ふえぇぇ...Fateは怖いよぉ...   作:伊藤むぎぞの

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夢小説「もっと皆と...一緒に居たい...!」

プロット「うん、帰ろう...夢小説ちゃん。」

夢小説「うん...!」パァン──


現実「はぁいお疲れー解散、解散。」

プロット「お前...何故...?」

現実「何故って...あぁ。」


現実「表現力は俺が殺した。」


プロット「そうか...死ね。」


茶番でした、前回の続きで御座います。


「お前ん家爆っ死やーしきー」「カンタァァァァ!!!」

〜藤丸立香Side〜

 

 

 

 

「とにかく、これで残りのサーヴァントはセイバー、アーチャー、バーサーカーね。どうにか全員倒さないと...」

 

「それについては問題ないはずだ、ここまで3騎減ってるから奴さんはバラけさせずに纏めさせるだろう。」

 

「となると...」

 

「ああ、セイバーが陣取ってる場所...つまり聖杯がある場所だ。」

 

その言葉に疑問を抱いた所長はキャスターに聖杯の場所を問いかける

 

「...キャスター、アナタ聖杯がある場所は分かってるの?」

 

それを聞いたキャスターは得意気に

 

「ああ勿論、町外れの山ん中の洞窟に聖杯はある。」

 

「じゃあ、今からそこに向かう訳ね...」

 

「ああ、そこに残りの3騎が集まってるハズだ。」

 

「なるほど...キャスター、他のサーヴァントについて何か知ってる事は?」

 

キャスターは困った様に頭を掻きながら

 

「セイバーとアーチャーについては知ってるぜ...だが、バーサーカーについては...ありゃダメだな、やり合うのは危険すぎるぜ...幾らセイバーにやられて弱くなっても、あれは強すぎる...」

 

キャスターは忌々しげに溜め息をつきながら説明する

 

「まず、アーチャーについては真名は知らん...だが腹立つ野郎ってのは間違いねぇ...コイツについては俺が決着を着けたい。次にセイバーだが...奴の宝具を喰らえば誰もが気づくさ。」

 

「それって...」

 

所長がそれ程の大物かと思案すると、キャスターはそれに同意する様に頷き

 

「ああ、セイバーの宝具はかの聖剣...勝利の剣とも言われた、エクスカリバーだ。」

 

「ッ!エクスカリバー...アーサー王!?そんな強力なサーヴァントを相手に戦わなくてはならないの...!?」

 

「確かに、簡単じゃねぇ...だがそれしか道がないのも事実...然し幸か不幸か、セイバーは聖杯から動かねぇ...

だからこの隙に、アーチャーとバーサーカーを仕留めるって訳よ。」

 

キャスターはそう言うと、力を入れ直し立ち上がると

 

「兎にも角にも、聖杯の場所に行かなきゃ話にならねぇ...道すがら作戦会議しながら行くとしようぜ?」

 

 

 

 

「とりあえず、作戦はこうだ...アーチャーは俺が決着を着けたい、一体一でな?となると後はバーサーカーだ、

コイツは遠目で見てもヤバすぎる...だがそっちは中々に出来るランサーと盾の嬢ちゃん、数で言えばこっちが上だ。

そこを突く。」

 

つまり、俺達がバーサーカーの相手をするって事だ...だけどキャスターが言うように遠目で見てもかなり強そうだ...忠勝さんとマシュが戦ったとして、勝てるのだろうか...?

 

「そう不安そうにすんな、アーチャーをちょちょいっと片付けたらバーサーカー退治に駆け付けるぜ!」

 

だが...とキャスターは困った様に言うと

 

「ランサーの兄ちゃんは大丈夫だろう、問題は盾の嬢ちゃんだ。」

 

マシュ?マシュの何が問題何だろう?

 

「私、ですか?」

 

「おうよ、嬢ちゃん...ハッキリ言うが嬢ちゃんはその盾に振り回されてるな?戦い慣れて無さそうだったからな...その様子じゃ宝具も使えないんだろ?」

 

さっきも聞いたけど、宝具?

 

「?……藤丸……宝具を知らないのね...?」

 

バレてた

 

「はい...」

 

それを聞いた所長は腹ただしげに

 

「やっぱり!道理で微妙な顔をしていると思ったわ!」

 

所長は溜息をつきながらも宝具について教えてくれるらしい、優しい

 

「良い?藤丸?宝具は英霊の伝説、逸話、経験や武具等を指すわ。分かりやすく言うと切り札ね。」

 

所長は指をひとつずつ立てながら丁寧に説明してくれた

 

「アナタが喚んだランサーやここに居るキャスター、これから私達が戦う事になるほかのサーヴァントにも宝具はあるわ。」

 

所長は続けて

 

「宝具は切り札だけれども、真名を明かす物になる物よ、どんなサーヴァントも基本は無駄撃ちしないわ。」

 

「つまり、今回の問題はマシュがデミサーヴァントであるが故に恐らく宝具が使えないかも...という事よ...」

 

「ふむ?それは多分ちげぇぞ。」

 

キャスターがその答えに待ったをかけた

 

「例え気の強い嬢ちゃんの言うようにデミサーヴァントって奴だったとしても、部分的にサーヴァントなら弱体化したとしても宝具は必ず使えるはずだ。」

 

「何故なら、宝具はサーヴァントそのものだからな。」

 

その答えに所長は困惑したように

 

「ならどうして...」

 

「恐らく、盾の嬢ちゃんは何かしらの理由で宝具が使えねぇんだな。それがどんな理由かは分からねぇ...

だが、宝具は使おうと考えるんじゃねぇ…本能な訳だ。

だから使えない理由はその本能まで呼びかけられてねぇのかもな?良く言えば測りかねてる、悪く言えば本気になってねぇ...と言った所か?まぁ、その本能を叩き起こすってのも一つの手かもな?」

 

そうキャスターは言うと指を俺に向けて指した

 

「ッ!」『ザッ!』

 

「マスター殿!」『バッ!』

 

マシュと忠勝さんが俺の目の前に立ちはだかった

 

「……まぁ、その本能もちゃんと目覚める事になるかもな。」

 

そう言うとキャスターは霊体化して先に行ってしまった

 

「……マスター、私は忠勝さんやキャスターさんの様に宝具が使えません...私に力を貸してくれている英霊が一体誰なのか...私は何も知らないまま何です...そんな私がいざと言う時、マスターや所長を守れるかどうか...」

 

そうマシュは不安を吐露した...

所長はそんなマシュを心配してマシュの名を呼んだ

 

「マシュ...」

 

その不安を聞いた俺はマシュの不安を少しでも和らげるつもりで勘だよりの言葉を伝える

 

「でも...きっと大丈夫だよ、何故って言われると勘だから確証は無いけど...マシュは大事な時は、立ち上がれる程強いって信じてる。さっきも俺の前に立って守ろうとしてくれたしさ。」

 

だからきっと大丈夫そんな俺の気持ちが通じたのか、マシュはさっきよりも気を落ち着けたみたいだ

 

「マスター...はい!」

 

「……」

 

 

 

 

〜本多忠勝Side〜

 

 

 

 

「お前さんも割かし荒療治だね...」

 

そんな事を言ったのは先程先行したキャスター殿だった

 

「荒療治とは?」

 

私がそう聞くと

 

「とぼけちゃって...宝具の使い方さ、本能だなんだかんだ俺も言ったが、意気込み位はアドバイスすると思ったが...」

 

キャスター殿はそう言った

 

「確かにそれも正解だろう...然し、結局は外野の言う事。

幾ら言っても宝具が使えるかは本人次第...マシュ殿の言う通り、いざと言う時宝具が使えない時はマスター殿の危機となる...然しだからこそ命を賭ければ賭ける程腹が据わると言うものです...」

 

それに...と私は続けてキャスター殿に言う

 

「それに...マシュ殿とマスター殿の信頼や絆は更に本能に訴えかける、燃料となりましょう...故に私もマスター殿の様とはあまり言えませんが、私も私なりに信頼しております...」

 

「ほぉー?ソイツは経験則かい?」

 

「フフッ...さぁ、どうでしょうな?」

 

キャスター殿は顎に手を当てた後そう言えばと私に問いかける

 

「そう言えばお前さん、ほんとになんでああもへっぴり腰何だ?今みたいに堂々としてりゃ良いのに。」

 

「ふぇぇッ!?えっとぉ...そのぉ...」

 

『マスターは謙虚なのですよ。』

 

割り込むようにタダカツが喋りだした

 

「謙虚ォ?」

 

『はい、当然ですね。マスターは何時だって驕らず油断せずの鉄の精神を有しているのですから。』

 

「タダカツぅ...嘘は辞めようってぇ...」

 

『全く...マスターはもう少し自覚したらどうですか?

この、スーパーパーフェクトスペシャルウルトラデラックスパーフェクトミラクルミレニアムT.A.D.A.K.A.T.U.こと、本機を扱えるのは後にも先にもマスターだけだと言う事実を。アノクソダヌキイガイハ』

 

「あん?タヌキ?」

 

「ああ、もうタダカツ...その話はまた後でね?」

 

これ以上喋らせると何を言うか分からない...先を急ごう...

 

 

 

 

〜藤丸立香Side〜

 

 

 

 

「さて、ようやく着いたぜ...」

 

キャスターの案内の元俺達はこの特異点の元凶の聖杯がある場所まで来た

 

「この先に聖杯が...こんな洞窟の中に...」

 

「洞窟と言っても、所々人工的な部分はあるわ。

当時の聖杯を設定した魔術師が拵えた場所だからね。」

 

「さて、カルデアのマスター。作戦はさっき言ったみたいにアーチャーは俺が、バーサーカーはアンタらに任せたぜ。さぁ、鬼が出るか蛇が出るかってヤツだ...」

 

キャスターがそう言って警戒しながら洞窟の中に入ろうとすると、マシュの肩に乗っていたフォウくんが後ろに向かって唸っていた

 

それに続いて忠勝さんも後ろに警戒を始めた

 

「ッ!皆さん...後ろに敵です...」

 

「「「ッ!」」」

 

そこにいたのは赤い衣服を纏ったサーヴァントだった

 

「あれは...もしかして、アーチャー!?」

 

「おーおー?来なすったな?セイバーの信奉者が。」

 

敵サーヴァントのアーチャーは肩を竦めながら

 

「別に信奉者になったつもりは無いが、コソコソとやって来る不法侵入者を片付ける仕事位はするさ。」

 

「ケッ、カッコつけやがって...」

 

「事実不法侵入者だろう?単なる自衛さ。」

 

「はっ!何処までその余裕が持つか見ものだぜ!」

 

「少なくとも貴様の様に吠えたりはしない...キャスター!」

 

敵のアーチャーは何も無い所から剣を出すとそれを矢のように番え構え、そして矢を放った

 

「ッ!マスター!」

 

その放たれた矢はこっちに飛んで来た

 

「エイワズ!!」『ジュッ!!!』

 

キャスターが呪文を言うと、飛んで来た矢は燃え尽きた

 

「何だ何だ?俺の事は無視かよ、そんなに怖いか?

アーチャー!」

 

敵のアーチャーは呆れた様に鼻で笑った後

 

「フン、貴様とは違い、自分の仕事に忠実なものでね!」

 

二本目の矢を放った

 

「エイワズ!!」『ジュッ!!!』

 

キャスターが又しても矢を焼き払った後、こっちを見ずにキャスターは言った

 

「そいじゃ、作戦通りにな?後は頼んだぜ!」

 

そう言うとキャスターはアーチャーに魔術を放ち、アーチャーは魔術を避け、キャスターとアーチャーはこの場から去っていった...

 

「よし、それじゃあ藤丸!マシュ!私達も行くわよ!」

 

「はい!所長!」

 

「はい!」

 

キャスターとアーチャーが居なくなった後、洞窟に向けて先を進もうとするとどこからか雄叫び声が響く...

 

「■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!」

 

「ッ!この雄叫び声...!まさか...!」

 

「うわっ!...凄い声...!」

 

「マスター!...私の傍から離れないで下さい!」

 

『本機より通達、強力な魔力反応を感知。敵性サーヴァントが此方に向かってきております。』

 

「皆さん...!恐らくバーサーカーです!ご準備を!」

 

木々が倒れる音を響かせながらも、その雄叫びには遠く及ばない...俺達の目の前に現れたのは、余りにも巨大なサーヴァント...バーサーカーであった...

 

「■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!」




はてさて...バーサーカーに勝てるでしょうか?

待て、しかして希望せよ。

不定期投稿だから。
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