緊急変身 ヒーローアカデミア   作:神剣狩刃

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Episode29 ヴィラン・レイド

『異形』…腹立たしい言葉だ。

誰が考えたんだか知らねえが、そのせいで俺はのけ者にされた。

師匠と兄弟子が拾わなきゃ俺は野垂れ死んでいたからな。

あ?俺が誰かって?知らねえのか?そうだよな。俺だってお前たちのこと知らねえからな。

 

俺の名前は北点美洲華(読み方はホクテン ビスケ)だ。

敵としての名は『水天(スイテンって読む)』だ。

おっと、ヒーロー殺しとは関係ないからな?

 

今俺は敵連合のやつらと一緒にカルト教団に押し入って強盗している。

こんなゴミクズよりも

俺達が金を持っていたほうがよっぽど世界のためになるってもんだ。

まあ、俺たち敵よりもヒーローが持っていた方いいっていたらそれまでなんだが。

 

「ソード『アクアリウス』…」

俺は"個性"を使って口から高圧で出した水でクズどもをぶった切る。

ちなみに俺の"個性"は『半魚人(サハギン)』だ。

銀色の鱗で覆われた半魚人で、口から高圧の水を出せる。あと、鱗も飛ばせる。

弱点は…めんどくせえな、無しでいい。

 

天下の敵連合も金がなきゃ何も出来ねえんだなこれが。

ボロ小屋暮らしでも小屋があるだけまし

「おまえがオール・フォー・ワンと継ぐ者か。」

おい誰だよこのデカブツ?俺らのスイートホーム木っ端みじんだけど?

こいつが黒霧の残した力だと?

 

「むかつくなあ…殺せば簡単なのによ…」

ホントそう。このサイズは切ったことねえけど5分もあれば『殺せる』。

だが、従わせるとなると面倒だ。死に間際になっても屈しない奴は屈しないからな。

 

おろろろろ。なんだ急に。昨日食った何かが当たったか?…昨日なにも食ってねえか。

何だよドクター?AFO?捧げる?社会の塵?

それは認めるが前者二つは俺にとってどうでもいいことなんだよ。

あのデカブツ『ギガントマキア』って言うんだ。へー。

 

いや、一か月半戦って認めないとか暇人かよ。

トガちゃんそのコート可愛いね。

「寒いなあ…俺も温めてくれない?」

「いいですよ美洲華くん。ポケットに手入れていいですよ。」

 

あー、あったけえ。本当にトガちゃんかわいいな。お嫁さんに欲しい。

「ステ様も英堵くんもお茶子ちゃんも好き!」

じゃあダメだ。俺トガちゃんの好きな人殺したいんだもん。

でも『好きな人』に『なれる』ことがいいなら殺してもいいのかな?

 

何だよトゥワイスその着信音。もっと水っぽい音にしようぜ。

ギラン(漢字覚えるのめんどい)が捕まった?愛知の泥花市に来い?

敵連合で遠足か。いいね。死柄木せんせー、お弁当はひつまぶしとあんバターサンドと

転送の臭いで食欲失せたからやっぱいいです。

 

めっちゃいるじゃん。11万?だるい。

トガちゃんがインタビュー嫌がってるだろオバハン。

え、トガちゃん裸にすんの?それなら…協力しない。

そういうのは恋人か金の関係ででやることだからね。

 

「むかつくなあ…今それどころじゃないんだよ…」

黙ってろ雑魚ども。個性使うまでもねえな。剣もいいか。素手で十分だ。

トガちゃんが爆発した。あのオバハンの"個性"かなるほど。

 

「むかつくなあ…殺すか。」

罪状トガちゃん爆破罪、判決死刑。

「ソード『アクアリウス』!」

トガちゃんの前に立って口から水をびゃー。避けられた。

「あなたのことも聞きたいわ?『師匠殺し』さん?」

 

天に昇ってる。あれ?俺死んだ?あ、トガちゃんが丸顔の女の子になってる。

 

「美洲華くん!合わせて!」

はーい。どうやって?ああ、落ちるのね。

「ソード『アクアリウス』!」

「口から水を出すだけじゃ」

勝ったと思ってるやつは油断しかない。今のは俺の持ってる剣の名前だオバハン。

落下の勢いと共に振り抜けば真っ二つ。50:50ですよ。きれいに気持ち悪い。

 

あれ、トガちゃんどこ行った?ズタボロだったから助け行かないと。

ああもう、うっとおしいなあ。お、死柄木がスゲーことしてる。めっちゃ崩壊させてる。

うお、むこうにトゥワイスがめっちゃいる。きも。

そういや俺増やしてもらえば一瞬だったかも。

あ。やるんだ。よーし、俺達やっちまえ。

 

名付けて『死の行進(モータル・パレード)』。

 

俺がうるさいものが嫌いな理由は何でしょうか。そこのうるさい人答えてください。

「皆さん!我々を脅かす敵に天誅を!」

不正解です。罰として死んでください。賛同者も連帯責任です。

「異能『半魚人』…そして『剣術』…なぜ我々と組まずに敵連合に行ったのですか?」

「うるさいなあ…お前たちが遅かったからだろ…?」

 

お前達よりも先に敵連合の存在を知ったからです。

お前たちが先だったらお前達と一緒でした。

あーあ、デカブツまできて。だるくなるぞこれ。

 

なんか死柄木がやばいことやってるんだけど。

めっちゃ崩壊させてるし。デカブツ泣いてるし。

え、まじ、寿司?やったあ。

それじゃ、カルビ、ハンバーグ、えび天、ツナマヨコーン、ラーメンに…

 

宅配かよ。しかも肉系ないし。しょうがないからトガちゃんにあーんしてあげよ。

「かあいいなあ…トガちゃん、あーん…」

「あーん…次はサーモンが良いです。あ、やっぱりイカがいいです。」

 

何でもいいよー。いっぱい食べてボンキュッボンのナイスボディーになるんだよー。

そしたら俺がトガちゃんにマイクロビキニ着させて

「み、見ないでください…かあいいですけど…恥ずかしいです…」

って言わせて、そのまま岩場の陰に連れ込んで…

 

「美洲華くん、ウニが食べたいです。」

「ああ、ウニか…」

ウニ踏んじゃったじゃん。もうちょっとだったのに。

『超常解放戦線』?どうでもいいわ。カルビ食わせろ。ないなら殺すぞ。

 

あ、ホークスおるわ。今日は戦えるかな。

「よお、ホークス。カルビ食いに行かない?それがだめなら俺と戦え。」

「…両方ダメだったら?」

「お前を切ってお前のカルビを焼こうかなあ…」

「…最悪の一挙両得だな、それ。」

 

俺がそんなやばいことする人に見えるか?そもそも人に見えねえか。

「しかしお前もすごいな…あの日だけで何人殺したんだ?」

「0人…あんなのカウントに値しないなあ…」

実力者を殺して1カウントです。ゴミはいくら集まっても1になりません。

 

「ホークス…やってるかあ?」

なんかホークスがやってる気がする。いや、証拠はないけど、勘ってやつ?

「元気よくやって」

ああ、確信したわ。こいつ裏切ってるわ。

「…急に振り抜くじゃないか?」

「むかつくなあ…お前が何しようが関係ない。俺の目的は…」

そう俺の目的は。

「弩木井来牙だからなあ。」

 

Episode30

「ビルドアップ、エベレストレディー!」

「ここで勝たなきゃあの子に合わせる顔がないのよ!」

「この間エイにレディーの扱い方を教えてもらいましてね。

「いやだあああ!!!しにたくないいい!!!」

次回、ブロークン、デイズ 君のハートにターゲットロック!




はい。美洲華はトガちゃん好きのやばい奴です。

さて…次回ですがありえないぐらい飛ばしまくっています。
書きたいところ以外の展開はバッサリカットします。
どれぐらいカットするかというと2巻分ぐらいカットします。
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