ふえぇぇ...Fateは怖いよぉ...   作:伊藤むぎぞの

2 / 6
前回の続きで御座います。

遂に明かされた、真名…
しかし思ってたのと大分違う?

文弱によるお目汚し文章で御座いますがそれでも良いと言って下さるのでしたら、幸いです。

では、どうぞ頭を空っぽにしてご覧下さいませ。

追伸

FGOアニメと漫画を読みながら執筆しております。


FGOって?ああ!!

〜藤丸立香Side〜

 

 

 

 

「えぇぇぇぇぇ!?本多忠勝!?」

 

そんなトンデモカミングアウトを聞いた俺たちは、

飛び上がるかのように驚いた。

 

「嘘でしょ!?私でも知ってる英霊が!?こんな!?

へにょへにょなの!?」

 

「所長!あんまり本当の事は忠勝さんも傷ついてしまいます!」

 

マシュ!かなり辛辣だよ!

 

「ふえぇぇ...す、すみません...へにょへにょですみません...」

 

「……マスター、この何とも言えない情けなさっぷり...誰かに似てませんか?」

 

「...あれ?言われてみれば……確かに誰かに似てるような...?」

 

誰だったっけ?サボり部屋を見つけてはゴロゴロ

してた人を思い出す様な...

 

「……ってそんな事を言ってる場合じゃないのよ!

良い?藤丸。アンタが何でこれ程の英霊を呼べたかは分からないけど、マスターとしてサーヴァントを召喚した以上、マスターとしてしっかり手網を握るのよ!」

 

そう言った所長の叱咤を受けてハッとした俺は、

改めて忠勝さんに自己紹介をする事に。

 

「は、はい!所長!えーと、俺は藤丸立香。こっちは後輩のマシュ。こっちは上司の所長。改めてこれから宜しくね、忠勝さん。」

 

「は、はい宜しくお願いしますマスター殿。」

 

「よし...それじゃあ早速この特異点の元凶を目指さないと……この特異点は当時の冬木の聖杯戦争の特異点...ならおそらく聖杯がある所に理由がある筈よ。」

 

「となると所長、霊脈が集まってる場所ですね。」

 

「ええ、そうよ。そして恐らくその場所は...」

 

「ッ!皆様!会議はそこまでに...敵です。」

 

「ッ!マスター!敵性反応です!」

 

『カツ...カツ...カツ...カツ...』

 

「あぁ...残念ですね...そのまま気づかずにいれば...その命を狩り取れたのに……」

 

ゆったりと、まるで当たり前の様に余裕たっぷりでそこに現れたのは...フードを被った謎の存在...

 

「フフフ...しかし...ああ、しかし...そこの甲冑を着込んだサーヴァント...お前からは...懐かしい...匂いを感じますね...」

 

何だ...?こいつは忠勝さんを見てそう言ってるのか...?

 

「ランサー!アナタこのサーヴァントと知り合いなの!?」

 

「ふえぇ...し、知りませんよぉ...でも...敵なのは間違いありません...」

 

『ジャラジャラ...』

「まぁ、良いでしょう...誰であれ貴方達を狩り尽くします...」『フッ!!!』

 

「敵サーヴァント来ます!」

 

「マシュ殿!マスター殿のお傍に!」

 

「ランサーさん!」

 

 

『ガンガンガンガンガンガンガンガン!!!』

一瞬にして始まる打ち合い、敵のサーヴァントもとてつもなく素早いのに...

す、凄い...あんなに素早い敵を...軽々と捌いてる...

さっきまでの、へにょへにょ具合からは想像も出来ない強靭さを感じる...

 

「フフ...中々どうして、上手く捌けているようですね...しかし...何時まで持ちますか...?」

 

忠勝さんは当たり前の様に淡々と

「永遠に」

そう言ってのけた...

 

「良い文句です...!ならば試して見ましょう...!」

 

さっきよりも速度の上がった敵...

だけど忠勝さんは見切っているかのように、

軽々と捌いている...

 

...この隙に...!

 

「マシュ!」

 

「はい!マスター!」

 

 

「この速度にも...対応できますか...!」

 

「私にばかりかかずらって良いのか?そら、油断だぞ?」

 

「ッ!何ッ!?」『ガァン!!!』

 

マシュが敵の油断を上手くつき、

おざなりになっていた横から奇襲を加えた…

 

「小娘がァ!!!」

 

「良い攻撃です!マシュ殿!」

 

「はい!ランサーさん!」

 

敵は油断を突かれたのに対し、怒りを覚えたのか

毒づく...

 

「舐めるなよ…餌風情が!!!」

 

だけど、忠勝さんはその様子を見て平然と答える。

 

「ならばその餌風情に貴様は敗れるのだ。」

 

「フン...!まだ始まったばかりで、もう勝った気ですか!」

 

「いいや...」

 

 

 

 

『キィィン────』

 

 

 

 

「もう勝った。」

 

「は?」『ズルッ...ズルズルズル……』

 

 

 

 

『ドチャッ』

 

 

 

さっきまで、恐ろしいものでしか無かった敵が...

あっさりと真っ二つに切り裂かれる瞬間...

忠勝さんは力が抜けたのか

 

「ふ、ふえぇ...お、終わったぁぁ……」

 

なんて、ふにゃふにゃに戻っていた。

さっきまでキリリッ!としていたのに。

 

「凄い...サーヴァント相手にもかすり傷ひとつ負わずに倒すなんて...これが...サーヴァントの戦い...!」

 

「マシュ!ランサー!2人共大丈夫!?」

 

いくら無傷とは言え、心配は心配なのだ。

 

「マスター、はい!私は大丈夫です!」

 

「も、問題ありません……」

 

「アンタ、そんなに強いのに何であんなにへっぴり腰なの?」

 

「ふえぇ...そ、それは……ん?皆様...気を付けてください...まだ、サーヴァントが居ます...」

 

「何ですって...!」

 

所長がそう言った後、何処からか

 

「おぉ...そこの全身甲冑の兄ちゃんはよく気付くな!」

 

何て、快活な声が聞こえてきた。

俺たちの前に現れた新しいサーヴァントに

所長は警戒していた...

 

「アンタ、何者!?」

 

「ああ、落ち着け落ち着け。俺は別に殺り合おうって訳じゃねぇよ。」

 

何処からか現れた杖を持ったサーヴァントはドカッと座った後...

 

「助太刀しようと思ったんだが、そこの兄ちゃんが倒しちまったからなぁ...出る時を見誤った訳よ。」

 

「...アナタは?」

 

「俺はキャスター、この聖杯戦争のキャスター...だった筈なんだけどな……」

 

だった筈?

 

「だった筈ってどういう事なの?」

 

キャスターは頭を掻きながら

 

「召喚されて最初の頃はマトモだったんだ、だが...途中からこの聖杯戦争は狂っちまったんだよ。」

 

「狂ったって一体...」

 

『とりあえず、それについても一旦話し合おう。

目の前のサーヴァントはまともな英霊の様だからね。』

 

そう言って忠勝さんを召喚する前まで通信していた、

ドクターと通信が繋がった。

 

『初めまして、御身が何処の英霊か存じ上げませんが...』

 

その恭しい言葉を受けたキャスターは溜め息をつきながら

 

「あぁ、そういうのイイってサッサと本題に入ろうぜ?軟弱男。」

 

『な、軟弱男...』

 

ドクターはションボリしてしまった...

 

 

 

 

 

〜説明中...〜

 

 

 

 

 

『つまり、貴方はこの聖杯戦争のサーヴァントで唯一の生存者...と言う訳ですね?』

 

キャスターはもうちょっと足りないと言った風に

 

「負けてねぇ、が頭に付くけどな。

オレらの聖杯戦争はいつの間にかおかしくなっちまったのさ。」

 

キャスターはそのまま説明を続けて

 

「その経緯は分からねぇ...街は一夜で火の海、人間は消えサーヴァントだけが残った…その中でもすぐに戦いを再開したのは、セイバーだった。」

 

「奴さんは直ぐ様他のランサーやアーチャー、ライダーにバーサーカーにアサシンをぶっ倒しちまった…

その後は真っ黒い泥で倒された連中は操り人形って訳さ。

さっきのランサーみたいにな?」

 

『では、残ったサーヴァントと倒せれば...』

 

「ああ、聖杯戦争は終わる。」

 

キャスターは真剣な顔からニヤッと笑うと

 

「後は、セイバーアーチャー、そしてアサシンとバーサーカーだけだがな?」

 

とあっさり言った。

 

「え?という事はまさか...」

 

キャスターは快活な笑みを浮かべて

 

「おうよ!ライダーはこっちに来る前に、片付けておいたぜ!」

 

自慢げに言った。

 

「ライダーを...!?それにしては、傷も無さそうだけど...」

 

「ヘヘッ当たり前よ!そこらの凡百のサーヴァントに手傷を負うほど、このクーフーリンは鈍ってねぇ!」

 

と自分の真名をあっさりバラした...

 

「クーフーリン!?アイルランドの光の御子!?

大英霊じゃない!?それが...何でキャスターに?」

 

「ああ、俺は一応ドルイドも齧ってるからな...そっちで呼ばれちまった...それで言ったら、羨ましいのはそこのランサーだぜ...俺も槍を持ちたかったぜ...」

 

キャスター、クーフーリンは忠勝さんを見てめっっっちゃ羨ましそうに言った...悲哀を感じる...

 

「ふ、ふえぇ...そう言われても...」

 

またふにゃふにゃに戻っちゃった...

 

「あん?さっき迄の威勢はどうしたよ?なんでコイツさっきの軟弱男みたいなってんだ?」

 

軟弱男...ああ!ドクターに似てるんだそう言えば!

決める時は決める所とか。

 

「そうよ!アンタさっきも言ったけど、何でそんなにへっぴり腰なの?強いじゃない!?」

 

所長にそう言われた忠勝さんは

 

「ふえぇ...それはぁ.........クーフーリン殿、残っているのはセイバー、アーチャー、アサシン、そしてバーサーカーでしたね?」

 

「ん?おうそれがどうした?」

 

また真面目モードに入った忠勝さんは続けて

 

「ではこれで残り3騎...ですね?」

 

そう忠勝さんは言うと俺に向かって槍を...え?

 

「!?ランサーさん!」

 

「アンタ!?何やって...!?」

 

「ランサー!?テメェ!」

 

『ザッ──』

 

 

 

 

「ぐっ...がぁぁ...」

 

 

 

 

「え?」

 

「な...なぜ...気づかれ...」

 

 

 

 

「気づくに決まっているだろう?気付かれたくなくば、

私の同僚位になって欲しいがな...」

 

『ズァッ──』

 

忠勝さんが俺の耳元の後ろに槍を刺していた…

 

「あ、アサシンのサーヴァント!?」

 

「驚いたぜ...俺でも気づくのが遅れそうなもんなのにな...」

 

「で、でも何で?アサシンには気配遮断のスキルがある筈なのに...」

 

「恐らく、元はかなりの手練...しかし操られた結果得意のスキルに影響したのでしょう...もし本来の実力で気配を絶っていたら...マスター殿に手傷を負わせてしまったかも知れません.........ふえぇ...緊張した...」

 

真面目モードで解説した忠勝さんはまたふにゃふにゃに戻った...

 

「アンタ、気配遮断を無効化するスキルでも持ってるの?」

 

所長のその言葉を聞いた忠勝さんはアタフタとして

 

「え、えっと実は...その...」

 

 

 

 

『マスターはっきり言えば良いのです、自分の実力だと。』

 

 

 

 

ん?何処からか声が...

 

「だ、だめだよ...やっぱり嘘はつけないよぉ...」

 

『何が嘘なものですか、事実では有りませんか。』

 

やっぱり何か聞こえる!?

 

「忠勝さん今のって...」

 

「あ、あの...マスター実は...」『マスターの実力です、これは譲れません。』

 

「ああ、だから嘘はダメだって...」

 

『......はぁ、全く...仕方ありません私が説明いたします。』

 

そう何処からか聞こえた声は、忠勝さんの甲冑から聞こえてきて...

 

『改めまして、マイマスターの新しい主様。

私はマスターに仕える、

超高機動決戦兵装T.A.D.A.K.A.T.U.

と申します。』

 

え?

 

 

 

 

「「「ええぇぇぇぇ!?」」」

 

超高機動決戦兵装!?あの全身甲冑からそんなメカメカしい名前が!?

 

 

 

 

『先程は、本機に搭載されている生体反応レーダーによって気づきました。しかしマスターも言ったように元は手練、直前まで気づかなかったのも事実です。

しかし直ぐ様対応したのもまた事実です。

さぁ、マスターを褒めなさい。ピースピース。』

 

「ダメだってタダカツ...マスター殿、これが理由何です...

私が強いのも、無傷で居られたのも...全部タダカツのお陰なんです...」

 

『マスター、事実無根は信頼にヒビが入ってしまいます。

マスターは大人しく、事実だけ述べていればいいんです。』

 

な、なんか...カルチャーショックだ...




ヒューヒュー……ようやく……魔改造要素出せた……

ここまで見て下さり誠にありがとう御座います。

相変わらず不定期投稿ですがよろしくお願い致します。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。