緊急変身 ヒーローアカデミア   作:神剣狩刃

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Episode37 エイド・ライジング

デクは死柄木と戦っていた。

両腕を失い絶体絶命になったデクの下にある人物がやってきた。

 

「おまちどうさんでした、2!」

ふざけたような明るい声で、ヘロスがやってきたのだ。

それに続いて様々なヒーローがやってくる。

「皆…!」

 

「せっかく皆に来てもらったところ悪いが…皆の出番はない。」

ヘロスの突然の宣言に一同が驚く。

「だってこれから『宇宙一のヒーロー』が…死柄木弔を『助ける』からなあ!」

ヘロスは死柄木に向けて指をさす。

 

「お前も助けて『宇宙一のヒーロー』だろ?」

「お前を倒せば…『ヒーロー』が終わる…」

 

「出し惜しみは一切なしだ!『破壊拳 ブレイクフィスト』!」

英堵の左手に白いオーラが纏われる。

「それで…何ができる…!」

死柄木は英堵に向かって攻撃する。

「こうするのさ!」

英堵は自身の左手で自身の胸を叩いた。

 

時は遡る。

大泣きして抱き合った英堵は発目に質問する。

「でも明ちゃん…この姿どうすれば治ると思う?」

英堵はブロークン・モードにしか変身できなくなった。

この姿では皆と戦うことはできない。

「簡単です!もう一回『破壊拳 ブレイクフィスト』を当てればいいんです!」

「は…?」

 

発目はナイトアイから英堵の個性について説明を受けていた。

『破壊し続ける状態を破壊すれば戻るのでは』

発目の常人から外れた発想力がこの答えを導きだしたのだ。

 

「…思いつかなかった…流石だね、明ちゃん。」

「当然です!いつも英堵さんのことを考えていますから!」

「でも、失敗し」

発目が英堵の唇を奪う。

 

「『諦めなければなんとかなる』です!さあ!やってみてください!

もしダメだったら英堵さんと共に破壊されますから!死んでも一緒です!」

「…こりゃあ、失敗できないな…!『懐拳 ブロークン・フィスト』!」

その時、辺りに金色の光が放たれる。こうして英堵は『エイド・モード』になったのだ。

 

そして今に戻る。

「もし『エイド・モード』で『ブロークン・モード』になったら…!」

白いオーラが金色のスーツを包む。

「…こうなるよなあ!」

そして英堵は高らかに叫ぶ。

 

「救世済民の拳を取り…『宇宙一のヒーロー』がここに来た!

『エイド・モード・ライジング』!」

 

「行くぜ死柄木!お前を『助けて』やる!」

「させるかあああ!!!」

死柄木はあらゆる"個性"を使い英堵を攻撃する。

しかし、白いオーラがあらゆる"個性"の攻撃を無効化していく。

「なんなんだおまえはあああ!!!」

英堵が死柄木に飛び掛かる。

 

しかし、英堵の前に黒霧のワープホールが開く。

「こいつは『宇宙一のヒーロー』だあああ!!!!」

爆発で飛んできた爆轟が黒霧に噛みつく。

 

「これで俺も『宇宙一のヒーロー』だぁ!!!」

「サンキュー、勝己!今度激辛麻婆豆腐奢るぜ!」

英堵は拳を振りかざす。

 

「『救助拳 エイドフィスト』!」

 

金色の光を宿した拳が死柄木を貫く。

死柄木のありとあらゆる個性が破壊される。

 

「…個性がなくなれば俺は死ぬ。」

死柄木の体が崩壊していく。

 

「ナンセンス。俺は『助ける』って言ったんですよ。」

金色の光が死柄木の体を包む。

 

「…こうまでして俺を助けるとはな…」

死柄木の体が修復されていく。

 

「当然です、だって俺…『宇宙一のヒーロー』ですもん。」

 

「これにて一件コンプリート!ヒーローアカデミアは…日本晴れ!!!」

 

こうして戦いは終わった。

 

「『救済拳 エイド・フィスト』…

あとは、家族仲良しに話してくださいね、『轟燈矢』さん。」

「…何でこんなことするんだ?」

「これでエンデヴァーさんのモノマネしても怒られなくなるから。」

 

「流石だな。『宇宙一のヒーロー』…」

「レディーの扱いには慣れてるので。『レディー・ナガン』さん。」

「『レディ・ナガン』だ。…扱いがなってないぞ?」

「…アイムソーリー…」

 

「おつとめご苦労ですジェントルさん。」

「君の陰でまた彼女と活動できるよ…感謝しても感謝しきれない…」

「ありがとうヘロス!今度私たちのチャンネルに来てくれない!?」

「いいなそれ。タイトルは…『ゴッティッペル飲んでみた』だな。」

 

「英堵くん、私いつ美洲華くんに会えるでしょうか?」

「トガちゃんは極悪犯だからね?」

「兄弟子、俺はいつトガちゃんに会えるんだ?」

「美洲華…はあ…恋は人を変える、か…」

 

「…何しに来たんだ?」

「この流れで死柄木君無視するわけにはいかないじゃん?」

「…どの流れだよ…」

「この後、明ちゃんとデートだから。じゃ。」

「…明ちゃんって誰だよ…」

 

「デク君…」

「呼び出してどうしたんだい?」

「付き合ってください!」

「…へえ!?」

「西村君と発目ちゃんがあんな風にしてるの見てたら…

しまっておくのがバカらしくなったんや!恋もしながらヒーローもするんや!」

「ああ…ええっと…よろしくお願いします…」

 

「ギャー!誰か助けて!」

街の中で人が敵に襲われている。

「へへへ…こんなところにヒーローなんか」

「いるんだなこれが!」

金色のジャージに身を包んだ青年が声高らかに叫ぶ。

 

「げっ、その趣味の悪い金色のジャージは!」

「どこが趣味悪く見えるんだ!明ちゃんが選んでくれたんだぞ!?

…その罪は重いぜ!緊急変身『エイド・モード』!」

 

今日も『宇宙一のヒーロー』は『助けたい人』を『助ける』。

次は君が『宇宙一のヒーロー』になる番だ。

 

Ex1

「こっからの話は少し平和になった後の話だ!」

「フフフ…私や英堵さん、いろんな人が活躍しちゃいます!」

「いわゆる『番外編』ってやつだぁ…楽しみに待ってろや!」

「いつかはオイラも出るぞ!英堵とエロ談義をするぞ!」

「とりあえず次回は…俺が主人公なのか…」

次回 ハウンド・コール 君のハートにターゲットロック!




ということで本編終了です。稚拙の駄作でしたがいかがでしたでしょうか?
一度ここで完結です。しかし、彼らの言う通り番外編があります。
彼らの話はまだまだ終わりませんよ。それでは、また番外編で。

R18編いる?

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