無双龍ドラグ異世界で冒険者になる   作:アマノジャック

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戦隊レッドVS邪悪な潜水者3

「目を覚ませアジール!あんたは力で人を支配するような奴ではない!」

 

アメンはアジールへと語りかける。それと同時に2人の思い出が頭の中へと流れる。

 

「あんたが目指す"世界中で人間と亜人が平等に共存出来る世界"…その理想があんたを変えた原因なら…あんたの理想は私が止める!!」

 

アメンは左足にピラミッドを纏わせ…必殺技の飛び蹴りを放つ。しかし…

 

「"悠久(レアバルド)"…止められるなら…君に止めて欲しかったよ。」

 

───

 

『急いでレッド!ボク、ラーニヤを援護する!』

「わかってる!だが少し前から戦闘音が止んで……ラーニヤ!!」

 

キズナレッドがイドラたちを連れて戻ってきたものの…戦闘は既に終わっており、ラーニヤはアジールの足下に倒れていた。

 

『アジールお前…ラーニヤを!よくもラーニヤを!!』

「ボルキャンサー…人間の言葉を喋れるようになったんだね…」

 

ボルキャンサーは激昂し、キズナレッドの手鏡から現れてアジールに向けてハサミを向ける。対してアジールはバッジを手に持ち…

 

「戴天身。」パッチアップ

 

アメンへと姿を変えた。

 

「そんな…アジールがアメンに…」

「これが"アメン"…異世界の力か…」

『アジールお前…いい加減にしろよ!ラーニヤ傷つけて…その上ラーニヤからアメン奪って…!さっさと返せ!』

「ボルちゃん…」

『アジール!お前なんか…お前なんか…大き…』

「ボルキャンサー!」

『!?』ビクッ

 

キズナレッドの一声でボルキャンサーがその場で固まる。そして、キズナレッドが肩へと軽く手を置いてきた。

 

「ここは俺に任せてくれないか。…絆は何度だって結び直せる…だから今はラーニヤと一緒にいてくれ。本当はそんなこと言いたくないんだろ?」

『レッド…うん、分かったよ。ボク、ラーニヤを守る。』

「私からも…頼む…彼を…止めてあげて…」

「あぁ!任せろ!」

 

ボルキャンサーはそのままイドラの治療を受けてるラーニヤの所まで下がった。ミラーワールドに戻るつもりは無いようだ。

 

そして…キズナレッドとアメンの戦闘が始まり互いの拳が互いの顎へと当たった。それ皮切りに互いの手札を次々に切り出していく。

 

『シェイクハンドッキング!』

『ジャッカル!パッチアップ!』

「必殺!友文字斬り!」

『ジャカジャカ…ジャック・ザ・ループ!』

 

『縁結ビームガン!』

『ファルコン!パッチアップ!』

『マチビトスナイプ!』『エンダンショット!』

『ファルファル…コンバットブレイズ!』

 

『ファイナル・ペッTURN!』

「バーニング・キズナパンチ!!」

『スフィンクス!パッチアップ!』

 

キズナレッドの装備音とアメンのフォームチェンジ音、さらには2人の必殺技音が辺りに鳴り響く。

 

「これが異世界の変身者の戦い…正直、めっちゃ喧しいわね。」

『俺のいた所はもっと静かだぞ?まぁ、もう古い作品だからな…』

「作品?」

『それよりも俺が乱入してボコった方が早くないか?』

「それは私も同意だクソ龍。」

「ドラグさん、ロゥジー、空気を読みましょう。」

『「はい。」』

 

「アジール…」

『大丈夫だよ、ラーニヤ。レッドなら…ほら!』

 

「ラーニヤはお前と敵対することを苦しんで!悲しんで!それでもお前と仲直りをしたがっていたんだぞ!」ゲシッ

「ぐうぅ!」ズズズ

 

キズナレッドの蹴りを受け、ガードは出来たものの後退るアメン。

 

「俺がそんなお前の性根を…俺が全力で叩き直す!その後にごめんなさいして、仲直りさせてやるぜ!バーニング・キズナパンチ!!」バキッ

「がっ…!?」

 

そして、キズナレッドの炎の拳がアメンを捉え…アジールのアメンの変身が解けた。

 

「まだだ……なっ!」

『これはラーニヤの…アジール、返してもらうよ。』

「くっ……」

 

慌ててアメンバッグルを手を伸ばすアジールだったが…先にボルキャンサーに回収され、その場で力なく俯く。

 

「…これでおしまいかしら?」

「では、魔力の種を回収を…」

 

勝負が終わったと思い、アジールへと近づくイドラとテルティナだったが…

 

キーンキーン…

 

「─っ!?この音…」

「イドラさん?」

「ミラーモンスターの気配!?…いや、これは…」

「みてください!アジールさんから先ほど見たミラーモンスターが!」

 

『アジールの旦那ー!!』

 

「エビル…ダイバー…?」

 

アジールの手鏡からエビルダイバーが姿を見せた。

 

『俺が戻るまで…よく魔力の種に負けないでくれた!』

「エビルダイバー…君、人間の言葉が…」

『細かい話は後だ!これを使え!』

 

そして、エビルダイバーはあるものをアジールへと渡す。

 

「まさかアレは…カードデッキ!?」

「4つ目の力って仮面ライダーのことだったのか!?」

『エビルダイバー…この世界でもお前は契約してると言うのか。』

 

カードデッキ…仮面ライダーへと変身するためのツールであり、ミラーモンスターと契約することで真の力を得ることが出来る。ドラグレッダーと同様にエビルダイバーもこれを持っており…それをアジールへと手渡しのだ。そして、エビルダイバーは尻尾を使い、アジールの前へと手鏡を広げる。アジールがカードデッキをかざすと…手鏡からVバックルが現れ、アジールの腰へと付けられた。

 

「ありがとう、エビルダイバー………変身!」

 

Vバックルにカードデッキをセットすると…鏡が割れる音と共にアジールの姿が変わる。全身がピンク色で、頭からエビルダイバーの尻尾が弁髪のように伸びている仮面ライダー…その名は『仮面ライダーライア』。

 

「第2ラウンドだ!エビルダイバー!」

『おう!』

 

『これでは2対1になる…ククク、レッド!俺も今から加わろう!』

「あぁ!一緒にいくぞドラグ!」

 

ここからはドラグレッダーも参戦する。

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