まだまだ慣れないこともありますが、頑張っていきますのでよろしくお願いします。
今回初めて見るという方は是非前回の話もご覧になってください。
黒幕の幻想入り
「縺ゅ↑縺溘↑繧峨?荵励j雜翫∴繧峨l繧九?らァ√?縺昴≧菫。縺倥∪縺励g縺」
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─────────
「うっ……ああ……」
あまり目覚めたくない時のような倦怠感を感じながら、重たい目蓋を開ける。長い間寝ていたような感覚のする体を気合いで起こし、辺りを見渡した。
(……?)
あたり一面木が生い茂っていることから、ここは森かなにかだろうということは分かる。
(……ここは、どこだ?)
しかし、どこを見ても木以外には見当たらず、目印となるものもない。上を見ても木の枝が伸び、一面に葉が生い茂っているため空模様もあまり分からない。かろうじて葉と葉の間から漏れでる光から今が日中であることだけが分かる。
だが、日中であろうにも関わらず木々によって覆い隠された森の中は薄暗かった。
(……ここまで吹き飛ばされたのか……?いや、それにしては……)
どこを見ても自身が吹き飛んできたことによってへし折れた木も枝すらも無い。それどころか、地面も抉れた跡などがある訳でもなく、むしろ自分がいること以外は何の変哲もないただの森だ。
(どういうことだ……?いったいどうやってここに……)
「──っ⁉」
辺りの探索でもしようと立ち上がろうとした時、それに気づいた。
「──傷が、ない……」
それはまるであの戦いは夢だったかの様に、自身の体に傷が見当たらない。
──だが、傷が無くともその身体に、脳に、あの戦いの記憶は確かに刻まれている。
(いったいどうなっている……?)
見知らぬ場所に、傷の見当たらない体──訳のわからぬ状況に頭が混乱する。
(ここはあの世か何かなのか……?……いや……今は……)
今置かれている状況を知るためにも、その場から歩きはじめることにした。
森の中を少し歩いたものの、周りの風景は相も変わらず木のみで、何の情報も得られない。
だが、その中で分かったことは、体が万全の状態ではないということだった。言うならばまだ退院したばかりというような感覚だった。
そのため、体はまだ動くことに慣れていないのか、いつもよりも動きが鈍く感じた。
(……この森はどこまで続いているんだ……?)
歩いても歩いても出口が見えないこの森に少し飽き飽きしながらも進んで行くが、状況は何一つ変わらない。
(どこまで……行けば………)
内心で文句を垂れている時
──そこで足を止めた。
(──何か……居るな……)
先程からあまり変わらぬ景色だが、その中に微かに何かの気配を感じた。
どこかにいる何者かの気配を探り、警戒する。
立ち止まったことで、足音が無くなり、森の中にある静寂はその存在感を増した。
ザッ
そんな中、自然が奏でる音だけが聞こえていた森の中に、自身とは別の足音が鳴った。
姿を隠していた者はしびれを切らしたのか、木の陰からその姿を現した。
現れたその姿を見て、頭の中にこの場所に関する可能性のような──いや、確信に近いものが浮かんだ。
「……」
その者はただこちらを見つめていた。
しかし、その目はこちらを観察する様であった。
その者は黄色の髪に、赤い目を持つ白黒の洋服を着た、こんな森の中に居るとしては似つかわしくない少女
──否、こんな薄暗い森の中こそ似つかわしい妖怪だった。
自分はそういう話を聞いたことがあるだけで直接見たわけではないが、その特徴からその者の正体は分かった。
「──人食い妖怪……」
それは、自身の居た地でたまに聞く存在であったが、その妖怪の存在でここが幻想郷である可能性が高まり、ようやく得られた情報に少しばかり安堵した。
しかし、そんなことはお構い無しに目の前に居る妖怪はこちらのことを、ただの狩るべき獲物へと意識を切り替えたのだった。
初投稿故、この先書き方を色々と試行錯誤すると思いますので、書き方が安定しないかもしれませんが、ご理解頂けると助かります。
ちなみに私は髪とか服とかの種類をあまり知らないから、そこのところが難点なんですよね。