少女「スクールアイドル同好会二代目部長・かすみんこと、中須かすみで〜す!」
まるでチョコレートより甘いんじゃないかいと思うぐらい、あざとい自己紹介をする少女・中須かすみ。
─────だが、侑はそう感じなかったようで目をキラキラさせながら名乗る。
侑「スクールアイドル同好会!?私、高咲侑です!」
英二「浅倉英二だ」
一也「門間一也」
歩夢「上原歩夢です─────でも、同好会って廃部になったんじゃ…」
かすみ「諦めなければ同好会は永遠に続くのです!これお近づきのしるしにこれどうぞ!」
かすみは
英二「貰っていいのか?」
かすみ「はい!」
歩夢「いただきます!」
英二達は、かすみから貰ったコッペパンを食べる。
そして、彼ら感想とは─────
四人「─────美味しい!(美味いな)」
侑「これ、あそこのお店の?」
かすみ「ちっちっち~…そのパンはかすみんの手作りですよ〜」
侑「へぇ〜!流石スクールアイドル!こんなに
侑は何気無しに言った。
かすみ「ふぇ?か、『可愛い』?」
侑が言っていた《可愛い》という言葉に、かすみは思わず反応し、頰を紅くして一瞬戸惑っていたが、直ぐに両手を頬に添えて悶えていた。
かすみ「そんな〜!そりゃあ確かにかすみんは可愛いに決まってますけど〜!侑先輩見る目ありますね〜!」
一也(あれ?この
英二と一也は驚いた。
今一瞬、かすみは確かに戸惑っていた。
あざとい筈なのに戸惑う。
そんな意外な一面に驚く。
侑「え?そうかな〜?」
歩夢「え?!」
侑「誰が見たって、可愛いよ!」
歩夢「え?!」
英二・一也(いやさっきから何に驚いてんの、歩夢?)
かすみ「本当ですか〜?!じゃあ先輩方!そんな可愛いかすみんと、スクールアイドルになりませんか〜?」
かすみは英二と一也の二人を除く歩夢と侑に勧誘をしていた。
侑「え?」
歩夢「大丈夫かな?」
侑「う〜ん…」
二人は困惑をしていた。
するとかすみが立ち上がった。
かすみ「大丈夫です!信じてください!かすみん、最強に可愛いスクールアイドル同好会にしてみますから!」
それを聞いた歩夢は、「可愛い…」とかすみの言葉を繰り返して、小さく呟いた。
そして─────
歩夢「だったら─────やろうかな?」
かすみは歩夢の答えを聞き、彼女の両手を握る。
かすみ「入部決定ですね!」
侑「あ、因みに私はアイドル志望って訳じゃないんだ」
英二・一也「そうなの?!!」
侑も十分美少女のはずだが、何故かアイドル志望ではないと言い出した。
それを英二と一也は疑問に思った。
かすみ「それって─────《専属マネージャー》ってことですか?」
侑は「え?」と言い、唇に指を当てながら考えるように言う。
侑「─────そうなのかな…?」
かすみ「ずるいです!それだったらかすみんにもサポートをしてください!」
歩夢「え?!」
かすみ「スクールアイドルとしては、かすみの方が先輩ですからね〜!部長には復習ですよ!」
侑「分かったよ中須さん!」
侑はそう苗字呼びをする。
だがかすみはそれを気に入らなかったようだ。
かすみ「もっと気軽に呼んでくださいよ〜!」
歩夢「だったら《かすかす》だね!」
英二・一也(いや、何か悪口に聞こえるんだけど?)
歩夢は恐らくただ単なるあだ名として案を出しているとしか考えていない為、悪意は無いんだろうが、二人にとったら悪口に聞こえた。
勿論、それを聞いた本人は気に入らなかった。
かすみ「《かすかす》じゃなくて、《かすみん》です!」
歩夢「《中須かすみ》だから、《かすかす》かな〜って……」
かすみ「もう〜!二度も言わないでください!かすみんって散々アピールしてるんだからそれでお願いしますよー!」
侑「アピールだったんだ…」
英二「まぁ─────名前で呼べばいいだろ。それでいいだろ中須?」
かすみ「まぁそれでもいいですけど……でも先輩、中須じゃなくて名前呼びしてくださいよぉ~」
英二「はぁ?なんで?」
かすみ「だってぇ~………こんなにプリティキュートな名前ほかにないですもん~」
一也「なんじゃそりゃ…」
かすみ「早速これから、同好会を始めますよ!ついてきてくださ〜い!」
そして、かすみは早速、四人を連れて何処かへと向かった。