─────服飾同好会部室。
英二「凄いな、これ」
色んな衣装が並んでいた。
服飾同好会の部長が丁寧に案内してくれた。
服飾部長「ここにある衣装は自由に試着してもらって構いませんから」
一也「サンキュー」
─────色々物色したあと、最初に着る服を決め、試着室に入っているエマに侑が声を掛けていた。
侑「どう?エマさん!」
エマ「うん!ぴったり!」
カーテンを開ける音さながら、試着室から姿が見えるエマ。
そこにはロングスカートのメイド服を着たエマが立っていた。
侑「おぉぉぉ!」
エマ「お嬢様、ご主人様。お帰りなさいませ─────なんてぇ」
英二・一也「…………」
侑「英二君?一也君?」
英二・一也「いや─────何でもない」
エマのあまりにも可愛すぎた為、二人は思考停止した。
男は女性の可愛さに、思わず思考停止してしまう生き物だ。
エマ(心をポカポカにするって………こういう感じなのかな?)
まだ曖昧ではあるが、自分の理想のスクールアイドル像が少し見えた気がするエマ。
するとそこで、歩夢が英二と一也に声をかけた。
歩夢「二人も何かを着る?」
英二「いや、やめとく」
一也「殆どが女の子用だしな……」
服飾部長「何なら、男の子用を作りますよ?」
英二・一也「………マジか………」
服飾部長の提案に、声を揃ってしまう英二と一也。
すると、二人は渋々試着をしてみることにした。
服飾部長「お二人は身長どれぐらいですか?」
英二「179」
一也「同じく179」
服飾部長「分かりました!こっちです!」
英二と一也は服飾部長に渡された服を持って試着室に入った。
─────数分後。
英二と一也の試着室のカーテンが開かれた。
女性陣「お〜!」
そこには、侍の格好をした英二と一也の姿。
腰には、刀をつけていた。
英二「
一也「お?やるか?」
服飾部長「
英二と一也はそれを聞いた後に、
それを女性陣は目を離さず、興奮気味で見ていた。
愛「二人共カッコいいじゃん!」
璃奈「うん─────カッコいい……」
英二「そうか?それは良かった!」
一也「俺と英二は
歩夢「そういえば昔からそうだったね、二人共」
昔から二人は
男というのは、刀で戦うの憧れている生き物である。
せつ菜「次は全体で写真撮りませんか?」
愛「いいじゃん!やろう!」
せつ菜の提案に全体で撮るように皆並んでいると、エマがふと思ったようで果林に声をかけた。
エマ「あ……ねぇ!果林ちゃんも一緒に撮ろう?」
果林「………私は別にいいわよ………」
エマ「え~?一緒に撮ろうよ!」
果林「─────」
エマはもう一度言ってみるが、果林に目線を逸らされてしまう。
その時突然、果林のスマホの着信音が鳴り、果林はスマホの画面を確認する。
果林「─────悪いけど行くわね」
そう言い、この部室を後にする果林。
エマ(果林ちゃん………)
英二・一也「…………?」
次回でアニガサキ5話が終わります!
もうじきアニガサキ6話だ〜!
しかしアニガサキ6話の前にオリジナル回を一本投稿します。