でも今更このすば原作でもここまでいけるものなんですね。
あとタイトルに語弊がありますね。片方は実際には轢かれてませんね。
「納得出来ねー⋯炒めただけのキャベツがこんなに美味いとか⋯」
キャベツの炒め物を食って開口1番にこう言ったのはうちのカズマさんだ。
キャベツ討伐後、キャベツとか他のモンスターが狂竜化するみたいなハプニングも特に無く終了。現在はギルドで晩飯中だ。
カズマ達はキャベツの炒め物食べてて、それがめちゃくちゃ美味いらしいんだけど食いたいって言ったら「お前肉食だろ」ってカエルの唐揚げ出された。解せぬ。俺だって食べたかった⋯
「というか今更だが、お前喋り方がなんと言うか、普通になったな。」
『キャベツを捕獲する時流石に何体か殺っちゃったのかもな。レベルの上がり方いつもと違ったし。まぁ喋りやすいのはいい事だろ。』
カズマはわざわざ俺が頭つっこんでる窓の近くまで席を移して話してくれている。生前ぼっちタイムが時々あった身としてはとてもとてもありがたい。と言ってもカズマがこっち来たのはアクア、めぐみん、ダクネスの3人が意気投合して仲良さそうに話してるから入りづらいってのもあると思うが。分かるよ。居心地悪いよな。だが俺一応モンスターだぞ。ゆんゆんみたいだなおい。
ゆんゆん元気かなーとかついでに考えてた時、カズマが気になる話題を出てきた。
「そう言えば、さっきカードのお前の欄見てみたら他にもなんか増えてたぞ。」
『え、マジで?』
確かに念話がレベルアップしたなら他にもスキルがある可能性があるな。なんだろう、強いのだとありがたいかな。
「えー、『狂竜裂波』と『縮小化』だな。」
『裂波は分かるがなんだよ縮小化って。』
「まず狂竜裂波が⋯『狂鱗粉と魔力を使って大規模な裂波を放つ』⋯らしい」
『強そうだが⋯らしい?』
「そうカードに書かれてんだよ」
『なぁるほどね』
「あ、ちょっと待て、『発動条件は大規模裂波の中心に発動者が居ること』⋯⋯なぁ、これって」
『要は自爆技じゃねぇか』
ゴアマガラっぽいっちゃぽいと思ったのにこれかよ。爆裂魔法じゃないんだからさぁ、もっと使い勝手良くしてくれよ⋯
『はぁ⋯で?もう1個は?』
「あ、あぁ。えー、『自身の大きさを元々の大きさ以下に小さく調整することが出来る』⋯こんだけだな。」
『なんか⋯微妙だなぁ。』
小さくなるだけかよ。なんか、地味?というか⋯
「⋯いや待て、マガラ。」
『なんですかいカズマさんや』
「縮小化はつまり『小さくなる』スキルだろ?そしてお前がギルドに入ることが出来ない原因は?」
原因って、そりゃ『デカイから入れない』からで⋯
あ、そうか!そういうことか!俺アホじゃねぇか!!
『その縮小化のスキルなら俺も建物の中に入れるって訳だ!』
「そのとぉーり。さっそくやるぞ!」
T本ピアノの人感出しながらカズマがそう促す。というか流れ的に言われんでもやるわい!んじゃさっそく⋯
『スキル、「縮小化」!』
▶20m
10m
6m
2m
1m
40cm
『うわあああああ!気持ち悪ぅ!!!』
「うるっせぇよ!何がだよ!」
スキル名を唱えたら頭の中にゲームの選択肢コマンドみたいなのが出てきた。気持ちわる。
⋯いや、この▶のカーソル動かせるからこれで大きさ選べって事?なにその申し訳程度のゲーム要素。40cmってなんだよぬいぐるみじゃねぇか。
というか俺今20メートルもあるんだ⋯ゴアの最大金冠がだいたい20何メートルかだからほぼ金冠サイズなのか。前ベルディアと戦ってる時はデカくて16とかだと思ったけど全然デカかったわ。
まぁ、とりあえずギルドに入れて小さすぎないサイズ⋯2mくらいで良いか。
と目安を決めてカーソルを2mに合わせた瞬間、いきなり後ろ下くらいに引っ張られた。ように小さくなった。
『うわな、アイッタアアアアア!!』
「ちょそんな感じで小さくなるのかよ!?」
当たり前だが引っ張られち訳じゃない。ほんとに体が縮んでいる。もっとこう、縮まり方他にあったんじゃないの?顎クソ痛えんだけど⋯
とりあえず近場にあった水溜まりで姿を確認。
オトモンより少し小さいくらいかな?まぁ以外とギルドの扉デカいし多分通れるだろ。⋯多分。
確認を終えたらギルドに戻った。心配だったけど普通に通れたわ。
■
「⋯さっきに比べたらちっこくなったなぁ」
「おや、マガラ小さくもなれるんですか?」
『ついさっき判明した。ただ小さくなる過程はもうちょっと他にもあったと思う。』
というか窓枠壊れなかった?大丈夫?
『はいじゃあカズマ、俺にもキャベツの炒め物食わせろ』
「え?あー、もうねぇよ?」
『噛み殺して良いか?』
あぁ⋯俺はこの世界で料理は唐揚げしか食えないのか⋯白米欲しい⋯
ちなみな小さくなっても幼体化する訳ではない。いや、ちょっとなってるかもしれないし40cmとかなら完全なる幼体だろうけど。
とか色々大きさとかについてカズマやらめぐみんやらと話しているとダクネスとアクアも混ざってきた。
「プークスクス、あらあらあら随分と可愛い見た目になったじゃないマガラ!お似合いじゃないの〜w」
『おぉ焼き殺すぞ?』
「殺すレパートリー豊富だな。」
「ま、マガラ!その焼くとか噛み殺すとか、アクアではなく私にやってはくれないだろうか!?ストレスが溜まっているなら私が全部受け止めるぞ!」
『うるせぇよドM』
あーめんどくさ、というか時々感じる冒険者の引いてる目線が痛い。や、やめて!俺にダクネスみたいな性癖は無いわ!
その目線のいくつかは俺が叫んでるアクアを翼腕でひっつかんでぶん回してるからってのもあるかもしれない。
「いやあああああ!分かった、謝る!謝るからそれやめ、あ出、ゲボロロロロロロロロロロロ」
『ぎゃあああああああ!!翼がああああああああぁぁぁ!!!!』
俺とアクアはギルドで「ゲロ吐きトルネイド」とかいうクソ迷惑な技かましたせいでギルドから追い出された。翼腕は水溜まりで洗いおとせても臭いはこびりついてた。
水溜まりはウイルスで汚染されちゃったからザッザッでやって消しといた。
■カズマさん視点
マガラとアクアがギルドから追い出されて30分、俺達も帰ることになった。マガラが小さくなる時に壊した窓枠の弁償は俺だけに請求された。登録とか考えたらそうなんだろうが解せぬ。
支払い終わってギルドから出ると、アクアは隅っこでゲロを吐き、マガラは翼腕の臭いを嗅いでは泣いてた。べったり付いてたもんなぁ⋯
「おいアクア?まだ出るのか?」
「ゲボロロロ⋯もう、大丈夫ね。出すもんは出し切ったわ。」
「口を拭け口を。汚ねぇ。」
「汚い!?女神に不敬⋯手に付いたぁ!」という声を背に俺はマガラの方に向かう。
「おーい、お前はどうした。」
『うぅ⋯臭いが⋯臭いがとれねぇよォ⋯』
目は無いから涙は出てないが声は明らか泣き声だった。まぁ事実くせぇもんな。
マガラから(主に翼腕から)離れつつ、なんとか口周りを正常にしたアクアとくさいのを連れて馬小屋に戻る。そして途中でアクアは寝た。クソが。マガラは背負ってくれねぇしよぉ!首元がくせぇよぉ!!
『なあカズマ』
「⋯なんだ?もしかして背負うの変わってくれるのか?ほらよ。さっさと乗せろ。」
『違ぇよアホか下ろすな押し付けてくんな。んでな?聞きたいことがあってよ⋯あれだろ?
帰る途中、マガラがそんな事を聞いてきた。まぁ、俺今ジャージだからな。そりゃそうなるか。
しかし、お前も、か。
「まぁこの際言うけどよ、俺は転生者だ。転生させたのは今俺が背負ってる酔っ払いだけどな。ほら、俺の事は言ったぞ。次は俺が聞く。『も』って事はマガラ、お前もだな?」
俺が転生者って事はいつかはバレるしなんならこいつにはもうバレてるだろうからさっさと白状する。それより気になるのは、こいつの中身が日本人のチート持ちか違うかだ。
もし転生者ならこいつは頭おかしいと思う。チートで無双とか、ハーレム築くとか、人によってはそういうのいいんだろうが俺には理解できないし、ましてや人外になろうとするとかもう訳分からん。それに、そもそも
『…結論から言えば、俺は元日本人だな。』
「…マジか?」
『大マジ。』
「…めぐみんやダクネスとは別ベクトルだが、お前も頭おかしい部類だな。」
『はっ倒すぞ』
俺の返しを聞いてあいつはキレていたが、割とマジで理解できない。普通に過ごしていたら猫とかならまだしもガチドラゴンになりたいとか思わないだろうに。
そう思いながらアクアを背負い直そうとすると──────
「…あれ?」
────後ろにぶっ倒れそうになった。
『ッ、あっぶねぇな何してんだよ?』
『いや、なんか今体に…』
アクアごといきかけたが、ギリギリマガラが翼腕で支えてくれた。
あれ…前は普通に背負い直せたんだが…
カエルとキャベツクエストの疲れがきたか?…まぁいいか。
次回、カズマさんに異変が…!?
まぁ間がめちゃくちゃ空きますが。
当たり前だけどモンハン要素が出しずらい…
モンハンの古龍も大分先になりそうですが出すつもりです。最初に出すならどいつを出しますか?
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イヴェルカーナ
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メル・ゼナ
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ネルギガンテ
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バルファルク
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アマツマガツチ
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レ・ダウ