ふえぇぇ...Fateは怖いよぉ...   作:伊藤むぎぞの

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前回の続きで御座います。

ようやく...頭の中のキャラを一通り出せたよ...

その上、筆まで乗って...もう何も怖くない!

マミサン!


掛かって来いよ、バーサーカー...武器なんて捨てて掛かって来い。

〜本多忠勝Side〜

 

 

 

 

マスター殿から令呪による魔力の底上げもあり、

私達は吹き飛ばしたバーサーカーの後を追っていた...

その最中で私は、タダカツにひとつの命令を下す...

 

「タダカツ、兵装を解放するぞ。」

 

『よろしいので?マスター』

 

タダカツからの問い掛けに私は頷く

 

「ああ、マスター殿から令呪でのサポートもある...

マスター殿に負担は掛けずに済むだろう。

それに、ここまで離れられればマスター殿達を巻き込む心配も無い。」

 

『ならば...マスター...』

 

「ああ、蜻蛉切を起こすぞ。」

 

私が遠くまで吹き飛ばしたバーサーカーの元にたどり着くと、奴は既に体勢を立て直し此方に斧槍を構えていた...

 

「■■■■■■■■......!!!」

 

奴は此方に対し唸り声を上げていた...

 

「......バーサーカーよ...何故か知らぬが、先程の戦いでは私を強く警戒していたな...」

 

奴はマスター殿達と戦っていた際、此方に対する警戒が強かった...事実反撃も許さぬ程に攻撃を続けていたのだから...マシュ殿が隙を突かなければ、私は動けず...深手を負っていたかもしれない...

 

「私と貴様には縁もゆかりも無いが、貴様には何か感じ入るものがあったのだろう...しかし、私とてマスター殿に勝利と帰還を望まれた身...ならば、どの様な偉大なる英霊であろうとも私は...勝たねばならぬのだ。」

 

故に...私は勝利せねばならぬのだ...

だから...

 

 

 

 

「起きよ...『蜻蛉切』────」

 

 

 

 

『OK。マスター。『蜻蛉切』起動します。』

 

『蜻蛉切』...それは、刀匠『藤原正真』殿が打った槍...

あのお方は私に槍と具足を打ってくれる際に「あの忌まわしき、おぞましき神秘を消しされるように。」と言い、この槍と具足を作った...槍も具足も凄まじい魔力を欲するが、

マスター殿の令呪によるバックアップ...それがあればマスター殿に負担を掛けずに使えるだろう

 

「久方ぶりですまない、蜻蛉切...やれるか?」

 

『当然です。私こそが一番の槍で御座います故。全ての敵は鎧袖一触。容易い事です。』

 

『何を言いますか、私こそがマスターにとって一番の装備です。魔力をバカ食いするから寝ていた怠け者が言う言葉ではありません。』

 

『主殿。不思議です。主殿の具足から、ノイズが走ってます。メンテナンスですか?』

 

『ああん?ふかしこいてんじゃありませんよ?』

 

また始まった......いつもの様に喧嘩を始めた二人を諌めながら、眼前の敵に槍を構える

 

「ああもう、二人ともいい加減にしてくれ...取り敢えず蜻蛉切、久方ぶりだが大丈夫か?」

 

『勿論です。さぁ主殿。眼前の敵に我らの力見せつけてやりましょう。一撃必殺。で御座います。』

 

蜻蛉切は大丈夫そうだ...ならば...

 

「行こう、タダカツ...私達は...」

 

 

 

 

これから勝つぞ─────

 

 

 

 

『了解。超高機動決戦兵装T.A.D.A.K.A.T.U.全兵装、フルオープン。』

 

タダカツがそう告げると、全身を覆う甲冑具足から莫大な魔力の本流が溢れ、閉じていた機能が開かれる

 

『本エンジン起動。魔力タービンフルスロットル。ブースター全開。ハイパーセンサー起動。空中制御システム起動。魔力による反応速度のサポート開始。論理テクスチャによる現実侵食の妨害開始。ろ過装置による神秘流出の清浄化開始......何時でも行けますマスター。』

 

『此方蜻蛉切。同様に行けます主殿。』

 

タダカツと蜻蛉切がそう言うと、今まで使う事が出来なかった機能が使えるようになった...閉じていたものが開かれ、閉ざされていた私の兜も開かれる...

画面越しなのは変わらないが、先程よりも良く見えたり様々なシステムが起動し、閉ざされていた兜の角部分も開かれ、私の良く知る鹿の角の形をしたセンサーが起動する...

 

私は無事起動したそれらを携え、吠える

 

「嗚呼、行こう!」

 

「■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!!」

 

バーサーカーも此方が一撃で終わらせようとしていることに気付いたのか、全力の膂力でもって此方に迫って来る...しかし

 

「タダカツ!ブースター全開!!!」

 

『了解!マスター!』

 

タダカツの背からブースターを吹かし、此方も全力でバーサーカーに突っ込む

 

「行くぞぉぉぉ!!!蜻蛉切ィィィ!!!」

 

『OK!マスター!』

 

構えた蜻蛉切から光が、そして神秘を滅さんとする唸りの様な逆光が走る...

 

勝負はこの一瞬で決まる!!!

 

「■■■■■■■!!!!!!」

 

「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

刹那...

 

 

 

 

キィィィン─────

 

 

 

 

一閃...そして...静寂...

 

「...............」

 

「はぁ...はぁ...はぁ...」

 

 

 

 

『ドッガァァァァン!!!!!!』

 

 

 

 

まるで溜めていた火薬が一斉に爆発したかのような轟きの後、周りは瓦礫の山と化していた...

 

「...............■■.........」

 

バーサーカーは何かに安らいだかの様な表情を一瞬浮かべた後...

 

『ドサァァ......』

 

音を立てて倒れた...

 

「はぁ...はぁ...やはり...強いな...」『ピシッ...』

 

バーサーカーとの打ち合いの後、此方は攻撃を当て避けようとしたが、完全には避け切れなかった...

あの一瞬で外した斧槍を返し、再度攻撃をくらい一撃を貰ってしまった...

 

「はぁ...はぁ...中の私には当たっていないが...危なかった...」

 

中に居た私は無事でもタダカツに微かに攻撃が当たってしまった...

 

「タダカツ、大丈夫か?」

 

『問題ありません、マスター。』

 

「すまない...上手く避けられ無かった...」

 

『お気になさらず、マスター。マスターの対応で甚大な被害を防げました。それに、あのバーサーカー相手にかすり傷で済んだのも想定していたダメージより遥かにベストです。』

 

タダカツはこう言ってくれるが反応が遅れたのも事実...だが...

 

「ああ、ありがとう。タダカツ。蜻蛉切。」

 

自らを戒めるよりもタダカツと蜻蛉切に礼を言うべきだ...二人のお陰であの強靭なバーサーカー相手に勝てたのだから...

 

『礼には及びませんマスター。』

 

『私もです。何処ぞの神経伝達の遅れのある修理品より、役に立つのは当然です。』

 

『あん?何か言いましたか?蜻蛉切。』

 

『いえ?何も?ただメンテナンスするべき箇所がある様ですねと言った迄です。』

 

『よーしよーく分かった蜻蛉切。ここらでどっちが一番マスターに仕えるべきか...白黒ハッキリ付けましょう。』

 

『付けるまでも無いのでは?主殿には当然主兵装たるこの私が一番ですが。』

 

『何をほざいてんですか、マスターの身を守れるこの私以外誰が居ますか。』

 

『何言ってんですか?現存も戦国絵巻にも載ってない貴女より名槍蜻蛉切としてのアドバンテージがある私の方が向いているんじゃないですか?』

 

『貴方現存も何もレプリカじゃないですかパチモン。』

 

『あ?』

『お?』

 

また喧嘩を始めた二人をなだめさせて目的を思い出させないと...

 

「どうどう...二人ともいい加減してくれ...それよりも、戦いが終わった以上...マスター殿の元に急がなければ...」

 

しかし、先程の一戦で令呪によるバックアップ分を使ってしまった...となると...

 

「よし...ならばこう言う時の為に一番向いてるあいつを呼ぼう。」

 

『マスター、アイツと言うと...』

 

「ああ、来てくれ!『三国黒』!!!」

 

口笛を吹くと、蹄の音を鳴らしながら此方に走ってくる馬が見える...

 

「ヒヒーン、ブルルッ。」

 

「おお、よしよし...久しぶりだ『三国黒』...」

 

私の愛馬『三国黒』こいつは私の主君である、家康様がご子息...『徳川秀忠』様より頂いた、私の大切な愛馬である...こいつとは数多の戦で勝鬨を何度上げたか分からない...

ある時は、敵軍の目の前で川の水を飲みたがったのは今でも思い出す...めちゃくちゃビビったなぁ...

 

私はこいつとなら何処へだって駆け付けられる知っている、故にマスター殿に駆け付けるにはこれ以上無い人選...いや馬選なのだ...マァソンナダイジナウマヲウッタシマヅハユルサネェケド...

 

「三国黒...今回も頼めるか?」

 

私がそう言うと当たり前だと言わんばかりに、乗れと催促しながら三国は鳴いた

 

「ヒヒン。」

 

「ああ、ありがとう三国黒。」

 

そうして私は三国黒に乗るとマスター殿の元へ一直線に駆けた...

 

『......うわぁ......』

『マジか...この馬......』

 

そう言えば、生前もタダカツと蜻蛉切は三国黒については余りにも怪訝な雰囲気を醸し出していたな...?

何か三国黒と仲が悪くなる様な事でもあったのだろうか?

 

「ヒヒン♪ヒヒン♪」(はぁ〜忠勝さまぁ〜忠勝さまかっけぇ〜...お"っほ忠勝さまの御御足がアタシに触れたわ!たっまんねぇなこれぇ〜↑↑↑↑)

 

※注。タダカツと蜻蛉切は動物とも話せる為、三国黒程の馬なら言っている事が分かります。




フフッ...忘れちゃダメだよ...作者が難しい事言ってるのは殆ど適当だからね...本当は頭空っぽだからね...
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