1話 魔の手
─────璃奈のライブが終わってから翌日。
英二と一也、歩夢、侑の四人は虹ヶ咲学園に登校してる途中だった。
英二「それでさ─────この前のバトル展開がこうなってたんだ!」
一也「それはマジかよ?!見ればよかったな〜……」
英二と一也は相変わらず、少年漫画で盛り上がっていた。
─────その時。
一也「?」
英二「どうした?」
一也は向こうにある茂みに何か光ってるように見えた。
よく見てみると、茂みの葉に紛れて、細い筒のような物が見える。
筒の先にはフロントサイトのような小さな突起がついており、まるで─────
一也「─────!!!英二!危ねえ!」
英二「は?」
パシュッ!
英二「うわぁ?!」
ドサッ!
トスッ…………
直感で筒の正体を銃口と見た一也は咄嗟に英二に飛びつき、彼を突き飛ばした。
そして二人が地面に倒れ込んだのと同時に、二人がいた辺りの地面に何かが突き刺さった。
歩夢「どうしたのっ?!」
侑「大丈夫、二人共?!」
英二「何だ………?」
一也「これって……」
刺されていたのは矢だった。
─────すると。
バッ!
男「捕らえろ!!!」
男達「おう!!!」
その時、茂みから謎の三人組の男達が飛び出し、英二達の方へ向かって来た。
手にはピストルやナイフを持っており、明らかにこちらへ敵意を向けている。
英二「な、何だこいつら………?!」
一也「お前らは何者だ……?!」
男三人は、英二と一也にそれぞれの武器で襲いかかろうとした。
─────その時だった。
ピシャン!!!
男達「?!!」
そこで、何故か雷らしきものが一瞬で落ちた。
空は青々と広がってるのに、おかしいものだった。
???「─────大丈夫か、二人共?」
英二と一也は声がした方向に、視線を移した。
そこには、英二の父・寿一郎であった。
男「あいつは─────寿一郎……?!!」
男「クソ………分が悪い……撤退だ!!!」
男「おう!!!」
英二「?!!待ちやがれ!!!」
英二は男三人に追いかけようとした。
─────しかし、銃弾に命中した男が煙のように消え、それを見た二人は威嚇射撃を放ってこの場から逃走していった。
寿一郎「─────大丈夫だったか。英二、一也君?」
歩夢「大丈夫なの、二人共?」
英二「ああ………」
一也はあの時、気づかなかったら死んでたかもしれないと思い、怖くなっていた。
その時、寿一郎は男達が英二に放っていた矢を見つけ、それを拾った。
寿一郎「─────麻酔だな」
四人「え?」
突き刺さっていた矢の先を、四人に見せる寿一郎。
そこに、緑色の液体が付着していた。
寿一郎「どうやら、英二を連れ去ろうとしたのだろう」
英二「そうなのか………てか親父……何でここに……?」
寿一郎「話しは後にしよう─────緊急事態だ」
暫くお休みしてすみません!
さて、いよいよ始まりました!
新章、ターゲット・トランスノイド編がスタートします!
ここからが物語が本格的に始動をし、英二達の過去や新たなるオリキャラと敵、何から何まで作風が変わります!
前回もお伝えしましたが、途中からラブライブキャラが登場しなくなり、ラブライブという世界観が薄れていきます。
しかし、一段落ついたら原作通りに戻りますので、そこだけはご安心ください。