をかけて、止血して──炎症を抑える。

傷口をなぞり、断面に魔素の糸を走らせる。縫合。

 

「殺すなんて言葉かけられて一度殺されてるから、こういうのは慣れてると思ってたんだけど…人悪人でもなんでもないお前が死にそうになっている姿を見るのは、辛い」

 

止血、消毒、縫合。

少しの焦りでも魔素は簡単に流れを乱す。

そして、魔素の乱れは魔術の乱れ。

 

「ッ…!」

 

…クソ、魔素が乱れて縫合や消毒の手際が悪い。

コンディションは最悪、多分今までで一番険しい表情をしていると思う。

未熟な自分を呪いたくて仕方ない…が、こんな自分に治療を任されてはクロヱも安心できないというもの──俺は呼吸を整え、医者になったつもりで丁寧に魔術を続けた。

 

癒糸(ユース)』は単純な魔術だが、並列しなければならない処置が多い。

魔素が乱れるとそれだけ治療が遅れ、最終的に消費する魔素も倍増してしまう。

だが裏を返せば、正確な魔素の操作が安定したら、最も魔素量を抑えたコスパの良い治癒が出来るようになるのだ。

 

魔素の消費がかさもうと、『見殺し』以外で俺にできる最善手はコレしかない。

 

「だいぶ痛いけど我慢しろよ」

「……っ…うん、」

 

彼女の体が小さく、びくんと震えた。痛みが走ったのだろうが、彼女は声は上げなかった。

そのことが、かえって胸に刺さる。傷を治しているだけなのに、何か悪いことをしているような、そんな感じだ。

 

「他人の…傷付く姿が嫌で、こんなことしてるの…?」

「あたりまえだ。見えるところで死にかけた人間を見かけるって最悪の気分だぞ」

「でもさ…? 沙花叉も意外に…治癒術、得意かもしれないじゃん」

「そんな可能性にかけて見過ごしてみろ、二度と帰ってこなかったら俺は一生最悪の気分のままだ」

 

傷を治すためとはいえ、その行為に痛みが伴うなんて馬鹿らしい。

未熟な自分が嫌になる。

 

「傷だってなんだって、代われるなら俺が代わってやりたいくらいだよ」

「傲慢だね……フロイトだって同じ傷負ったくせに…」

「負ったさ。でもそれとは別にクロヱの傷もって意味だよ」

「…理由は聞かないであげるけど……いいとこあんじゃん」

 

クロヱの脇腹に走ったそれは、俺が以前ケイの攻撃で受けた傷にも匹敵する。

いや、もしかするとそれ以上深いかもしれない。

 

傷口と魔術と格闘しつつ、外傷の治療を終える。

しかし、失血多量のクロヱには傷口の治療を終えても足りないものがあった。

 

「あとは()…だよな……!」

 

次に出血する一撃を貰えば、クロヱは間違いなく絶命する。それほど血を失っているのだ。

彼女が何とかバトロワをやり過ごせる状態まで戻すためには、とにもかくにも血が足りない。

 

そうなると、今のクロヱに足りていない血液をなんとかして補完する必要がある。

血液の補完……は栄養を補助する魔法を応用したら実現できそうだが、生憎これは本来の用途から著しくかけ離れた魔法運用。でたらめな運用は数段魔法の効率が落ちる──つまり、魔素の消耗が激しい。

 

(…俺は俺で()()()()()()が命題なんだけどな──)

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

「ほ、本当に、助けられちゃった…」

 

バトロワの熱狂も、アナウンスも、剣戟や魔術の織り成す残響も、どこか遠く聞こえるほど、教室は静かだった。

クロヱのつぶやきは、そんな静まり返った空き教室の中にほのかに響いた。

フロイトは壁にもたれ、深く息を吐く。死にかけの人間を治すなんて初めての体験すぎて、指先がガクガク震えていた。

 

「まあ…こんなゲームだしさ」

 

短く返すと、クロヱは小さく笑った。

 

「本当は刺し違えてでもフロイトを倒してやろうかって迷ったんだけどね」

「ケイじゃなくて俺?なんでまた──」

「うーん…嫉妬?」

「一度は命を救ったという男になんちゅー態度なんだ…」

 

フロイトは小鹿のように震えていたが、いつもの威勢を取り戻すのが早かった。

かつてシオンに振り回されながら身に着けたスーパーレシーブのテンションで話していると、クロヱは目を伏せてしまった。

 

「なんか…すまない」

「謝るのは沙花叉の方だよ、冗談でも()()()()()なんて言っちゃダメだった」

「シオンにも学園長にも何回か殺されかけてるし、そういうの慣れてるから気にすんなよ」

 

ただ、伏せられた表情の奥には、命の綱を手繰り寄せてくれたフロイトへの恩と、死を超えた余韻が混ざり合った複雑な気持ちを表す高揚があった。

言語化や理解が追い付かないこの感情をフロイトに悟らせまいと顔を隠すクロヱを神が味方したのか、教室のカーテンがフロイトとクロヱの間を遮るように靡く。

 

応急処置と、失った血液の補完。そのすべてを終えた今――

カーテンを閉め切った空き教室の窓から差し込む薄い光が、ふたりの輪郭を鈍く照らしている。

 

十数分。

その時間は、まるで時計の針が壊れてしまったかのように、果てしなく、じりじりと流れた。

クロヱのかすれた吐息が、その静寂を切り裂く。

 

「正直、あそこで死ぬかもって思ったらちょっと怖かったんだ」

「…だろうな。俺も殺されかけた時、悔しさと恐怖で心臓が張り裂けたかって思ったよ」

 

あの時を思い出して軽く肩をすくめるフロイトは、最後にダメ押しで治癒魔法を唱える。

治癒魔法の基礎。痛みで鈍る身体の動きを補助する──小学生が習う魔法だそうだ。

 

時間をかけてクロヱを治し、張り詰めていた緊張がほどけると、今度は疲労がどっと押し寄せた。

床に手をついたフロイトの吐息は重く、汗ばむ髪が額に貼り付く。

 

「ありがとう、フロイト」

 

クロヱは静かに言った。

その目は、どこか遠く、けれど確かな光を宿していた。

 

「…その言葉は本当にうれしいけど、()()()()だ──クロヱが失った血、半分だって戻せてないだろ」

「血を失ったあの状態でも、フロイトが見過ごさずに沙花叉を治してくれたおかげ。恩人にこれ以上何かを求めるのはがめついって」

「クロヱが優しい人間で助かったよ、マジで」

 

短いやり取りだったが…30分前とは見違える、互いの胸の内が透けて見えるような距離感にまで発展しているような気がした。

 

それと同時に俺は、誰かと比べてしまう自分を心の中で自嘲気味に責めた。

そして、その()()()()()は言うまでもない。

 

俺はまだ、あの“最強”には遠く及ばない――

それでも、自力でクロヱの命をつなぎとめることが出来た。この事実は、胸に誇ってもいいはずだ。

 

フロイトはしばらくしてから彼女を背負い直すと、ほんのり枯れかけた魔素の流れを確かめた。

クロヱの血を補完するためにだいぶ無理をしたが、想定内の消耗だ。

 

──まだ動ける。ケイとの戦いに備えて、しばらく温存するだけの余裕はある。

 

「……図書館に行こう」

「図書館? なんでえ?」

 

教室を出た廊下には、もはや誰の気配もなかった。

夕焼けのような光が窓に赤く映り、長い影が床を這っていた。

時刻と世界の状態が混乱している、バトロワ開幕時に貼られた結界の影響だろう──こんな状態では、開始からどれくらいの時間が経っているかも意識しないと把握できないな。

 

なんせ時間は昼のままなのだ。普段ならシオンと昼飯の味噌汁の種類で喧嘩してる。

 

「学園の施設を下見した中で、身を隠す場所と脱出経路が一番多かったんだ。何度も言うけど、俺の作戦は()()。先制を仕掛けないスタンスでは常に後手に回るだろうし、一番備えの択が多いエリアに張り込みたいんだ」

 

クロヱは小さくうなずき、フロイトの背中にしがみつく。その腕はまだ頼りなく震えていた。

 

「…クロヱ?」

「ねえフロイト、沙花叉まだ病み上がりで上手く歩けないかもだから──おぶってほしいな~???」

「本当に忙しいやつだな」

 

 

◇ ◇ ◇

 

背中にクロヱの体温を確かめながら、静かな階段を下る。

図書館を目指す廊下の途中で、俺は不意に彼女に尋ねてみた。

 

「クロヱは結局何位まで生き残りたいんだ?」

「……え?」

「話を聞く限り、シオンのお眼鏡にかなうような結果を出したかったんだと思って」

 

背を丸めたままのクロヱは、しばらくのあいだ小さく息を繰り返していた。

吐き出せない言葉を喉の奥で転がしているのが見なくても伝わってくる。

 

やがて、ためらいと恥じらい、それに微かな感傷を滲ませた空気が、彼女の輪郭を包む。

絡まった心の糸を、指先でほぐすように──クロヱはそっと、声をこぼした。

 

「厳密に言うとその……シオン先輩と、コネを作りたくて……」

 

彼女の掠れた声に、やはり余裕はなかった。

 

「でも――あいつ、バトロワには出てないぞ」

「そう。なんだけどさ? でも……」

 

クロヱの目が徐々に力を取り戻していく。

 

彼女がこの戦いに身を投じた理由。

それは、自分の名をシオンに届けたかったからだった。

一瞬でいい、遠征に行った先で、偶然開いた試合中継の画面の片隅にでも、自分が映っている瞬間をシオンに観測してほしい。謙遜と願望の入り混じった本音を抱え、彼女はこの戦いに臨んだ。

一瞬でもいいから目に留まってほしい。その一心でクロヱは自分のすべてを賭けたのだ。

 

だが、この傷でその願いをかなえるのは難しい。

それでも、あがきたかったのだ。

せめて、シオンが気にかけている”バディ候補”――フロイトと接点を持つことで、何かを残そうと。

 

「ほら沙花叉、この傷だしさ? こんなんじゃ活躍なんて無理だからフロイトを探してたの」

「俺に倒されてたかもしれないのに?」

「でも倒さなかったでしょ?そういうとこ信じてたんだよ」

「そういうとこってなんだよ抽象的だな」

「フロイトは、()()()()()じゃないって」

 

静かに背中にのしかかる重み。

それは単なる体重ではなかった。

クロヱの信頼と、願いと、痛み。そのすべてが、今、フロイトを支えている。

 

()()()()()()()()()()()()()が信じるバディ相手、そんな人なら手負いの沙花叉にトドメ刺したりなんてしないかなって」

「…そういう事か」

 

フロイトは歩幅を緩め、図書館への道を再び歩き始めた。

夕闇のような重たい気配が迫る校舎、それとは裏腹に、人の気配は先ほどよりも消え去っている。

 

最後の曲がり角で廊下に揺れる影が、静かに他の影と交わっていった。

 

「なんかさ……フロイトって大人気だよね?」

 

クロヱの声が、かすかな冗談めいた響きを持っていた。だが、その裏には微かな震えが感じ取れる。

濃密に広がっていく恐怖のようなプレッシャーは、疲弊してクロヱの心を揺らすには十分すぎた。

 

「きっと悪目立ちしすぎたんだろうな」

 

フロイトも肩をすくめて返した。だが笑い声は硬い。

 

「流石()()()()って異名は伊達じゃないね。他にも狙ってる人多いかもよ~?」

「――そうなんだよ」

 

肩の力を抜くように、足取りは次第にゆるやかになった。クロヱを背負うフロイトの歩調が、静まり返った図書館の前で止まる。

誰もいないはずのその場所。だが、空気を切るような微かな風と、積み重ねられた書物が鳴らす音――その境目で、空気が一変した。

 

殺気だ。

 

それは何度も味わってきた“死”の予感――息を詰めるほど濁っていて、血生臭い。

 

「やっぱりしつけぇなあ……お前」

「……だれか、いるの?」

「――そりゃそうよ」

 

フロイトは静かに返す。ここに漂うのは、待機場で嗅いだ、血と憎悪が混ざったあのにおい。

その正体は明白だった。

 

「とんでもねぇパパラッチ(橙音ケイ)がな」

「ケイ……?」

 

クロヱの声が小さく震える。その名を耳にしたとき、背に乗せた彼女の体がびくりと跳ねた。

 

「俺たち、揃いも揃って殺されかけた相手に…また顔を出しちちゃったわけか」

 

言葉の余韻が消えるよりも早く、図書館の奥から鈍い音が響く。

ケイは杖を片手に、生気の抜けた生徒の体をずるずると引きずっていた。それを何の感慨もなく足元に放り捨て――

次の瞬間、濃密な魔素で空間を塗りつぶした。

 

「また……戦うの……?」

 

クロヱの手がフロイトの肩を強く握る。苦い記憶が蘇るのだろう。彼女は一度、この男に絶望的なまでの敗北を喫している。

 

「俺は優勝狙ってるから。もうちょい上手くやる予定だったんだけど──予定、狂ったな」

 

フロイトの眼差しが鋭くなる。

ケイは平然と倒れた生徒に突き刺していた杖を引き抜く。血を払う仕草はあまりにも無造作だった。

その乱暴さ、命を命とも思わぬ無慈悲さ――彼の周囲だけ、空間が異様に冷え切っていた。

 

「一応言っておくけど……お前の親父殺した探究士(ダークランナー)と俺は関係ないからな」

 

クロヱを床にそっとおろし、フロイトが制服のボタンを外し始める。

ワインレッドのブレザーを脱ぎ捨てながら、髪を乱雑にかき上げた。

 

ケイが不敵に笑う。

 

「なんだァお前、自分だけは害虫(アイツら)と違うって思ってんのか?」

 

杖で床を乱暴になぞりながら、一歩踏み出してくる。

彼が放る視線は、理性も道理も通じない。心の奥底から湧き出る本能の殺意だけが、そこにあった。

 

「知らねえよ…それをこれから確かめに行くんだ――ここで1位をブン獲って、騎士団入ってな」

「オイオイ、そりゃ無理な話だろォ──今日がお前らの命日になるんだからよォ」

 

ケイの言葉に、もはや人間らしさはない。獣が獲物を追い詰めたときにだけ宿す冷酷に似ている。

相対するフロイトは、臆することなく、覚悟を決めたように一歩前へと進んだ。

 

温厚や平和主義を貫き、記憶の探求にはなるべく他者を関わらせないつもりだった。

だから、誰かが関わってきた時の事なんて考えていなかった。

 

でも、一連の事件を経て──フロイトは残酷な結論を導き出した。

彼の目から、ついに柔らかさが消える。

 

冷え切った決意。

 

最初は言葉でどうにかなると考えていた。でもそれが甘かった。

俺の秘密を知った人間が、皆俺に協力してくれるわけなんてなかったんだ。

 

「……最後に、もう一度だけ聞く。俺と話し合う気はあるか、ケイ。」

 

平和な解決策が音を立てて崩れ落ちていく。

わずかな間。だがケイは嗤った。

 

「あのなァ、俺たちを引き合わせたのはただの()()だろ?」

 

短い沈黙。相容れない二つの意思が、静かにぶつかる。

対話をあきらめた瞬間、フロイトの内側にあった「躊躇い」という名の歯止めが、音もなく消え失せていく。

 

「次、シオンがテメェの尊顔を拝むの……もしかしたら葬儀屋かもしれねーなァ?」

「好き勝手言いやがって──景気いいじゃねか」

 

振り返って考えてみても、やはり一連の言葉に意味はなかったように感じる。

 

フロイトは殺気を剥き出しにし、全身の魔素を瞬時に解放する。

ケイの悪意が重く、図書館の闇に塗り込められる。

 

「あんま舐めんなよ」

 

図書館の静寂が、戦いの幕開けを告げるかのように裂けた。

 

 

 

第11話 エバ・コード

 

 

 




趣味増えすぎて投稿ペース落ちそう、落としたくないですナ~
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。