エマ「よ〜しよしよし」
彼方「ムニャムニャ………」
エマは彼方に膝枕をし、彼女を頭を撫でていた。
しかし、先程の昴という青年のことを心の中で考えていた。
そんな彼女に英二は聞く。
英二「エマ先輩は随分と慣れてるんだな」
エマ「うん!私の家には
全員「仔山羊?」
一也「アンタの家、山羊飼ってるのか?」
エマ「うん!」
エマから聞くと、小さい頃から山羊達に歌を聴いてもらっていたらしい。
その頃を思い出した彼女は、懐かしそうに語っていた。
そんな彼女に歩夢は聞いた。
歩夢「エマさん─────お家を離れてホームシックとか無いですか?」
エマ「うん!同好会の皆といると、スイスの妹達といるみたいなんだもん♪いっつもワイワイ賑やかで♪」
璃奈「……何か……嬉しい……」
─────その時、部室の扉が開く。
部室へと入ってきたのは、せつ菜とかすみだった。
そんな二人に英二は言う。
英二「お、来たみたいだな」
せつ菜「皆さんお揃いですね!」
愛「遅かったね、二人共」
するとかすみは両手を腰に当てながら、「フッフッフ〜…」と不敵な笑みをこぼした。
そんな彼女に一也は聞く。
一也「どうしたんだ、かすみ?」
かすみ「ちょっとこれを見てください!」
かすみは、部室にあったパソコンを起動する。
そこには、『ニジガクのスクールアイドル同好会!〜上原歩夢〜』とサブタイトルに書かれた動画のサムネを出す。
サムネには、歩夢の姿があった。
侑がキラキラ目を輝かせながら言う。
侑「歩夢の自己紹介動画だー!」
対して歩夢は恥ずかしそうに言う。
歩夢「ど、どうしてこれを皆で!?」
かすみ「実はこれ─────最近再生数めちゃめちゃ増えてるんですよ!」
全員は再生回数を見る。
今の再生回数は《2095回再生》になっていた。
『この子は伸びる!』『可愛い』『女神降臨』と称賛のコメントが沢山あった。
璃奈「コメントも沢山……」
歩夢「うわぁ!本当だぁ!」
せつ菜「そこで提案なんですが─────私達もソロアイドルとして、プロモーションビデオでも作りませんか?」
一也「プロモーションビデオ?」
一也は首を傾げながら言う。
それをせつ菜が答えた。
せつ菜「はい!自己紹介でも特技でも、自分のアピールできるものを動画にしたいと思います」
愛「へぇ〜!いいね!面白そうじゃん!」
侑「エマさん!家族に見せるのもいいんじゃない?どうなPVにしようか?」
エマ「え?!う〜ん………どんな……か……」
侑に聞かれたエマは悩んだ。
どうしようかと悩みながら、眉を八の字にする。
弘「やっぱり………こっちの方がいいか……」
弘は、どの少年漫画を買おうか、悩んでいた。
スマホで様々な少年漫画が売っている為、悩みに悩む。
すると─────
康太「やばいぞ!!!おい!!!」
弘「?!!」
─────突然、康太が叫んだ。
しかし、やばいどころか何も起こらない。
康太は欠伸をする。
康太「ふぁ〜……がぁぁぁ………何だ夢か……」
どうやら、ただの夢らしい。
再び何事も無かったかのように、眠る康太。
そんな彼に弘は怒鳴り散らす。
弘「何なんだテメェは?!!殺すぞこの糞赤髪野郎!!!ビビっただろうが!!!」
しかし、どれだけ怒鳴り散らしても眠り続ける康太。
そんな彼に、更に