緊急変身 ヒーローアカデミア   作:神剣狩刃

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Ex Special2 ドント・ラフ パート9

PM 8:00

 

疲れ切った彼らに至福の時間が訪れる。

「お前ら、疲れただろ。今から家庭科室で調理実習をやるらしい。

そこで飯を食ってこい。」

「晩飯か…確かに腹減ったな…」

「オイラは肉が食いてえぜ。」

 

家庭科室に到着する。

「はい!今日は元気が出る牡蠣のチゲ鍋を作っていきましょう!」

「どんなに寒い冬でも体が温まって、元気になれるぞ。」

「「ぶっふ!」」

GANRIKINEKOのエプロンをしたミッドナイト先生と来牙が進行役をしていた。

「来牙さん…家庭を見せつけないでください…」

「…確か牡蠣って…そういうことなのか…?」

 

英堵と峰田も可愛らしいエプロン(来牙の私物)を付けて料理を始める。

「まずは具材を食べやすい大きさに切っていきましょう!」

「こんなのビフォーブレイクファストだな。」

「んふっ、何だよそれ。」

峰田 OUT

「恨むぞ相棒!」

「悪い…素が出た…」

 

手際よく進める英堵と峰田に対し来牙はうまく切れないでいた。

「あれ…難しいな…」

「おかしいな…来牙さんが具材切るぐらいで手間取ることないのに…」

「奥さんの前で緊張してるんじゃないのか?」

すると突如ムーディーな光と曲が流れる。

 

「来牙君、力を入れすぎよ…こうやって持って…」

「ねむ、ミッドナイト先生!?」

ミッドナイトが来牙の耳元で囁きながら手を取る。

「「くくっ…」」

両者 OUT

「「マジかよ…」」

 

ミッドナイトが来牙に囁きながら続ける。

「とん、とん、とん…ざく、ざく、ざく…」

「と、とん、とん、とん…ざく、ざく、ざく…」

「続けて言わなくてもいいと思います、来牙さん…」

「しっかり反対の手は猫の手で…にゃん、にゃん、にゃん…」

「にゃん、にゃん、にゃん…」

「ぶふっ…」

西村 OUT

「その声でにゃんはダメだと思います…」

「身内じゃなかったからギリ耐えられたぜ…」

 

具材が切り終わり、光と曲が終わる。

「はい!それでは今日の主役!牡蠣よ!奮発して大粒のものを用意したわ!」

「流石に殻から外しはしないか。」

「番組で食ったものにあたるのはまずいからな。」

皆も牡蠣を食べるときは気を付けて食べよう。約束だぞ。

 

「塩水で洗ってもいいけど…せっかくだからこれで洗うわよ。」

再びムーディーな光と曲が流れる。

「いっぱいの白いもの…そう、だ・い・こ・ん・お・ろ・し♡」

「「ぶふっ…」」

両者 OUT

「分かっていたけどよ!いやらしく言うなよ!」

「ちなみに牡蠣を大根おろしで洗うと色々いいことがあるぞ!」

 

自身の魅力を存分に発揮するミッドナイトは来牙に目を付ける。

「あら…来牙君?そんなに前かがみになってどうしちゃったのかしら…?」

「え…?いや、別にないっていませんけど…?」

「本当になっていない…来牙さんも鍛えてるなあ…」

「オイラだったら…この辺でやめておくぜ。」

 

ミッドナイトは再び来牙の耳元で囁く。

「もしかして…期待しちゃった?うふふ、しょうがないわねえ…

…後で保健室に来なさい。そしたらしてあげるわ…ふ・で・お・ろ・し♡」

「「ぶふぉお!」」

両者 OUT 香山 倫理的OUT

「ちょっと待って!?台本通りよ!?」

「睡さん…『筆おろし』はなかったはずです…」

「「うぎゃあああ!」」

「いったあい!」

こうしてできた牡蠣のチゲ鍋はおいしかったという。

 

腹を満たした二人に相澤が駆け付ける。

「おい、雄英と士傑で争いになっているらしい。仲裁に入るぞ。」

「また争ってんのか…」

「そういうのってオイラたちじゃなくて先生の仕事じゃねえのか?」

 

雄英男子と士傑男子の争いの現場に到着する。

「今日こそ士傑の方が優れていると証明しよう!」

「おっらぁ!こっらぁ!」

「ぶふう!」

肉倉とガラの悪そうな緑谷が言い争っていた。

西村 OUT

「あの出久見たことある…」

「どっちもやる気十分だな…」

 

「僕らの常闇くんはなあ!素手でアツアツのドリアを食べられるんだぞこっらぁ!」

「任せろ、緑谷…」

常闇の前にアツアツのドリアが提供される。

「うまし糧を…闇影!」

「アツイヨ!ハヤククッテクレヨ!」

闇影がその手で常闇の口にドリアを運ぶ。

「「ぶふぉお!」」

両者 OUT

「素手と言えば素手なのか…?」

「闇影がかわいそうだぜ…」

 

「甘いな雄英!我らの毛原はそれを回る洗濯機の中で食べられる!」

「これができなければ士傑の名折れよ!!」

毛原はアツアツのドリアをもって洗濯機の中に入る。

「スイッチオン!」

「うおおお!熱い熱い!」

「「だははは!」」

二人とも笑ったが引き続き見ていこう。

 

「毛原!どうだ!うまいか!」

「熱い熱い!毛に絡まる!」

そして回転が終わり、ソースとごはんだらけになった毛原が出てくる。

両者 OUT

「どう考えても無理じゃん!」

「これが出来ねえと士傑の名折れなのか…」

 

苛立ちを隠せない肉倉が叫ぶ。

「このままでは埒が明かん!イナサ!あれで決めるぞ!」

「了解っす!」

「やってやれ轟くんおっらぁ!」

「任せろ。」

 

轟とイナサの前に腕相撲の舞台が用意される。

「ただの腕相撲ではない!尻から空気を入れ、先に屁をこいた方が負けである!」

「「ぶっふぉ!」」

両者 OUT

「夜嵐の方はともかく!」

「轟がやるのは絵面がヤバくないか!?」

 

二人の尻から空気が注入されていく。

「いけるか、イナサ!?」

「これぐらい屁でもないっす!」

「屁なんだよなあ…」

「大丈夫!?轟くん!?」

「大丈夫だ…これぐらいできなきゃ親父を超えられねえ…!」

「「んふっ…」」

両者 OUT

「言ってることとやってることの絵面の落差よ…」

「流石にエンデヴァーもやらねえと思うぞ…」

 

準備が終わり両者の腕相撲が始まる。

轟がイナサを押している。

「な、なんでそんなに力を入れられるっすか…!?」

「俺は肛門を一時的に凍らせて閉じた…!

どれだけ力を入れても屁をすることはない…!」

「「ぶふぁあ!」」

両者 OUT

「轟にそんなこと言わせるなよ!」

「マジトーンでバカなこと言うんじゃねえ!」

 

「ちくしょう!俺の負けっす!」

イナサの放屁と共に爆風が吹き荒れ、雄英と士傑の男子一同がふんどし一丁になる。

「「ぶふぉお!」」

両者 OUT

「くだらないこと仕込んでるんじゃないよ!」

「だから女子いなかったのか!いや、他の所にももっと配慮しろよ!」

 

こうして雄英と士傑の争いは雄英の勝ちで終わった。

 

Ex Special2

「いやー…ひどい争いだった…」

「あんな戦いで優劣を決めるなよな…」

「ところで来牙さんとミッドナイト先生はどうなったんだろう?」

「今頃夫婦仲良くヤってるんじゃないか?」

峰田 倫理的OUT

「ここでも判定あるのかよ!?」

次回、ドント・ラフ パート10 君のハートにターゲットロック!




轟とイナサの戦いがお気に入りです。
本家24時でも大好きなネタです。

ちなみにこの回を書くまでずっと夜嵐『イサナ』だと思っていました。

R18編いる?

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