緊急変身 ヒーローアカデミア   作:神剣狩刃

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Ex Special2 ドント・ラフ パート11

英堵は相澤に言われたとおりに体育倉庫にやってくる。

「お待ちどうさまでした3!寝坊せずに来ましたよ相澤先生!」

「ほう、随分と気合を入れてきたじゃないか西村。」

相澤の後ろには峰田とMt.レディーが柱に縛られている。

「相棒!」

「西村君!」

二人は英堵を心配し叫ぶ。

 

「待っててくださいよ二人とも!ちゃちゃっと助けてあげますから!」

「ほう…二人とも助ける気でいるのか…片方差し出せばもう片方は助けるぞ?」

相澤の発言に英堵は舌を鳴らし、指を振る。

「ナンセンス。」

 

「俺にヒーローとしての姿を見せてくれたMt.レディーも、

その姿を見て、改めてヒーローになろうと一緒に誓った相棒も…

どっちも『助けたい』。だから『助ける』…

だって俺、『宇宙一のヒーロー』ですもん。」

「西村君…!」

「相棒…!」

「…言うようになったじゃないか、西村。

ならその『宇宙一のヒーロー』の力…見せてみろ!」

相澤が捕縛布を飛ばす。

 

「『エイド・モード・ライジング』…

あらゆる"個性"の攻撃を無効化するのはいいが…

それゆえに『お前の"個性"も限定される』!この状況で二人を助けられるか!?」

英堵は余裕そうに笑いながらあるものを手に取る。

 

「体育倉庫なら…これがあるよなあ!おらあ!」

英堵はグラウンドに白線を引くための粉が入った袋をぶち破る。

辺りに白煙が立ち込め相澤は英堵の姿を視認できなくなった。

 

「合格だ…」

「『エイド・モード・ライジング』解除!そして!

『光速拳 ライトニングフィスト』!」

白煙の中白い輝きが放たれる。

 

1秒後、相沢が捕縛布で捕らえられる。

2秒後、Mt.レディーの拘束が解ける。

3秒後、峰田の拘束が解ける。

4秒後、英堵がカメラを見つける。

5秒後、英堵が様々なポーズを決める。

 

「これにて一件コンプリート!後はエンディン」

「そんなわけないだろう?起動しろ!

『ジャイアント・オールマイトロボ!』」

突如紙面が揺れる。英堵は二人と捕縛された相澤を連れて外にでる。

「な、何じゃありゃあ!?」

 

校舎が変形していき、オールマイトを模した巨大なロボットになったのだ!

 

「ワタシガキタ!」

「なるほど…Mt.レディー、いい演技でしたよ。」

「…何のことかしら。それよりも、離れてなさい。

ここからは…私に任せなさい!」

Mt.レディーが巨大化し、オールマイトロボと組み合う。

 

「ふっ、機械じゃオールマイトの足元にも及ばないわね!」

「ワタシガキタ!」

「変形ギミックに力を入れすぎて、ボイス収録がなってないんじゃないの!?」

Mt.レディーがオールマイトロボを突き飛ばし蹴りを入れる。

オールマイトロボのボディーが破損する。

 

「ワ、ワタシガ…」

「行くわよ新必殺!『タイタン・ヒップドロップ』!」

Mt.レディーが高く飛びあがり、巨大な尻でオールマイトロボを押しつぶす。

「ワタシガキター!」

オールマイトロボはMt.レディーの尻の下で爆発する。

 

「これにて一件コンプリート…以後お見シリおきを。」

「「Mt.レディー…」

「何かしら二人とも?」

「「屁をしたみたいに見えてかっこ悪いです。」」

「なんてこと言うのよあんたたち!?」

 

AM 6:00

全員で戦いの後片付けをして、ついにその時がやってくる。

「よし…時間になった。二人ともお疲れさまだ。

『笑ってはいけないヒーロー24時』これにて終了だ。」

「「やっとおわったー…」」

二人は安堵の表情を浮かべる。

 

「俺って結構笑う人間なんだな…よくわかったよ…」

「相棒の笑顔は妙な魅力があるからな…しかるべきところで見せればいいぜ。」

「西村、お前に会わせたい奴がいる。」

相澤の後ろから英堵の愛する人間があらあれる。

 

「英堵さん!収録お疲れ様です!」

発目は思い切り英堵に抱き着く。

「わあ!明ちゃん!いきなり抱き着いたら危ないでしょ。」

「だってだって!我慢できないんです!キスしてください!」

発目は嬉しそうな顔でキスをねだる。

 

「おやおや…しょうがないなあ…それじゃあ、明ちゃん。目を閉じて。」

「はい!お願いします!」

発目は目を閉じる。そして唇に…

 

「そういうのは人の目がないところでって言われたでしょ。」

英堵の人差し指が触れる。

「…英堵さん…?」

「俺は変わったんだ。もう、人目を気にせずイチャイチャはしない。

俺と明ちゃんの愛を受け入れてもらうためだ。明ちゃんにも我慢してもらうよ。」

「そんな…英堵さん…」

発目はしょんぼりした顔でした下を向く。

 

「その代わり…」

英堵は発目の耳元で囁く。

「家に帰ったら…いっぱい『愛して』あげるからね。」

「…!え、英堵さん…!」

発目の顔が明るくなる。

 

「というわけで!俺と明ちゃんは一足先にタクシーで帰ります!

俺の出演料から引いていいので!それじゃ!」

英堵は発目の手を引きながら去っていった。

 

「いいんすか、先生?」

「ふっ…まあ、人前でしなくだっただけよしとしようじゃないか。

『努力している人間』を否定することほど非合理的なことはないからな。」

 

Ex9

「ふー…」

「///」

「…ツッコむ気にもなれねぇ… 」

「まあ…なんだ。許してやろうぜ。」

次回のタイトルはまだ決まっていないが…君のハートにターゲットロック!




これにてドント・ラフ完結です。いかがでしたでしょうか?
笑ってもらえたら幸いです。

ちなみにエンディングテーマを考えていましたが…
見事に規約違反だったのでカットしました。

もし見たかったらアンケートを取りますので入れてください。
必要でしたら私のツイッターアカウントにでもあげておきます。

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