転生した場所が場所なせいでヒロイン戦争上位のウィズ、カズマさんが登場するのが遅れる⋯
最悪紅魔の里大幅カットしておまけとして出します
ムシャムシャ
目の前には痩せた体型の紅目の少女が一心不乱に焼いた肉を貪り食っている。ここまで子供を追い込ますとはなんという毒親だ。顔みた後に殴りたいな。
というか傍から見たら少女と黒い竜が肉食ってるとかいう異質な絵面な訳か。美女と野獣?ロリと邪龍の間違いだよ。
「いやぁ助かりました。色々あってあまり食事出来ていなく⋯て⋯⋯」
なぜか声が途切れ途切れになっていって気になってそのロリっ子の方を見てみると、みるみるうちに顔面蒼白になっていた。なんで?今の今まで一緒に肉食ってたんだから今更怖がる必要は⋯
「あ⋯人じゃ⋯ない⋯」
そもそも竜として認識されてなかった!?何をどうやったらこんなデカブツが人に見えるんだ!?マジでどんだけ子供追い詰めてるんだよクソ親!!!
⋯せっかく元同類と出会えたんだ、これを逃すのは悪手⋯しゃあない。犬猫みたいなやり方だがこれが一番だろ
「⋯⋯え?」
紅目の少女の目の前で俺はゴロンと腹を見せて寝転がる
どうだ!どの生物も弱点であろう腹の部分をさらけ出している!これ以上の無害アピールがあるか!?いや無い!!「悪いスライムじゃないよォ」以外存在しないッ!!!
「⋯攻撃、しないんですか?」
そう聞いてきたのでコクコクと頷くと
「⋯人の言葉が分かるんですか?」
「グゥ。」
疑問持つのそこなんだ。
まぁ言われたら思うが普通モンスターは人の言葉伝わらんよな。問答無用で襲ってくるだろうし。
⋯まてよ?流石に返事するのは早すぎたか?
今の俺は人外、それも見た感じだいぶ珍しいだろう。その上言葉が伝わるならとっ捕まえられて鑑賞生物にされたりしてしまうのでは⋯!?だとしたらやばい⋯イノシシやドラゴンよりも人の方がよっぽど怖いからな⋯
「⋯中々に知能の高いドラゴンですね。攻撃もして来ないようですし⋯飼われていたのが逃げ出したんでしょうか⋯」
違います。中身が人間なだけの野生っ子です。
⋯この感じ的に捕獲からの鑑賞生物ルートは回避したと思うが⋯
居もしない飼い主に返却されたりしないよな?
そう俺が不安になっているとあっ、とロリっ子が振り返った
「言葉が分かるのなら名乗りをしておきましょう。」
そう言うとロリっ子は何故か決めポーズをとって
「我が名はめぐみん!紅魔族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操る者!」
「⋯⋯ガァ?」
そう言い放った。
⋯舐めてんのか?こいつ。
自己紹介ならあだ名じゃなくてちゃんとした名前言えよ。
あとなんだよその名乗り。おい親ー?義務教育は?無いか。
しかし紅魔族⋯異世界系は結構読んでたが初めて聞いた種族だな。エルフとかほどメジャーではないのか?
「食べ物を探していただけなのでもう私は里に帰りますが、あなたも来ますか?ドラゴンとはいえこの森にはフェンリルが居ますし、里の方が安全だと思いますよ?」
めぐみんがとても良い提案をしてきた。
んなもん即決で着いてくわ。フェンリルとか今の俺が勝てる未来見えんぞ。安全な方が良いだろうし。
俺はコクリと頷いて、歩き出しためぐみんに着いて進み出した。
■
「到着しました。ようこそ、ここが紅魔族の里です。」
道中話しかけてくるめぐみんの相手をしていたら町⋯いや、規模的に村?に到着した。俺はもっと森の奥に居た気がするが⋯探索してるうちに外側まで移動してきてたか。まぁ良いでしょう。
ちなみにゴアマガラの特性である狂竜ウイルスの鱗粉は前にはぐれファンゴに試したらめちゃくちゃグロかったから出来るだけ出ないようにしている。流石に羽ばたいたりしたら出てしまうが、飛び方が分からんから羽ばたくこともないだろう。
そういう訳だから俺が人類と交流するのは別に何も問題は無い!はず!
「あ、おかえりめぐみ⋯ってえぇ!?なにその黒いの!?」
「ぶっころりーではないですか。この黒龍は森の中で私が拾ったものです。言葉が分かるくらいには知能があるので飼われていたのが逃げ出したんだと思います。」
村に入ってきた俺とめぐみんを出迎えたのはいかにも魔法使いっぽい姿のおっさんだった。ってか見た目的におっさんのが年上だよな?ぶっころりー⋯年下にあだ名で呼ばれるってなんだよ。愛されてるみたいな感じか⋯?
そう考えつつ今も続いていた会話に耳を傾けると、
「良く考えてみてください⋯飼い主があの黒龍の捜索を諦めてくれれば、私達は黒龍を従えし者の称号を手にすることが出来るんですよ⋯?」
「た、確かに⋯!名案だめぐみん⋯!分かった。族長には僕から伝えておくことにするよ。」
子供かよ。いや片方は子供だけど
「ところで、この竜に名前はあるのかい?そういう事になるなら、将来的にも名前は必要だろう?」
「黒龍なんです、名前はくろっこで決まりです!」
「ガァ!?」
俺にも訳分からんあだ名が付けられそうになっていた。
っておいィ!!お前らの意味不種族のあだ名を俺にまで付けるな!断固拒否だ!断固拒否!
意味不な名付けを断る意思表示の為にも俺は首を横にブンブン振りまくる
「⋯なんか嫌がってるみたいだね。」
「合っていると思ったんですが⋯一応ぶっころりーも考えておいてください。ニートなんですから時間はたっぷりとあるでしょう?」
「だからニート呼びはやめてくれ!?」
あ、このおっさんニートなんだ。
ってかこいつ今「あだ名」じゃなくて「名前」っていったな。まさかこの種族はめぐみんとかぶっころりーみたいな名前が普通なのか?有り得ねぇ⋯
ゴアマガラとは行かなくてもせめてマガラくらいで呼んでくれ!くろっこは嫌だ!
「では私は1度帰りますね。」
「⋯ねぇめぐみん、こめっこに僕の昼食を奪い去っていくの止めるよう伝えて欲しいんだけど⋯」
「なら私の父を説得してみせてください。」
「ぐっ⋯条件が高難易度過ぎる⋯!」
また訳分からん名前出てきた。
ほんとにまともな名前のやつ居ないんだな。今のところ⋯めぐみん、ぶっころりー、、こめっこ。うん、ネーミングセンスゴミだ。こいつら。
とか考えてたらめぐみんが頭をポンポン叩いてきた。
「さぁ、私の家に案内するので着いてきてください、くろっこ」
だからくろっこじゃねぇっての。断っただろ。伝わってるか知らんけど。
■
しばらくめぐみんと道を歩いていると、
「やっと来たわね!めぐみん、さぁ、今日も尋常に勝負よ!」
謎の美少女が勝負を仕掛けてきた!
「って、めぐみんなにその後ろの黒いの!」
「今日から私の家で飼うことになった黒龍のくろっこです。」
くろっこじゃねぇし飼われる気も⋯でもタダ飯か。悪くないかもしれん。
いやそれは別にいい!今は目の前の美少女だ!
「くろっこ、紹介しますね。こちらはゆんゆん。私のライバルを自称しているストーカーというやつです。」
「ちょっとめぐみん!?私の事そんな風に思ってたの!?ねぇ嘘でしょ!?目をそらさないで!」
何故か大声で喚きながらめぐみんにその子は掴みかかった。たゆんたゆんね。覚えとこう。
「⋯里の中にこんなドラゴン連れ込んで大丈夫なの?グリフォンとかは石化させてて安全だったけど、普通に動くわよね?」
「大丈夫ですよ。恐らく飼いドラゴンだったんでしょうし暴れ回るほどくろっこは馬鹿じゃないですから。それにくろっこは知能が高いんです。人の言葉が分かるくらいには。」
「人の言葉が分かる」のあたりからたゆん⋯ゆんゆんが俺を見る目がなんか希望を見出したような感じだったのは気の所為かな。ってかこいつら、グリフォン石化させたとか言ったか?あれ、異世界系でグリフォンってまぁまぁ上位モンスじゃ無かったっけ⋯
不思議そうにゆんゆんを見る俺を見て何を思ったのか、めぐみんがゆんゆんの補足を始めた。
「くろっこ、実はゆんゆんは有り得ないくらいのぼっちなんです。少なくとも私はゆんゆんが家族以外の誰かと喋っているところをほとんど見たことがありません。その為、友達になれそうならたとえ魔物だろうとゆんゆんは積極的になります。」
「ちょ、めぐみん!?」
⋯清楚美少女かと思いきやただの残念ぼっちなんじゃねぇか。モンスターと友達になろうとするレベルとか重症だぞ⋯あぁ、さっきの視線はそういう事か。「言葉が分かるなら友達になりやすいかもしれない」みたいなことか?そこまでして何故彼女は友を欲するのか。正気の沙汰とは思えん。
まぁそれくらい可愛いもんよ。
内面は容姿でリカバリーすればいいだけよォ!
って訳でよろしくねー
「グオォウ」
「あ、え?あ、わ、我が名はゆんゆん!や、やがては紅魔族の長となる者!」
今ぁ?しかも君もぉ?この子はまともに見えたんだけどなぁ、ぼっちだけど。
「まぁそういうことです。私はもう帰りますので。行きますよ。くろっこ」
「ギっ⋯グゥ。」
「あ、うん、じゃあ⋯」
心の中でくろっこ呼びを否定してからゆんゆんに別れを告げて俺はめぐみんについて行く
その時小さく聞こえたんだが
「⋯⋯あれ?勝負は?」
⋯⋯お気の毒に。
リアルが忙しいから間開く可能性あるのでタグに不定期投稿追加します
モンハンの古龍も大分先になりそうですが出すつもりです。最初に出すならどいつを出しますか?
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イヴェルカーナ
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メル・ゼナ
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ネルギガンテ
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バルファルク
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アマツマガツチ
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レ・ダウ