1話 未知なるミチ
…………………………
─────君達は覚えてるかな
─────君達と出会った、あの日のこと
─────孤独だった僕を、初めて友達ができる夢ような出来事を
─────だけど、夢じゃなかったんだ
─────本当に友達できて、僕は嬉しかった
─────孤独だった僕を友達にしてくれたことを、僕は覚えている
─────だから、今度は僕が恩返しをする番だ
─────待っててね……………
教師「今日は転校生来てるぞ〜」
─────翌日。
英二と一也のクラスに転校生が来ていると、教師がそう彼らに言った。
教師が「入ってくれ」と言うと、教室に入ってきたのは青髪の青年であった。
教師「─────転校生の
昴「─────中野昴だ。単刀直入に言う─────俺はお前ら男が大嫌いだ。醜くて、汚らわしい」
昴がクラスにいる男子生徒達にそう冷たく言い放ち、教師に指定された席へと座る。
男子生徒達はそんな彼に冷たい視線で送り、英二と一也はコソコソと話し合う。
英二「何だあいつ………感じが悪いな……」
一也「なぁ……?」
二人は昴への第一印象は最悪だった。
これからどうなるかは知らない………
侑「おりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
かすみ「負けませんよ先ぱぁぁぁぁぁいっ!!!!!!」
─────昼。
スクールアイドル同好会のメンバーは部室を使う為、隅から隅まで掃除をしていた。
侑とかすみは雑巾で床に、猛スピードで拭いていた。
更に─────
英二・一也「おらおら負けねぇぞゴラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
─────英二と一也も、互いに競い合っていた。
かすみ「あとはこれを付けて……」
─────清掃が終わった後、かすみが《スクールアイドル同好会》と書かれていたネームプレートを、扉に貼り付けた。
エマ「ようやく復活だね!」
かすみ「それじゃスクールアイドル同好会、始めま─────」
愛「やっほー!」
─────そこで、金髪ギャルの宮下愛と小柄で幼い雰囲気の天王寺璃奈の二人が英二達の前まで来ていた。
英二「あれ?君達は………」
愛「あ!前にアタシ達に『同好会の場所を教えてほしい』って頼んできた人達だ!情報処理学科二年、宮下愛だよ!」
璃奈「─────天王寺璃奈……です」
対照的な二人の自己紹介。
しかし、英二と一也はこの前の二人がよく共に行動をしているのを見て、仲が悪くないと思った。
それどころか、寧ろ
愛「実は愛さん達も、この前の屋上ライブを見て何かドキドキしてきちゃってさ〜!」
せつ菜「…………!!!」
それを聞いたせつ菜は顔面紅潮になり、恥ずかしがっていた。
すると侑が愛の両手を掴み、興奮気味で言う。
侑「分かるよ!ときめいたんだよね!」
愛「うん!そうそう!」
璃奈「本当に………凄かった」
せつ菜「あ……ありがとうございます………」
璃奈は無表情でそう言ったが、本当に内心ではとてつもなく感動しており、せつ菜は顔面紅潮になったまま、お礼を言う。
愛「─────という訳で二人共入部希望です!」
かすみ「おぉー!」
エマ「大歓迎だよ〜!」
愛「やるからにはバッチリ頑張るし、皆の事も手伝うよ!ところで─────スクールアイドル同好会って何するの?」
スクールアイドル同好会「…………え?」
愛は活動について、質問をする。
その質問に同好会のメンバーは思わず固まり、せつ菜が歯切れ悪そうに答える。
せつ菜「えーっと………実は今、それを探してる所でして………」
愛「ん?」
今回から新章・同好会再開編スタートです!
本章からオリキャラ達サイドに少し重たい話が入っていきます。