「必殺技を考えてもらう。」
「スペシャルムーブ!!!」
ヒーローにとって必殺技は無くてはならないものである。
英堵には『光速拳ライトニングフィスト』がある。
しかし、無数にいる敵に対しこれだけでは対応しきれない。
実際、マスキュラーとの戦いがそうであった。
新しい必殺技を考えるべく体育館γ
通称トレーニングの台所ランド略称『TDL』に移動する。
"個性"を伸ばし必殺技をつくる、仮免取得にむけての授業が始まる。
「一つ案はあるんだよね。緊急変身、グリーンモード!」
コールを受けた英堵の個性因子が活性化し、微粒子状に分解され拡散される。
そして英堵の体の表面に定着し英堵スーツとなるのだ!
「フェイスオン!よっこらせっと…」
これはグリーンモードでのシンキングポーズである。これをすると何かがひらめくのだ。
「ということで先生!攻撃してください!」
「逆立チシタタママ戦ウトハ…正気カ?」
「まあまあ、やってみてくださいよ!」
エクトプラズマはあきれながら英堵に攻撃する。
「はあ!せいや!おりゃあ!」
「何ト…」
エクトプラズマの意に反し、英堵はそれなりに組み手ができている。
「へへっ、このモードで逆立ちすると頭が冴えるんです!
名付けて『アンダースタンド』!」
「ナルホド…ナラバ逆立チデ戦エバイイト…正ニ逆転ノ発想ダガ…」
関心するエクトプラズマの拳が英堵の股間を捉える。
「はうお…」
「逆立チニナッタ故ノ弱点モアル。マズハ立チ回リをカラ考エルベキダナ。」
「ロ…ロジャー…」
「…そうか!腕がダメなら足で…!」
この時、緑谷は何かを閃いた。
英堵はコスチュームの改良をするため工房に向かう。その途中、緑谷と出会う。
「…なるほど、足を主軸にしたスタイルか…ザッツクール。」
「だから、コスチュームを改良しようと思って。
西村くんは発目さんと仲が良いみたいだから…」
「あ、西村くんに、デクくん!二人もコス改良!?」
「こらこら、ろうかを走るな!!」
麗日と飯田もコスチュームの改良にやってきたようだ。
「お、麗日さんといいだ」
英堵が工房の扉に手をかけた瞬間爆発が起こる。近くにいた緑谷も巻き添えになる。
「フフフフフフ…大失敗ですね!」
「デカいもん作ってんだから思い付きで組むな…!」
「大丈夫!?デクくん!?」
「うん、僕は大丈夫だけど…」
煙が晴れ全貌が明らかになる。
「おや、皆様はいつぞやの!」
ぺたんと座り込んだ妙に座高が高い発目がいた。
「き、君!早く立ちたまえ!下!」
飯田が焦りながら発目に起立を促す。
「下?…きゃあああ!?え、英堵さん!?」
発目は英堵を物理的に尻に敷いていた。
英堵達は各々のコスチュームを改良し工房を後にする。
英堵はみなと別れある人物の下へ行く。
「相澤先生。ちょっと"個性"のことで相談したいことがあるんですけど…」
「西村か…どうした。」
場所を移し西村は相沢に相談をする。
「…先生の"個性"って"抹消"ですよね。で、俺の"個性"は"緊急変身"じゃないですか…」
「言いたいことがあるならはっきり言え。合理的じゃない。」
「ちょっと…見てもらってもいいですか?緊急変身、レッドモード…はあ!」
レッドモードになった英堵が力を入れると英堵の左手は白いオーラを纏う。
「…ライトニングフィストとは違うな。…で、それがどうしたんだ?」
「今の俺を"抹消"してください。」
「…!?なるほど…それは相談したくなるわけだ…」
相澤は英堵に抹消をかけた。
英堵のレッドモードは解け素顔になったが、英堵の左手は白いオーラを纏ったままだ。
「俺の"個性"って…何なんでしょう?」
相澤は少し考え、発言する。
「…"個性"は使えば使うほど成長する。
それにお前の"個性"は複合型だ。何がどう成長するかは想像がつかない。
成長の結果の一つ…俺はそう考える。」
「成長した…ありがとうございます。…ちなみにこの左手で触ると物がぶっ壊れます。」
「『個性を無視し物を破壊する拳』…とんでもない必殺技じゃないか。」
「でも、破壊すると1時間変身できなくなります。」
「なぜ判明した?」
「明ちゃんのベイビーをぶっ壊してました。」
「"個性"で許可なく器物損壊すると」
「パワーローダー先生の指示です。
『これ異常荒らしたらおまえの発明品を全部壊してもらうまで縛ってやる』って…」
「…パワーローダーが相談してきた理由が分かったよ…」
後日、TDLでは新しいコスチュームの英堵が訓練をしていた。
黒いジャージをベースとし、両腕に赤、青、緑、黄、桃の五色の線が入った
筋力補助のサポートグッズを装備している。
もちろん腰には3Sスコープを携えている。
「はあ!せいや!おりゃあ!」
「ナカナカヤルナ…!」
『アンダースタンド』での戦いもだいぶ慣れてきたようだ。
「コレナラドウダ!」
「なんの!」
エクトプラズマの足払いを腕での跳躍で回避する。」
「緊急変身、レッドモード!『マグナムスコール』!」
エクトプラズマの頭上からレッドマグナムのエネルギー弾の豪雨が降り注ぐ。
「回避カラ攻撃ヘノスムーズナ移行…型ニナッタナ。」
「そして…『破壊拳 ブレイクフィスト』!」
セメントスの作った足場を粉砕する。
「必殺技にふさわしくないですか?」
「モチロンダ。コレカラモ精進スルヨウニ。試験ハ近イゾ。」
「ロジャー!」
訓練の日々は流れついにヒーロー仮免許取得試験当日を迎える。
Episode21
「熱烈なアプローチ…嬉しいね。」
「俺は勝己と一緒に行く!」
「勝己はお前が思ってるほど馬鹿じゃない。」
「ドゥーユーアンダスタン?」
次回、アンダースタンド・タクティクス 君のハートにターゲットロック!
Q.人は逆立ちしながら戦闘できるか?
A.テンイヤーズアフターでセンちゃんがやっていました。
発目ちゃんは西村君のものなので緑谷君にはあげません!
緑谷君には麗日さんがいるでしょ!
おっぱいは体育祭で堪能してもらったので今回はお尻です。
ベイビーいっぱい作るから大きいと思い
「小説家神剣狩刃!明ちゃんをエッチな目で見た罪でジャッジメント!」
「相棒、それはお前にも適応されねえか?」