これからはもっと忙しくなるので投稿間隔も疎になるとは思いますがご了承ください。
空いた期間中でも私の小説を見てくださった方々や最新話を見に来てくださった方々には心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
ではお楽しみください。
フランメの手記を見つけ
今はアイゼンの家へ戻るため馬車に乗っていた。
マーリン「
メリオダス「なぁマーリン。話を聞く限りだとやっぱそこってあそこに似てるよな。」
マーリン「あぁ・・・。」
なにやら
それが気になったフリーレンは2人に質問してみた。
フリーレン「2人ともどうしたの?」
そうすると2人は元いた世界の話をした。
マーリン「こっちの世界の話なんだが実は私たちの世界にも似たような場所があるんだ。」
フリーレン「え?もう一回言ってくれない?」
メリオダス「だからオレたちの世界に
フリーレン・フェルン・アイゼン「「「!?」」」
2人の口から出た衝撃的な言葉に驚く3人。
フェルン「ど、どんな場所だったのですか!?」
マーリン「名を死者の都という。
フリーレン「そこに行ったことはあるの?」
メリオダス「あぁ、あるぜ。」
アイゼン「どうやって行ったんだ?」
マーリン「行く方法は主に2つある。1つ目は死者への思いだ。」
フェルン「死者への思い?」
マーリン「あぁ、『何にもかえがたい死者との思い出が都へと誘う。』という言葉が伝えられていたように死者に対する強い思いが死者の都への道しるべとなり生者と死者を引き合わせる。」
メリオダス「多分、オレたちが死者の都に行ったのはその方法だ。」
フリーレン「それでもう1つの方法は?」
マーリン「前者より簡単な方法だ。誘われるのを待つのではなく自ら行けばいい。」
フェルン「自ら行く?」
マーリン「死者が住まう都というのなら手は1つだ。」
フリーレン「まさかとは思うけど・・・」
マーリン「簡単な話こちらも魂だけの存在になればいい。つまり死ぬということだな。」
フリーレン「やっぱりか・・・。」
フェルン「え!?死ぬんですか!?」
マーリン「落ち着け。フェルン。仮死状態にするだけだ。」
フェルン「あぁなるほど。」
仮死という言葉に安堵するフェルン。それを見たマーリンは意地の悪い笑顔を浮かべていた。
アイゼン「本当にその方法で行けるのか?」
メリオダス「実際、マーリンが仲間の一人をその方法で死者の都の送ったことがある。他には旅の途中、死者の都に行ったとき自らを仮死状態にして無理やり死者の都へ来た奴と戦ったことがある。」
マーリン「もしかしたら
フリーレン「なんかヤバそうだから遠慮しておくよ。」
マーリン「フェルンはどうだ?」
フェルン「わ、私も遠慮しておきます。」
マーリン「アイゼンはどうだ?」
アイゼン「もう俺もかなり老いた。そんな俺が仮死状態になんてなったらそのまま逝っちまうかもしれん。だから遠慮しとく。」
マーリン「残るは団長殿だけか・・・。」
メリオダス「なんでオレまで勘定に入ってんだ?」
マーリン「異界の者でも死ねば
メリオダス「お前の好奇心に巻き込まれるオレたちの身にもなってくれよ。」
そんなこんなでマーリンの仮死状態にする作戦はなかったことのなった。
それから数分間、馬車に揺られアイゼンの家まで戻ってきた。
フリーレン「アイゼン、本当についてこないの?」
家につき旅に出る直前、フリーレンはアイゼンに問いかけていた。
アイゼン「ああ、前にも言っただろう。俺はもう足手まといだ。エンデまでの道のりは覚えているな?」
フリーレン「うん。まずはヴィレ地方、リーゲル峡谷を抜けて北側諸国の関所だね。」
アイゼン「すまんな。長い旅路になる。
フェルン「そうか、ヒンメル様達が魔王城を目指した道のりと同じなんですね。」
フリーレン「たった10年の冒険だよ。」
アイゼン「百分の一か。」
フリーレン「そんなことも言ったっけね。」
アイゼン「面白いものだな。」
フリーレン「何が?」
アイゼン「その百分の一がお前を変えたんだ。」
そうしてフリーレンたちはアイゼンと別れ、
勇者ヒンメルの死から28年後。中央諸国ヴィレ地方。
フリーレンたちは峠道を越えるため近くの村を訪れていた。
しかしそこでは奇妙な話が広がっていた。
その奇妙な話とは峠道を越えようとした者が幽霊に連れ去られてしまうというものであった。
実際、もう何人も行方不明になっており実際に幽霊を見たという人間もいるとのことだ。
フリーレンはアンデットの仕業だと考えたが正体はわからずじまいだった。
フェルン「何とも不思議な話ですね。」
フリーレン「まずは村の人に話を聞いてみよう。」
そうしてフリーレンたちは幽霊について情報を集めるため村中を回った。
フェルン「話をまとめると死んだ身内や知り合いの幽霊が目撃されていてどれも生前の姿のまま。話しかけられた人もいたようです。」
町中を回り集まった情報をまとめる4人。
フリーレン「これはアンデットの仕業じゃないね。」
フェルン「そうなのですか?」
マーリン「アンデットは魔法で操られてた死体の総称だ。だが今回は生前の姿のまま人々の前に姿を現している。死体ならそうは見えない。別系統の魔物の仕業だな。」
フリーレン「そうだね。」
フェルン「心当たりがありそうですね。」
マーリン「まあな。」
フェルン「私よりマーリン様のほうがこの世界について詳しいのは何故なんでしょうか?」
マーリン「ここ数日、暇さえあれば魔法の研究ついでに団長殿とこの世界を調べていたからな。魔物の種類と名前も粗方、覚えた。」
フェルン「ではメリオダス様も・・・」
メリオダス「ああ魔物の目星はついてるぜ。」
マーリンとメリオダスの言葉に少しショックを受けるフェルンであった。
フリーレン「何にせよ悪趣味な奴だから出会わないように気を付けないと。朝一で村を出るよ。」
フリーレンの言葉にフェルンが物申した。
フェルン「フリーレン様。村の人達、困っていました。」
フリーレン「ヒンメル達みたいなこというね。」
フェルン「私はフリーレン様とは違っていい子なので。」
フリーレン「メリオダスとマーリンはどう?」
メリオダス「困っている人がいるなら助けてやらなくちゃな。」
マーリン「同じく。」
フリーレン「みんながいいならいいか。どうせ峠道は通るわけだしね。」
こうして4人は魔物を討伐することにした。
そして翌日、4人は村人が消えたと言われる場所へとやってきた。
フリーレン「ここが最近、村人が消えた場所だね。」
フェルン「ここで魔法が使われた形跡があります。」
フリーレン「そうだね。どんな魔法だと思う?」
フェルン「・・・幻影魔法です。確か幻を利用して獲物を誘い込む魔物がいると魔法生態学の本に書かれてありました。」
さらに奥へと進みながら4人は事件の発端となった魔物について話し合う。
フリーレン「
フェルン「そんなもので誘えるのですか?」
マーリン「どうやらその人にとって大切だった人の幻を見せるみたいだ。」
メリオダス「にしても幻か・・・。」
フリーレン「どうかしたの?メリオダス?」
メリオダス「幻とは少し違うけどオレたちの世界でもハイアンドシークっていう姿を変えれる小鬼がいたのを思い出してよ。」
フェルン「何か
メリオダス「流石に人は喰わないけどな。」
フリーレン「やっぱり前から思ってたけど
メリオダス「言われてみれば確かにな。」
フェルン「不思議ですね。」
マーリン「何か関係があるかも知れぬな。」
フェルン「まさかそんな・・・」
マーリン「ないとも言い切れぬだろう?」
フェルン「それはそうですけど・・・」
それからも2つの世界について少し話し合っていた4人だが話を戻して改めて
フリーレン「
フェルン「それでは私やフリーレン様、マーリン様は良いとしてメリオダス様はどうされるのですか?誰か代わりに撃ちますか?」
魔法使いではないメリオダスを心配し提案するフェルン。しかしメリオダスは相変わらず呑気な顔して笑っていた。
メリオダス「心配してくれてありがたいけどオレなら大丈夫だ。」
フェルン「何か策でもあるのですか?」
メリオダス「あぁ、あるぜ。少し離れてろ。」
そう言い目を瞑ったメリオダスの額には黒い太陽のような紋様が浮かび上がり瞳が黒くなった。
フリーレン「これはあの時やってた奴だね。」
マーリン「そう団長殿が内に秘めた魔神の力を解放した時、額にあのような紋様が浮き出る。名を魔神化という。」
魔神化したメリオダスは手のひら上に向けその中心に力を込めた。
すると中央に漆黒の球体が形成された。そして驚いた事に1つだけではなく何個も形成されていた。
フェルン「この球体たちは・・・」
フリーレン「どうやら魔力の塊みたいだね。しかも魔力量、密度ともに私たちのそれとは桁違いだ。それを何個も作り出すとは驚いたよ。」
フェルン「小さいのになんて圧力。近くにいるだけで体が強張ってしまいそうです。」
マーリン「魔神王戦以来、再び見たが改めてあれほどの魔力をこれほどまでに圧縮するとは・・・流石は次期魔神王と言われていただけのことはある。」
メリオダス「いつの話をしてんだよ。」
フェルン「じゃあ全員、幻影に対する対抗手段は持っているということで話を戻すのですが要は死者の幻影を撃てばいいということですね?」
フリーレン「撃てる?」
フェルン「当然です。偽物だとわかっているのですから。」
フリーレン「私は命乞いをする
フェルン「・・・。」
フリーレン「まぁ、
メリオダス「命乞いを聞きなれるってどういうことなんだ?」
フリーレン「だとしても気分のいいものじゃない。」
4人はさらに奥へと足を運ぶ。進むにつれて周りに霧が出てき始め濃くなってきた。
フリーレン「近いね。」
警戒を強める中、何処からかフェルンを呼び止める声がした。
???「フェルン」
見るとそこにいたのはハイターだった。
ハイター「一段と魔法使いらしくなりましたね。あなたがいい子でいたから少しだけ化けて出てきました。」
その言葉にフェルンの動きが止まった。
思い出したのだ。ハイターがまだ自身の隣にいた時に交わした言葉を。
そこでフェルンは確信した。
フリーレン「フェルン。」
声をかけても返答がない。
フリーレン「駄目か。」
代わりにハイターの幻影を撃とうとしていたフリーレンだが後方からヒンメルが姿を表した。
フリーレン「ヒンメルが出てくるんだ。てっきりまた
ヒンメル「フリーレン。撃て。」
フリーレン「そうだね。ヒンメルならそう言う。」
ヒンメルの言葉にフリーレンは躊躇せず魔法を撃った。
ドオオオン!!
爆音により困惑していた思考がはっきりとなったフェルンも目の前のハイターが魔物の作り出した幻影であると割り切り
全ての
フリーレン「どうやら全部、倒せたみたいだね。これてこの峠道は安全だ。」
メリオダス「一件落着だな。」
フリーレン「そういえばメリオダスとマーリンは幻影を攻撃するのに躊躇がなかったね。やっぱあっちの世界で経験したことあるの?」
メリオダス「いや、ねぇけどアイツがこっちの世界に居ないってのはわかりきってることだしな。」
マーリン「私も同じだ。」
フリーレン「メリオダスを後を追って来てるとか考えないの?」
メリオダス「それは関してはアイツらが止めてるから大丈夫だ。」
フリーレン「・・・信じてるんだね。仲間のこと。」
メリオダス「あぁ信じてるぜ。」
談笑していると3人はチリとなって消えゆく
フリーレン「フェルン・・・。」
フェルン「あれはハイター様の幻影でした。偽物です。」
フェルンの言葉を聞いたフリーレンはフェルンの隣に行き笑った。
フリーレン「そうだね。次は本物に会いに行こう。」
そうして村人が消える事件も解決して4人はさらに歩を進めた。
今回、メリオダスの幻影とマーリンの幻影で誰が出て来たのかあえて伏せましたが実際、誰が幻影として現れるんですかね?
メリオダスはエリザベスとしてマーリンはどうなんでしょうか?
アーサーなのかはたまた・・・
誰にせよ気になるところですね。
ではまた次回!