異世界ファンタジー世界でカードゲームしてる   作:nyasu

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思ったより簡単に召喚できた御先祖様、なお見た目は幼女とする。

魔力が感じれるからか、正直鳥肌が立つくらいにはヤバいのビンビンに感じてたりする。

はえー、やっぱり先祖ってすげー!

 

「良いか、命を無駄にするもんではないと」

「説教じゃなくて魔法を下さい」

「政争とか戦時中でもないのに生き急ぎ過ぎじゃろ」

「魔法が欲しいんです」

 

ご先祖の回答はダメであった。

ダメということはアドバイス出来る訳だな、無理ではないようだ。

 

「しかしなぁ」

「結局、戦える手段がないと長生き出来るものも出来ないですし」

「ううむ、一理ある。だが与えたら危険に飛び込みかねん気が」

 

そんなことしないよ、ホントだよ。

ただ魔法は毎日使うと思うけど仕方ないよね。

魔法なんて無い世界から来たんだからさ。

まぁ、いいだろうと言うことでアレコレとアドバイスを頂いて魔法が使えるようになった。

 

「本当にいいのか?一歩間違えたら死ぬが」

「負けなきゃ死なないからヘーキヘーキ」

 

魔法を成立させるために色々な条件付けをした。

 

 

 

フィールド生成、相手に強制する儀式という性質を与えて結界を形成する。

自分を中心に魔力を消費して生成、終了時に勝利した場合は対戦相手から徴収するという形だ。

つまり、勝てばずっと連戦、負けたら魔力が持つ限りリベンジという訳だ。

 

魔法展開時の維持、戦闘が始まった場合の維持は星の配置より魔法陣を作成、消費を最低限に回復を最大限にする。

星は動くけどたくさんあるし、無理矢理でも星座のように結んで作れるからウチの家系では割とメジャーらしい。

 

敵のゲーム参加方法、敵の使える魔法や召喚獣を40回に制限する代わりに過程を省力して発動や精霊などの召喚が出来るように条件付けた。

通常では使うのに面倒な儀式や素材が必要なのでも省略出来るメリットにより、敵の移動を制限、敵の選択肢に関しても手札の5枚に縮小、以降1ターンごとにコスト次第で可能にする。

 

ターン経過、1日をデッキ数40で分割し、36分に1回行動すれば良いという行動を、10倍速して216秒……つまり3分に凝縮して展開することにした。

考える時間が減る不利益の分だけ、維持コストを削減する利益を得るためだ。

3分が過ぎたら負けとする。

 

ライフ計算、モチーフになったゲームより原則20をライフとし、0になったら負けとする。

魔法使いは100歳以上生きるらしいのだが、100年生きたら必ず死ぬ事を誓い、20で分割し1ライフは5年分と確定することで相手の行動を制限する。

寿命を消費するか、魔力か、5年分の寿命相当の何かを勝敗が確定した場合に捧げる事で、現実を幻想として無かったことにする魔法を発動も可能にした。

勝った場合は現実の書き換えを行い無かった事に、負けた場合は戦闘中のダメージを魔法不成立として実際に受ける、引き分けの場合は再戦とする。

 

召喚獣のステータス、互いの魔法など攻撃と耐久力を数字として計算する。

5年分の寿命を消費して防げないなら攻撃力は増加する、耐えれるなら耐久性を増加。

ユニットとして人なら攻撃力1体力1みたいな。

ドラゴンとかなら、どんなに頑張っても5年くらいの魔力を振り絞って結界でも作ったとして防げないから、攻撃力20みたいな。

能力やステータスに関しては俺は干渉しない事で成立させる。

 

ダメージ計算、実力差があっても最低保証1ダメージを保証する事で相手に召喚獣がいる場合は俺に攻撃出来ない物とした。

それこそ農民が何かしても5年も準備した結界や召喚獣など倒せない。

そんな雑魚の攻撃すら通るようにするという破格の利益を与えることで、相手に召喚獣がいる場合は俺に攻撃出来ない不利益を生じさせる。

 

魔法や召喚獣について、相手の準備期間を短縮して1時間あれば出来る事をコスト1として計算。1日以上必要な工程はコスト10で使用出来るようにするという相手への破格な利益により、相手の攻撃をターンごとに制限する。

召喚獣は強さに応じてコストを決めることで維持した際の魔力を抑え、召喚から受肉に原則1ターンを経過させる。

 

拠点や防具に関して、アミュレットという攻撃も体力もないユニットとして召喚。原則、破壊不能扱いにすることでターン経過で消滅する扱いと能力を付加する効果を追加。

 

ルールに関して、カード化するモンスターやモンスターの能力、ステータスの見直しは人類の集合的無意識により決定する事で俺に有利にならないようにする。

ルール適用に関しては集合的無意識によって判断し、俺に有利にならない判定にする。

ルールに関しては、結界内の相手に与えることで俺に有利にならないようにする。

 

 

 

俺の眼の前で羊皮紙にガリガリ書いてたご先祖が、ふぅと額の汗を拭きながら書き上げた。

そんでもってそれが独りでに燃えて、灰になる。

燃やしちゃうのか、意味ねぇ……

 

「正直、寿命とか公平性を担保しようとして何とか成立したけど、抜け道ありまくりのクソ魔法だろ」

「クソとか言うな、俺はカードやりたいんだよ」

「こんな対策してないと初見殺しの魔法……いや、まぁよくあるけど酷いな本当に」

「子孫に対して手厳しい」

 

いや、無茶な作りにすると意外と弱くなるんだぞと指摘される。

普通にやったら弱いけど、ゲッシュで命をベッドしてる分だけ強くなってるらしい。

まぁ、命を賭ける方が強くなるよな、だいたい漫画とかそうだし。

色々ルールの事、詰められたけど気にしないぜ。

そんな事より魔法でカードゲーム出来ることが大事だからな。

 

「あっ、でも今はお前の召喚獣とか1匹だけだし40枚のデッキが無いから魔法は発動できないからな」

「えっ?あぁ、そうか……デッキかぁ、カードどうやって手に入れよう」

「一生基礎的な魔法使えない代わりに、魔法カードを作ってやろう。この魔法でしか発動できないことで可能性を切り売りして、有利にならないようにランダム化してやる」

「なるほど、つまりパックだな」

 

俺が準備したら出来る筈の魔法を全部、カードゲームの魔法発動中にしか使えなくなる代わりにカードパックを作ってくれるらしい。

普段から杖振って魔法は使えないし、魔法も1個しか使えなくなるけど、俺は構わない。

普通は絶対嫌がるらしいけど、俺にそんな魔法使いの倫理観求めるな。

 

「ついでに儂も力を貸してやろう、分霊みたいなもんやな」

「おぉ、虚空からカード出てきた。カード系のホビーアニメみたい」

「ここまでの魔法を作ったのだ、何を成すのか見たいではないか」

「魔法は趣味で、基本遊んで暮らしたり人任せで内政パートするだけだぞ。信長の野望で楽しいのは内政って一番言われてるし」

 

自衛の手段として戦えるようにしてるけど、基本趣味だし。

やるとしても内政したり、可愛い奴隷助けてえっちなことしたり、不労所得でギャンブルしたりとか、そんな感じで100年独身貴族やるんだ。

 

「口には出してないが碌でもないこと考えてそうだな」

「取り敢えず、7枚じゃ初期手札5枚だから2ターンしか戦えないし、モンスター狩ってくる」

「あぁ、早くデッキが出来るといいな。じゃ、儂は分霊残して天界に帰るからな」

 

そう言って半透明になって消えてくご先祖、あかんもっと想定してたから食料品余った。

家人に払い下げして、今からコボルトと一緒に狩りに行かなきゃ。

 

「ちなみにコボルトって……コスト1攻撃力1体力1しかも効果なしか」

 

嘘、私のコボルト弱すぎ!

まぁ、初期の配布キャラなんて弱いし、こんなもんか

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