目指せ人生一発逆転~アラサーがネット小説書いてみた 作:kuroe113
ネット小説家あるある。
小説を書きたいときは、題材の知識が中途半端でも執筆する。
20XX年10月〇〇日
宇宙的な恐怖を描いた神話を読む、小説の設定を作り、執筆する。
見切り発射。
書きたいという欲を優先させたために、設定への理解が浅いままに執筆を始めてしまった。
どうにか設定にした神話の雰囲気を感じてもらおうと、今さらではあるが本を読み、これから作る神話世界への妄想を膨らませる。
「うん、未熟!」
プロットが出来上がったというのに調べ物をすることも、時間をかけないと世界観を構築できないことも。
自分の不甲斐なさを証明しているようだった。
一般的に、小説家は頭がいいとされる。
頭の中で一つの世界観を作りだす想像力。
文と文をつなぐ論理的な思考。
説得力を増すために他の書籍や情報の引用。
これらを矛盾なく両立させるのだ。
なるほど、バカにはできない職業だ。
なお、例外は存在する。
この僕だ。
「ネット小説で異世界ファンタジーがどうして人気なのか、分かった気がする」
ただし、バカにはバカの小説の書き方がある。
異世界ファンタジーだ。
中途半端に現実の設定をいれるよりも、全てが創作のほうがかえって安定すると、現代ファンタジー小説を書きながら痛感してしまう。
もうさ、出てくるモンスターを某コズミックホラー作品のものを使うと決めたせいで下調べが大変なのだよ。
「あるいは……。
こっちが実力以上のものを執筆しようとしているだけなのか」
凝った設定の作品を書ける技量がないのに、難しい作品の要素をぶち込んでしまったが故の矛盾か……。
これが高名な作家先生であれば下調べも完璧に行うのであろう。
しっかりとした下調べをしてもそれが本当に人気になるのかという問題もあるのだが。
適当に描いた作品のほうが人気になるのはよくあることだ。
その代表例がコナン・ドイル。
彼、本当は歴史小説を書きたかったらしいけど、世界一有名な探偵を生み出したせいで色々と苦労したみたいだし。
ネット小説は金にならないのが普通の世界だ。
下調べに時間をかけることが難しいという問題もある。
解決策はある。
先ほど述べた異世界ファンタジーだ。
な〇うでは、なーろっぱと言われるシャアワールドが展開される。
ドラ〇エなどのゲーム作品を下書きにしているので、皆が何となくでこの世界を書けてしまうのが悪い。
僕も吸血鬼の作品で書いてみた。
まじ楽! 世界観の構築が。
現代ファンタジーで要らぬ努力をしている今、ネット小説の初心者がどんな作品を書けばいいのかと聞かれたら、異世界ファンタジーを本気で推薦したいほどだ。
昔、この神話を一通り読んだので、行けると思った。
認めよう、甘かったと。
一回読んだくらいでは設定覚えるのは無理だった。
おまけに時間がたっている。前、呼んだのは大学時代だったか。
今では有名どころの邪神の名前を暗記している程度。
小説だけでなく、読みやすいからと漫画でも復習している。が、それはそれで小説家としてどうなんだと自問自答してしまう。
20XX年12月〇〇日
「よし、これで書き溜めも終わった」
苦心肉親を重ねながら、作品ができた。あとはこれで推敲するだけ。毎日投稿も行けそうだ。
皆に、告知しよう。
Kore117
プロット完成。話も結構たまった。長編投稿します。
読み専1
うをおおお、祭りじゃぁ!
読み専2
祭りじゃ、祭りじゃ!
読み専3
頑張ってください。
読み専4
ところでみんなはなんの祭りが好き。
読み専5
夏祭り、花火最高。
読み専6
俺のポイは幾らでも金魚を救えるぜ!
読み専7
ここの場合は、な〇うとかの祭りを意識してない?
読み専8
ああ、最近では小説に、これは○○に参加するっていえば審査してくれるってやつ?
読み専9
そう、それ!
読み専10
そんなのよりも、夏祭りのほうが。
読み専11
夏祭り、夏祭りって、みんなそうですよね。
秋にも冬にも祭りはあるのに。
読み専12
でも、地味じゃん!
読み専13
おう、そやな。
Kore117
私の歌をきけぇ。
読み専14
<<読み専4言われとるぞ。
読み専15
これワイのせいか。
読み専16
草
読み専17
草
読み専18
草
読み専19
まぁ、読ませてもらうわ。いつも世話になっとるし。
読み専20
こんどは途中で投げ出さないでくださいね。
読み専21
がんばって。
「お願いされたんだ。リクエストには答えないとね」
ほんのりと腰を曲げ、机の上に肘をつきながら、途中で投げ出さないでくださいという依頼分に返事を書く。
――今度は完成させます。
と、やり遂げてみせるという覚悟の宣誓を。
もちろん、こんな約束をしたからには、今回の小説は完成させるつもりである。
勝算もある。
文体を完成させたおかげで、執筆速度は1時間に2千字程度。
プロットも書いたし、話も形になっている。
「これで僕も変態になれた」
ネット小説で大成するための最低条件。
ランキング上位勢がやっているように毎日更新ができそう。
この時点で推敲はまだだけど、10万字くらいの分量は書けている。
あとはこれを少し直せばいけるやろなぁ、なんて甘いことを考えていました。
20XX年12月〇〇日
「なんだ! このつたない文章は!」
数か月間。毎日毎日飽きることなく文章を書いてきた。
そして改めて最初のほうを見ると、自分の文章能力の低さに驚愕してしまう。
無駄な場面や登場人物が数知れず。
いやさ、何で僕はとにかく状況を悪化させるために密猟者との銃撃戦を生やしたんだ。
こんなの危険な森という設定を生かして適当なモンスターにやらせとけばいいだろ。
と自分の作品に突っ込みを入れる。
量は書けているんだ。軽く修正すれば問題ないと思ったけど、これは厳しい戦いになりそうだ。
「ここを直して、あとここも、というか、これ元の話は残らないんじゃ」
で、実際やってみると、元の話の原型が分からないほどに改編することになってしまう。
でも、これだけ直したんだ。
きっと。
と明日に希望を持ったのだが、はい、わからされました。
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感想4
PV126
サイトによるブーストがあるのに、これである。
コメント
有栖ちゃんがバカっぽくてかわいいです。
コメント
オリジナリティーがないような。
コメント
サイトから来ました。面白かったです。
「もっとさぁ、もっと感想がないのか」
もっと具体的に、当り障りのない内容ではなくて、文章のここが悪いのではないかという指摘があればうれしいのに。
もっとも、そんな指摘されたら、それはそれで心が俺そうだけど。
それに、上位の作家が自分の作品を感想によって、作品を捻じ曲げてしまうという例もあるらしい。
まぁ、感想を真に欲しているのは新人の作家なんだけどね。
いったいどこがだめなのか教えてほしい。
もっとも、自分が他人の作品を読んで一体この作品のどこがだめなのかなんて説明できないけどね。
分かったのは一つだけ。
人気が出ていないからこのままだとだめということ。
なので、作品の冒頭部分を一から推敲します。
これまでは元あった作品の形をできるだけ残そうとしたけど、もういいや。
20XX年1月〇日
正月休みということもあるけど、推敲は成功。
これで貯金がなくなったとしても、1日1更新できることを証明できた!
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