この素晴らしい世界に黒蝕竜を!   作:皮なし水餃子

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投稿送れてすいません。
やっとアクセルでの話書けますよ。ちょっとカズマさんの活力が今回無いけども。
いつもよりちょっと(1000字くらい)長いです。



Heyスタッフ〜?ゴアマガラ用翻訳機とか無い〜?

 

「ガアアアアアアアアアァァァ!!!!!!」

 

うおおおぉぉぉカエルゥー!ついでにめぐみーん!あ違う。うおおおぉぉぉめぐみーん!

クッソ、なぁにが最強の魔道士になるだよ!でかいだけのカエルに食われてんじゃねぇよバカタレぃ!

内心ちょいギレしつつ走るが、走り出した時に叫んだ声がカエルにも聞こえていたのか、捕食中じゃないカエルは逃げようとしてた。はぁめんどくさ·····いや、近くの···多分少年?を舌で絡めてるカエルはずるずるその少年を引きずりながら逃げようとしてるせいで死ぬ程遅いが。まぁそれならそれて後でいいだろ。レディーファーストや。

まずめぐみんを加えてるカエルを翼脚で思い切り殴ってめぐみんを吐き出させ、その後爪で掻っ切る。あともう1頭誰か食ってるカエルもいたけど遠いからほっといた。もう手遅れだろうし良いだろ。

 

「ゲ、ゲコォ!?ゲ────────」

「ゴオアアアアァァァ!」

逃がすかよバーカ。

周りのカエルは適当に火葬しといた。ミディアムレアってところかな?

 

「ぎゃああ!いああぁぁぁ!食われるうぅああああぁぁ!!!!」

 

あぁもう騒がしいなぁ。そんな叫ばんでも助けてやるっつの。

呆れつつ舌をちぎってから翼脚で舌が無くなったカエルを叩き潰す。

·····いや、ゴアマガラとかいう規格外生物だからこんなやつら瞬殺は当たり前なんだろうけどさ、なんかめぐみんの(多分)仲間の2人、弱すぎないか?めぐみんはまぁ爆裂魔法撃ってたから倒れてたのを食われたんだろうなって分かる。

けどあの2人なんなん?1人は既に食われてて?もう1人も食われかけ?今までよく生きてこれたな。カエルやぞ?ただデカイカエルやぞ?俺この前出会ったとこだけどクソザコだぞ?

·····まぁ良いか。どんな世界だろうがどっかのスーパーなんたらさんみたいに落ちこぼれがみんな強くなるわけでもないんだし。

カエルを踏みつけたままそんなことを考えてたら───────

 

「·····や、やっぱりゴアマガラだ·····」

 

────さっきの少年がそう呟いた。

 

·····は?なんでこいつ俺の、というか今の俺の種の名前を知ってる?·····いや、よく見たらこいつ、黒髪だけどめぐみんみたいな紅目でもない·····急いでて気づかなかったけどよく見たらこいつの服ジャージだし·····ということはこいつまさか·····

 

俺と同じ転生者か?

 

「マガラ!?マガラでは無いですか!!なんでこんなところに!?」

 

チッ、面倒なのか起きやがった。まぁくろっこよりマシか·····

 

「グァウ」

「ほんとに何故ここに居るんですか!?こめっこはどうしたのですか!?約束しましたよね!?」

「ちょ、1回黙れロリっ子!そいつがキレて襲ってきたらどうすんだよ!あと黒い霧みたいなのの出ても吸うなよ!!」

 

小言叫びながらめぐみんがこっちを見た瞬間に少年がそう言った。·····狂鱗粉(黒い霧)を吸わないように言ってるし、やっぱりこいつ転生者だな。ゴアの鱗粉知ってるみたいだし。

見た目的にも多分同郷、殺すのはやめとくにしてもあっちが怯えてるからどうしようも·····

 

「大丈夫ですよカズマ。この黒竜は私の使い魔です。」

「·····おい出会い頭から頭おかしいのかとは思ってたがとうとう本格的におかしくなったのか!?」

「違いますよ!というかそれは喧嘩売ってるんですか!?売ってるなら買いますよ!?」

 

プッ、ナイスめぐみん。でもあたおかは否定できねぇよw

·····いやナイスでは無いわ。多少マシになったけどまだ怯えてるわ。·····初対面でも上手くいったあの方法で·····!

 

「·····降伏の·····ポーズ·····?」

「あ、マガラが私と会った時にもしてたポーズですね。」

 

そう、めぐみんと出会った時のあれだ!怯えられてたらこれしかないだろ今のところ!喋れないもん!めぐみんのお墨付きもあるし、行けるだろ!

 

「·····使い魔だって言うんなら、なんか命令してみろよ。」

 

おっとまだ疑うのか?·····いや、めぐみんが順応早すぎただけか。

 

「いいでしょう。マガラ!私を持ち上げて首に乗せてください!」

 

めぐみんがそう命令してきた·····乗せさせるのは自分が動けないからだろうな。まぁこれで信用して貰えるなら安いもんやろ。

·····前言撤回、首の辺りすんごいねちょねちょして気持ちわりぃ、落としたらあかんかな?

 

「ゴルァ」

「·····これで信じてくれましたか?カズマ。」

「··········まあいいか·····というかもう知らん。」

 

なんで諦めるんだよ耐えろよもう少し。いや耐えられたらそれはそれで困るんだけどさ。

 

「·····1回街戻るぞ。頭こんがらがってきた·····」

「分かりました。マガラ、街に·····案内するのでその方に向かってください。あと、こめっこについては詳しく聞かせてもらいますよ?」

 

当然のように命令するやん。あとこめっこの話はどうやって聞くん。こっち「肯定」か「不肯定」しか選択肢ないやん。

後に来る質問ラッシュを「だるぅ」くらいに考えながらめぐみんの案内に沿って進んだ。

 

 

 

「··········あ、カズマ、アクアはどうしたのですか?今更ですが姿が見えませんが·····」

「···············あ。」

「グェ?」

 

··········仲間を忘れて置いてきたんかこいつ。

 

 

▶カズマさんside

 

ヤバイ、ヤバイヤバイヤバイ!

初あの駄女神がカエル相手に使い物にならないのは知ってたが、新しく来たあのロリっ子まで使えないとか聞いてねぇよ!

第2回目のカエル討伐にて、俺はなんだったら1回目より苦戦していた。アクアだけならまだ良かった。どうせ食われるだけなんだから。ただ募集を見て来たあのアークウィザードの子が良くなかった。とんでもない威力の爆裂魔法とやらを見て、「俺は異世界に来たんだ」と感動した。その魔法の音に反応してとてつもない量のカエルが出てからはその感動も消し飛んだが。

戦ってもらおうと思ったら魔力切れで動けなくなって食われてるし、残ったカエルが全部こっち来るし、やっぱり異世界何一つ上手くいかねぇ!!今回ガチめに死ぬッ!!!

 

「ゲコォ!ゲッゲ!」

「ぐえぉ!·····え?·····ぎゃあああああぁぁ!!!」

 

急に片足が動かなくなったから見てみれば、カエルに舌で掴まれてた。そしてそのまま舌を引き戻して食おうとしてきた。

マジかよ、カエル相手に全滅·····?結局異世界ほとんど満喫出来てねぇし·····どうせ死ぬなら俺TUEEEEしてからにしたかっ──────────

 

「ガアアアアアアアアアァァァ!!!!!!」

 

最期に後悔してたら、突然森の方からどこかで聞いたことのある咆哮が聞こえ、カエル達が逃げ出し始めた。

俺を掴んでるカエルは俺を掴んだまま逃げ出そうとしていた。食うか逃げるかどっちかにしろよ。出来れば、というか絶対逃げに徹して欲しいです。

そんな状況でも気になったから森の方を見てみたら、絶対に居ないはずの生物がそこにはいた。

全身が黒く、目が存在しない、腕のような翼を持つ竜。

モンスターハンター4の看板モンスター、ゴア・マガラが森の方から走りよってきていた。

さっきの咆哮どっかで聞いたことあるとは思ってたけどそうだ、こいつだ!思い出した。いや、だとしてもなんでゴアが異世界に居るんだよ!?やばいだろこんな全身ウイルス野郎がいたら!

待てよ?ゴアは肉食、このカエルを狩りに来たのかもしれない。この際モンハンのキャラが異世界にいるのは置いておいて、もしかしたらうまいことカエルだけやられて俺は逃げられるかもしれない。

というかそれしかない!頼むぞ!

 

そう思っていた時期が僕にもありました。

そのゴア・マガラは、俺を舌で絡めたまま逃げようとしてるとてつもなく遅いカエルをフル無視して、アークウィザード───めぐみんを食っているカエルをボコボコにしていた。

いやなんでだよ!!狩りに来たんじゃねぇのかよ!?こっちのが近かったんだからこっちでいいだろ楽しろよ!(?)

その後そいつは周りにいたカエルを本来のゴアなら吐かないはずのブレスを使って倒していた。

ゴアって·····狂竜ブレスしか吐かない、ハズ、だよな?なに普通に炎ブレス吐いてんだ?

とかゆったり考えてたらカエルがなんか逃げるのやめて俺を食おうとしてきた。

っておおおぉぉい!!!

 

「いやああぁぁぁ!食われるうぅああああぁぁ!!!!」

 

やめろぉ!舌を戻すんじゃない!あのアークウィザードは助かって俺は食われるとかおかしいだろぉ!あ、あ、やめろおおおぉおぉ!!!!

 

「グォ」

ブチ

「·····へ?」

 

もうだめだ食われると覚悟していたら、カエルの口まであと数歩くらいのところで、さっきのゴア・マガラがやってきて舌を引きちぎってからカエルを踏み潰した。

 

「·····や、やっぱりゴアマガラだ·····」

 

近くで見てもまったく夢とか幻覚とかでは無かった。あの時ゲームで見たそのまんまの見た目だった。実物クソ怖ぇ。

いや、というか、今の狩りというより·····助けてくれた?

というかさっきゴアマガラって呟いてからこいつずっとこっち見てくる(正確には頭こっちに向いてる)んですけど!?モンハンのモンスター実物デカいしゴツイから普通に怖いんですけど!?やめてくれません!?やっぱ俺食われる!?

 

「マガラ!?マガラではないですか!」

 

めぐみんがなんか言ってる。んでゴアマガラがそれに反応してあっちの方向いた。

なに?知り合いなの?襲われるかもしれないから注意とかしてみたけどそんな気配一切無い上使い魔とか言ってるし。命令出すよう言ってみたら普通に従ってたし。

········胃が痛いってこの事かな·····頭おかしくなる、もういいや、帰ろう。帰って寝よう。馬小屋だけど。

今は諦めて街に帰ることにした。さも当然のようにあいつは着いてきてたが。これ門で止められるんじゃ·····あーもう知らね。細かい事は明日にしよう。死にかけたかと思えば助けてくれたのは居ないはずのモンハンのモンスターで?そいつと知り合いが知り合いで?訳わかんねぇよもう。

 

 

ギリギリだったところをゴアの翼脚でカエルから引っこ抜かれるぬるぬる駄女神という状況を見ながら俺はそう思った。

 

 

 

 

「う、うわあああぁぁ!?ド、ドラゴンんんんん!?!?」

「だ、大丈夫ですから!落ち着いてください!このドラゴンは私の使い魔のドラゴンですから!大人しいし言う事もちゃんと聞きますから!!」

 

門を守ってる人がこっちを見た途端死ぬ程焦りだした。いや焦ったというか、パニック?まぁそりゃそうか。人が帰ってきたと思ったら行きに居なかったはずのデカイバケモン連れてんだから。

 

案内の時に色々話されたから大体の事は分かった。(こめっこの話は街で落ち着いてからとの事。)この街はアクセルという街で、少年ことカズマと、ここでパーティーを組んであのカエル討伐クエストに行ったんだとか。

うんうん、聞いた感じそのカエルって弱い部類だよな?そんなんに負けた上食われてどうすんの。最強の魔道士(笑)にすらなれんぞw

 

「む、今何か失礼な事考えましたね?マガラ。紅魔族は知能が高いんです。隠すのは悪手だと思ってください。」

「グ、グゥ·····」

キッショ、なんで分かるんだよ

·····はい、こうやってね。道中での話ぶっこんでみたけどさ。うん、逃避にもならないね。

今のところ大して実績のないっぽいめぐみんがこんなバケモンを使い魔にしてるとは門番も信じてくれなかったらしい。片方がめぐみんとカズマに色々質問して、もう片方は街に入っていった。

 

「それほんとに使い魔なのか!?偽装だったら洒落にならないぞ!?」

「本当に使い魔ですよ!何度言えば分かるんですか!」

「だったら命令をしてみろ!使い魔なら命令を受け入れるはずだぞ!」

「良いでしょう!マガラ!その場で回りなさい!」

 

はいはい、くるくる〜くるっくる〜

 

「次はジャンプ!」

 

はい跳びましたよーこんなもんー?

 

「そして空にブレスを放ち、」

 

やらないよー?

 

「空を舞うのです!!!」

 

出来ないよー?

 

「·····後半2つは自己判断でしょうけど、この通り一応命令は聞くんすよ。」

「·····本当に、使い魔なんだな·····君なんとも思わないのか?」

「俺はもう諦めました。考えるのは明日の俺に任せます。」

「そうかぁ·····俺もそうするよ。」

 

おーいみんな揃って諦めんなよー

 

「そういう事ですから、街に入っても良いですよね?使い魔という証明はしましたから!」

「·····分かった、ギルドや街の住民達には一応話を通しておくが、くれぐれも問題は起こさせるなよ?もし何かあったら俺にも責任がくるんだからな!?」

 

門番さん、トラブル起こすの自体は多分俺じゃなくてめぐみんの方だと思います。すいません。

そんなこんなで俺とめぐみん達は夕方に、なんとか街に入る事が出来た。

 

 

俺は門の辺りからこちらをジッと睨み続けて来た青髪の女の視線には気づかなかった。

 

 

 

 

 




※アクアは気配やら魔力やらから、マガラの事を悪魔と近いナニかだとは考えています。自分が転生させた人間だなんてまったく覚えてませんよこの駄女神は。

次話はゴールデンウィーク中に出ますかねぇ?

モンハンの古龍も大分先になりそうですが出すつもりです。最初に出すならどいつを出しますか?

  • イヴェルカーナ
  • メル・ゼナ
  • ネルギガンテ
  • バルファルク
  • アマツマガツチ
  • レ・ダウ
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